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俳優の児玉清氏がラジオで絶賛していたミステリー小説。主人公のジョン・コーリーは、元NY市警殺人課の刑事。FBI捜査官の妻ケイト・メイフィールドとともに、5年前に起きた航空機墜落事故の真相を洗い直し始める。(福岡出張記:千秋の気持ちから続く)航空機に向かう 「光のすじ」 を見たという元海軍大佐の証言と、ただ一隻、現場海域から消えたという高速船の存在から、墜落の状況は、明らかにミサイルによる 「テロ攻撃」 である。しかしながら、90%以上回収され、組み立てられた航空機には、燃料タンク爆発を示す機体の損傷以外、ミサイル等による 「炸裂痕」 は全く見当たらない。決定的な物的証拠のないこの事故に対し、政府は多くの証言を無視し、墜落を 「事故」 として処理した。そして、捜査を始めたジョン達にFBI上層部から圧力がかかる ... ………ジョンは正義感が強く、飄々として圧力に屈しないタフ・ガイ。年下の妻ケイトに "ぞっこん" で、体を張って彼女を守るような男。そんなジョンなら、この事件を放っておけないハズだと、ジョンを信頼しつつ、お釈迦様の手の中よろしく、現場を案内し、当時の重要証人とジョンを引き合わせるケイト。そんなケイトの "思惑" に喜んで乗るジョン ...役者で言えば、ケビン・コスナーあたりが適役だろうか?痛快なアメリカンヒーロー物である。5年前に既に事件は調べ尽くされ、すぐそこは壁と言えるような証言の洗い直しの中から、些細な新事実を聞き出し、仮説を検証していく様は、児玉清氏なら 「お見事!」 と評するに違いない。(笑)未だに真相がはっきりしない実在の航空機事故は、いったいどのような結末を向かえるのだろうか?年内に下巻を読み切りたいものだ!満足度 ★★★
2006/12/29
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土曜日、あまりに天気が良かったので、夜のテニスクラブで一汗流した後、車中一泊で八ヶ岳に出かけました。清里高原の美しの森から、山梨県と長野県の県境・県界尾根を経て八ヶ岳(赤岳)に登り、すぐ西側の真教寺尾根を下る約13kmのコースです。AM5:30 大泉清里スキー場脇の県界尾根登山口少し登ると、八ヶ岳が見えてくる(雲の中 ...)野辺山方面からの登りとの合流点・小天狗2600mを越えると噂の鎖場が出現ほとんど鉛直のはしごを登る いっしょになった外国人家族、さすがに八ヶ岳は international!横岳からの尾根と天望荘が見えてくる頂上への最後の鎖場赤岳頂上小屋が見えてくるAM9:20 赤岳頂上(南峰)2899m赤岳南峰から見る阿弥陀岳、絶景赤岳北峰から見た阿弥陀岳、右は行者小屋からの登山道北側硫黄岳方面の眺望、眼下に行者小屋と赤岳鉱泉横岳方面はガスが晴れない、天望荘が直下に見える真教寺尾根への下山路の岩場から頂上を振り返る真教寺尾根も厳しい鎖場が続く 標高差もそれなりにあるので、歩き甲斐のあるコースでした。下界は晴天でしたが、山頂は南側にガスが発生して、富士山、南アルプス方面は見ることができませんでした。それでも、阿弥陀岳や時折見える横岳の壮大な景観は、ただただ息を飲むばかりでした。秋口、天気の安定した頃に再来を期して帰宅しました。写真集はこちらby pomo (^_^)/~
2009/09/06
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