『活路が開ける言葉』


「仕事、人生の活路が開ける 本田直之 人を動かすアフォリズム90」
 小学館

(■本からの引用 ○私の意見)


■私は、ビジネス書で得た数々の教訓を仕事に活かしてきました。但し、こ
こまでに至るには、1冊や2冊、数十冊読んだだけでは足りません。大量の
本に目を通し、多くの成功プロセスを吸収することが必要です。

○できれば直接、その人にお目にかかって考えをお聴きするのがベストで
すが、故人でそもそも会えない方や望んでも会えそうもない方もみえます。
 そんな場合は、その方の考えが凝縮されたご著書を拝読することでその
方の凝縮されたお考えに触れることができます。


■ジョン・ネスビッツは、「チャンスの追求者は、変化をともなう未来はチャン
スをもたらすことを知っているが、問題解決者はどうしても過去を相手にしが
ちだ」と補足しています。
 (「マインドセット ものを考える力」ダイヤモンド社)

○「過去と他人は変えられない」以上、未来を創るためには自分自身がチェ
ンジするしかありません。


■「ただ漠然と、『できる人』になろうと何でもかんでも手を出したとしても、あ
なたらしいブランドは築けない」
 ブランドを手に入れるには、「こうなりたい」という具体的なイメージを持つこ
とから始めるべきだと藤巻幸夫氏は説いています。
 (「自分ブランドの教科書」インデックス・コミュニケーションズ)

○目標を達成するには、SMARTにやることです。
 すなわち、

S Simple(簡単に)、またはSpecific(具体的に)
M Measurable(測定可能)
A Achivable(達成可能)
R Result-based(成果本位で)
T Time-oriented(期限を設けて)

 です。

■「いちばんつまらないのは、会社が何をめざしているのか、自分が何をした
いのかが曖昧なまま、ただ飼われるように働いていることである」ー藤巻氏の
主張は明快です。
 「個人と個人のブランドを組み合わせてできた人のつながりは、多少のこと
ではビクともしない」
 (同書)

○もちろん組織に属しているので、歯車の一つですが、欠けては困る非代替
性の歯車になりたいものです。
 また、ネットワークは引き継げないとはよく言ったもので、パーソナルな信頼
関係は個人で汗をかいて築かないと構築できないものです。


■「大変な仕事をするときは『助走』が要る」ーこれは、重要なポジションにいる
人ほど、覚えておくべき脳の習性だと思います。

 「新しい変化は恐怖を引き起こすが、それが気づかないほど小さいものであれ
ばうまくいく」
 「『小さな一歩』が人生を変える」
 日常的なルーティンワーク、あるいは、大きなプロジェクトであっても、最初の
一歩は小さければ小さいほど良い、という意味です。
 (「脳と気持ちの整理術」築山節著 NHK出版社)

○モノが動き始めるときには「最大静止摩擦力」がかかるものです。そうであれ
ばまずははじめの一歩は小さくても、ともかく踏み出せば後は何とかなるもので
す。


■私が考える野村監督のマネジメント術の極意は、「本人が変わりたいと思わ
なければ人間は変わらない」ということです。「自分で気づく前に何か言われて
も、真剣に聞く耳を持たない」と何も変わらない、ということを全ての出発点とし
ているのだと思います。
 (「野村再生工場」角川書店)

○馬を水辺に連れていくことはできても水を飲ませることはできません。しかし、
「良薬は口に苦し」と突き放すのではなく、飲みやすくしてやることも必要です。


■「足りないものがわかれば、それを埋めることを考えればいい。何もわからな
いより、よっぽど素晴らしい」
 (「察知力」中村俊輔著 幻冬舎)

○現状を把握してこそ、理想とのギャップを埋める方法がわかるというものです。


■「子曰わく、人の己を知らざることを患えず、己の能なきを患う」
 口語訳「世間に知られていないことをグチらずに、己の才能のないのを気にか
けて精進することだよ」
 (「高校生が感動した『論語』」佐久協著 祥伝社」

○環境や周りのことは自分ではコントロールできないことです。そうであればそん
なことは気にせず、指を自分に向けて自己研鑽に励むしかありません。


■「子曰わく、賢を見ては斉しからんことを思い、不賢を見ては内に自ら省みる」
 口語訳「自分よりすぐれた人物を見たら、ひがんだりせずに、自分もああなろう
と発奮することだ。逆に、劣った者を見た場合には、侮らずに、自分にも同じ欠陥
がありはしないかと反省してみることだよ」
 (同書)

