Ochiiの里山暮らし なんでもかんでも

Ochiiの里山暮らし なんでもかんでも

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

Ochii

Ochii

Calendar

Favorite Blog

スッポン鍋と雑炊、… New! millb5さん

つむぎるうむ 紬(つむぎ)さん
くれまちすのお着楽… mami5さん
ピピンのわくわく ピ・ピ・ンさん
おきもの時報 *紗綾*さん

Comments

millb5 @ Re:次は牡丹です(04/30) こんにちは。 お久しぶりです。牡丹綺麗で…
Ochii @ Re[1]:朝晩冷えます(11/08) ピ・ピ・ンさん そうですね みんなそっち…
ピ・ピ・ン @ Re:朝晩冷えます(11/08) 私たちも、そして親たちも少しずつそうい…
millb5 @ Re:初収穫です(06/19) こんにちは。 国産さくらんぼ、貴重です…
ピ・ピ・ン @ Re:初収穫です(06/19) 初収穫おめでとうございます!! 味は一級…

Freepage List

2006年09月20日
XML
カテゴリ: きもの

母が逝ってしまってからもう12年もたちます。何の前触れもなく涙が出る頃を過ごして、今では事あるごとに心の中で話ができるようになれました。

その母がいっぱい残してくれたものの一つが着物でした。

いくつももらった中にこれがあったのです。

形見のコート

始めは姉がもらったものでした。姉はどの着物よりこれを欲しいといったのです。

今はコートに仕立て直していますが元は袷の着物でした。お召しで細かい縞とほんとに細かい仮名が織り込んであるのです。

形見のコート アップ

この着物にはちょっとしたお話があるのです。

母が結婚したのは、昭和19年。戦争の末期です。何もかもなっかた時代に結婚したのです。

おじいさんはその頃、杜氏の親方をやってました。その造り酒屋のご主人が娘が結婚することを聞いてそのころ貴重だったお酒を何本かお祝いに下さったそうです。おじいさんはそのお酒を母のための嫁入り道具を買うのににつかったのです。

でもその頃嫁入り道具をそろえていることを誰かが警察に通報したのだそうです。闇で物資を流していると。

おじいさんは留置所に入れられたのだそうです。何日か後にやっと無実が証明されて釈放されたおじいさん(その頃はおじいさんじゃないけど)の髪の毛はすっかり白くなってしまっていたそうです。

そんな思いのある着物だったから、姉も私もとても大切に思ってました。

姉はとっても大事に着た後で、生地が弱ってきたのでコートに仕立て直したのでした。

でもその姉は今、肺の病気になってしまい酸素吸入なしではすごせなくなってしまいました。着物が好きで、いっぱい自分でも作って楽しんでいたのにもう着ることはないのかもしれません。

それで、私に着るようにと譲ってくれたのです。あんなに好きだったのに。

なんだか涙が出そうです。

母の思いと、姉の思いと。

重い思いです。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006年09月20日 22時07分57秒 コメント(4) | コメントを書く
[きもの] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: