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『この世はすべて相対的な関係にある』と本に書いてありました。『自分が放出したエネルギー量に見合った報酬しか受け取れないように出来ている』らしいのです。このことを最近意識して実践するようになりました。もちろん、高い目標を掲げ、さらに「自分にはそれを達成することが出来る!」と何度も言い聞かせ、その潜在意識の導くままに行動していく。というやり方です。「これではまだ目標に届かない」と自分の中で語りかけてくる者がいるのであれば、「ではどうすれば達成できるか?」と問いかけてみて、達成に必要な情報や人や物を探す。そして集める。会って話を聞く。工夫を加えてより良い物にして送り出す。集中力を高める音楽を聴き、意欲が高まる本を読む。「時間が無い」を決して言い訳のひとつとして使わない。”時間は無いなら作り出すものだ”と捉えてとにかく動く。と、こんなことを年末にやりました。つまり言い換えれば【バリバリ働く】を実践しました。去年の夏頃から、輝かしい方達や精神のあり方について学ぶ本に多数出会いがあり、それぞれの成功者のいうことを素直に実践してきました。その成果かどうかはわかりません。ただ、事実だけをココに書かせていただきます。今年の元旦。1日だけの売上げとしては【過去最高】を記録しました。自分でお店を持って約8年。決して現時点では「楽だ」とはとてもじゃないが言えない経営状態。実際儲かっている時期もありました。しかし今は毎月の払いものをし、借金を返した後に残るのはホントにわずか・・・ここ何年かの間、従業員より高い収入を得たことがありません。ですが、そんな中にあって【過去最高】だけは紛れも無い事実・・・何かが変わりつつあるのをひしひしと感じます。ただエネルギーを放出する際の、【絶好のタイミング】や【効率のよい放出】などがまだ上手くコントロール出来る様にはなっていないようです。今年はそれを学び、利用できるようになるように実践していきたいと思います。「求めていれば、本当に必要なったとき、それと必ず出会う」という言葉を心から信じて。
January 16, 2006
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”ヴァレンタイン・デイ”の準備。ウチは明日から内装に一工夫し始め、本格的には16日からのキャンペーン開始です。まあ、そんな大それた内容ではないですが、D&G(ドルチェ&ガッパーナ)AlX(アルマーニ・エクスチェンジ)BVLGARI(ブルガリ)A&F(アバクロンビー&フィッチ)ラルフローレン、トミー・ヒルフィガー、GUESS、DIESELなんかの小物(アクセ、ベルト、香水、バッグ)を中心に、トゥルー・レリジョンなんかのプレミアムジーンズもサービス内容に入れて展開する予定です。そしてメッセージカードも作ってみました。(上画像)これの余白にそれぞれの渡す「相手へのメッセージなんか書き込んでもらおう」というヤツです。ただ手のモデルが僕なんで、ゴツい感じになりすぎてしまいました(しまった)なので、これはホワイト・デイ用に回し、別にかわいいヤツを描こうと思ってます。慌ててやんないといけませんね。印刷期間考えたらあんまり余裕はないです。今夜これから描く事にします。
January 12, 2006
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買っちゃった・・・DVD【GOLDEN・EGGS】しかもvol.1&2同時に買っちゃった・・・それは何日か前の1月2日。看板にも『三賀日は呑んだくれ営業中』と貼り付けるくらい、当店では正月はお客さんに振舞い酒を出し、新年を一緒に祝うことが毎年恒例になっています。今年も例に漏れず、夕方にはもう何人か集まったお客さんとともに飲んでました。あ、もちろん営業中です。(いいでしょ)で、しばらくそうやって過ごしてると、ただ飲むのにも飽きてきて「なんか暇やなぁ~」なんて言い出すヤツもでる始末。しかし皆もうお酒が入ってしまっているので車に乗り込んでどっかへ移動!なんてことは法的に出来ません。(いや、僕が止めなかったらやってただろうな)で、思い付いたのがお店にあるモニターでDVDでも観よか?ってことだったんです。でも男だけしかいないそのむっさい空間で、名作や話題作など無意味。そんな作品は彼女が実家から帰ってきてからそれぞれ観に行きやがれっ!てな感じで『笑えて、盛り上がれる』ヤツ限定ということに。かといって、そんなコメディー映画なんかは家族連れがすでに正月前から借りていて、品薄なのはこの時期恒例。そこで前から僕が欲しかった【GOLDEN・EGGS】にスポットライトが当たりました。さすがに僕自身が営業時間中にお店を離れるわけにもいかなかったので、そのうちの一人に「タワレコまで走れ」命令を出し、別の班には「すきや行って、牛丼特盛り4つ買ってきて」と、それぞれにお金を渡し、僕はその間にモニターや音響の準備。観ました。そのむっさい空間で。あ、もちろん営業中ですよ。そして相当笑いました。全て観終わったあと、僕に「焼いてくれ」コールが殺到したのは言うまでもありません。みなさんにもオススメです。【GOLDEN・EGGS】
January 7, 2006
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「プリントの仕事してねぇだろ・・・?」なんて冷たい言葉が飛び交ってそうなので最近やった活動について触れておきます。えっとぉ~・・・やっぱりあんまりやってないです・・・あくまでもプリントは、ですね。(もはやブログのタイトル意味なし)ただ、こんなんをしこしこ作っては縫い付けてました。今年もオリジナルジャケットを多数作ったんですが全体的にミリタリー色が強かったので、こんなミリタリー風な、通称”箱タグ”を作ってはオリジナルのスウェットトップやTシャツなんかに貼り付け、縫い付け、インナーをアウターの雰囲気に合わせて作ってました。まあ、良く言えば「シンプル、シブ好み」悪く言えば「物足りない、地味」な感じの『ほぼ無地路線』のオンパレードでした、が案外ウケはヨシ(ヨッシャ)今後はこの辺の同路線上に『ウォッシュやダメージ加工』を施したものを時間掛けてじっくり生産していきたいと思います。っつうことは、まだしばらくはプリントの方は本格化せず、過去に注文いただいたデザインの、追加生産依頼が来た分をチマチマ・・・箱タグをシコシコ・・・やるくらいですね。あとはアップリケにするためのデザインを幾つか起こしておいたので、フェルトを刳り抜き、切り抜きのまたもやチマチマシコシコ作業です。あ~やっと少し落ち着いて仕事ができる環境になってきた。ビラでも仕入れてポスティングでもしようかな・・・
January 5, 2006
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この個人的なぼやきを見にわざわざ連日のように訪れてくださる貴方。たまたま見ちゃったけど、読んでくれた貴方。そしてこの場を提供してくださってる楽天さま。まず、色々な方々に対しての感謝で昨年を締めくくることが出来た・・・これが何より嬉しいことでした。あらためて、おめでとうございます。僕も、貴方も。今年一年がとても素晴らしい一年になることを祈って・・・って今日久々にお休みをいただいた僕は初詣に行って参りました。ぼくの全ての知人のことを思い出し(ハンネのみで実際お会いしたことのないことのない方々が多数でしたが)「その方達にすべての良き事が雪崩の如く起きますように」とお願いしてきました。そしてその後、納骨堂にご先祖参りに行き、祖父母と両親に、日頃の加護を感謝してきました。そして更に厄除けとして地元では有名な神社に足を運んだんですが・・・【午後7時からは参拝出来ません】という看板が境内の入り口のフェンスの向こうに・・・えっ・・・?神様って就業時間があんの・・・???いや、別に神主さんをわざわざ叩き起こして「厄除け今からやってくれ」って頼むつもりは毛頭ないんだが・・・参拝すらだめなのか・・・と意気消沈して帰路につきました。まあ、いいや。後日行こうっと。
January 4, 2006
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コレ。最近ものすごく気になってます。アニメです。ジャパニメーションです。出てくるキャラクターは全て外人、もしくは七面鳥ですが(笑)このアニメ。絵的には好き嫌いが分かれると思います。「どちらか」と問われれば、僕は苦手な方です。舞台は『ターキーズ・ヒル』と呼ばれる架空の町で、その町の住人だの、学生だの、講師だの、七面鳥だのの暮らし振りがアニメになっています。例えて言うなら『日本版・サウスパーク』でしょうか?でもあんなにグロくはないです。シュールなところは変わりませんが。また、基本的に【日本語吹き替え】のスタイルで、画面下には英語字幕が出てきます。「英語の勉強にもどうぞ」とでも言いたげなんですが、「いや、コレ子供が覚えちゃマズいだろ・・・」という内容盛り沢山ですね。まあ、そこが僕のツボにハマった部分でもあったんですが(笑)そして、とにかく出てくるキャラが濃い・・・!!「絵的にどう・・・」とかがどうでも良くなるくらい、濃くておもしろいんです!時には主役そっちのけでサブキャラがやたら目立ってたりしてます。で、この作品のDVDが出てるんです!すごく欲しいです!「いつ買ってやろうか」とその時を狙ってます。年明けたら少し時間にも余裕が出るなぁ・・・と思っています。あぁっ・・・!今すぐ観てぇ・・・!! (←いや、仕事しろって)
December 30, 2005
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ってエピソードが僕の周りにもひとつ。それは卸問屋さん、メーカーさんです。コレはっきり言って裏事情なんで、言ったら怒られるかも知れないんですが(いや、誰から!?)毎年この時期はどこの問屋さんも『余った秋冬モノの在庫』を特価で出してくれるんです。もちろんその年にキッチリ取引が継続してあった取引相手に限定してですよ?だからこそショップサイドも『歳末セール』だの『初売り』だの『福袋』だのを用意出来るんです。だってその時期になんぼ『お客様還元』っていったところで大赤字コイてりゃこんな時代。「吹きゃ飛ぶなぁ」くらいの勢いで、そりゃあバッタバッタと潰れてしまいますよ。でも、メーカーさんや問屋さんがこの時期色々と『オマケ』してくれるから、大赤字じゃなくて『小赤字』ぐらいで収まってくれるんです。だからこそショップ運営も続けていけるんです。しかし、今年に関しては少し事情が違いました。さすがは不景気を生き残ってこられたメーカーさんたち。当然のように「過剰」と呼ばれるような在庫は今年も持たずに冬を迎えられました。それでも毎年の如く残るものはかなり残り、年末には「処分」という形で掃かすことになる。そう誰もが思われていたそうです・・・。が・・・!!予想に反して、かなり売れてしまったんだそうです・・・!!好景気万歳!!状態ですよ!つまり、この時期に余剰在庫を掃かすために過激な値引きをしなくても、逆に「今年も1年間お世話になった取引先にサービス」してあげたくても、もう倉庫にモノがないんだそうです・・・!!そうなるとメーカーさん。気楽なモンです。毎年運送がストップする29日ぐらいまでは、営業の人総出で在庫処分されていた会社でも、「だって電話かかってきても、もう売るモンないんだもん」なんて言いながら、『今年は25日からもう年末休暇に突入』したりしちゃったんです!さて、困ったのは年中無休で、小さな自営業のショップ。つまりウチみたいなトコ。「処分品を出してもらおう」と思っても倉庫にはもうモノが無く、「仕入れを慎重にギリギリまで見極めて、出荷最終日にいい仕入れをしよう」なんて目論見は撃沈。当然前もって約束していた分の仕入れは可能だったんですが、通常価格の仕入れで『福袋』と『初売り』分の商品を用意しないといけなくなってしまいました。むろん小赤字どころでは済みません。『大赤字決定』路線急行です。なので、今年こそはホントに『お客様還元』コースです。マジでヤバいっすね・・・(滝汗)潰れないようにしなきゃ・・・(号泣)
