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人生朝露
スカラベと玉蝉。
荘子です。
参照:太陽と月、男と女の錬金術。
http://plaza.rakuten.co.jp/poetarin/005148/
前回の続き。
ユングの『心理学と錬金術』であったり『結合の神秘』などの著作にある、「陰と陽」「男性と女性」、「太陽と月」、「ねじれた蛇」などの中世ヨーロッパの錬金術に関する書物に共通の構図というのは、中国の場合には、紀元前から見られます。
参照:Wikipedia 馬王堆漢墓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%AC%E7%8E%8B%E5%A0%86%E6%BC%A2%E5%A2%93
Wikipedia 伏羲
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8F%E7%BE%B2
左が紀元前二世紀の遺跡・馬王堆で出土した帛画(はくが)。
右が「伏羲(ふくぎ)と女蝸(じょか)(正しくは女偏)」の図です。
右側の絵は、岡倉天心の『茶の本』にも登場する中国の神話の「アダムとエヴァ」のお話。
≪道教徒はいう、「無始」の始めに於て「心」と「物」が決死の争闘をした。終に大日輪黄帝は地と闇の邪神祝融(しょくゆう)に勝った。その巨人は死苦のあまり頭を天涯に打ちつけ、硬玉の青天を粉砕した。星はその場所を失い、月は夜の寂寞たる天空をあてもなく彷徨うた。失望のあまり黄帝は、遠く広く天の修理者を求めた。探し求めた甲斐はあって東方の海から女蝸(じょか)という女皇、角を頂き龍尾をそなへ、火の甲胃をまとって燦然たる姿で現はれた。その神は不思議な大釜に五色の虹を焼き出し、支那の天を建て直した。併しながら、又女蝸は蒼天にある二個の小隙を埋めることを忘れたと言はれている。斯の如くして愛の二元論が始まった。即ち二個の霊は空間を流転して留ることを知らず、終に合して始めて完全な宇宙をなす。人は各々希望と平和の天空を新たに建て直さなければならぬ。 現代の人道の天空は、富と権力を得んと争ふ莫大な努力に依って実際に粉砕せられている。世は利己、俗悪の闇に迷うている。知識は心に疚しいことをして得られ、仁は実利の為に行はれている。東西両洋は、立騒ぐ海に投入れられた二龍の如く、人生の宝玉を得ようとすれどその甲斐もない。この大荒廃を繕ふために再び女蝸を必要とする。我々は大権化の出現を待つ。(岡倉寛三著『茶の本』より)≫
・・・ちなみに、この最後の方に「大権化」とありますが、英語版“The Book of tea”ではヒンドゥー教の「アバター(AVATAR)」としています。
参照:アバター(AVATAR)と荘子と鈴木大拙。
http://plaza.rakuten.co.jp/poetarin/5044/
『荘子』の中でも「規(コンパス)」や「矩(差し金)」が度々でてきますが、「伏羲(ふつぎ)と女蝸(じょか)」がそれぞれ手に持っているのがそれです。もともと荘子はそういう世界観を基盤にしているわけです。
で、左の馬王堆の帛画も荘子の世界観に一致するものです。
莊子將死、弟子欲厚葬之。莊子曰「吾以天地為棺槨、以日月為連璧、星辰為珠璣、萬物為齎送。吾葬具豈不備邪?何以加此。」(『荘子』 列禦寇三十二)
→荘子が臨終を迎える間際、弟子たちは彼を手厚く葬ろうと考えていた。しかし、荘子曰く「天地を棺とし、太陽と月を一対の璧として、天空の星々を飾りにすれば葬式などはいらない。死にゆく私への贈物はこの世界の万物だ。何もしなくても私の葬儀の準備は終わっている。何が他に要るというのか?」
・・・最初のほうに、「日月為連璧」とあります。左の馬王堆の帛画にも、上部の左右に太陽と月が、下の方に「璧」が描かれています。細々としていますが、想像上の動物の中にも、『荘子』に記述がみられるものがあります。日本の神話的に見るならば、上部にアマテラスとツクヨミ、下部がスサノオという構図です。
月と太陽の間には、蛇の身体をした「女蝸(じょか)」がいます。右側の八つの太陽は「射日神話」を、その太陽の中にある鳥は日本神話のヤタガラスのモデル、「金烏」もしくは『淮南子』にある「踆烏(しゅんう)」です。これは、日本のユンギアン・河合隼雄さんの、シンクロニシティ(意味ある偶然の一致)の体験の際にも出てくるものです。
参照:ユングと河合隼雄の道。
http://plaza.rakuten.co.jp/poetarin/005092/
で、もう一つ、ユングが『黄金の華の秘密(太乙金華宗旨)』から着想を得ただろうというものがあります。
