<自分の可能性に火をつける言葉>


 「てっぺん!の朝礼」大嶋啓介著 日本実業出版社より
 (■引用 ○私の意見)


■どんなに些細な契機であっても、たった一つの成功体験から自信を持ち、
自分を信じることができるようになれば、人は人生を変えることができるの
です。

○スモール・ウィンでも「やればできるんだ」という気持ちになり、自信を持つ
ことが大きいですね。


■「志だけは妥協しないでよかった」と、今も心から思っています。

○「志だけでは不十分だ」ではなく、まずは何よりも志ですよね。


■ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨かれないと聞いたことがあります。人
もまた同じなのではないでしょうか。本気と本気がぶつかり合うことで、魂と
魂がぶつかり合うことで、人は輝けると信じたのです。

○「千里の馬も伯楽に逢わず」と言いますから、能力があってもそれを見極
め、使いこなせる人がいないとやたら逸材が埋もれてしまいます。そういう意
味では優秀な部下を持つ上司の責任は重大です。


■否定的な考えというものは、必ず行動を否定的なものにし、否定的な結果
に、そして決して大げさではなく、人生そのものを否定的なものにしてしまうの
です。

○「どうせ」「だって」という言葉を発していては結果がついてくるはずがありま
せん。「大丈夫」「必ずやれる」と信じてこそ、自分を鼓舞でき、心身に力が沸
き、結果につながるのではないでしょうか。


■僕には「『不言実行』は時に逃げ道を作ることもある」という持論があります。
 「有言実行」をすることで、必ず「責任感」が生まれてきます。
 しかし、「有言実行」のさらにもう一つ上を行くものがあります。それが「有言
即行」です。

○「有言即行」という言葉は知りませんでした。「やる」と宣言してもいつまでに
やるかわからないのでは意味がないので、私もこれからは「有言即行」でいく
ことにします。


■大人が変われば子供たちも必ず変わっていきます。そして子供たちが変わ
れば未来が変わるのです。
 夢をあきらめるのではなく、夢を持ち続ける人生であってほしい。そして、今度
は夢を与えられる存在になってほしい。僕にはこの国の大人たちに、こころから
そう願います。

○夢のリレーですね。夢には一代でかなえられる夢と何代もかかって成し遂げる
夢があるので、うまくバトンをつないでいきたいですね。


■心の壷の中に、一つ「+」が入ってくると、「-」は一つ外へ飛び出し、逆に「-」
が一つ入ってくると、「+」は外へ飛び出していってしまいます。これが「心の壷の
原理原則」です。

○心の壷の中を「+」思考で一杯にし、「-」思考が入ってくると拒否反応を示すよ
うにしたいものです。


■人間の心理には三匹の鯛がいるというエピソードがあります。
 まず、誰の心にも「認められたい」という鯛がいて、同様に「ほめられたい」という
欲求の鯛がいる。そして、その二つの「タイ」が充たされてくると、最後に現れるの
が「お役に立ちたい」という鯛であるという話です。

○自分のやっていることが認められ、ほめられれば、もっと役に立ってさらに認め
られ、ほめられたいと思うでしょう。そこには金銭的報酬は要りません。


■「決断」とは、その名が示す通り、「決」めて、「断」つことに他なりません。
 たしかに、人間は意外と「決」めることは簡単にできてしまうものです。しかし、もう
一方の「断」つことというのは、なかなかできていないものです。

○スクラップ&ビルドは、やはりスクラップが先であり、「戦略とは何かをしないこと」
であるのです。


■大切なことは、別の道に行くことではなく、壁をどう乗り越えるかなのです。

○壁には、「物理的な壁」、「制度上の壁」に加えて「人の意識の壁」がありますが、
意識の壁が一番越えるのがやっかいです。


■エジソンは他の技術者に向かってこんなことを言ったそうです。
 「俺たちは1000回失敗を重ねてきたわけではない。1000回も成功に近づいている
んだ!」1000回も成功するための方法を学んだんだぞ!」

○同じ現象、同じ状況でも自分がどう捉えるかによって楽観的にも悲観的にもなり
ます。よく出す例ですが、コップに半分の水を見て「まだ半分もある」と思うか、「もう
半分しかない」と見るかの差が次の行動を分けるのではないでしょうか。


■成功する人は成功するまでやり続ける。
 成功しない人は成功する途中で諦めてしまう。

○絶対に雨が降る祈祷師は、雨が降るまで踊りをやめない祈祷師です。


■才能の差は小さい。行動の差は大きい。継続の差はもっと大きい。

○才能がない、能力がないと嘆くのではなく、できることを根気良く続けることで力
がついていくのです。私に「人脈があっていいですね」言う人がいますが、そんなも
の最初から何もせずあるわけありません。コツコツと足を使い、汗をかいて一人
ひとり築いてきたものです。


■「ウサギとカメ」の話で、三遊亭歌之介さんはこんな解釈をしたとおっしゃっていま
した。
 「あれは『見ているところの違いが、勝負を決めた』ということを問うた物語なので
す。何を見据えて勝負することが大切なのかを教えてくれる物語なのですよ」と。
 つまり、あれは「カメばかりを見ているウサギ」VS「目標、ゴールをひたすら見てい
たカメ」という構図こそが重要だと言うのです。「最初から勝敗が決まっていたのだ」
と歌之介さんは言いました。
 しかし、『ウサギとカメ』の話はこれだけでは終わりません。もっともっと深い本質
が隠されています。むしろ、ここからが本番です。
 これは、ある小学校で歌之介さんがこの『ウサギとカメ』の話をしたときのエピソード
です。すべての話を聞き終えた一年生の男の子が言いました。
 「先生、なんでそのカメさんはウサギさんを起こしてあげなかったのですか?」
 「一緒にゴールしたほうがもっと楽しいのに・・・・・・」

○この解釈を読んだときは、なるほど全く正しい解釈だと思いましたが、それだけで
終わるのであれば解説者、評論家です。だからWIN-WINになるためにはどうすれ
ばよかったかについて自分の意見を言った小学生はすばらしいですね。


■あるところに、Aさん、Bさん、Cさんという、三人の新人の大工さんがいました。
 その大工はそれぞれレンガを積んでいます。そこにある人が訪ねてきて、各人に
同じことを聞いて回りました。
 「今、あなたは何をしているのですか?」
 Aさんは答えました。
 「見ればわかるでしょ?壁を作っているんですよ」
 Bさんは答えました。
 「僕は学校を作っているんです」
 そして、Cさんはこう答えました。
 「僕はここに子供たちの夢を作っているんです。子供たちの大きな夢が集まる学校
を作っているんですよ!」

○似たような話に2人の石工がありますが、2人の差は単なる石を削るという作業か
世界一美しいカセドラル(聖堂)をつくるという最終目的を知っているか、どうかだと
いうことでしたが、3人目がいるとさらに深まりますね。


<大嶋社長の講演から>
・「人は変われる」ということを人に伝えたい。
・会社の採用基準は「やる気のない人」である。
・「幸せな生き方」とは「可能性に向かって生きていく」こと。
・人生でうまくいっている人といっていない人の違いは、「自分に対する思い込
み」の差である。
・大成功するには3つの力があればいい。
 1 運感力ー自分を信じる力→信念
 2 幸感力ー喜びを感じる力→発想力
 3 恩感力ー恩を感じる力→志、使命感
・「心のブレーキ」を踏んでいないか。
・ノミの実験では、何メートルも飛べるノミが30センチの高さの蓋をされると、
たとえ外へ出しても30センチしか飛べなくなる。
・元のように飛べるようになるには、仲間の飛ぶ姿を見せることである。
・ケンタッキー・フライドチキンのカーネル・サンダースは63歳で起業し、実に
1,008件もセールスを断られた。
・飛ぶためには「自分が飛びたいと思い」、「自分は飛べると気づき」、「飛んでいる人
に会いにいくこと」である。

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