<人脈を築き、つなげる言葉>


「一生モノの人脈術」鎌田浩毅著 東洋経済新報社
(■本からの引用 ○私の意見)


■「他人を手段にして、出世する」のではなく、「出世を手段にして、他人に
貢献する」という生き方を忘れないでほしいと思います。

○人は他者貢献でこそ成長します。働くとは「傍(はた)を楽(らく)にすること
です。


■人脈づくりは、「今日行動したら明日結果が出る」といった単純な問題では
ないのです。

○ギブ&テイクといいますが、テイクを期待してはいけません。ギブを積み重
ねていたら、いつしかテイクがあったという感じでいいのです。


■どのような場合でも、また誰に対してでも、手抜きはぜったい禁物だと思う
のです。それが「実直さがいちばん大切」という意味なのです。

○根本に信頼がないと本当の人脈にはなりません。


■自分が知らないところで、どんな人がどのようにつながっているのかまった
く予測不可能です。ときには知らない人同士が、自分が行った仕事を介在し
てつながることだって十分にありえます。

○誰かと話してしてそこにいない第三者を話題にしたときに「その人なら私も
知っている」というのはよくあることです。そこが人的ネットワークの面白い点
です。


■どのような状況でも、人から与えられたワン・チャンスを活かすかどうかで、
自分の将来が決まります。私自身、こうした積み重ねの中で、最初は「荷が
重い」と思った仕事もやり抜いてきたことで、京都大学で教える機会がめぐっ
てきたわけです。

○全然できないことではいけませんが、ちょっと自分より強い相手との対戦、
今まで走った距離より少し長いレース、これまで書いたことがある文字数よ
りちょっと長い原稿、こういった簡単には達成できないけれど頑張れば到達
できる目標を持つことが成長につながるのです。


■人が困っているときには、できる限り助けてあげましょう。気持ちよく進んで
協力することが、人脈を強固なものにするカギとなるのです。

○「情けは人の為ならず」、「頼まれ事は試され事」でもあります。


■人を紹介するときは「鉄は熱いうちに打て」が鉄則です。たとえば、困っている
人の目の前で紹介の電話をかけると、その行動の素早さにきっと感動していた
だけるはずです。

○行動は不言実行ではなく、有言実行、それも有言即行に限ります。英語で言う
と、Here and Now(ここで今)です。


■ホームページ、ブログ、ツイッターをはじめとするネットに労力をかける余裕が
あるなら、自分を実質的に高める時間に注力してください。
 本を読んだり、コツコツと勉強するインプットの時間は、決して人を裏切りませ
ん。また、レポートや企画書をよいものに仕上げるアウトプットの時間も、とても
大事です。
 こうした本質的な作業をするための時間を十分に取るためにも、くれぐれもネ
ット情報の作成は「極力簡素」に徹しましょう。

○有効なアウトプットをしようと思えば少なくともその十倍はインプットする必要が
あります。


■コミュニケーションの極意は、畢竟「場慣れ」という言葉に集約されます。数多く
経験を積むことで、次第に上手になってゆくものなのです。対話とは頭で覚えるも
のではなく、体で覚えるスキルです。

○練習のときは本番のつもりで、本番のときは練習のつもりというのがプレゼン
上達の極意です。


■「2対7対1の法則」というものがあります。2割は親友として非常に楽しく付き合
える人、7割は普通に付き合える人、最後の1割は何をやってもうまくいかない人。
すべての人づきあいは、このように分類されるという説です。

○私は世の中には、「言わなくても分かる人」、「言ったらわかる人」、「言っても分
からない人」の3種類があると思っています。そして最後の人とは深く付き合わな
いようにしています。


■人脈として付き合う相手とは、ウィンウィンの関係になることが理想です。互い
に相手のことを考え、自分ができることは何でもやろうとする心構えが、関係を長
続きさせます。
 それとは反対に、他人の好意の上にあぐらをかく人間関係は、ちょうど累卵に
たとえられるように危うく、決してうまくいきません。
 付き合っている相手が地位や業績において一頭地を抜くような存在であって
も、このことは当てはまります。自分が相手に対してできることを一生懸命に
探し、ただちに行動に移しましょう。

○人脈は構築するより、維持し、さらに関係を深化させる方が難しいですが、そ
れには利他の精神以外にないと思います。 


■忠告が本当に的確なものであれば、どれだけ耳の痛い内容であってもかなら
ず聞いてもらえるはずです。むしろ、本質を突く意見をわざわざ言ってくれたこと
に、感謝の気持ちが返ってくることでしょう。

○酒席などで、上司が「今日は無礼講でいこう」といいつつ、苦言を根に持つタイ
プであることがわかっているとき、部下は何かを言わなければならないけれど、下
手なことは言えないというダブル・バインディング現象に陥ります。


■人脈づくりの本質とは、「人脈は目の前の仕事から始まる」ということです。

○ネットワークとはヘッドワークを使い、フットワークを軽くして築き、メンテナンス
していくものですね。

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