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さて、僕は昨年末頃から右膝の内側に痛みがあって、塗り薬を使っています。少しずつは良くなってきて日常生活(歩く)には支障がなくなっていますが、走ると右足をつくたびに痛みを感じます。年明け1月8日に枚方ハーフを走って、膝は痛いもののハーフの距離なら我慢できました。しかし今日はフルマラソン。不安でいっぱいでした。
なので、最初は1 km を 6 分半のゆったりペースで、行けるところまで行こうということでしたが、 10km を過ぎると痛みが蓄積してくる感じ。ヤマサ蒲鉾のあたりから上り坂もあって、ペースを落としました。しかも、山間の道は姫路市内より気温が低いですよね。日が差さなくなると身体も冷えます。
しかし、ここで豚汁エイドが!朝 4 時半におにぎりを食べてから何も食べてないし、暖かい豚汁は有難かったです。ただし、結構な量でびっくりしました。でも差し出してくれるお婆ちゃん、あ、お姉さんの優しい笑顔、ありがたいですね~。
しかし膝痛もありますが、そのせいでこのところ全くロングディスタンスを走っていません。ハーフを過ぎる辺りから、その練習不足が両足に現れてきました。 25km からは 7 分半 / kmまでペースダウン。ミスターDさん(よこまるさんのダンナさん)が 30km で応援してくれているので、そこまでは我慢して走りました。しかし、その辺りになると、僕には越えられない「 30km の壁」も立ち塞がります。Dさんがコーラを出してくれましたが、飲むと吐き出しそうな気分だったので飲めませんでした。
いつも思うのですが 30km の計測点で「あと 12km 」なのですが、この 12km が僕には「永遠」のように感じられます。ここから 12km なんて無理だなぁ、って思うんです。
結局 35 km近くからは足が止まってしまいました。情けないですよね。でもリタイアはしたくないので、体力(脚力)が回復するまではウォーキング。 35 ~ 37km は歩きました。しかし、途中 36km 辺り、歩きながらウェストポーチに「アミノV」の粉末とともに「Bッファリン」を入れておいたのを思い出しました。走っている最中に鎮痛薬なんてなぁ、とは思いましたが、念のため『終わってから飲むこともあるかな』と思って、朝、ポーチに入れたのです。とにかく足の痛みから解放されたくて飲みました。
その後もしばらく歩いていたのですが、歩いても痛かった膝が痛くなくなりました(って言うか鎮痛剤なので痛みを感じなくなった)。あれ?痛くないぞ! いやはや良く効く薬ですね(苦笑)。
信じられないことに走れるようになったのです。 38km から再び走り始めて、どんどんペースが上がりました。歩いている間に追い越されたランナーたちを全員抜き返す(笑)ほどのペースアップ。最後の2 km はスタート直後と同じ 6 分半 /km までペースアップしてゴールしました。
とは言え、元々「5時間ランナー」を標榜している僕ですので、いつものタイム 5 時間 25 分でした。ま、こんなもんですね。でも、途中で鎮痛剤を飲んだのでドーピング検査があればアウトかもしれません(笑)。
さてアフターはいつもの焼肉。Dさんご夫婦と3人で駅ビル内にある焼肉屋さんで乾杯!
ホンマ、このために走っていると言っても過言ではないですね!
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