日本酒類文化振興会

日本酒類文化振興会

2011/01/24
XML
テーマ: お酒大好き(5775)
カテゴリ: 日本酒・新潟県
新潟県の村上と言えば、三面川の鮭と夕日の沈む瀬波温泉を思い出しますが、酒造りの歴史は古いようで、合併蔵である大洋酒造の前身には1635年創業の蔵もあるようです。

昭和20年、行政の指導により14の酒蔵が合併して出来た下越銘醸は、その5年後に社名を大洋酒造株式会社に、メインの酒名を「大洋盛」に変更しています。日本海の大海に魅せられたようです。

現在はその大洋盛以外に、越後流、越の魂(こしのたま)、鈴ヶ瀧(すずがたき)、純越後、越乃瀬波、越乃松露、鳳麟蔵とやや忙しいラインアップになっています。

その中で、「越後流」は大吟醸のみを造っているようですが、「大洋盛」大吟醸に比べると低価格バージョンとなります。

HI3B0631a.jpg

しっかりとした箱入りで、4合瓶2625円です。

HI3B0632b.jpg

「越後流」3つのこだわりが、ボトルの首にぶら下がっていました。
1.米のこだわり
古くから酒造りに珍重されている、地元山北町産の酒造好適米「たかね錦」を百%使用。タンパク質の少ないその米を半分以下に磨いた上で用いる。
2.水のこだわり

3.技のこだわり
冬期間でも最も寒い2ヶ月間に限った文字通りの寒造り。余分なものを削ぎ落とし、味や香りを抑えた手造りの技。

飲んでみれば、それこそ本当に味や香りを削ぎ落とした、淡麗な酒でした。

空になったあと、蔵のHPで調べてみたら、「平成19年、20年の関東信越国税局酒類鑑評会・燗審査の部優秀賞受賞」とありましたので、燗付けして飲んでみれば良かったと思いました。

村上の酒は「〆張鶴」だけではないとばかりに、デパートをはじめ各地で試飲会をしているようです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011/01/24 03:16:48 PM
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

フジイ@ Re:瀧鯉・純米酒(神戸市東灘区・昔は木村酒造、今は桜正宗)(03/21) 震災前、酒蔵の門で眺めていたら杜氏のか…
よしたか@ Re:若竹・プレミアム純米大吟醸(静岡県島田市・大村屋酒造場)(11/05) 息子と静岡の娘さんとの婚約の席で、若竹…
星野 勝@ Re[2]:名人 安東焼酎のこと(08/09) 北岡さん ご丁寧にありがとうございます。…
北岡慶太郎@ Re[1]:名人 安東焼酎のこと 星野さん 色々と有り難うございました。近…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: