
うふふ、いま英語の本を読むことに挑戦しております。
英米には優れた児童文学がたくさんありまして、大人が英語を勉強し直すのに
こういう子供の本から読むのはとてもいい方法だそうです。
比較的簡単な文章で、ストーリーが面白ければどんどん読めますからね。
これは捨て子だったAprilが14歳の誕生日に、みずからの過去をたどる旅に出て、
自分というものを見つけていくという物語です。
いま最終章。感動のラストが待っているような予感です。
とかいっちゃって、文章はたぶん3,4割くらいしか理解できていません。
おほほ。
想像力を200%くらいフル活用して、なんとかストーリーについていっている感じです。
日本語の本は、最近新しいものを仕入れていません。
いまは、昔買って集めていた村上春樹氏のエッセー『村上朝日堂』シリーズを読み直しています。
なんてことはない日常のなかにある、ちょっとしたことをつらつらと書かれています。
もう10年以上昔に書かれたエッセーで、当時は週刊朝日などで連載されて人気を博していました。
小説のようなシビアさはなく、のほほんとした内容なのですが、
やっぱり村上さん独自の視点が面白いです。
1つ1つが短いので、夜寝る前などに読むのはぴったりですよ。
私は、ここ2週間ほど、1日の最後にずぶずぶとお風呂につかって、
この『村上朝日堂』シリーズを、うとうとするまで読み続けるのが至福の時間となっております。
というわけで、また今日は1週間の終わりなのか?、はたまた始まりなのか?がわからない日曜日。
先週1週間も、ふつうに働き、ご飯を食べ、あいまに本を読み、
昨日は桜を見に出かけ、無事平穏に過ごしておりました。
ときどき、ムッとしたり、悲しくなったりすることはありますが、世の中の一部で起こっている、
悲惨な出来事が「像」だとしたら、「ミジンコ」くらいのちっぽけさです。
最近、欧米で一番人気の旅行先は、ラオスだそうです。
てなことが、新聞に載っていました。
先進国の価値観にまっこうから逆らうような、のんびりとした雰囲気や
仏教国らしい大らかさが人気の理由なんですって。
そんな国民性を表す、笑えて癒されるエピソードが載っていました。
バイクに乗りはじめて20年くらいになる、あるおじさん、
「赤信号の意味をついこの前、知った」そうです。
こんな感じの人が、ラオスにはあふれているそうです。
わはは。
こういう価値観の世界もある、いま自分が生きている世界がすべてではない、
ということを知っておくだけで、ずいぶん楽な気持ちになります。
PR
Calendar
Comments
Freepage List