○俗にアメリカでは成功者を見ると、「自分もああなりたい」と思い、頑張るといい、
日本では「そのうち失敗しないか」と思うといいます。
 しかし、人の不幸を願うより、成功者を発奮材料にしたほうが自分も成長するこ
とは間違いありません。


■「人生は60%確実だと思ったことは成功するのである。100%の確率まで待って
いたらチャンスは逃げてしまう」
 (「勝てば官軍」藤田田著 KKベストセラーズ)

○人は、成功、失敗の確率が五分五分の仕事をするとき、内発的モチベーション
が一番高まるそうです。


■「己の環境を呪っている限り、人は決して幸福になることはできない」
 幸福とは、自分自身の努力で望みがかなうことであり、望みを達成するプロセス
が他人や社会との調和を欠いていないこと、つまり、環境を呪った段階で、既に
幸福から遠ざかっている、というわけです。
 (「人生を豊にする言葉」本多静六著 イースト・プレス)

○望みや目標を達成するための、地道な努力こそ尊いものであり、そこに価値が
あり、そうやって達成するからこそ幸福になるのであって、安易に達成できたので
あれば幸福感はありません。


■「成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からも
スタートしない。時間が何にとられているかを明らかにすることからスタートする。
次に時間を管理すべく、時間に対する非生産的な要求を退ける。そして、最後に
そうして得られた自由になる時間を大きくまとめる」
 (「経営者の条件」ドラッカー ダイヤモンド社)

○マネジメントの中で、大事なのはセルフマネジメントであり、その中でもタイムマ
ネジメントが一番大事だということです。


■「人事において重要なことは、弱みを最小限に抑えることではなく強みを最大限
に発揮させることである」(同書)

○人事評価においてもマイナス評価ではなく、プラス評価を主にすることで、「三遊
間のゴロ」を捕りに行く「人財」が増えていきます。


■「自ら未来をつくることにはリスクが伴う。しかしながら、自ら未来をつくろうとしな
いほうが、リスクは大きい」(同書)

○未来は予測するものではなく、自らの努力で切り開いていくものです。


■「大切なのは何を話すかではなく、むしろどう話すかということだ」
 「そのテーマについて、十分に考え構想を練り内容を熟知していない限り、人を前
にして心の平静を保つことはできません」
 (「話し方入門」D・カーネギー 創元社)

○私も時々、他の自治体や大学で講師を依頼されることがあったり、有志の会の
シンポジウムで挨拶することがありますが、原稿はつくってもそれを暗記するくらい
は練習します。


■ブライアン・トレーシーは聞き手が心理的に負担を感じないで処理できるのは、
連続した三つの文章程度であると言っています。それ以上の文章が連続してしま
うと、聞き手の思考が散漫になり、興味が失われると考えられます。皆さんも、話
の長いタイプの人のスピーチは、聞いた後には、なぜか何も印象に残っていない、
という経験を何度もされていることでしょう。
 (「ブライアン・トレーシーの話し方入門」日本実業出版社)

○同書によると「三語話法」といって人間の脳は三つの言葉を使って表現されると
強烈な印象を受けるようです。
 例えば、米元大統領リンカーンの「人民の、人民による、人民のための」が有名
です。


■「会話は『言葉のキャッチボール』ではなく、『気持ちのキャッチボール』なの
です。話し方のテクニック以前にこの基本を忘れないようにしましょう」
 「人は誰もが『自分の話を聞いてほしい』『気持ちをわかってほしい』という思
いを抱いています。それは希望などという軽いものではなく、本当に熱望です」
 (「会話は気持ちのキャッチボール 野口敏『誰とでも15分以上、会話がとぎれ
ない!話し方66のルール』」

○人間には口は一つで、耳は二つあります。その理由は話す倍は聞く必要が
あるということでしょう。


■「責任を取れない人は、自分が犠牲者であるかのようにふるまいがちだ。だが、
そんな人は力強さや革新的な思考とは無縁な『人生を諦めた消極的な人』である。

 そして、ビジネスに限らず人生を貫く成功の秘訣を、彼は『良い習慣を身につけ
ること』であると述べます。その理由は、「あなたの行動のほとんどすべて、少なく
とも95%は、あなた自身の習慣によって決まっている」からです。
 (同書)

○習慣が変われば行動が変わり、運命も将来もいい方向に変わるものです。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: