今日も何かあたらしいこと

今日も何かあたらしいこと

2008年04月09日
XML
ジョニー・ウィアーは少年の頃、オクサナ・バイウルの「白鳥」の演技を見て、

自分もフィギュアスケートをやりたい、と言い出したのだそうだ。

それから2年後、12歳になってやっとスケートを始めることができ、

そののちわずか4年で、世界ジュニアチャンピオンになってしまった。


リレハンメル・オリンピックでの、オクサナ・バイウルの「白鳥」は、確かに私も観た。

ショートがチャイコフスキーの「白鳥の湖」の黒鳥で、2位につけたあとに、

フリーはサンサーンスのほうの「瀕死の白鳥」で、白く輝くように優雅な、

バレエスタイルで滑るのだけれど、その時には足を3針も縫う怪我をしていた。

それは痛々しいけれど、アスリートとしての彼女の闘志を美しく昇華しているように見えた。




「バレエの基礎がしっかりできている」なんて言われてしまったりするのは、

天性の才能の上に、少年の頃見たバイウルの演技を、今もなぞっているからかもしれない。

伊藤みどりさんが彼の美しい動きを「やろうと思ってできるものではない」

と言っていたけど、みどりさんは、ジャンプは素晴らしいのに、表現力に苦労していたので、

とても重みのある言葉のように受け止めてしまった。


ジョニーは今期、長く教えてくれたコーチを変えて、勝つための努力をしてきた。

新しいコーチは、バイウルのコーチだったズミエフスカヤさんと、天涯孤独のバイウルを、

経済的に支えていた、アルベールビルの金メダリストのヴィクトール・ペトレンコだ。

ペンシルバニアの田舎に生まれた少年が、スケートの美に目覚め、ロシアにあこがれ、

いろんなことを乗り越えて、夢をかなえようとしている。

バンクーバーのオリンピックには25歳になり、それまでは頑張ると言っているけど、



と期待してしまうのです




おすすめの香りは CHANEL No.5

シャネル:NO.5 オードトワレ【即日発送】





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008年04月09日 14時51分43秒
コメントを書く
[フィギュアスケートの部屋] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: