<時間を超え国境を越え受け継がれる言葉>



 「『7つの習慣』に生きるための格言集」
 フランクリー・コヴィー・ジャパン編 キングベア出版より

 (■引用 ○私の意見)

■人は常に、現在の自分がこうなのは自分の置かれた環境のせい
だとする。私は環境など信じない。この世で成功する人は、自ら自分
の望む環境を探す人であり、たとえ見つけることができなくても、自分
でそれを作り出す人である。
 (ジョージ・バーナード・ショウ)

○環境のせいにする限り、何も解決しません。例えば景気が悪いと
言ってもそれは万人に同じことであり、それを逆手にとって、逆境を
活かせるかどうかが成功するかどうかの分かれ道になります。


■天下を動かさんとするものは先ず自ら動くべし。
 (ソクラテス)

○他人や組織を変えようと思ったらまず、自分が動いて変わらなけ
ればなりません。


■わたしは気分が乗ってくるのを待たない。そんなことをしていたら
何も達成できない。とにかくまず着手することを知るべきである。
 (パール・S・バック)

○巧遅より、拙速を心がけ、とにかくスタートし、誤りがあれば途中で
軌道修正していけばいいのではないでしょうか。


■危険が完全に去るまで出帆しようとしない人は決して沖に出ること
はない。
 (トーマス・フラー)

○条件が完璧に揃うまで待つ人はたとえ、当初挙げていた条件が全
部整ってもまた新たな条件を持ち出してくることでしょう。


■存在する問題すべてについて「外」に原因を求め、不平不満を言い
立てながら一生を送るもよし。その反対に、たとえその状況が良かろう
と悪かろうと逃げることなく「責任ある態度」をとり、「この問題の原因は
何か?誰の責任だったのか?」と責める代わりに、「この問題を最大限
に生かすには現況をどう扱ったらいいだろうか?ここから何が得られる
だろうか?」と問う姿勢の生き方もある。
 (アブラハム・マズロー)

○自分の努力で解決できない外部要因を嘆いて、それを言い訳に行動
しないのでは何も成し遂げることはできません。「責任追求」より「原因
追求」の姿勢を持ちたいものです。


■偉大なことを成し遂げるには、行動するだけではなく夢をも持ち、
計画するだけでなく信念も持たなければならない。
 (アナトール・フランス)

○理想論かもわかりませんが、夢、信念、志を持ち、そのために行動
すれば成し遂げられないことはないような気がします。


■まだやっていないことに対して名声を確立することはできない。
 (ヘンリー・フォード)

○ある分野で権威者と呼ばれている人も最初からその力を持っていた
わけではないことですね。


■「できない」などというものはこの世にない。ただ「しようとしない」だけ
だ。そうであるなら、ただやるべきことは達成や変革に向かってその願
望を燃やし続けることである。
 (ジャン・アシュフォード)

○夢を語ることはできても、それなら「なぜチャレンジいない」と聞かれ
ると、できない、やらない理由を挙げるようでは夢は到底かないません。


■チャンスはたいてい重労働の仮面をつけているので、大方の人は
チャンスの存在に気づかない。
 (アン・ランダース)

○チャンスは万人に平等に訪れても、それに気がつくセンスがない人
は活かしようがありません。


■たくさんの人が本当の幸せがどういうものであるか誤解している。
 幸せは自己欲求を満足させることではなく、価値ある目的に忠実に
取り組むことを通して得られるのである。
 (ヘレン・ケラー)

○到達点に立つことが幸せではなく、なりたい自分、ありたい姿に向か
って努力しているプロセスこそが価値あるのです。


■未来は自分の夢のすばらしさを信じる人のものである。
 (エレノア・ルーズベルト)

○未来は予測するものではなく、自分で描き、つくっていくものです。


■われわれは地図を手に持って生まれてくるのではない。地図は自分
で作らなければならず、しかもその作業は努力を要する。現実を評価
し、理解しようとする努力が多ければ多いほど、われわれの地図はよ
り広がり、正確になる。だが多くの人はこの努力をしたがらない。だから
彼らの地図は小さく、精度が低い。そして世界に対する見方も狭く、過ち
が多いのだ。
 (M・スコット・ペック)

