ヨカッタ探し

ヨカッタ探し

November 20, 2006
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カテゴリ: 読書ろぐ(mystery)
お久しぶり…の日記です
課題と実習に追いまくられ、気が付けば読了本がたまっていく…。
とりあえず、読んだ順に更新していきたいと思う。
まずはコチラ

 米澤穂信 『愚者のエンドロール』 (角川文庫,2002)



誰が彼を殺したのか?その方法は?だが、全てが明かされぬまま映画は尻切れとんぼで終わっていた。
続きが気になる千反田は、仲間の折木奉太郎たちと共に結末探しに乗り出した!さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリの傑作。


米澤さんの古典部シリーズ第2作。
第1作の 『氷菓』 は少し前に読んだのですが( 2006/08/02の日記
すっかり米澤作品の魅力にハマッタ!!というほどではなかったのです。
ふむふむ、なるほど。いいんじゃない?みたいな感じで(って何様でしょw
でも『愚者の…』を読んで、なんかかなりしっくりきました。開眼!
思わず、『氷菓』を再読してしまったくらい。

特に、今回は未完の自主映画のラストシーンを見つける!という、
日常の謎、の中でも一風変わった謎だったので、「らしさ」が伝わってきました。
ちょっと本筋を外れるかもしれませんが、この謎に絡む部分で、
そもそもミステリなるものを人はどう捉えているのか?というのが、
重要だったりして、奉太郎君は「ミステリ=殺人」とか、ホラーもミステリ、
というような解釈をしている人にギョッとするんですけど。
人によってはミステリの定義ってほんとにさまざまなんですよねー。

うーんなるほど、そういう路線か、相容れないなぁ~。
ということが、同世代でも結構あるし。
ミステリ嫌いの相方にとっては、ミステリってむかーしお母さんが見ていた、
火サスだとか2時間ドラマのイメージなんだそうです。

全くといって良いほど、出てこないんですけどねぇ
でも、そうやって考えてみると、自分が興味のないことは、きっとおんなじように
ざっくりひとまとめにして「あんまり好きじゃない」とか言ってるんだろうな。

話がそれました
さて、『氷菓』はあっさりとした謎の積み重ねって気がしてたけれど、
本作は、奉太郎が解決に取り組むメインストーリーも、
彼が見つけたラストへの他の古典部メンバーの反応も…
なんだかすごく古典部らしいな、と思えて、同時に、なるほどこれが古典部なのね、
と思わず納得してしまったのでした。
そういう目で、もう一度『氷菓』を見直すと、物語を貫く姿勢というか、
古典部メンバーのあり方、そしてこのシリーズに”青春”とつけられるのも、
なんだかすっごく納得できて、このシリーズの先行きがかなり楽しみになりました。

これはますます、第3作 『クドリャフカの順番』 が気になりますね
米澤さんのシリーズものって、作を重ねるごとに面白くなっていくのかな?
そういう意味では、小市民シリーズも第2作を読みたいですね





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最終更新日  December 3, 2006 11:26:19 PM
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