【竹中総務大臣のビデオ・メッセージ】


日時:平成18年1月14日
場所:早稲田大学
(ソーシャルアクションスクール第7回全体企画)

・環境が整備されていると考えるかどうかは相対的なものである。
日本は、10年~20年前より環境は整っている。日本も以前は、食
べていくために働く必要があったが、今では、労働そのもので自己
実現できる。
 だから、その意味では勇気をもってやりたいことができる。20年前
はNPO法人もなかったことを考え、志と勇気をもってやりたいことに
取り組んで欲しい。

・志を分かち合える仲間、ライバルと呼べる存在があるといい。
年齢、地域、性別を超えて、共感できる人がいるといい。そういう人
とは長々と話さなくても分かり合えるものだ。
 どんなに批判されても自分自身を信じられるか。新しいことや改革
を始めると、必ず人は批判する。しかし、批判されるということは、効
果をもってきているということである。

・地域経済がいつ回復するかということが言われるが、いつまで待っ
てもダメなものはダメである。地域自身が課題を克服していくもので
ある。
 私もそうであるが、自分の住んでいる地域の良さをほとんど知らな
い。そこで自分の友だちに診断してもらうと良い。
 定住人口の減少を交流人口で補うのである。スペインの出生率は
日本より低いが、フランスと並んで定住人口より交流人口が多い。

・若者の評価については、ネガティブな面とポジティブな面がある。
ネガティブな面では、当面手に入るものは持っているので、手の届か
ないものにチャレンジしようというハングリー精神がない。
 一方、スポーツの世界などで17歳や20歳で世界一になっている若
者を見ると、自分達の時代にはなかったことだと感心する。

 まとめると大切なことは次の3つである。
1 志の部分が大事である。本当にこれがやりたいという志があれば、
 困難があっても乗り越えられる。“For the public”という意識を持って
 欲しい。
2 社会に貢献するため、勉強して欲しい。
3 大抵のことは決して特別の人にしかできないことではない。小賢し
 こくならないで欲しい。

【感想】
 竹中大臣には小泉内閣のタウンミーティングが津市で開催された
とき、大臣の好きなアルフレッド・マーシャルの「クール・ヘッド&ウオ
ーム・ハート」も引用して質問させていただいたところ、私の名前を覚
えて、ご丁寧にお答えいただき、感激した思いがあります。
 今回のメッセージでは、「新しいこと、改革には必ず批判があるが、
批判があるのは効果がある証拠。負けないで自分を信じて行動する」
ということを教えていただき、勇気をいただきました。
 この言葉を聞けただけでも、参加した甲斐がありました。

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