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86net @ Re:南アルプス・塩見岳(07/27) 何時かはの登りたいと思っていて、ついに…
pomodori_rossi @ はざくら2005さん 伊豆半島・河津町の早咲きで有名な河津桜…
2006/06/16
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カテゴリ: 小説の本棚
間宮兄弟

『間宮兄弟』 、江國作品を初めて読んだ。

本に出てくる間宮兄弟のキャラは、映画の方が先かと思うほど、
佐々木蔵之介 ドランク・塚地 のイメージによく合っていた。

通勤バスの中、通勤途中の公園(歩き読み)、昼休みの社食 ...
本を読みながら、思わず声に出して笑ってしまった。
いつも本片手に、何だか間宮兄弟の 「読書日」 みたいだな ...


冷静に考えたら、たしかに気持ちの悪い兄弟だ。
セレブな暮らしにあこがれる女性からは、間違いなく 「想定外」
それでも、この兄弟のキャラが世の女性読者に受け入れられるのは、
煩わしい現実社会にあって、気が置けない人間関係に
ホッと癒されたいと感じる瞬間に誰もが共感できるからだろう。

純粋で毒がない間宮兄弟は一服の清涼剤 ...
毎日飲むものじゃないし、常用したら効能も半減してしまう。
だから、間宮兄弟はこれからも 「いい人」 を超えられない。
癒されて元気になった女性たちは、再び理想を追いかけて、
現実社会へと戻っていくのだ。


視線をそらしながら女性と話す挙動不審で内向的な役を
蔵之介が好演しているに違いない。

映画を見逃してしまったので、DVD レンタルを待ちたい。
気軽に楽しめ、誰もが持っている内向的な部分を
肯定してもらえたような安堵感を抱かせる満足度 ★★





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Last updated  2006/06/16 10:56:19 PM
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