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まだまだ続く、レゴタウンのクリスマスバージョン。りょんりょんにいろいろとオーダーして作ってもらったのですが、う~ん、なんだかまだ物足りない。ネットで検索するうちにこんな素敵なものを見つけてしまい、どうしても欲しくて、とうとう買ってしまいました、「Winter Toy Shop」というクリスマスセットです。お値段のわりにピース数も少ないので、ちょっと迷ったのですが、付属の冬小物が可愛くて、ついポチッと(笑)。さぁ宿題なんて後でいいから、早く作るんだ、りょんりょん。こんな時だけ勝手なことを言う母。しょうがないなぁと言いながらもちゃちゃっと作ってくれました。わぁい♪なんとお店の2階はライトもつくんですよ。(手動で押していないとだめだけど)背景が淋しかったので、ドイツの大きなアドベントカレンダーを飾ったらなかなかマッチして楽しくなりました。大きなクリスマスツリーも可愛い。女の子がはしごに登って飾りつけをしています。おもちゃ屋さんの前では聖歌隊がクリスマスキャロルを歌っています。雪の玉をベンチのねこちゃんにぶつけようとして。おまわりさんに注意されている子ども。りょんりょん曰く、ミニフィグはただ並べてもつまらないんですって。顔の角度や手のポーズなどちょっとしたことで表情が出るそうです。確かに首をまわすだけで、フィグ同士の視線があい、その瞬間から会話が生まれるような感じがします。このレゴタウンを眺めていると、たくさんのお話が作れそうです。
December 5, 2009

毎年この季節になると、レゴのアドベントカレンダーをりょんりょんに買ってあげて、毎日ひとつずつ楽しんで作っていましたが、今年はやめてオリジナルに挑戦することにしました、今あるレゴを使って、レゴタウンをクリスマス仕様に変えるという趣向、とりあえずお家(別荘)をクリスマスバージョンに変えてもらいました。すべてりょんりょんが考えて作ってくれました。これからクリスマスパーティが始まるという設定らしいです。宅配ピザが届き、お部屋の中ではローストチキンがこんがり焼けて乾杯している人たちも見えます。「君も一緒にどうだい?」「いやまだこれからピザの配達があるんだよ」「じゃ終わったら来いよ」玄関の会話はこんな感じだそうです。(りょんりょん談)屋根ではサンタさんが煙突を覗き込んでいます。ちゃんと煙突の真下には暖炉があるんですよ~。この宅配ピザの車がまた素晴らしくて、後ろにはちゃんともう1枚ピザがのっています。なかなか楽しいなぁ。もっと作ってよ~と勉強中のりょんりょんにおねだりしている母です。ちなみにりょん氏は将来、「東大レゴ部」に入りたいそう。それを聞いた家族全員大爆笑し、「レゴ部はわかるけど、東大の方はちょっと入れてもらえないだろうねぇ」え?なんで???まだまだ世の中がわかっていないりょんりょんなのでした。
December 1, 2009
今年もツリーを飾りました。ライトを1本増やしたので、だいぶんバランスよくなりました。飾りつけはすべてりょんりょんが担当。一番上のお星さまも背伸びすれば飾れるようになったので、よほど嬉しかったらしく、途中何度も「見て見て、ここまで届くようになったんだよ、もうママの出番はないねぇ。」と言われてしまいました。そんな他愛もない一言にうるうるっときてしまうなんて、私も齢でしょうか。あと何回、こうして一緒にツリーの飾りつけができるのかなぁ。子育てなんて本当にあっという間だと思うこの頃です。
November 22, 2009
世間のインフルエンザの流行から遅れること1ヶ月余り、いよいよりょんりょんの学校でも流行りだし、三連休を前にとうとう学級閉鎖になりました。しかし、元気な小学生男子を家に閉じ込めておくのは至難の業。ひまだひまだとうるさいので、私のお針仕事も一向に進まない。それならば、いっそのこと巻き込んでしまえと思い立ち、クロスステッチをやらせたところ、どうやら性に合ったらしいです。大きめのカウントのものはすぐにできてしまったので、お次はプチポワン並みに細かいのにトライさせてみました。そしたらこんなに難しい顔になっちゃった。宿題のドリルそっちのけで6時間ぐらい刺しています。お陰で私のお針仕事もはかどりました。がんばれ、うちの草食系男子。
November 20, 2009
開きかけのバラをじっと見ているのが好き。ジュリアです。いい色。秋色のお洋服やデザートを連想させる。このまま時を止めたいくらい。
September 2, 2009
なんだか年々忙しくなってくる夏休みですが、今年もイベント盛りだくさんでした。7月にはりょん氏の初のバイオリン発表会があって、親子共演させていただきました。彼がピアノを弾く時は、もうこっちが緊張して気分悪くなるぐらいですが、楽器が違うというだけで、すごく気が楽で、もう「貴方におまかせ♪」って感じでいられるのがよかったです。まぁ単に、責任の所在が自分にないってことなんですけど。さすが本番に強いわが子、本番にして初めてノーミスで弾ききりました(笑)。先生も「お~っ」と驚きというか、半分呆れてましたね。いつもの練習はなんだったんだっていいたそうで。この日の私のお洋服は紺のシンプルなワンピ。もっと派手なのにしようかと思ったら、「主役はオレ様!」と怒られ、黒子に徹することにしました。あんなに可愛かったのに、私のお洋服まで指図するようになりおって・・・。
September 1, 2009
気がつくと・・・8月もあと10日ほど。夏休みもあと少しで終わります。嬉しいような、悲しいような。でもやっぱり嬉しいっていうのが主婦のホンネかな(笑)。だってどうしても私のペースが崩されるから、いい加減疲れます。りょんりょんにとっては小学生最後の夏休み。というわけで、自由研究に工作にとお忙しい。当然、私も忙しい。運命共同体の哀れな宿命です。昨日、図書館にぶらりと行ったら、児童書コーナーには殺気だった親子がわんさと来ていました。読書感想文の本や自由研究のネタ探しらしい。そんな皆様を尻目に、我が家は現在もくもくと進めています。うちは今年は・・・ミミズですよ、ミミズ!遂にここまできたかって感じ。もうなんでも来いだ!30匹捕まえてきたんだから。名前もつけたんだから。ミミちゃんとか呼びかけてるんだから(笑)。とにかく今年もミミちゃんの働きにかかっているのです。お願い、早く土を耕して結果を出して~。Help me ミミィ・・・。
August 19, 2009
庭の桔梗が花盛り。秋の花だと思っていたけれど、我が家では真夏の花になっている。ぷっくりとしたつぼみを見ていると、指でパチンとつぶしてみたい衝動に駆られてしまうのは私だけ?折り紙で作った紙風船にそっくりで。作りもののような儚さがある。日本家屋の暗さによく似合います。
July 17, 2009
ここ数年、海に行っていないのに、そして今年もそんな予定はないのに、一目ぼれで買ってしまった。真っ白なビーチサンダル。ちょっと日本の砂浜には似合わないような気もするけれど。たぶんその時の私の気分はワイキキとかパームビーチあたりにとんでいたらしい。白いサンドレスとあわせたらきっと素敵。先月上京した時のお買いものでした。
July 13, 2009
慌ただしい毎日。廊下を走っては両親に怒られたりしていたら・・・。とうとう階段から落っこちました。軽い捻挫と打ち身で済んだものの、やはりもう少し落ち着けという啓示と受けとめ、しばらく自粛モード。1日1回針仕事を・・・と敬愛する佐藤初女さんも言っておられた。確かに針を持つと、作業をしながらもおのずと心は内面へ向かう。こんな時はクロスステッチが一番。夏にはやはりホワイトワークかしら。何ができるかお楽しみ。
July 12, 2009
今年の七夕。教室の生徒に短冊へ願い事を書かせた。うちの竹やぶから笹をどさっと持ってきて。笹団子を食べる時のようないい匂いが玄関に広がる。ピアノがじょうずになりますように。(一応全員にノルマ)嵐のコンサートにいけますように。志望校合格できますように。彼氏ができますように。PSPください。(サンタと勘違い?)別荘が買えますように。(←我が家の息子?!)それぞれの個性が出て面白いこと。みんなのおねがいごとがかないますように。 By SEPIA
July 7, 2009
連休の初日、友人と会うために名古屋へ向かいました。名古屋へ出るのは2ヵ月ぶりぐらい。電車の中は3連休を楽しもうとするカップルや女子グループ、ナイスミディチームで大変な混みようでした。いやでも周りの会話が耳に入ってきてしまうの。いわゆる盗み聞きってヤツね。もともと私は、電車の中や駅の待合室など、不特定多数の人と一緒になる機会があるとその人の行先に始まり、性格やバックグラウンド、暮らしぶりなどを勝手に推理して一人ほくそ笑むという、かなり陰湿な傾向があるのですが・・・(笑)。これを私はミスマープルごっこと名づけて楽しんでいます。それにしてもこんなに混み合っていると、まぁ聞こえてくること聞こえてくること。最初に私が目をつけた?のは、これから東方面に桜を見に行こうとしている50代後半の女性3人。どうやら関西方面から青春18きっぷを使っての旅らしい。そのうち2人はよく一緒に旅をして、気心も知れているようだが、残る1人は今回初めてお誘いした女性らしく、本当はこんな鈍行の旅などしたくなかったという風情があからさまににじみ出ている。2人の会話にはほとんど加わらず、退屈そうに頬杖をつき窓の外を見ている。「やっぱり新幹線の方がよかったかしら?」と気を使って尋ねても「そんなことない、楽しいわ」とうわの空のように答えていたり。会話はたいがい2言で終わってしまう。まだ旅は始まったばかりだというのに、実に盛りあがらない。そのうち、今回の旅行の元締めと思わしき女性がそうそう、青春18きっぷ代を払ってもらわなくちゃと唐突に彼女に切り出した。彼女は、およそ似つかわしくないヴィトンの財布から女子中学生がやるように正方形に折りたたんだ千円札を、これまた折りたたんだまま元締めに渡す。しかもおつり260円をもらうというやり方で。おいおい、これって50代後半女性のやることなわけ~?と私はぎょっとしてしまった。それはまぁいいとして、これから1泊すると思われるこの人たちの旅路を思うと、もう他人の私の胃がきりきりしそうな予感いっぱいで、たまりませんでした。一体これからこの人たちはどうなるのだろう?似た者どうしだから意外といいのかな。お次は20台後半の独身OL。春物のお洋服を2人で見に行くといったふわふわした感じ。勤務先は違うが幼馴染らしく、お互いの家族ネタにも詳しい。どうやら妹がいるらしく、その妹のせいで家族中が徹夜をしたと言っている。妹にいったい何が起きたのか?その妹(アクセサリー製作を生業としている)が材料の買い付けのために単独でタイへ行ったが、帰国予定を1日過ぎても帰ってこないという。携帯にも出ず、何か事件に巻き込まれたのではと心配し、とうとう妹のフィアンセに連絡しようということになったが、こういうことは事がはっきりするまでフィアンセには伏せておいた方がよかろうということになり、昨夜はやめたらしい。もしかして、結婚前のマリッジブルーとかだったりするのだろうか。それとも別の愛に逃避行しちゃったとか。大体結婚を控えた女性のタイへの一人旅なんて、行き慣れた国とはいえ、怪しすぎるってば。あぁものすごくわくわくしてきたぞっ!!!さぁ早く先を話すんだ!姉!結末は聞いてがっかり。単に妹が帰国日を1日間違えて教えていただけなんだって。なんだ、おもしろくない。ミスマープル脱力よ。でもその妹が滞在していた日本人宿泊施設には変わった人がたくさんいたらしい。タイで引きこもりになってずっと部屋から出れない人。日本では商売にならないからタイに来てひと稼ぎしている彫り物師さん。まだ他にもあったけどすごい顔ぶれでした。それだけで小説が書けそうな濃いキャラばかり。電車に乗っている45分間、大変面白うございました。そしてこんなことしか日記に書けない私は本当に暇らしい。
March 23, 2009
2月も終わりに近づいてきましたが、相変わらずというか、まだ飽きもせず森ライフに没頭しています。あ、でもゲームばかりしているわけじゃないのよ。誤解されちゃうといけないので念のため。最近は本も読んでいます。ちょっと暇ができたので、図書館にせっせと通いながら。もうジャンルは無茶苦茶。手当たり次第とは私のことです。ここ2週間で読んだ本をリストアップしてみると・・・。 錦繍(宮本輝) おばさん未満(酒井順子) がらくた(江國香織)*奇巌城(ルブラン)*風の館の物語3(あさのあつこ) 終りなき夜に生まれつく(クリスティ) 日日雑記(武田百合子)(再読) 夏の名残りの薔薇(恩田陸) 「恐怖の報酬」日記(恩田陸) もうおうちへかえりましょう(穂村弘) もうひとりの僕の殺人(クレイグライス) 拍手のルール(茂木大輔)(*印はりょんりょんの借りた本)こんなところでしょうか。りょんりょん用の「風の館の物語」は面白いですよ~。一応児童書ですが、大人でも十分楽しめます。私はこのテのちょっと怖い系が大好きなので、早く次が読みたくてうずうずしています。今回もいいところで終ってしまいました。お次は半年後くらいでしょうか。う~ん待ち遠しい。「錦繍」は久しぶりにうるっときた1冊。ライス「もうひとりの~」は途中まで面白かったけど、いきなり失速した感じ。同じような話がクリスティにもあったような。「葬儀を終えて」あたりかな。穂村さんはこの脱力感のある文章が好きでよく読みます。、こちらもぼへ~っとしつつ半分眠りながら?読めるところが好き。げらっとまではいかないが、にたっでもなく、くすっというよりはもう少し深い笑いがある。面白いんだけど、ちょっとものがなしいような微妙なところ。恩田陸の「恐怖の報酬」日記は飛行機恐怖症である恩田氏のイギリス・アイルランド紀行でなかなか笑えました。私までビールたんまり飲んだ気分になった。ビールでおなかガブガブ。ああ飛行機乗りたい。「日日雑記」は私の本で今回再読。この人の観察力とか物事の捉え方って本当に素敵。正直でまっすぐで、でも愛があって。こんなところでしょうか。さて、今からまたゲームするぞ~っ(笑)。
February 22, 2009
今年こそはまめに更新して、まじめなブロガーになろうと決心したのに、1月3日を境にその決心も揺らぎ始めました。3日坊主にもなれなかったよ、くすん。3日にりょんりょんがお年玉でゲームソフトを買うというので、一家で出かけました。りょんりょんは、私が以前から「どうぶつの森」がほしいと言っていたので、「ぼくがお年玉をもらったら絶対買うから、ママ、一緒にやろうね」と言ってくれていたのです。3ヶ月も前から約束していたの。だから当然「どうぶつの森」を買うものだと思っていたら、なんとヤツはあっさり新しく出た野球のソフトを選んだのですよ、あんなに約束していたのに、裏切ったのよぉぉぉ。許せないっ!!!というわけで帰りの車の中はずっと怒っていて、ずっと意地悪していて、ずっと「裏切り者」ってののしっていたら、大きいダーリンが「いいか、女の子との約束を守るとこういう目に遭うんだぞ、わかったか?」「特にママの場合はこわいぞ」と諭してくれました。でもまだ機嫌は直らないぞ。直すもんか。と頑張っていたら、とうとう大きいダーリンがゲームソフト屋さんに立ち寄ってくれて、私に「動物の森」を買ってくれたのです。やったあ!こんな大人げないマネをしてまで欲しかったんです。そして今日に至るまで、フリータイムはすべてゲームしてます。今年になってからまだピアノも弾いていません。明日レッスンなのに行きたくない~。ひたすら攻略サイトを覗きつつ、森ライフを楽しんでいる私です。(今日は雪だるま作りに励んでみました)。いけないよなぁ、こんなことでは。これからどうしましょ。ちなみにりょんりょんも自分の買ったソフトは1回しかしていなくて、ずっと森で遊んでいます。だから最初からこっちを買えばよかったのに・・・。
January 8, 2009

あけましておめでとうございます。こんな気まぐれな私の日記ですが、今年もまた気長におつきあいいただけましたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。さて、年末年始はいかがお過ごしでしょうか?我が家は昨日、元祖日本の年越しスタイルで過ごしました。夜は紅白を見ながら、もう片方で第9合唱つきを観て、途中で近所の神社へ歩いていき、かがり火にお札などを入れて、ついでにお神酒とお菓子をいただきました。その後「ゆく年くる年」を見ながら年越しそばを食べ、近所のお寺へ除夜の鐘をつきに行き、再び先ほどの神社へ初詣に行きました。小雪がちらついていましたが、星はよく見えるという変なお天気。北斗七星がずいぶん高いところまで上っていました。りょんりょんも今年は深夜1時まで頑張りました。元旦はおねぼうしてしまい、全員ぼけら~っとしていましたが、午後からスキーに行くことになり、大急ぎで用意。家から50分ぐらいで行けるスキー場へ向かいました。 昨日からの新雪で雪の状態もよく、また元旦のせいか全然混んでいなかったのでよかったですよ~。りょんりょんは今年、板を新調したので、その慣らしを・・・と思っていましたが、サイズが少々長くなってもまるでお構いなしでガンガン滑ってました。 私はその間レストハウスから2人の動向を双眼鏡で追って楽しんでいました。雪景色も好きだし。眠くなったら寝ればいいし(笑)。レストハウスの人間観察も面白いし。(あの2人は今どういうおつきあいをしているカップルかとかグループの中でどの2人が怪しそうかと推察するのが好き)メンズ2人は吹雪の中、ほっぺを真っ赤にしてリフト終了まで滑っていました。夜はおせちとスプマンテをいただき、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートで締めくくりました。 今年も音楽いっぱいの年になるといいな。辛いこともあるし、先が見えない不安もあるけれど、こんな時だからこそ、小さな楽しみを見つけたいもの。精神的に充実した1年にしていきたいです。みなさんにもいいことがいっぱいありますように。
January 1, 2009

アドベントカレンダーの最後の窓が開きました。踊っているコーギーが可愛い。レゴの最後は今年はサンタさんではなくて、ゆきだるまと雪玉を持った人でした。夜はローソクの灯りで食事をしました。毎年同じメニューです。シンプルな鶏のオーブン焼き。 毎年同じことが繰り返される。これこそが平和で平安であることの証だと思うから。クリスマスおめでとう。
December 24, 2008
今年のイブは平日で忙しいので、りょんりょんと一緒に1日早くケーキを作りました。一応ブッシュドノエルを目指してみましたが、久しぶりに作るケーキだったので手際も悪く、今ひとつのできあがりでした。生クリームを勢いよく混ぜすぎて固めだったが敗因かな。コテコテになっちゃった~。チョコクリームの中にはアーモンドダイスと胡桃がいっぱい。まるで小枝チョコを食べているような感じ(笑)。しかも、まわりには小枝もきのこの山もあしらっちゃって、まさにチョコだらけ。鼻血も覚悟の大人のケーキです。ちょっと悔しいので、年末にふつ~の苺入りロールケーキでリベンジします。おせちはママにおまかせさっ。
