情報開発と利活用

情報開発と利活用

PR

Profile

令和維新

令和維新

Favorite Blog

🍇新作・長編歴史小… New! 神風スズキさん

源氏物語〔10帖 賢木… New! USM1さん

円太郎バス GKenさん

Open conditional vs… samito07さん

タチウオで夜遊び Nori1022さん

Keyword Search

▼キーワード検索

Shopping List

お買いものレビューがまだ書かれていません。
2024.07.29
XML
カテゴリ: 政治経済

 日本国民の多くが理解していないと思いますが、 日本で言われる「構造改革」とは、現実には「規制緩和(もしくは規制撤廃)」です。

 そして、規制緩和とは、
「規制により特定の市場・需要に参入したいビジネス」
 が求める政策です。


 例えば、農業分野において、政府が、
「国民の食料安全保障を守り、農家が永続的に生産可能な環境を構築する」
 ことを目的に、競争が激化しないように規制していたとして(普通の政策ですが)、その分野に参入したい企業が、
「日本の農業は既得権益だ! 既得権益を打破しろ!」
 と、規制緩和・廃止を主張し、政策的に実現する。 結果、既存の市場に新規参入した企業が儲かる。


 もっとも、株式会社は「利益」を目的とした事業体です。株式会社が農業を支配すると、
「あ、これは儲からない。撤退」
 という「経営判断」をしかねません。というか、利益にならない以上、事業から撤退するのは当然です。


 だからこそ、政府が規制し、農家を保護し、未来永劫、日本国内で農産物が産出され、国民の食が守られるようにしなければならないのです 。まあ、実際の日本政府は逆方向に突っ走っていますが。


 いずれにせよ、構造改革とは規制緩和・廃止という「競争激化政策」なのです。

【インフレギャップとデフレギャップ】


http://mtdata.jp/data_46.html#Gap
 そもそも、競争激化政策とは、生産性向上の投資を煽り、供給能力を高める政策です。つまりは、図の左側の


 例えば、旧ソ連のように、競争が存在せず、生産性が上がらない経済において、競争を激化させる規制緩和は有効でしょう。


 とはいえ、日本は97年以降、デフレという総需要不足だったのです。デフレギャップの国で、競争を激化させる構造改革という規制緩和・廃止政策を推進した。当たり前ですが、競争に敗れた事業者は需要を減らすため、デフレは悪化しました。


デフレの国が構造改革(と称する規制緩和)をしてはならない。日本は過去30年間の社会実験で証明した のです。

――――――――――――――――――続く――――――――――――――――――



▼ブログを見る
https://ameblo.jp/takaakimitsu hashi/entry-12861663342.html? frm_src=favoritemail


インターネット・コンピュータランキング
==============================
ネットサービスランキング
==============================







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.07.30 10:10:50
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: