　休み明けの仕事、火曜日はまた某社の個包装地獄を予想したが、今日は薬品倉庫当番に立候補したので木曜日に続いての全速力モードを使った。10時半締切だというが、今日は久々に朝礼時にアツいリーダーがいろいろとしゃべったのでスタートが遅くなってしまった。その上薬品倉庫内はパッケージがどれも未開封のままで、いちいち開ける手間が非常に面倒だった。

　月曜日が非常に忙しいので片付けがままならなかったのかな？とおおかた予想しているが、それでも次に使う人の気持ちを少しでいいから考えて手間を惜しまず開けておいて欲しいものだ。

　本当に早くやって欲しいんだったら、余計な手間がなくなるようにあらかじめ早く作業が出来る環境作ってよと内心イラつきながらも全速力でやり遂げた。余計な作業は一切しないようにしていたのに、それでも終わったのは結局11時前だった。10時半の時点で誰も手伝いに来なかった辺りを見ると、本当の締め切りはたぶん11時半で早く作業させるためにわざと早い時間設定を伝えたのだろう。

　全速力モードを一人で続け、這う這うの体で完成したコンテナを運びながら元のエリアに戻った。昼飯の時間までの明細はそんなに急ぐ必要のないものばかりだったが、まだ急ぎモードが抜けず、早足でせかせかと明細を着実にこなしていった。

　火曜日は昼飯前に10分ほど昼礼のがあるので、空腹でもすぐには食べられない。昼礼の話は、担当エリアのミスがあまりにも多すぎてヤバいという話だった。そりゃ「意識を替えましょう」なんて漠然とした注意だけじゃ何も解決するはずもないと思っていたがやっぱりだった。

　夕方のおやつ休憩後、社員の人から会議室に担当エリア全員集合がかかった。社員と言ってもあのチワワ眼鏡じゃなく、面接時に担当した信頼のおけそうな人なので安心した。
全員に基本作業諸々が書かれたチェックシートが配られ、事態の深刻さと精神論を延々社員の人は話した。話は聞いていたものの、チェックシートが配られるなんて作業のやりにくいポイントを訴える良い機会じゃん！と内心喜んだ。

　それと同時に明細は万札を触る気持ちで、入れる品物も間違えないよう目をかっぽじって作業しないとなと改めて思った。ゆとり女のノロさとあざとさを見ても、きっとこんな風に反省すらしてない仲間のせいでこんな事態が起きてるような気がしてならない。

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