　急きょ頼まれた柏近郊の某化粧品工場、ずっと同じ職場でストレスが溜まっていた所なので、たまに別の所へ行って違いを楽しむのも良いものだ。
　同じ派遣会社の人と会って話すのも楽しかったが、ここに来て今の梅郷の職場環境がいろんな意味でどれだけ悪いかがよりハッキリわかる。やっぱりここで仕事を続ける方が良かったかも？ちっとも治らない腰痛諸々を抱え、今更だけど後悔の２文字が沸々と心に湧き出て来る。

　案の定で検品と梱包部門に当たったが、どの大きさの箱を主に使うのか情報が全然わからないので、ひとまず作業場に入ってやるだけやってみたら傾向が見えてきた。
が、去年はなかった伝票＆明細もバーコードを打つ対象になっていたので、驚いた。若干手間がかかって面倒だけど、こればかりは文句言ってもしょうがない。

　最初は画面の生産性数値が思い切り赤くなっていたが、勘を取り戻していくうちにやがて色が黄色になり、次に消え、ピック数値だけはグリーンにさせる事が出来た。が、処理数の平均数値だけはいつまで経っても赤いままで、箱が足りなくなったり等処理するまで時間のかかる状態が発生すると、たちまち他の数値の色まで赤になるからやるせない。

　ここでは人間相手にイラつく事はまずないが、 こちらの現状お構いなしの容赦ないノルマ数字に終始振り回される 羽目になる。むしろ、通路を通ってる補充作業員の人に箱やガムテープなどいろいろ持って来てもらって、助かる事が多かった。

　３時の15分休憩が終わって戻ろうとしたら、既に人が入っていたのでさらに驚いた。隣の難易度低めっぽいレーンで作業したら、数値をグリーンにするのがだいぶ楽になって来たが、ガムテープや箱など後で困らないようガッチリ用意したのに、最後に他の人に取られてしまうのが何だか悲しかった。

　そこでもまたガムテープが足りなくなり、通路にいた社員っぽい人を呼んで２個持って来てもらったりした。が、補充係が他のレーンにいて誰も呼べない時は、生産性数値グリーンが水の泡～と、泣く泣くコンベア下をくぐって箱を取りに行ったりした。

　難易度優しめのレーンでも、ピック数値はグリーンでも平均処理数値だけはずっと赤いまま。ノルマどんだけだよと諦めながら淡々と作業していたら、上がりまで残り30分ほどでやっと赤から黄色になった。
１年ぶりでもここまで出来れば大したもんだと、内心自分で自分を褒めながら堂々と定時上がりした。

　ちなみに昼の休憩上がって作業を始めた頃に、残業するか聞かれたが「病院へ行く」と断った。昼の内に聞いてくれれば、まだ覚悟も固まりやすいだろう。梅郷の職場がコッチの面でも後手後手過ぎるのがよくわかる。

　帰りに柏でまたチョイ買い物をしたが、無駄遣いしたとは思っていない。ストレス満載の職場で働く中でも、心豊かにする為の儀式だと思っている。（金額と回数に気を付けなければいけないけど）

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最終更新日 2017年11月25日 00時20分15秒
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