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2024.05.09
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カテゴリ: 政治経済

半導体戦争のポイントは、
「アメリカ合衆国であっても、自国の技術・企業のみでは、最先端の半導体を製造できない」
 という点にあります。


 ロシア・ウクライナ戦争からも分かる通り、今後の「戦争」は「賢い無人兵器」による攻撃が主力となる。つまりは、半導体の計算能力が死命を決することになる。


 それにも関わらず、アメリカは半導体製造について「自由貿易」に委ね、「ファブレス-ファウンドリー」モデルを放置していた。


 結果的に、 最先端半導体のほとんどが台湾、及び韓国という「地政学的問題」を抱える国(あえて「国」)で生産されている状況 になった。


2018年以降、アメリカは「同志の国・地域」と共に中国との半導体戦争に突入します。 まずは、同年、中国のZTEに制裁。さらに、台湾ファウンドリーのUMCと中国国策企業JHICC、米マイクロンへのスパイ容疑で起訴。加えて、輸出管理改革法を成立させた。


 2019年、アメリカは、中国ファーウェイを「エンティティリスト」に追加。 エンティティリストとは、アメリカの安全保障や外交政策上の利益に反すると判断された企業等のリスト になります。


 2020年、アメリカはファーウェイへの規制強化すると同時に、TSMCに「踏み絵」を迫った。TSMCは、アメリカに先端半導体工場の設立を発表。 モリス・チャンが「自由貿易は死んだ」と言い出したのは、この頃です。


 さらに同年、アメリカは中国SMIC(※ファウンドリー)をエンティティリストに追加。


 2021年、アメリカは韓国SKハイニックスに対し、中国へのEUV露光装置の輸出を断念させました。さらに同年、サムスン電子がアメリカに最先端半導体工場設立を発表。「踏み絵」を踏まされたのでしょう。


2022年の10月7日、アメリカは中国への半導体規制を大幅に強化(10・7規制)しました 。それに対し、中国はアメリカの半導体規制をWTOに提訴。アメリカは歯牙にもかけず、中国のYMTC(NANDメーカ)と中国SMEE(露光装置メーカ)をエンティティリストに追加。


 2023年、日本・米国・オランダが、中国への半導体輸出規制で合意。


 と、まるで冷戦期の米ソ関係のごとく、両国の半導体関連の「関係」は悪化していきました。もちろん、 日本も他人事ではなく、アメリカの「同志国」として位置付けられています。

―――――――――――――――――続く――――――――――――――――――

記事タイトル: ビジネスよりも防衛安全保障が優先される時代

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Last updated  2024.05.10 09:30:03
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