December 28, 2005
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・・・したと思ったら、次は年末の1週間に向けての販促。売場もクリスマス用から通常業務寄り、でも年末だってこと考えたら多少派手なくらいの方が丁度いいくらい。そこのバランスを考えて、『普通っぽく』はならないように工夫しながらの全体変更。しかし結構ツリーの片付けや、飾り付けの取り外しなんかって正直面倒だったり、時間掛かったりしますよね?(誰に聞いてるんだ・爆)特にガラスにホワイトパウダー吹き付けなんかしてた日にゃ、もう大変!ガラスクリーナーと掃除機持って、 『白い粉』と格闘ですよ!昨日まではあれだけ綺麗で、お店の前を通り過ぎる人々の心を癒していたかもしれない模様が、今じゃただの静電気を大量に宿した白い色した微粒子ですから。”約1ヶ月間ありがとね”と”あぁ!なんていまいましい!”なんて気持ちが交錯しながらその白い粉をガラスから落としていくんです。さらにスグ舞って、自分の衣服だけならまだしも商品にも平気で付着していきますから、まずは片付けるガラス付近の商品を遠い場所に隔離することから始めないと迂闊に片付け開始もままなりません。さて、そんな片付けも終えまして。売場の変更もしまして、イルミネーションは年末用のヤツに付け替えまして、でもそこで「ふぅ~」とは落ち着かせてくれないのが年末という化け物。もう福袋だの初売りだのの仕入れにテンヤワンヤです。今年は珍しく福岡にも連日のように雪が降ったりしてまして、全国的には『冬のボーナスの伸び率がバブル期並み』なんてニュースもありまして、今年の年末年始の仕入れは非常に難航しております。この件の理由については多少長くなりそうなので”また明日”ということにしますか。またオチなし・・・だったりね・・・
December 27, 2005
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が、読書は日課なんで。読んでました。僕の場合は基本的に『気付き』を本の中に求めるんですが。しかし今回読んだ本は珍しく自分で選んだ物ではなく、友人から貸していただいた物でした。以前のブログの中で【お店の店頭看板を描いてくれた男】として紹介したことがある、写実画家の【栗林 毅(くりばやし つよし)】のお気に入りの本です。タイトルは 【青空のルーレット】 といって作者は、’56年福岡県生まれで、 【多輝子ちゃん】という作品で’00に太宰治賞も受賞されている、【辻内 智貴(つじうち ともき)】といわれる方です。この本は表題の【青空のルーレット】と【多輝子ちゃん】との2本立てになっていました。・バンドや、芝居、漫画家。将来『それら』で食っていけることを夢見ている主人公達が、『ビルの窓拭き』という、いわば危険を伴う肉体労働系のその職業を通じて出会う様々な人達との人間模様を描いた、表題作【青空のルーレット】・海沿いの田舎育ちで素直な女の子。というキャラの多輝子ちゃんが都会の高校に進学するとともに恋に目覚め、心配する田舎町の両親やご近所の人達の思惑をよそに様々な経験を経ていく、といった多輝子ちゃんの半生と、そこで出会った人や歌について作者独特の観点から描いた受賞作【多輝子ちゃん】どちらも正直面白かったです。でもそれより僕が思ったのは、【青空のルーレット】に出てくる主人公その他の人間関係や、肉体労働的な仕事の内容など、今も栗ちゃん(栗林毅を僕はそう呼んでいます)が身を置いている『青白のボーダーの運送屋さんの、夜間のホームでの仕分け作業』の環境に似ている気がしたんです。そこには年齢層も昼間の仕事の種類も幅広く、色々な夢や目標をもった人達、とりあえずコレといった目標はないけど、「お金がいいから」といった理由でそこに身を置く人達、借金に追われて朝も昼も、そして夜でさえも働かざるを得なかった当時の僕、栗ちゃんのように画家で独立することを夢見つつ、食うために、家賃を払うために、実家を離れて今ココで暮らすために、時には自分の体重の倍ほども重い荷物を『引き込みレーン』に力任せに引っ張り自分の身長よりはるかに高く、配送トラックの『ハコ』の前に積み上げていく・・・そんな作業を空が白み始めるまで黙々と続ける男達。現場のことなど解りもしないで口だけ動かし、間違った指示を何度も平気で出す管理職。すぐ人が入れ替わり立ち代るたかが派遣の、あごで使われる立場のアルバイト達。でも、しばらくでも続いた者になら自然に寄せる無言の信頼感。そんな様々な人間達が、様々な思いを抱いて、毎晩集まってくる職場・・・それとすごく似てる部分があるんです。「だから栗ちゃんはこの本が好きなのかなぁ・・・」なんて思いました。当の本人はそんな部分に惹かれていることには気付いていないのかも知れません。でも、僕がその本を読んだ時に、当時のアルバイト用に割かれたプレハブの休憩所が、そこで働く当時の栗ちゃんや、僕や、当時の仲間たちのわずかな休憩時間でも雑魚寝して仮眠をとる姿が、鮮明に思い出せたんです。本の向こうに中間達が見えたんです。それだけでも「この本に出会えて(正確には出会わせてもらって)よかった」と思いました。今度は栗ちゃんに、10年前の僕にはバイブルだった、『国盗り物語』(司馬遼太郎著)を貸してあげようと思います。
December 22, 2005
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最近観た。といえば『おもいっきりTVの編集ビデオ』だった僕ですが、前に観たのが何時で、そして何だったかすら忘れてしまいそうなくらいの時を経て久々にDVDなんぞ借りて観ました。ナイトシャラマン総指揮【ヴィレッジ】 この監督(?)さんって、他に【6センス】や【サイン】も手掛けてらっしゃる方ですよね。どうやら僕、この方との相性がいいみたいですね。上記の3作とも、結構初めの段階で「あっ、この人もしかして!?」ってのが判っちゃうんです。逆に別の監督さんの作品で、【ユージュアル・サスペクツ】や【アイデンティティー】なんかでは最後の5分で「あ゛~~~~ッ!!」なんて驚愕してたりするので、別に『よく読みが当たるヤツ』なんかではない気がします。それにしても「久々に1本だけ観よう」と思ってレンタルショップに行くと、結局観たい作品が10作くらい出てきて絞込むのも一苦労です。こりゃ”返しに行っただけのハズなのに、なぜかまた借りてきてしまった・・・”ってな方が多数いらっしゃっても「仕方ないですよ」としか言えないですね。僕は今から返しに行くことに”そういった”恐れを感じてますから・・・それにしてもラストシーン。あれは結局・・・死んだの・・・? 生きてるの・・・?が、ハッキリしていないでしょ?「ご想像にお任せします」ってことなんでしょうか?んじゃ僕は『生きてた』方に勝手に1票!あの村にこれ以上の悲しい出来事は起きなくていいでしょ?ってな訳で。さぁ~て!次何借りよ!?あ・・・レンタル屋さんの策略にどっぷり・・・
December 19, 2005
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毎年この時期から、困るんですよねぇ・・・来年用のTシャツのデザインを起こし始めるわけですが・・・もう何年もずぅ~とこんなことやってるともうネタが無ぇっつうかですね・・・いや、自分でも『泣き言』だってことは重々承知してますよ?でもその前に福袋に入れるためのスペシャル版のデザインを起こさないといけません。毎年、12月に入る前にはだいたい決まっているんですが、今年は11月は他のこと(神戸に行く)に夢中になっていたものでデザインのことを忘れてたわけではないですが・・・要は『ほったらかし』にしてまして・・・今更ながら慌ててやってるわけです(ちと反省)でも急に思い付けって言われたところで簡単に思い付くってもんでもなく、「せめてテーマだけでも決めときゃよかったなぁ~」なんてフ抜けたことをホザいてる今日この頃です(でもユルい)最近再確認&学習した重要なことのひとつに【目的・目標をきっちり決めてしまえば、後は行動するだけ】というものがあります。ホントに決めてしまえば動くのは意外と流れに沿っていくだけなので、そんなに難しいことではない。と気付かされました。素敵な方達と夏に出会えたお陰です。まず、テーマ決めなくっちゃ。そうしたら調べるにしろ、資料集めるにしろ、構成するにしろ楽だから。で、何にしよっかなぁ~~(そこが問題)
December 15, 2005
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もうこの時期から春物がそろいはじめるんですよね。そして1月になるとある程度品揃えもキッチリしてきますし、年末のセールも、福袋の販売も、初売りの目玉の販売も落ち着いた頃、「まだ寒いのに・・・」って言いたくなるような『軽いインナーにスプリングコートを羽織っただけのマネキン』が有名百貨店さんの店頭ディスプレイを飾ったりしますね。そのディスプレイの外はまだ雪がちらついたりとかしてるんですがね。ハハ・・・今年の九州は11月の初めまでは気温が20℃以上もあったくせに11月末からは一転、急に寒くなり、12月に入ってからは福岡にしては珍しく「もう連続何日目だよ?」って思うぐらい連日雪が降っています。つまり今年は11月末になってからようやく本格的にアウターが動き始めたため、例年とパターンが違って、【クリスマスセール】に入るタイミングが大手でも遅かった気がします。少しでも長く定価での販売をしたい・・・!という内側からの声が聞こえてきそうです。さすがにもうクリスマスセールはどこでもはじまっていますが。しかしウチの場合は年末だからといって特別にセールしたりなんかはしてません。どちらかというと「毎週なにかしらが安くなっている」もしくは「少し前に入荷したもので、売れ残ったサイズやカラーのものが安くなっている」というパターンです。お店の方から不定期でメルマガの配信をしてまして、そこで入荷商品やメルマガ読者さんのみのセールやサービスをお知らせしています。現在約130名の方達が読んでくださっていて、その方達がお店の方にマメに足を運んでくださったり、毎月通販で買っていただいたりとかされるので非常にありがたいです。まあそんな感じでなんとかなってる(ユルい・・・)のでウチは特別にセールはやらなくて済むんです。また、元々【日本正規店がない】ようなブランドの服がほとんどですから、”わざわざ安くしなくても珍しく、同じモノを探すのも大変な商品”なわけです。そこを「じゃあセール品を探してみなさいよ」みたいな態度はサスガにとったりはしませんが、”地方都市のさらに外れ”の当店はその低経費の利点を活かして初期販売価格の設定から少しでも低めに付けられます。つまり、最初から【セール価格】での販売に近いんですね。そこが『簡単に納得して(当店で言う)定価で買っていただける要因』にもなっていると思います。さて、出張からも帰ってきたことですし、今週もまたメルマガの配信を計画します。でもなんで年末ってこんなに『やんなきゃいけないこと満載』になっちゃうんですかね?しかし、そんなことボヤいたってリストに載ってることはやんなきゃいけませんね。じゃないと来年早々ヤな思いしそうですもんね(汗)悔いを残さないようにがんばっていきます!
December 14, 2005
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先日紹介させていただいた『B-3ジャケット』に引き続き、もうひとつ仕上がったので今回も紹介させていただこうかな、と思います。今度は【type M-65】という形の、こちらも軍モノをベースにしたジャケット。この形、ココ数年さらに人気が出てきましてインナー着脱が可能になっている、いわゆる3WAY、つまり、1.インナーのジャケットのみ着用 2.アウターのジャケットのみ着用 3.インナーとアウターをくっ付けて重ねて着用の3通りの着方が出来ちゃう優れものを作ってきているブランドが目立ちます。中でも”かなりの作りこみ”をしてきているブランドの代表格としてはやはり【Abercrombie&Fitch】じゃないでしょうか。あと、個人的に「オシャレだなぁ、このカスタム具合」だと感激したのは【リック・オウエンス】です。やはりどちらのブランドも”いいお値段”します・・・つらいほどに・・・でも、ウチのお店は庶民派代表ですからね。また今回もポリ100%のフェイクレザーを使用し、自らグラインダを使って表面上に摩擦跡を入れ、洗濯機に何度もかけて馴染ませてます。裏地はナイロンキルティングにポリ中綿。スナップボタンを今回は表面上に出すことで軍モノ臭さを若干和らげました。このようにダメージやウォッシュ加工、ボタンやファスナーの取り付けなんかは僕の手によって行ってますので、庶民向き価格の¥15800を実現させることが出来ています。やっぱり評判いいです。お客さんの食い付き具合も上々(ほくほく)次回はナイロンもののジャケットになりますが、真冬というシーズンも考慮に入れて、重量感を味わえるものを作っています。仕上がってきたらまたココで紹介させてもらいますね。好き勝手に。
December 11, 2005
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アレですよ、アレ。いわゆる『軍モノ』ってヤツです。実はこのtype B-3ってジャケットは毎年オリジナルで作ってるんです。ちなみに去年のパターンは『イタリー風』と勝手に言ってました。襟が大きく、丈が短く、袖は長めのスタイルで、ちょっとつや消しのひび割れ加工がしてあるフェイクレザーの生地を使用してました。裏地の毛足も長い、ゴールドに近いベージュの物を使用してました。で、今年の形が画像にあるヤツです。テーマは【男臭】あくまでも今年は『ド定番』を意識して、本物の形に限りなく合わせました。でも本物になると、そりゃぁアメリカの軍人さんの体型に合わせてありまして、日本人には二の腕の部分の生地に余裕がかなりでちゃうんですよ。ソコを意図的に細めの造りにし、袖の長さを2cmだけ長く取り、胴回りも出来るだけタイトな造りにしました。ちなみに着てるのは僕です。本皮使っちゃうと6万円越えちゃったりするんで、ココは財布に優しいポリ100%のフェイクレザーを使用。お陰で2万円切っての販売が可能になってます。今年の生地は、ツヤのある表面にひび割れ加工が施してあるヤツを見つけてきて50m買い込み、作ってもらいました。生地は50mしかないので9着までしか作れませんでしたが、発売して3日目の今日でもう残り3着しかありません。まだ生地残ってるかなぁ・・・また仕入れに走んなきゃ・・・(嬉しい悲鳴)
December 8, 2005
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あんまりいい響きではないこの言葉をここ10数年浴びせられながら日々を過ごしてきました。ドラマの話はまるで知らず、ウケてるお笑い芸人は名前だけで「ネタ」の方は知りません。ペナントレースでは今どこのチームが1位なのかも知りませんし、日本シリーズはホークスvsタイガースが再度実現されるまでは夢中になって観れません。オリンピック期間中も夜更かしして仕事してますから、もちろん金メダルが何個取れたかなんて残念ながら思い出せません。話題の映画は単行本化されてから初めて知り、「ハリー・ポッターシリーズ」は本でしか知りませんし、「ロード・オブ・ザ・リング」は3部作が完結してから観始め、「千と千尋」は去年やっと観たくらいです・・・そんな僕もようやく世間の波に一歩でも近付こうと手に取ったものがあります。もちろん、遅ればせながら・・・ですが・・・それは、【ダヴィンチ・コード】いや~コレたまらんですね。個人的に海外では”ジェフリー アーチャー”という作家さんが好きで、今までは【11番目の戒律】(?だったっけ?)が自分の中でのNo.1 HIT作だと思っていたのですが、それに匹敵するほどの読み更けっぷりです。(日本では司馬遼太郎!僕のバイブルです)先週末の神戸でのイベントで朝会場に入る前に雨の中かなりの時間待たせれている時間があったのですが、【ダヴィンチ・コード】のお陰で少しも苦痛でなくなったほどです。当日不覚にも傘を持ってなかったのですが、木陰で雨避けをしながらかなり集中して読み漁ってました。神戸からの帰りに雪が降ったことによってまるっきり車が進まなかったときもここぞとばかりに車内灯を付けて読みふけっていたので、突然降ってわいたような強烈な渋滞にもイライラひとつせずに済みました。自宅に帰ってから本を見ると、あの時並んで読んだ部分の数ページだけが雨に濡れてよれよれになっていて、軽く笑いを誘ってくれました。僕の場合タガを外すと、仕事中であろうが本来やらなきゃいけないこともほっぽり出して読んでしまいそうなので、職場には持っていかないように注意しています。最近お風呂に入りながら【ダヴィンチ・コード】を読むことが至福のひとつになろうとしています。今日から下巻に突入です。これからどんな展開で僕をうならせてくれるのか、非常に楽しみです。
December 7, 2005
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いやいや、仕事ですから!いやいや、決して言い訳ではないです!これも立派なお仕事ですから!だって観光なんてしてないですもん!いやマジで『ルミナミエ』とか見てないですから!逆にお客さんに会ってきて、カタログ渡したりして商品説明とかしてきましたから!そしてホントに時間的にも制限があったし、土日月の3日間で自由に出来るお金といえばたったの¥4000だったんですから!もちろん福岡→神戸→福岡間は高速すら使ってません!帰りは岡山~広島で雪が降って交通麻痺。山道に限らず全ての道でのろのろ&そろ~り運転。帰りは実に16時間も掛かってしまったほどです。・・・でも福岡に帰ってきてコレだけは言えます。イベントすっげぇ楽しかったぁ!!すっげぇ為になった!!そして行ってよかった!!
December 5, 2005
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遂に入荷してきました!そしてメーカーが発行している通常のカタログと、カラーコピーをしただけの商品カタログしかないにも関わらず・・・売場に並べて3日だけで注文がもう4個も入る盛況っぷり!(ウチのような地方都市のさらに端っこにあるショップにとっては結構な大事件です!!)まだguess watchを取り扱うことを常連さん達に宣伝したわけでもありません!だがしかし目の前で起こるこの事実!まさに【商品力】です!ブランド、時計(半ばアクセ)、ギフトシーズン!三拍子揃ったこの時期に始めて正解でした!プラス、標準以上のクウォリティーと手頃な価格帯。もう売れないほうがおかしい!?ってな勢いです。それもこれもguess watchの日本代理店をやってらっしゃる(株)ブルーベル・ファッションさんのお陰です。よくぞこんな田舎の無名の個人経営のセレクトショップと取引を開始しようなんて大それたことを決心してくれました!感謝です!それにこの取引開始にあたって、提案して動いてくれた新スタッフのハズム。そのハズムの声掛けから上司を説得してくれたguess watch販売員の中川。お前等にも多大な感謝を。今度飯オゴるからな!!
November 29, 2005
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全体のシルエットはほとんど前回のベロアジャケットと変わりないんですが、今回のジャケットは両脇の下、内側にベロアのリボンテープを仕込み、サイドにギャザーを入れるようにして絞ることが出来るようにしてあります。これにより着られる方の身長差へのハードルは低くなり、ユーザーの方が『自分の好みに合わせて丈の長さを調整する』ことを可能にしています。ちなみにこのリボン。取り外しも可能にしています。お好みで「必要ない」といわれる方にも対応です。また、今回ジャケットのインナーに 【スナップボタンで着脱可能なフリース】も配置。見た目はかなり軽いですが、ある程度の寒さまでは対応できるようにしてあります。更にインナーを外せば”コーデュロイ一枚の結構ボディラインにフィットするタイプ”ですから、 『コーデュロイシャツみたいな感覚』で今度は逆に、 『厚手のジャケットやコートのインナーとして』も使える代物です。大き目のフローラル柄のプリントがあしらってありますので、挿し色としての使用も難なくこなしてくれる優秀な作品です。今回も【完全受注生産のみ】という贅沢な生産形態なので、前回のジャケット同様【クリスマスプレゼントに、彼女のために特注で】なんていう【あっつい男連中】の注文も待ってます。女性の皆さんは【気に入ったら彼氏さんや旦那さんにオネダリ】の方向で(笑)
November 28, 2005
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に昨日の夜に参加させてもらいました!先日も触れましたが『照明係』として・・・で、終わった後の感想です。楽しみました・・・!!もう「僕だけこんなに楽しんでもいいんだろうか?」なんて思ってしまうくらいノリにノって出来ました。終わった後も他のスタッフさんやアーティストさんや出演者の皆さんに「よかったよぉ!!」と(フォローかも知れませんが)言っていただけるなど、もちろん『満足な出来』なんてものではありませんが楽しめてやることが出来ました。実際出演者でもプロデューサーでもないので、フライヤーに載る事も、イベントで紹介されることもないんですが、【ちゃんと出来て当たり前。失敗すればショーが台無し】の大役ってのが照明係の宿命です。それは中学生の時に演劇部の部長をやらせてもらって、演出兼役者をかじらせてもらった経験があったので痛いほど解っていましたから、多少の不安もあったんです。でも「今度イベント開くときもまたお願いします」と主催者の方からお誘いを受けたのが「悪くなかった証拠なんだな」と受け取れ、凄く嬉しかったです。リハの時に1度だけ照明機材を扱わせてもらっただけで、本番は2回目の『ほぼブッツケ本番』だったこともあったんですが、いざ始まってしまうと緊張するどころか完全にテンションが上がってしまい、俺ワールドへようこそといわんばかりのノリっぷり。ちょっと自分が怖くなってしうくらいでした(;^^A結局ショーが終わった後のDJタイムまで照明係をやり、DJさん達が繋ぐ音にアドリブで合わせ、フロアを沸かせるお手伝いをしました。とても楽しい経験で、「またやらせていただいたらなぁ」と、色んなイベントから誘いが掛からないかを心待ちにしている僕です。
November 26, 2005
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先週の土曜日、副業のイベントの為に昼間福岡市の中心街へ出掛けていたので、ついでに「自店の参考に」と思い夕方から色々なセレクトショップを物色して回りました。最初はインテリアや設備什器、照明器具やレイアウトなどの内装に関するセンスの合うお店を探していたんですが、そうやって見て回っているうち、最近個人的に気になっていてデニムパンツだけは仕入れたことのある【DSQUARED2(ディ・スクエアード)】のトップスをあるショップで見つけました。いや~さすがでした!素材を大胆に、そして自在に使ってしまうデザイン性。そして何よりパターン(型紙)がすごい!まさに芸術でした。こりゃ「高くても着てしまえば買ってしまう」人が出てきてもしょうがない。世界的に有名になってしまうはずだなぁ。と自分の頭の中でパターンを引きながら、ジャケットにじっくり見入ってしまいました。そして今日【SIR DUKE】というテーラーブランドのハーフコートを仕入れたんですが、それもとても素晴らしいパターンで感激しました。厚手のメリノウールを使用し、持ってみるとそれなりの重量感があるんですが、着てみるとそれが驚くほど軽い(と感じる)!肩から腕にかけてのパターンが素晴らしく、重量を首、肩、二の腕に分散してくれるカーブシームで大袈裟な話腕に袖の重さを感じさせない造りになっていました。最近非常に勉強になるパターンによく出会っている気がします。今後のジャケットを作る際の参考にさせてもらおうと思います。早速1月完成予定のジャケットのデザインに活かそうかなぁ、と画策中です。
November 21, 2005
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頼まれ物をされたので、JU福岡の車のオークション会場に足を運びました。なぜか僕は古物商の免状も持ってまして、お客さんに頼まれたときにだけ車の購入のお手伝いをしたりしてるんです。今回はお店の近くにある九州産業大学の卒業生からの依頼。今現在その子はNETZに勤めているんですが、自分のところの会社の車以外のものを頼まれ、丁度中古の在庫がなかったり、下取り車で入ってきたりしていないときなんかに僕の方に言ってきたりします。これも顧客満足のためなんでしょうか。「大手の営業って大変そうだなぁ。良く頑張るなぁ。」と頭が下がります。そんな依頼で今回はY33という車を探しに行って来ました。僕はそのJUのグループには会員登録をしていなかったので、そこに登録されていて信頼できる、【JAPAN AUTO】という中古車屋さんの葉山さんという社長に同行してもらいました。以前は車の紹介を沢山していたときがあったんですが、ずっとお客さんを紹介していた中古車屋さんに僕が紹介したお客さんの再三の注文も無視され、しまいにゃ預けていた僕の車とお金まで持ち逃げられた経験があってショックのあまり、しばらくはお客さんに紹介するのを止めていたんです。が、葉山さんに出会い、またこうやって紹介することが出来るようになりました。当然お客さんにも「安く手に入れられてよかった」と以前のように感謝の言葉も頂けるようになりました。『信頼できる方と出会う』それだけで立派な財産ですね。僕の本業は洋服屋ですが、色んな人のとにかく喜んでいる顔が好きです。感謝するのも、感謝されるのも好きです。なので、僕のお客さんが喜ぶことで、僕が手助け出来ることがあれば、今後も役に立っていこうと思います。今日はそんな話でした。まったくプリント職人関係ないですね(;^^A
November 17, 2005
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「あんまり意味ないかな~」なんて思いつつ、今回のジャケットはレディスによくあるパターンを真似て襟の内側にワイヤーを仕込んでみました。インナーにはド派手にプリントも入れましたが着てみるとほぼ無地になるように、しかし『遊び心はしっかり』になるように地味~に色んな部分に手を加えてみました。先程のワイヤーINの他には襟の裏側にボディと同色で英字プリントを施してますし、左袖にもボディと同色のフェルトでデザインを作って貼り付けています。”見た目実にオーソドックス。でも遊びは忘れない”そんな大人のジャケットにしてみたかったんです。生地は15オンスのスウェットで、裏地にツイルを使用していますが、襟裏のプリントの英字は「tougher than leather」('88 / RUN D.M.C)のリリックを使いました。まあ、ちょっとしたシャレですよ。
November 16, 2005
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予定から少し遅れてアメリカからの荷物が届く。アウターやニットや小物群です。その中にpolo jeansのレディスのダウンジャケットがあったんですが、最近良く見る【インクブラック】でした。このインクブラック。光の当たり具合によってグリーンが混じって見えたり、またはグレーっぽく見えたり、鈍い光沢が出たり・・・となにかしら奥深いカラーです。「ああ、なんかこの神秘的な感じは受けるだろうねぇ」と思ったりした次第です。今日は夕方まではサイドビジネスのイベントに参加し、夕方からプリント作業を少し進め、明日はお店の近所の女子大が学園祭なため、今からは宣伝用のポストカードをプリントアウトです。結構帰る時間は遅くなりますが、『やっぱりやれるときにはやっとかないと』ですね。組織のボスが弱音を吐くと、組織全体が弱体化してしまいます。たとえ体力足りなくても元気でいなきゃ!!ですね。ま、今日はこの辺で。
November 12, 2005
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昼間でまだ25℃あったりするんですよね。「もう11月だってのにこんな気温あっていいの?」って感じなんです。「そういや去年の今ぐらいに『宮崎・鹿児島でひまわり咲いた』って記事が新聞に載ってたなぁ」なんて思い出しながら、地球温暖化を憂う日々です。って言いながら僕に出来ることでいってもリサイクルと、燃費のいい車に乗ることと、節電くらい・・・まあ、人並みに「20年後の空が青かったらいいなぁ」と願ってるくらいのモンです。いやいや、そんな(いや、大切だけれども)話じゃなくってですね。冬物!特にダウンジャケットなんかまるっきり売れないわけですよ!もうぶっちゃけた話通販でしか売れていません!在庫残したらどうしよう・・・なんてネガティブな考えもよぎってしまうくらいの売れなさっぷり!なので、そうなっても笑えるように別の物を一生懸命売ってなんとか生計立ててます。例えばシューズやブーツ。これが意外と売れる。以前は11月って言ったら、アウター(ブルゾン、ジャケット、コート)が一番売れる稼ぎ時。でも今年は違いますね。ブーツでした。みんな足が暑いのは我慢できるんでしょうね。買ってもらえてます。ま、毎年のことですが、所詮自然には人間どうしたって勝てないですから、「こうきたら、ああする」ぐらいにしか出来ないですよね?今年も週間天気予報とにらめっこしながら、来週の仕入れを考えてます。でも今週の売れ筋NO.1は袖がレザーのスタジャン!まだ暑いんだけどなぁ・・・。なんかレザー商品だけは妙に売れるんだよなぁ・・・。ま、いっか。売れないよりは・・・。
November 10, 2005
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やっとです!お待たせしました!(???)このブログをご覧の方達から反響をいただいた(ありがとうございます!)オリジナルジャケットの第一弾が遂に完成しました!まずは現物をご覧下さい!こちらは袖の仕様と、ポイントで仕込んだニットレースの画像です。軽くストレッチの利いたテカり過ぎないブラックベロアに、フロッキーの花柄があしらってあるニットレース生地をポイントで入れてます。はっきり言って自信作です!僕と従業員の魂こもってますから・・・!!ちなみに店頭での公開は今週土曜日11/11(←おっ!語呂がいいねぇ♪)からで、試着をされてからのセミオーダーも受け付けます。お手元にお届けは受注してから10日以内!と、かなり頑張ってます。背中のシルエットなんかマジで絶景ですよ!サイドパネルに使ったギャザーが背中のウエスト部分にまで延長する感じで、スタイルを極限まで良く見せてくれる秀作ですね!袖も折り返すことによって、色んなアレンジが出来るようになっていますし、裏地も見せてもらってもいいようにシッカリいい物を使用しています。裏地のつけ方もちゃんと工夫して「引っ張られず、デザインの邪魔もしない」ようにしています。ホントに「すげぇいいもんだから買いなよ♪」ってものが出来ました!頑張ったウチの新人スタッフ尚子も、非常に出来栄えに満足しています。沢山のお客さんにお見えになっていただけると嬉しいです。あとは僕がその頑張りに応える番です!集客、宣伝に走ります!
November 9, 2005
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お店の看板が戻ってきました。そんな事言われても???ですよね?実は9月からお店のプチ改装に凝ってまして。先月の半ばくらいに、店頭に立てかけてある「看板を新しくしよう!」と思い付いたんです。で、最初は僕自身が看板に絵を描くつもりで、なんとなく「こんな風にしようかな・・・」というテーマとイメージだけは出来上がってたんですが、「どうせなら人に任せてしまった方が面白い!」と思うようになり、「じゃあそれなら上手な人に描いてもらう方が絶対いい!」となりました。で、お願いしたのが栗林毅(くりばやし・つよし)君。5年前に飛脚の運送屋のホームで一緒に荷物の仕分けをしたバイト仲間であり、ウチのお店の常連さんでもあり、ウチのオリジナル商品のデザイナーのひとりでもあり、『羽化展』という名前の個展に出展したりもする、若手の写実画家です。いっつも二人で「次はどんな楽しいことしよっか?」と話し合う、社外パートナーの一人でもあります。ちなみに、彼の描く猫は絵から感情が出ています。外側だけではなく、内面まで描ききれる素晴らしい画家だと僕は思います。余談ですが彼は未だに仕分けの仕事をやり続けていて、画家には分不相応な筋肉の持ち主でもあります。「たまに力入ったら筆が折れてしまったり、とかあるでしょ?」とくだらないことを聞いたりしますが「ハハハ」で済ましてくれる、心優しいヤツです。本筋に戻ります。いや~でも任せてよかった!ニューヨークで買ったguessのカタログから抜粋して描いてもらったんですが、非常にいい出来!だと思います。今回はその看板の画像を掲載させてもらいます。まだこの時点では未完成です。ちなみに看板の真ん中の黒い部分は、横からインフォメーションを差し込めるようにして、クリアのアクリル板をはめ込んだ宣伝用スペースなので、ソコだけは絵がありません。この状態にお店の名前と営業時間とを入れると完成になります。こっからは僕の仕事。せっかくの作品を台無しにしないように描き入れていきたいと思います。
November 7, 2005
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フユミちゃんという、もうかれこれ7年間くらいお店に通っていただいているお客さんがいるんですね。で、そのフユミちゃんが今月の25日に親不孝(現在「親富孝」に改名されてます)通りといういわゆる夜の若者向き(大人向きが中州)の街がありまして、そちらの【club ZOOM】というクラブを貸し切ってイベントを打つことになりました。そのイベント。なんか複合的になってまして非常に面白そうなんです。ナカザワさん(crossover records オーナー)のミックスしたBGMに合わせ、ネイルアート(BALAJI)や、ヘアメイク(jam session hair)をし、さらにソコから、それらを施してもらったモデルさん達がダンスする・・・といった30分ほどのショーケースがメインとなったハウスミュージックのイベントです。DJ陣も先程紹介の”ナカザワ”さんを始め、カナダのイベントからオファーが掛かるほどの実力者”ko-hayashi”。や”エサキ”さんなどの、福岡では豪華な顔ぶれ。個人的には特にハヤシ君の『めっちゃスマイルプレイ』が観たいので、すごく楽しみなイベントです。で、今回そのイベントをやるにあたって主催者のフユミちゃんから「フライヤーを描いて欲しい」という依頼を受けました。(結構こんな依頼が僕には来ます)実は依頼は先月の初旬で、20日くらいにはもう出来ていたものなので、クラブや協力各店舗さんで既に見られた方ももしかしたらいらっしゃるかも知れませんが、改めてこの場をお借りして紹介させてもらいます。ちなみにフライヤー右下のアラビア文字はこのイベントの名前【バラジン】と読みます。調べてみて分かったんですが、アラビア文字って右から読んでいくんですね。またひとつ勉強になりました。この依頼のお陰ですね。ついでに明かしておきます。実は・・・!このメインショーで・・・僕が【照明係】やらせてもらうことになっています・・・!!責任重大!がんばります!!
November 3, 2005
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散々引っ張りましたが【名球会T:05】も今日で説明完了です。さて、一昨日にも触れていました『バックプリント』のデザイン。何度も言いますが、個人的には「これはちょっと・・・」と思っていたデザインでした。しかし・・・!よぉく見ると気付いたんです!画像にあります、習字風の「名球魂」のロゴは墨が散らしたようになっていてフロントの『オールドアメリカン・テイスト』のベースボールTEEとは一線を画すものであり、相容れない感じのものだという僕の感覚には未だ変わりがありません。でもですね!その習字風のロゴの左下にある刻印風のマーク。これの「ある秘密」に気付いたときに「ん。まあ、これに免じて許そう」と思ったんです。(さっきから『デザインした人に対して非常に失礼』なことを言ってるのは承知しています。まあ続きを読んでみてください。)ここで、暇な方!今日の日記の一番上まで戻ってみて、よくマークを見てみてくださいよ。なんか気付きません?なんか懐かしい気持ちになりません?ぽくぽくぽくぽく・・・って音が聞こえてきません?ってあの字体って【一休さん】の文字じゃありません?気付いてました!?「あぁ~。それでか~。なんか許せちゃうのは・・・」と妙に納得してしまう自分がいたのに気付きました。全てのプリントが終わった今では、「今年のTシャツのさ、あの刻印風ロゴ!あれがいいよね~!」なんて絶賛サイドに回ってしまった、コウモリ野郎の自分を発見しています。ってかあのマーク。素直に可愛くないっスか・・・?
November 1, 2005
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昨日の続きですね。スチームを掛けます。もうここで同業者の方なら「はは~ん、ソレね」ってな感じでしょうが、そんな方はなかなか見られてないでしょうからちゃんと種明かしをします。今回は学生達に『僕からの感謝の気持ち』ということでサービスをしました。しかし【刷る】という作業自体は同じですが何かを変えています。ではどこに細工をしたか?というと【インク】です。今回は少しお値段も高めで、通常ならば特別料金をいただいている『発泡インク』を一部分にしようさせてもらいました。この発泡インクというのは作っている会社によっても違いますが、通常加熱したり蒸気を当てたりすることによってモコモコに膨らんできます。もちろん遠めにはそんなに通常のインクと比べて変化はないですが、ある程度近くで見るとあからさまに立体感が違います。立体的に見せるための技法としては他にも【ハイデンシティプリント】と呼ばれる、『ラバー素材のインク』を使用し、厚くインクを盛ることで立体感を出したいわゆる【3D プリント】があります が、個人的には”少し懐かしい匂いのする、ポップな感じ”の発泡プリントの方が好きなんですよね。あの見た目のもこもこ感とスポンジを固めたような感触がなんともいえません♪今回の納品のときも、何も言ってなかっただけに思った以上に喜んで貰えました。そこでまた「良かったなぁ。この仕事させてもらうって幸せだなぁ」と思うのでした。さて、明日は今回の【名球会05TEE】のデザインの中で僕が気に入った”バックプリントの一部”について触れたいと思います。では「発泡プリントって何?」を画像で図解したもので締めくくりです。また明日。
October 31, 2005
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毎晩お店閉めてから遅くまで作業を続けた甲斐あって、ついに本日完成しました!先日紹介しました【名球会T:05】この、各地域や各団体が主催する各球技大会に積極的に参加したりする、しかし何かしらの理由をつけてすぐに飲み会をやりたがるサークル。その運営幹部達の頭の中ではすでに「今年のTシャツはベースボールTシャツ風!!」と決めてはいたみたいなんですが、「コストは抑えてどういい物を作るか?」は難しかったのではないでしょうか。打ち合わせの段階でも「実際にベースボールTの無地ボディにプリントを入れて作ると高くなる」「版の大きさを大きくし過ぎるとコストが上がる」などの悩みを抱えつつのデザイン調整でした。最終的には「古い年代のベースボールTには、今で言う【ヘンリーネック】のタイプがあるよ?それにしたら?」という僕のアドバイスを快く受け入れてくれ、『丸首のTシャツの首周りに、ヘンリーネックのプリントを施し、クラシックなベースボールTの雰囲気にする』という案で決定しました。前回イメージ画像ではバックプリントも描いてありますが実は僕、「フロントがベースボールTシャツ風なのに、バックは習字風のプリント」という部分に違和感を覚えていまして、「コレはちょっと学園祭終わったあとにプライベートでは着れないだろうなあ」という意見を持っていました。しかしクライアントからの指定にケチをつけるのも変だし「まあいいか」くらいの気持ちで言われるまま製版し、言われるままプリント作業をしました。しかし、よく見てみると・・・バックプリントに使われている習字風の文字その左下にある刻印・・・これに注目すると、工夫がしてあることに気付いたのです。それは・・・!?あさってのブログで紹介します(アハ)。さてさて、今日紹介しますフロントの画像は、実は完成形ではありません。『ほぼ完成形』です。今回僕の方で、彼らに対する気持ちとして裏技(と呼べるような大層なものでもないですが)を施しました。この状態のTシャツにスチームを当てると・・・続きます・・・!!いや~、今回いやらしいくらい引っ張りますね~(^▽^)
October 30, 2005
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いやぁ~。嬉しいですね。待ってました、こういうの。忙殺ですよ。忙殺。北九州市の【空海風花】さん はロンTバージョンで。宗像市の【ぴあリビング】さん からも。追加、追加の嵐です・・・!ところで、今日は久しぶりの営業先に顔を出してきました。実際は営業担当者が僕ではないのであんまりその人の邪魔をするように顔を出して進んでいるかもしれない話をややこしくしないように気を使っていたんですが、今日はそのお店のあまりに近くを通ったもので「久々に挨拶がてらちょっと寄って見ようかな?」と思って立ち寄りました。そうしたらそこでまた以前プリントした分の追加注文が・・・!!まあ、はっきりとした依頼が営業担当の方に来たらあらためてココで紹介させてもらいます。今週はスケジュールもシンドいですが、頼まれたことをあまり断れない僕は「(断れないことが)これもまた才能のひとつか?」なんて超ポジティブな捉え方をしながら、今からお店閉めて作業場に直行しプリント作業に励みます。明日は朝からイベントに参加しますから今日やっておかないと・・・!!
October 28, 2005
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いや・・・ ジーンズのカスタムか・・・?とにかく今回はTシャツのプリント以外にも手掛けている【ジーンズのカスタマイズ】の最新例をご紹介します。はじめに。画像ぼやけててすみますん・・・シャッターを押す寸前にサンスケ(愛犬)に顔舐められてしまって、まさかこんなにぶれてるとは知らず・・・迂闊でした。内容とはまるで関係ないのですが、この間お客さんにメールを送っていて、本来なら「でした」とするところを「ですた」と誤打してしまったんですが、「アキバ系?」とだけ返信され、本筋のやりとりがすっかり抜け落ちてしまったことを今「迂闊ですた」と誤打したときに思い出しました。さて本題に戻ります。今回お客さんからの依頼を受け、こんな感じに仕上げたんですが、僕が思った以上に好反応でした。今回のカスタムのきっかけはお客さんの「丈上げしてもらえますか?」という声。そしてそこから話が進んで「世界でたった一着!の、【自分だけのジーンズ】も作れますよ。この際ダメージでも入れましょか?」という僕。ソレに対して「破ったりもしてもらえるんですか?」という反応。「ええ、後染めしたり、逆に脱色したりも出来ますよ」と僕。「じゃあ、破ってください。ココからこのぐらいバァ~っと」とお客さん。「んじゃ、こっちの足は別の破き方でいきましょうよ!」と僕。更に「もうこの際普通の丈上げなんかも無し!の方向でどうスか!?」なんて具合に大盛り上がり。すると「もうこの際お任せで!わたし仕上がりだけ楽しみに待ってます!」とのことで決着。で、仕上がったのがこちらです。怖いですね~。最初はただのブーツカットだったのに・・・
October 26, 2005
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先日ココで紹介させていただきました、【vlidge family-T】。今朝、お店のオープン前に追加分の納品に行ってきました。土曜日に追加をメールでいただいて、昨日無地のボディを仕入れ、そしてお店を閉めた後作業場にもどり、昨夜の内に完成させました!勢いとスピードが命!(だと先輩方から学びました)ですから!さて、前回はデザインイメージのご紹介だけでしたので、今日は完成品の画像をご紹介です。コレが現物、メンズのLサイズでのプリントバランスです。ちなみにこれとは別に、白黒を反転させた【白ボディに黒でプリント】もあります。まだ現物がお手元に届いていない方や、注文を迷われている方はこちらを参考にしていただくといいと思われます。そして、更なる追加注文をお待ちしております。(商魂)依頼者のケイ・エム・テクノス ぴあリビングの室水社長にお話をお伺いすると、何でも「11/1のライブに皆さんで着て行かれる」んだとか。ここまでバッチリ準備して、仲間でライブに繰り出す・・・たまらんですね・・・!楽しそうですね!実際楽しいんでしょうね!是非盛り上がってきてください!そして、そんな楽しいことのお手伝いに僕のところを選んでいただいてありがとうございます!まだギリで追加も間に合いますから、ご遠慮なくどうぞ!僕の時間の都合がつく限り、一生懸命フォローさせていただきます!ありがとうございました!
October 25, 2005
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【名球会】というサークルが九州産業大学(福岡市東区)にはありまして、もうかれこれ4年くらいのお付き合いになります。今年もその九産大での学祭が11/3~6にあります。ちなみに今年はゲストとしてお笑いの【ひろし】や【レギュラー】が来てくれるらしく、軽く僕のツボにヒットかましてます。「どうにかしてお店抜けてライブを観に・・・」なんて不謹慎なことが頭をよぎったりもしますが、やはり今年も出来そうもありません。なぜか?というとその【名球会】。その学祭に合わせてTシャツを作ってくれるんです。ホントにありがたいことに、毎年毎年、例え代が変わってもその年の代表とデザイナーがやってきて、「今年はこんなデザインで合計○○枚お願いします」と必ず来てくれます。ホントにありがたいお客さんです。ですから当然僕も彼らを凄く大事にしています。過去の代表の周平くんと言う子は今は大学も卒業し就職して他県で働いているのですが、たまにお互い連絡取り合って、実際会ったりもしています。しかし毎年結構プリント枚数が多く、しかもプリント箇所も多い・・・一番多いときには84枚なんてときもありました。そしてその年は重ね刷りも含めて全部で6箇所・・・つまりその年は84x6=504全部を完成させるために504箇所もプリントしなければいけませんでした。アシスタントを雇い、それでも3日間連続徹夜をしました。ホントは4日目も徹夜覚悟だったんですが、4日目にふっと息抜きで休憩を摂った時に座ったままの体勢で眠ってしまってたんです。まあ、そんな激闘の1週間が今年もやってきたんです。「ヒロシ観てたから納品間に合わなかった」なんて言ったらマジでシバかれてしまいます。でももっと大変な作業も他にありましたし、なにしろ今年は依頼枚数もまだ少ない方ですし、なによりプリントやってたら就寝摂食忘れてしまうくらい集中しちゃったりするんでなんだかんだで非常に楽しかったりするんです。今年はアシスタントどうしようかな。ひとりで黙々と作業やっててもソレはソレで楽しかったりするんですが、やっぱりアシスタントが居る方がよりテンションが上がるしそれに夜中にあまりにもシンドくなったらどんなくだらないことにも笑えるようになるあの状態。それを味わえるのもアシスタントが居てこそ。ひとりなのにそんなだとアブないでしょ?正直苦しい・・・!!でもその先に待っている達成感やお客さん達の喜ぶ顔。『ものづくり』が出来る喜び。金には換えられないそれらのために、今週は弾けます。ってコレ書いてたら、たった今お客さんから「ジーンズの加工を・・・」って依頼が入ってきました!ハードな1週間になりそうです!この際俺が壊れるまで来やがれ!
October 24, 2005
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先日、福岡県は宗像市にある、有限会社ケイ・エム・テクノス インテリア販売部 ぴあリビングという防音壁などを全国に向けて販売されている会社の室水 代表取締役から依頼を受けておりました【vlidge family】のオリジナルTシャツの納品に行ってきました。正直スケジュール的にはかなりシンドい時期で徹夜を1週間に2回迎えつつ制作した分でしたので非常にキツかったですがその分今回もかなりの達成感がありました。もちろん今回もちゃんとした評判を頂き、早速追加注文を頂くほどの盛況振りです。ホントにありがたい限りです。今回ご依頼を頂いた室水社長や、紹介いただいた坂口さんに感謝です。また次の木曜日に納品に行きます!
October 23, 2005
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今までは買い付けの時のみ入荷していた【GUESS】の時計。今年は世界的なセレブ『パリス・ヒルトン』をイメージキャラとして起用し、ファッション誌への露出も多く好評を得ている。今日はその『GUESS WATCH』を取扱いされている会社の担当者が当店にいらっしゃり、晴れて新規取引契約を結ぶ方向で決定した。今後のクリスマス商戦に向けて、力を入れてプッシュしていこうと思う。価格的にも手頃感があり(ほぼ税込み2万以下)、ゴージャス。高級感もちゃんとある。時計としてもそうだが、”アクセサリー感覚”で身に付けてもらいたい。かくいう僕ももう10年くらいのGUESS WATCHの愛用者。最近止まった時計を合わせて5本持っている。あとはCASIOとDIESEL。今までみたいに『海外モデル』というわけにはいかないが、GUESSのウェアも扱っている当店としてはGUESSファンがさらに「GUESSにどっぷり」ハマっていただくためのお手伝いをしようと思います。ぷくくっ
October 20, 2005
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昨日の昼間に北九州市小倉北区魚町にあります、【空海風花】さんにご依頼のTシャツを納品してきました。納品に行く途中にトラブルはあったものの遂に無事お届けすることが出来ました。僕も当然嬉しかったんですが、スタッフさん達にも非常に喜んでいただけ、僕としては感謝づくしでした。そしてTシャツは早速着ていただきました。 (上画像)ここで昨日、実際に髪を切って頂いたので勝手にちょっとしたレポートを・・・まず『癒し空間』を謳ってらっしゃったがどの辺がかはまだ掴みかねていた僕。店の入り口からベトナム・タイ系の大きな木彫りの置物に迎えられ店内に入ると大きなカウンターの上に居る(今回のプリントにも使われた)シーサー君にお出迎えされる。木彫りに彩色された独特の風合いが妙にかわいい。通された鏡の前に座る。その鏡の上には藁葺きの庇(ひさし)&鏡の下にも藁。なんとも不思議空間。内装はほとんどが手造り。鏡の木枠も組まれて塗装されている感じ。味があるが藁も定期的に取り替えてらっしゃるんだろうか?古さがない。全体的にクリンリネスは完璧。店内はそんなに広い空間ではなく、どちらかというと『色んな物を避けて通って目的の場所に行く』といった具合で、鏡も色んな場所に色んな角度で設置されており、当然その場所に座っているお客さんも様々な角度を向いて座ってらっしゃる。にも関わらず別に窮屈さもなく、誰かに見られている(つまり落ち着かない)感じもしない。まずは店長・濱名さんにカットしていただきました。いつもの癖で「お任せします」と僕。「イケメン(古)にしてください」と追加注文。爽やかで軽快なトークを混ぜつつ、とてもリズムよくサクサクと仕上がっていく感じがとても心地いい。確かに打ち合わせも兼ねて何度もお会いはしていたが今まで僕は全てキャスケットなどのかぶり物をしていたため僕の髪型は濱名さんを始めスタッフの皆さんどなたもご存知無い。にも関わらずよく着ているブランドの名前を出しただけでイメージがもう出来上がってらっしゃるんでしょうね。サクサクカットは進んでいく。スゴい。でもカットをしてもらった段階では、僕の鈍い感性ではまだ完成形が見えてません。そしてシャンプー台へ。シャンプー台がある場所は軽くカーテンで仕切られ少し薄暗い。さらに落ち着く感じ。そこで初めて話すスタッフの方が「首は大丈夫ですか?キツくなってきたら遠慮なく言ってください」と一言。えっ!?なんで俺が首痛めてること知ってんの!?とびっくり。首のことは当然濱名さんが言われていたに違いないが、なんて素晴らしい連携と心遣い!と感動。それから心地よい座り心地の椅子を倒されシャンプーされる。昨夜徹夜でプリントの作業をしていたため風呂にすら入っていない。だからじゃないですよ・・・!すっごい気持ちいいんだってば・・・!!そのスタッフさんの腕がよかったのもあるかも知れないが、多分この気持ち良さはこちらのお店ではスタンダードなのだろう。時間を掛け、マッサージするような感じだ。そしてユーカリ?(肝心の植物の名前を忘れてしまった・汗)のトニックみたいな物を最後に使ってくれたが、コレもスッキリするけど、なんか優しい。つまり程好い。ちなみにシャンプーで感動したのはこちらのお店が始めてだった。相当気持ち良かった。そしてかなり満たされた。そして再びカット台へ。髪を乾かしてもらい軽くなった髪を前に「今日はWAXつけられますか?」とスタッフさん。「だって今日帽子かぶって来られてたでしょう?」と追加。サスガだねぇ!と心の中で思いつつ、「今日はWAXお願いします」とお願い。すると「普段はWAXは『ツヤ有り』と『ツヤ無し』とではどちらですか?」とスタッフさん。『グロス』とか『マット』とかの専門用語で話を難しくしないところに優しさを感じる。「どっちも持ってますよ」と僕。「それがですね!ツヤ無しのヤツで今スゴいWAXがあるんですよ!」と元気なスタッフさん。 「使ってみてもいいですか?」とちゃんと心遣いを忘れない。そうして髪の量に応じた使用量から、アレンジの指導まできちんとやってくれる。当然髪型もWAXであっけなく、そしてカッコよくキメてくれた。鈍い僕はココにきてやっと「へぇ~!こんな髪型だったのか!?」と感動する。そして更に単純な僕は「そのWAX買って帰ります」とお店の思うツボにどっぷり。まったくドコまで素晴らしいのだ、こちらの美容室は。感動しっぱなしだ。そこで最終チェックのため濱名さんが再度登場。そこでまた僕の髪質や、髪の特殊な生え癖を一通り説明していただき、どういう理由を以ってこの髪型に仕上げたのかを教えていただいた。そしてさらに別の髪型のアレンジも教えていただきました。僕にとっては初めての雰囲気を持った髪型でしたが、さすが!気に入ってます。まとめ。僕は結局、『接客・応対』『気遣い』『販促』そしてそれらの『技術』の上質さに感心しっぱなしだったので、癒されませんでした。(申し訳ないです)だって同じ接客業として学ぶところが多過ぎたんです。確かに僕は癒されませんでしたが、代わりに、かなり満足させていただきました。他のお客さんも間違いなくそうでしょう。ついつい予定とは違い、勝手に長いレポートをさせていただきました。空海風花のスタッフの皆さん。昨日はどうもありがとうございました。また行きますからっ!こんないいトコを紹介してくれたpvbvのオサム。お前にも感謝。ありがとう。
October 14, 2005
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今日も引き続き『オリジナルジャケット』のデザイン画の紹介です。今回の物は『ジャケット』というよりは『重量系シャツ』をイメージして僕がデザインしたものです。実はこれもまだ素材が決定していません。胸元の2つのボタンの付け位置にひねりを加えたデザインにしたかったため、生地が厚手過ぎると”もさったく”なり、薄手過ぎると”ただのシャツ”になってしまう微妙なところなのです。ですから明日新しいスタッフと生地選びに行くので、その時にイメージ通りの条件がクリア出来る生地を見つけようと思っています。明日は生地だけではなくボタンなどのパーツも選ばないといけません。これが僕にとっては特に難しく、仮縫いが終わった段階で実際見てみるとどうも違和感を憶えてしまってボツにしたり、他のパーツとの質感の違いが許せなくてボツにしたり・・・ひどい時にはパーツじゃなくて生地の方が気に入らなくなってまた買いなおしてきて、また裁断してまた仮縫いしたり、なんてこともあります。今回はスムーズに出来上がればいいなぁ・・・
October 13, 2005
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今日は昨日に引き続き、今季のオリジナルのジャケットのデザインを掲載させてもらいます。今日の分は新スタッフの尚子がデザインした物。素材は多分ベルベットになるんじゃないかと思います。(本人がベルベット好きなので・笑)形は定番っぽいですが、サイドの紐で調整が出来る分着る人のスタイルや好み、またはボトムに合わせて形を変えられる、という『地味かも知れないがなかなか優秀な機能的デザイン』だと思います。僕の方からは画像にあるバックデザインと、「胸ポケットのフラップ(蓋)の内側に袖に使ってるレースと同じモノ仕込んだら?」と提案はしたんですが、実際に採用されるかどうかは作っていく過程で決めていくことになりそうです。まあ、どうせウチのスタッフがやることですから、途中で「遊びが足りない」とか悩みだしたりして、より面白いモノに変わっていくんではないか?と口には出さず、密かに思っています。でもホントに弱ってしまって頼ってこられたときいいアドバイスが出来るように、僕は僕なりにアレンジを考えておくようにするつもりです。ところで・・・【定番商品】と呼ばれる物。冬場のレディスラインで言うと去年はトレンチコートあたりがヒットしましたね。このトレンチコート。実は元々はイギリス軍の防寒用ジャケットだったことはご存知ですか?前の重ねの部分が幅広いのも、襟が立てられて首周りをベルトで締められるようになっているのも、防寒のため。片方の肩だけが2重の造りになっているのはアレ、ライフルの台尻を肩に当てるために布で補強されたため。ベルトも本来の物は半円型の金属のフックが付いていて、腰周りに手榴弾などが下げられるような造りになっていました。しかし当然現代の女性に必要な物ではありませんから、今はシンプルな金具なしでリボンみたいにして結べるように長めに造ってあります。というぐらい【基本形】としてある程度形が確立していますから、『アレンジして遊びを加える』とはいっても形を変え過ぎてしまったら今度はトレンチコートとは名乗れなくなります。これでは本末転倒。では各メーカー、特に超有名ブランドなどの『定番を定番の形でそのブランドらしさを出す』ところはどうやって差別化するのか?違った生地を探して使う。なんて甘いもんじゃありません。最終的には【糸】からこだわって差別化をしていきます。そして織り方、編み方を工夫し、場合によっては開発していき、他のブランドとは違った風合いを出していきます。当然同じように見えて【ブランドのターゲットにあわせたシルエット】は各ブランドで独特の癖がありますので、定番と言えど着比べてみると好みが必ず分かれます。結局何が言いたいか・・・【糸】からこだわってこだわって世界中から探しだしてくる。それは定番アイテムだけに起こる、各ブランドの熾烈な戦い・・・だからこそいくら値段は高くてもそこに魅了される人々が後を絶たない。そう見ると、定番アイテムにもたまには袖を通してみたくはなりませんか?その生地を作っている、【糸】に触れてみてください。【糸】に気持ちを向けてみてください。きっと【定番】だからこそ、そのブランドの【コダワリ】が見えてくるはず。楽しくないですか?そうやって袖を通してみるって。ウチの店ではよく言います。「試着まではタダ!着ないと損するよ!?」ってね。
October 11, 2005
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昨日新しく入ってきたスタッフとオリジナルのジャケットのデザインを出し合いました。先週に「今年の秋冬用のオリジナルを自分達で作ろうや」という話になっていて、お互い1週間で「じゃあ一体何を作りたいか?」を課題にしていたところでした。メンズのデザインは8月までに作っていた分がもう既に縫製に取り掛かっていて、そっちは問題なく順調に進んでいるんですが、レディスの方を「ジャケットとツィードなどのスラックス」と決めていたのはいいもののデザインがまだ上がってなく、ソレを昨日1日掛けて完成させていたところでした。ようやくジャケットの案が3デザイン決定し、早速13日からパターンの作成に入ります。実際話はかなり遅れてのスタートなので、相当スケジュールを詰めて作っていかなければいけません。”5週間で3型リリース”は結構ハードです。僕は「過去にこんな大急ぎでやったこともあるし、まあ今回も大変だろうなぁ」といった実に飄々とした感じ(いや、いつもそんな感じか・・・)ですが、こんなことが初めてのスタッフにとっては多少辛いかも知れません。でも『仕上がった時の感動は、自分のキャパを越えてやった仕事だけにハンパじゃありません』今回も時間制限のある中で、それでもこだわってこだわって!を詰め込むつもりなので、さぞ感動も大きいでしょう。そしてその後は”自らデザインして、生地やパーツを選んで、縫製して、更に加工したものを、自ら売場に立って売るわけです。”今から考えただけでもワクワクしてきます。今日はその中から第1弾にあたるジャケットのデザイン画を紹介させてもらいます。今回は僕の作品です。仕上がりが楽しみです!
October 10, 2005
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昨夜遂に仕上げた【空海風花】さんのTシャツ。納品日が近付いてきました。納品日は毎回の事ながら緊張します。今回も、打ち合わせを何度も繰り返しましたが「ココお任せで♪」が一部分出てきました。信用していただけて、任せていただけることは僕にとって他のものには変え難い悦びであり、自分の仕事に対するプライドを満たしてくれる重要な部分です。が・・・毎回のようにもたげる「もし気に入られなかったらどうしよう・・・」という不安・・・まあ、だからこそ『毎回の全ての仕事に全力を尽くせる』ということもあります。天狗になるのを常に戒めてくれる魔法の言葉。ソレが僕にとってはお客様から言われる、「お任せで」ですね。自分で言うのもなんですが、僕は特殊技術を売って飯を食わせていただいています(まあ、儲かってはいないところが少し残念ですが・・・汗)ですから『Tシャツのプリント屋』っていうのは一般の方にはよくわからない、逆に解ったところでどうしようもない部分もある、そんなジャンルです。だから尚更「お任せで」が多くなるんでしょうが、それでもお客様に納得していただけるモノを納めさせてもらうには、途中をはしょって物事を運んだところで絶対に上手くはいきません。気持ちだけは「新しく家を建てるパートナーとして私を選んで頂いた」ぐらいの勢いで真剣に打ち合わせとプリントに取り組んでいます。そこを理解していただいた上での「お任せで」は、最高に染みる言葉です。今回も納品先の店長である濱名さん始め、スタッフの方々からもその言葉をいただきました。個人的にはそれに応えたつもりです。でも納品のときのことを考えただけでドキドキします。気に入っていただけたらいいなあ・・・今度完成品の画像を載せて紹介しますね。お楽しみに。
October 8, 2005
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昨日今日との2日間、以前から注文いただいていた福岡県は小倉北区にあります『癒し空間』な雰囲気が漂う【空海風花(くうかいふうか)】さんのTシャツを刷っておりました。そのときふっと気付いたんですが、僕が失敗したいや、失敗作を作る羽目になった原因の多くは数多くすることによってその都度しなければいけない【版の洗浄】。これのやり方が確立していない事が原因で版を痛めつけたりして、小さな傷やピンホールを空けてしまっていたことでした。そこで、そこにも触れておこうと思い、今回はこのテーマでいかせてもらいました。プリントで『刷る』という作業が終わった後、当然ですが版の上にはインクが付着しています。しかもプリントする枚数が多かったときなんかは結構な厚みで版上にこびり付いているはずです。それを見ると『こびり付いている』という感覚があるので、どうしても「早く洗い流してあげなきゃ」という意識が働き、ついつい版に直接指やブラシやスポンジを当ててゴシゴシやっちゃいそうですが、多分コレが落とし穴。こびり付いているからこそ、慎重に洗浄することが望ましいんです。そこを踏まえた上で、洗い方です。僕は水性インク以外は滅多に使いませんから、基本的に水洗いです。水道の蛇口から少し強めに水を出し(版が大きいときなどはシャワーも使います)、インクがこびり付いた版の上(表面)を根気よく、そしてまんべんなく、版にはハケなど直接何も触れずに、ただひたすら根気よく洗い流し続けます。そうすると、アレだけこびり付いていたはずのインクが版からスルスルと膜状に浮いてき出して流れ始めます。細かい絵柄の部分は注意して見ておきましょう。洗い流しが不十分だとインクがメッシュに詰まった状態で版に残ります。ここまできたら後は指の腹を使って軽くこするようにして洗い流してしまえば綺麗になります。裏面からは『手の平全体で軽くなでる感じ』でOKなはずです。あくまでも表面からの洗浄を徹底的にやりましょう。これで終了です。何度もしつこいですが、僕はいつも『指の腹を使って洗浄』します。『版』はとてもデリケートです。傷つきやすく、頑張っても150枚ぐらいのプリントにしか耐えられない、いわば消耗品です。当然大切に扱わないとすぐに使えなくなります。僕が勝手に解釈すると、『頭皮のようなもんじゃない?』というような感じです。ハケやブラシで洗っても、どうも汚れが落ちた気がしない。指先で洗って爪ででも引っかいちゃうとすぐ傷がつく。痛め過ぎると元に戻らず固くなる。大量の水でキチンと洗い流さないと、汚れが残ってかえって良くない。ね?似てません?ついでにいうと、版はしばらく使わずに放置しておくと、カビが生えます頭皮も同じなのかなぁ・・・?
October 7, 2005
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随分サボってました。毎日覗きにきていただいた皆さんにはホントに申し訳ないです。さて、9月は『当店の同じ並びに4店舗(弁当屋さん。ゲーム屋さん。定食屋さん。24Hコインランドリー。)がグランドオープン』という、【ゴーストタウンが一気に繁華街化】するという当店にとってはなんとも嬉しい出来事が起きたんですが‥10月も嬉しいことに!!1日付で新スタッフが増えました!しかも一気に2人も!さらに付け加えるなら平日の朝から夕方までの店長候補(25歳・男性。他業種での販売経験3年以上。現役のバーテンダーでもある。)と、土日のみの学生アルバイト(20歳・女性。デパート内のテナントでのSHOP店員経験あり。)という、まさにグッドバランス!!そのため、指導と営業活動、そして出張と・・・月末から今日の午前中までかなり精力的に仕事をこなしていました。ここのところ、立て続けに僕の周りに沢山のいいことが起きています。営業活動も立て続けに話がまとまり、今月は本当に飛躍の月になりそうな予感です。福岡は今日突然冷え込みました。そのお陰で”早い物狙い”のお客様だけでなく一般のお客様まで長袖をかなり意識するようになってきて、今日になって一気に長袖やジャケットなどの商品が動きを見せ始めました。正直言ってラッキーです。もちろん今まで何も動いてなかったわけではありません。しかし、『同じ並びにお店がオープン』なんて出来事を僕個人の力でいじれるわけがありません。しかも4店舗が1週間以内にオープンです。当然通りの明るさや活気から言ってそれまでとは全然違います。そうしたら当然人も集まってきます。ホントにありがたい。そして俺ってなんてラッキー!!・・・ですよ。そこに加えてスタッフが増えました。「活躍してくれ」と天から言われている気分です。しかし自分の内側からは「引き締めていけ」という声がします。最近寝る間を惜しんででも本を読み漁ったお陰だと思います。それらの本が僕に与えてくれた影響が、浮かれることのない冷静な精神状態をキープさせていてくれています。「なんか色々幸運が重なってきた」感満載です!ただ一言感謝!!
October 4, 2005
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今日は当店のお客様たちのほとんどが長袖のシャツを所望された。そらぁ当然所望されれば売りますし、売れれば在庫が無くなります。当店はいち地方の、さらに中心都市から離れた立地。土地柄もあってか、お客さん同士で学校が同じだったり、職場が近所だったり、生活範囲が間近だったり。そんなお客さん同士がたまたま一緒の服で道や学校でバッタリ出会ったりすると嫌がってしまうので、仕入れにはかなり頭を使います。つまり、そんなに大量仕入れもしません。なるべくサイズや柄や色を散らして、大体リリースされる約半年前に仕入れ発注をします。まあ、何が言いたいかと言うと、「こんなときは困る・・・」んです。シーズン的には多分長袖シャツがやっと気持ちいい感じになってきた福岡です。でも、「先取りが命」の洋服屋ですから、長袖シャツのリリースはもう7月末にはほぼ終了しており、新たな在庫を入れようと思うと、ウチみたいな「海外のバイヤーさんから商品が送られてくる」ような仕入れ形態のお店はかなり弱ります。そして慌てて「とにかく何でもいいや」で急遽集めた商品というものは、経験上からして「必ず中途半端に残ります」。当然と言えば当然です。だって中途半端なところから急遽集めてきた『有り合わせ』みたいなものですから、一生懸命予算と相談して、真剣に選んで決めた商品とは自分の評価はもちろんお客さんの評価も違います。つまり「あとちょっとこう・・・」といった感じが漂うんです。しかし、売上げは伸ばしたい・・・!しかし、半端なものも仕入れたくはない・・・!こんなときはいつも葛藤するんです。でも、いつも大体僕の答えはこう。「もっと先に必要になる物をオススメしよっと♪」です。ほぼ開き直りにも近いこの横柄さ。だって、「今日の明日」じゃ用意出来ないものもあるんです!あぁ、、、早く資金が潤沢になって、バイヤーに価格交渉が出来るような金額を仕入れてみたい・・・・その為にはやはり努力!今からバイヤーさんに問い合わせてみるだけでもしてみよっと。たまたま商品抱えて日本に帰ってきてればいいなぁ・・・ちなみに今日の売れ筋RALPH LAUREN SPORT シャンブレーシャツ実はコレ海外モノのレディスで、サイズが2なんです。これをウチではジャストサイズを好まれる男性客にオススメしています。
September 29, 2005
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少し前の話になりますが、福岡には『ダイヤモンドシティ・ルクル』という郊外型ショッピングモールがあります。今年の5月に納品分の商品で「1周年記念のTシャツを作りたい」というオファーを受けました。実際それまでにはダイヤモンドシティ・ルクルさんと僕自身とは直接の繋がりはなく、その話は、福岡の流通センターにあるアドベンチャーグループの『ワーゲン』というレディスの製造卸(多分SPAではなかったはず・・・)の営業をされている白水さんという方から回して頂きました。(感謝)白黒の2色展開をされ、シンプルにまとめられつつ、インパクトは失わない、パワフルなデザインでした。が・・・プリント位置が難しかった!とにかく全てのデザインがフロント・首周りの段差をまたぐバック・肩口(袖の付け根部分)をまたぐと結構な無理難題具合。いやぁ!ロスも出しました!だって段差があると、インクがその段差の分盛り方に差が出て横にはみ出してしまったりするんですよ!でも、すごく楽しかった!一枚一枚刷るごとにドキドキさせてもらいました!当然プリント業者であれば誰でも出来ることなんだとは思います。でもこの『仕上がりが1枚1枚違う』ものを作らせてもらう。『難しい課題をクリアする』という達成感!コレがたまらんです!【納品クォリティのクリア基準】を決めるのはもちろん納品先のお客様です。しかしここでは「1枚1枚ムラが出る」ということを先方が承知の上での納品。そうするとクリアの基準を決めるのは僕になってしまうんです。ですから、『納得いかない出来』のものは感覚で選んでいきます。しかし当然ながら納品先のことも配慮しながらにはなりますが。『どこで線(OK?orボツ?)を引くかも自分次第』という特別感も良かったと思います。「任せていただいてる」ということで、自尊心も満たされていました。とにかく、楽しい作業が出来た!というエピソードだったので、今回書かせていただきました。この満足感は、また味わいたい・・・また来年も依頼が来ますように・・・
September 28, 2005
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ようやく秋らしく寒くなってきた福岡。日々変化する気温に合わせて毎日が当店にしては規模の大きな売場変更。前の店長の趣味が残る品揃えがどうも気に食わず、『女性ターゲットの年齢層を上げよう』と躍起な僕です。この土地柄でいかにしてターゲットとなる方達に来て頂けるようにするか・・・頭を悩ませるが、先日取り付けた看板は「誰がどう見ても若い男性をターゲットにしている」感じの自爆振り。「こりゃ早まったか(汗)」と今更思ったところで後の祭り・・・もともとメンズが強いというお店なだけに、メンズの強化をしないと『最低限の売上げからもっと上』は望めない。そもそも『売れる部門と売れない部門の売場面積がほぼ同じ』という時点で商売の鉄則に反する。最終的には80:20の法則に従うような売場に。そしてITを使っての売上げをもっと伸ばさないと商品回転が悪くなる。不良在庫の為に売場が埋められ、新作が並べられないことになったら、それこそ最悪。お店の未来図の完成形は頭の中に既にある。後はキッチリ、そして早く不良在庫を処理。雰囲気に合った、価値ある新作を投入。時間の無さを感じているだけの時間の余裕もない。このままではカウントダウン?そんなのは絶対に嫌だ。許さん。と自分に言い聞かせつつ、今からまた営業、宣伝、そして売場変更します。
September 26, 2005
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【空海風花】さんTEEの続きです。先日最終打ち合わせも無事終わり、スタッフさんそれぞれの希望のボディカラー、サイズ、とプリント配色と、全ての条件が揃いました。なので、ぼちぼちとですがプリントを開始しています。ここで、以前はあまり触れていなかった【重ね刷りを失敗しない為の準備】について書いておこうと思います。ここでまた言わせて頂きます。決して『コレが正解』ではありません。僕には師匠と言われる方がいませんから、今から書いていくことは教わったことではなく、自分で試行錯誤しながら、迷いながら、失敗を繰り返しながら学んだ、『現時点での僕にとってのベストな方法』です。では、前振り終了。注意点も含めた流れです。1.プリントする場所に版をセットします。焼き付けの際に、重ね刷り用に各版のガイド(標準)を合わせてもらってると思いますが、実際プリントする時には少しズレが生じているのがあります。一番最初にする版はもちろんですが、版枠にテープや油性マジック、もしくはプリント用インクで印を付けておきます。2.あとはご使用のプリント作業台(刷り台)の種類によって違うとは思いますが、重ね刷り用、の版を回転させることが出来る刷り台であれば、それぞれの枠を固定するホルダーのつまみを回して位置を微調整して重ね刷りでズレがないようにします。複数のホルダーが回転する刷り台にしろ、回転しないシングルタイプホルダーにしろ、ここでプリント位置が1mmでもズレようものなら商品価値としては3流です。「0.1mmぐらいのズレに抑える!」ぐらいの勢いで、ここはしっかりガイド調整をした方がいいと思います。しかし残念ながらシングルタイプの刷り台にしろ、販売価格は最低4万円以上。とかなり高いです。回転式4版ホルダータイプになると大体新品で20万円します。「金が無いうちは”腕と目”で勝負!」という方(ちなみに僕がコレ)は特に、『自分なりに工夫して、版枠の縦にも横にも生地にも色々と付けまくったガイドマークが命綱』ですから、「これでもか!」というぐらいマークをつけておく方がロスを出さない最高の方法になると思います。※ガイドマークは自分でルールを決めて色分けしておくと便利です。しばらく期間を置いて以前プリントしたデザインの追加注文が来た時なんか、そのマークのお陰で慌てずにプリント出来ますから。3.被写体に版を重ねます。この際は(以前にも書きましたが)被写体と版の間に5mm~1cmの隙間を作ります。※コレを業界用語なのか『下駄を履かせる』といいます。実は刷る時には微量ながらTシャツから繊維が逆に付着してきたりします。この量を減らす役割もあり、濃い色のTシャツに淡い色のインクを使って刷るときに、Tシャツに対してインクを厚く盛らないと淡い色のインクが濃いTシャツの色に負けてしまって沈んでしまうのを防ぐ意味もあります。4.そして刷っていくわけです。この先は8/28の「【刷る】という作業」というタイトルの日記で実例に沿って解説をしていますので、そちらを参照していただければわかります。最後に・・・何でもそうだと思うんですが、『下ごしらえが完璧だと完成品もほとんど完璧』だと思うんです。Tシャツプリントにおいて、『ココをおろそかにするとミスが多発してしまう』というポイントもここです。僕自身もお客さんから依頼を受けたからには全力を尽くすとは決めていますが、ココを失敗するとその後の技術がどれだけ優れていようと【全てが無駄】になってしまう、実に恐ろしい関門です。ホント。お金が出来たら早く4連回転式の刷り台買いたいです。それまではやはり”腕と目で勝負!”です。頑張ります!
September 25, 2005
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先日『ジーンズの加工』について触れました。そして昨日は『オリジナルを作る工程』について軽く触れています。そこでココ1年ほど僕自身もスキルを極めんが為に凝っていてそれに伴って受注も増えてきている、そんな『ジーンズのウォッシュ加工』についての紹介を。ジーンズのウォッシュは当然昔からありましたが、ココ5年くらいで急に技術が進歩したように思います。そしてこの分野でアメリカでの立役者といえば、外せないのはこの人でしょう!A.Gことアドリアーノ・ゴールドシュミッドです。アメリカでは【ジーンズの王様】と言われ、デニム業界でのデザインやマーケティングの実績は実に30年!というツワモノ。手掛けていたブランドもDIESEL, DKNY, REPLAY, GAP, A.Gold.E, etc...と数多く、現在も自身の名を冠する【A.G jeans】を展開中。ちなみに彼の手掛けるデニムの約8割は、世界に良質を誇る日本製。パーツのほとんどはイタリー製のモノを使用する。ちなみに僕が使っている道具は↓こちらと同型のもの。仕上げ用のサンドペーパーを貼り付けてセットして使用。ブリーチ剤は美容室で使用しているものと同じブリーチ剤(+6)。細かい部分の加工はハンドルーターに仕上げ用砥石をセットしたものを使います。途中から強引に話が摩り替わってますがご容赦を・・・Respect for A.G!に変わりはありませんから・・・
September 24, 2005
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・・・ブログのタイトルとズレてきとりゃせんか?」あたりのお叱りを受けてしまいそうなくらい最近はお店について触れることが多かったのですが、今日はそのあたりブログの本筋に少し戻った感じに・・・しかし、プリントではありません。プリントTシャツってのは、オリジナルとしてもデザイン起こして自社用に生産しますが、やはりトータルでは依頼されて作る【外注】の方が物量は圧倒的です。でないと食っていくのは至難の業です。そしてオリジナルと一口にいっても当店の場合はもっと幅が広いといいますか・・・デザイン起こして、生地を仕入れてきて、パターン引いて、生地裁断して、仮縫いして、ボタンなどの各パーツを選んで仕入れて、縫製工場に持ち込んで合わせて貰って、その後プリント入れたり、ダメージや染色や色落ちなどの加工を入れたり・・・とほぼ全部やっちゃたりするんです。今日はそういった活動の中の一部をご紹介しようかな、と思いまして最新作を用意しました。ロンT(長袖のTシャツ)になるんですが、左胸の部分には千鳥格子の生地をカットして生地の端をほどけないように『ロウ止め(専用のワックスを染み込ませ、熱処理するとほどけにくくなります)』処理をしたものにデザインをプリントしワッペンとして貼り付け。袖のデザインは今回はプリント用のインクを使っての手描き後、プレス処理をしてインクを生地に定着させた物です。なんだかんだでお気に入りになったので、掲載させてもらおうと思いました。こんな感じです。
September 23, 2005
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言葉の【響き】【ニュアンス】【リズム】【言い回し】色々と言い方はあるが、人に言葉(または文章)で伝える時、同じモノなのに【響き】が違うだけでアクションに対してのリアクションに明らかな違いがある。例えば今となっては定番となった、色落ちして、破れが所々にあるジーンズ。でも僕の近所は田舎なのでそんな物を穿いていようものなら、近所のおばちゃんから「かわいそうに・・・」扱いされる。一応近所で出会った際に挨拶だけはきっちりする僕は「直してやろうか?」などと優しい言葉をかけられたりする。それはそれでありがたいが元々破れたジーンズが欲しくて買ったものなので、その優しさは別の事でお願いしたい。また話が逸れた。そんなジーンズ。【破れ】には”クラッシュド””デストロイ”【色落ち】には”ブリーチ””ハンドブラッシュド””バイオストーンウォッシュ””ひげ加工”【染色・着色】にも”オーバーダイ””ペインテッド””後染め”などと、それぞれの製法と呼称が違い、それらの組み合わせでその商品形状がある程度解る。お客さんに入荷した際にお知らせするメールが当店にはあります。毎回(大体毎週1回程度)約100通ぐらい配信するが、どれぐらいレスポンスがあるか?を僕は非常に気にする。なので、「今回は言い回しを変えて同じ商品を伝えていこう」とやっていく内に気付く【お客さんの心に響くキーワード】ちなみに当店では短く、【デストロイジーンズ】が一番ヒットするキーワード。もちろん”ハンドブラッシュド(手作業によるひげ加工などの部分ウォッシュ)”も”オーバーダイ(グリーンティや泥染めによる風合いを出すための染色)”も”クラッシュド(破れなど表面上に傷をわざと入れる)”も施されてます。でも正式名称を正確につたえようとすると、”ハンドウォッシュ・クレイダイ・クラッシュドデニムパンツ”となり、逆にうっとうしくなります。で、 ”デストロイジーンズ”。これの反応が実にいい。レスポンスの数字が、オーバーダイデニムパンツより、クラッシュドジーンズより、確実に多い。同じモノを伝える時のニュアンス。コレを変えてみる。なぜかコレだけで売上げから変わってしまう。売っている物は同じ物なのに・・・【言葉、文章には力がある】これは確か。日常生活でもどこかで利用出来たら、モノだけではなく、自分もセールス(好印象度アップ)出来るのでは・・・?と考えられますね。
September 21, 2005
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