○ビッグピクチャーを描き、それを実現しようと思えば、日々、スモール・
ウィンを得るように努力することが必要です。


■どこに行こうとしているのかわからないのに決して遠くまで行けるもの
ではない。
 (ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)

○目的を持たない船には風は吹かないということですね。


■人生が与えてくれる最高の宝物はなんといっても、する価値のある
仕事に打ち込めること。
 (セオドア・ルーズベルト)

○「人は仕事で磨かれる」というのは、私が尊敬する伊藤忠商事の丹羽
宇一郎会長の著書のタイトルです(文藝春秋)。


■わたしは偉大な仕事を成し遂げたいが、偉大であるかのごとくに小さな
仕事を成し遂げるのが私の主な役割である。この世は、英雄たちの剛力
だけでなく、個々の実直な労働者のささやかな力の総体によって動いてい
るのだ。
 (ヘレン・ケラー)

○トップの力は大きいですが、トップだけでは組織は動きません。無くては
ならない無数の歯車の力によって総合力が発揮され、成果が得られるの
です。


■行動はその人の信条の図鑑である。
 (ラルフ・ウォルドー・エマーソン)

○言行一致、有言実行でありたいものです。


■信念は、行動に移されなければ価値がない。
 (トーマス・カーライル)

○自分で考えて正しいと思ったことは勇気を持って発言し、実行したいも
のです。


■汝の兄弟の船が渡れるように手助けせよ。そうすれば、汝自身の船も
岸に着く。
 (ヒンズー教の諺)

○ギブ・アンド・テイクとはよく言ったもので、先にテイクが来ては成り立ち
ません。むしろ、ギブを繰り返せばいつの日か、テイクがあるというくらい
に思っていればいいのではないでしょうか。与えればいつか与えられる。
ギブ・アンド・ギブンです。


■握り拳のままでは握手できない。
 (インディラ・ガンジー)

○先ず、手を開いて、それから心も開いて、ですね。


■私は声をあげて称賛し、声を和らげてとがめる。
 (ロシア皇帝エカテリナ二世)

○この反対にならないようにしないといけません。


■ここに、自分より賢い人々を周囲に集める術を知っていた一人の人間
が横たわる。
 (アンドリュー・カーネギー墓碑銘)

○一人の才能、能力は多寡が知れています。自分の苦手や足りない面
をネットワークによって補うことを知っている人ほど大きな成果を挙げる
ことができます。


■知性を高める唯一の方法は、どんなことについても断定しないこと、
すなわち自分の精神をあらゆる思想に対して広く開けておくことである。
 (ジョン・キーツ)

○クリティカル・シンキング(批判眼)が大事ですね。


■鉄が使わないと錆び、淀んだ水が濁り、寒中に凍るように、精神も
用いずしては損なわれる。
 (レオナルド・ダ・ヴィンチ)

○「宝の持ち腐れ」というように、頭もモノも使ってナンボのものです。


■長年、たくさんのエグゼクティブがわたしに向かって自慢げにこう
言ってきたものだ。「去年は忙し過ぎて休暇をとる暇もなかった」と。
 それを耳にするたびにわたしはこう訊きたくなる。「馬鹿も休み休み
にしてくれ。八千万ドルのプロジェクトの計画なら立てることはできて
も、一年のうちわずか二週間の息抜きをする計画すら立てられない
とでも言いたいのか?」と。
 (リー・アイアコッカ)

○休暇を取れない人は自分の効率の悪い仕事ぶりを露呈にしている
ようなものです。休みを計画的に取れることも仕事ができることの証明
です。


■決して怠惰に浸りきるな。つとめて読書、執筆、祈り、瞑想をする
か、公共の役に立つようにせよ。
 (トーマス・ア・ケンビス)

○私も含めて人間は安きに流れやすいので、自らを常に諌める必要
があります。

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