『回光とは、陰を消し魄を制する訣なり。乾に返るの功無く、回光の訣有る止まると雖も、光は即ち乾なり。之を回らすは即ち之に返るなり。只だ、此の法を守れば、自然に精水は充足し、神火を発生し、意土は凝り定まりて、聖胎は結ぶべし。【虫羌虫郎】は丸を生じ、丸中に白を生ず。神を注ぐ鈍功なり。糞丸の中、尚、胎を生じ、殻を離るべし。吾が天心の休息する処、神を此に注げば、安んぞ身を生ぜざるを得んや。』
→(中略)この方法を守りさえすれば、自ずから精水はゆたかになり、神火がもえ上り、意土は凝固して、神聖な胎児が成熟するであろう。くそこがねという甲虫(かぶとむし)の一種は、糞から球をこねあげるが、その球から白い幼虫が生まれる。これは精神集中による純粋な陽のはたらきである。汚物の球からさえ、胎児が生れ、殻が脱ぎ捨てられるのである。ましてわれわれの天上の住みかであれば、われわれがそこに精神を集中しさえすれば、どうして新しい身体〔法身〕が生じないことがあろうか。(『黄金の華の秘密』湯浅泰雄・定方昭夫訳より)
途中で、【虫羌虫郎(きょうろう)】という単語が出てきます。フンコロガシです。
『黄金の華の秘密』には、「再生と変化の象徴」として、また「泥中に蓮の華が咲く」に近い形で、フンコロガシの営みが描かれています。おそらく原典は「関尹子の教え」という体裁をもつ『文始真経』からだと思われます。『老子』『荘子』『列子』にこの虫は出てきません。同じ道家の書とはいえ『太乙金華宗旨』を読むユングはこの辺がめんどくさいんです。
フンコロガシは、ユングのシンクロニシティの説明において重要な虫でもあります。
≪ある若い女性患者に関するものである。(中略)その前夜、彼女は、誰かに黄金のスカラベ(ある高価な装飾品)を贈られるという印象深い夢を見ていた。彼女がまだこの夢を語り終えないうちに、何かが窓をとんとんとたたくような音がした。ふり返ると、かなり大きな昆虫が飛んできて窓ガラスにぶつかり、どう見ても暗い部屋の中に入って来ようとしていたのである。不思議なことに思われた。私はただちに窓を開け、中に飛び込んできた虫を空中で捕まえた。それは一匹のスカラバエイデ(セトニア・アウラータ)、よく見かけるバラコガネムシで、その緑金の色合いが黄金のスカラベのそれに最も近いものだった。「これがあなたのスカラベですよ」と言って、私は患者にコガネムシを手渡した。この出来事によって彼女の合理主義には待望の穴が開き、理知的な抵抗の氷が砕けたのであった。こうして治療は、満足すべき結果をもたらした。(『共時性について』より引用)≫
『儒以詩禮發冢。大儒臚傳曰「東方作矣,事之何若?」小儒曰「未解裙襦,口中有珠。詩固有之曰『青青之麥、生於陵陂。生不布施、死何含珠為?』接其鬢、壓其顪、儒以金椎控其頤、徐別其頰、無傷口中珠。」』(『荘子』外物 第二十五)
→儒者たちが、詩経を口ずさみ、葬儀を取り仕切りながら、墓を荒らす。儒者が大声でどなる「東の空が白んできたぞ、仕事は済んだか?」子分の儒者が言う「まだ肌着をぬがせておりません。口の中にも珠が残っております。『詩経』にもありますぜ。「墓ある丘の一面に 青々と麦が生い茂る 生きているときに施しもせず 死して何を口に含むか」」そう言って遺体の鬢を掴み、金槌であごを砕き、見事な手際で無傷の珠を取り出した。
・・・これ、そのまま読むと儒者の墓荒らしの告発文のように読めますが、さすがにそんな単純なものが『荘子』に残るはずもないです(笑)。今回注目したいのは埋葬された遺体の口に「珠」が入っていることです。
『荘子』が書かれた頃は「珠」だったんですが、馬王堆の頃にはセミの形をした玉を遺体の口に含ませるという風習が一般的になります。「玉蝉(ぎょくぜん)」というんですが、遺体の保存と同時に、土から這い上がり、脱皮をするセミにあやかって、「再生と変化」を望むという意味があります。『荘子』の知北遊篇にも、身体と魂の関係を「蝉の抜け殻」に喩えることがありまして、そういう発想に近いものだと思われます。
エジプトの遺体の胸に置かれるスカラベも、ほぼ同じ意味で「変化と再生」を望むためのものです。馬王堆の帛画の真ん中あたりに、羽根の生えた虫のような意匠があるんですが、意味は同じだと思います。
参照:ユングとタオと芭蕉の鬱。
http://plaza.rakuten.co.jp/poetarin/5050/
・・・ちなみに、ユングが手渡した「セトニア・アウラータ」というコガネムシは、中国語では「黄金の華の黄金の亀(金花金亀)」と呼ぶそうです。
维基百科:金花金亀(学名:Cetonia aurata)
http://zh.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E8%8A%B1%E9%87%91%E9%BE%9F
今日はこの辺で。
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