December 23, 2008

この季節はどのおけいこ事もクリスマス会に忙しいことと思います。私も12月の週末はないに等しく、音楽教室が主催する会やりょんりょんのお供で出かけていく会などでクリスマス会だらけでした。この騒々しい週末、早く終わってくれぇ。。。いい加減、静かに一人で祈らせてくれぃ。。。というのが実情。下の写真は昨年実施のクリスマス会の模様です。オフィシャルものは今週末でようやく終わりました。マイクを使っていてももう声はがらがらで、げっそり。大概は公共施設を借りての100人規模ですが、自宅教室は、我が家でこじんまりと行いました。なかなかアットホームでよかったです。一応クリスマスコンサートとうたっているので、プログラムも可愛く作りました。でも順番は当日くじで決まるというドキドキ♪も用意しました。このくじは、クリスマスツリーにしこんであるんです。ツリーに飾ってあるプレゼント型のチョコレートを開けると中に番号が書いてあってその順に弾くというもの。こんなちょっとしたことでその場がうんと盛り上がります。勿論私もくじをひきました。偶然にも見事、トリを当てましたけど(笑)。 りょんりょんはヴァイオリンで参加です。お得意の曲を2曲披露しました。私も伴奏で参加。2人でピアノを弾くよりもりょんりょんの伴奏にまわる方がしっくりきます。力加減というか、やはり主従の意識の違いかな。そのほかにも「赤鼻のトナカイ」を全員で合奏しました。ピアノ、ドリマトーン、リコーダー、鉄琴、タンバリン、カスタなどを使い、1ヶ月前から各パートをそれぞれ練習していました。全員であわせるのは当日初めて。いや~ドキドキものだったけど、1回できれいに合ってよかったよかった。もうひとつはメロディーベル(簡易ハンドベル)を使っての合奏。「まきびとひつじを」を2つのパートに分けて即席で演奏しました。指揮する私が最も混乱していたような(汗)。皆、適度に集中できてましたね。頑張ったあとはお楽しみのビンゴ大会。私の用意した景品とみんなの持ち寄ったプレゼントの2つがもらえました。そしてチキンとサンドイッチとケーキを食べてお喋りタイム。 最後に私からのメッセージとプレゼントを渡しておしまいです。このプレゼントもかなり趣向を凝らして、その子に合ったものを選びました。かなり時間をかけて選びましたよ。ものすご~く疲れたけど。ちなみにりょんりょんも参加していたのですが、彼には京都の地図がプリントされたハンカチと京都積み木をプレゼント。無印で見つけたこの京都グッズ、かなりいけてますよ~。五重の塔や京都タワー、大文字さんの山などがセットされてます。りょんりょんのツボにはまりまくったようで、何よりですvあんなに面倒くさいと思っていたくせにまた来年も絶対やってねvと生徒に言われてついついその気になってしまっているSEPIA先生でした。
December 22, 2008

毎年ひとつずつクリスマス用に手作りものを用意していますが、今年はようやく間に合いました。赤一色のクロスステッチで刺繍した聖夜のシーンで、ドイツ語による平和への祈りが添えられています。実は秋の初めから手がけていたのですが、ハイペースで作っていたため、すぐできあがってしまってつまらないかしらと案じたのがいけなかった。途端にやる気がなくなって後回しにしているうちにこれは大変、もうクリスマス目前!大慌てで残りを仕上げました。本来なら裏打ちなどをして、プロにピシっと仕上げてもらうべきところ、間に合わないので今年はあきらめ、仮の額に入れてとりあえず飾りました。というわけで、思いっきり歪んでます(笑)。あまり見ないでね。最初は余裕だったのに結局時間に追われてしまう結果になり反省。のんびり屋の私らしい結末でした。でもクリスマスを待ちながら、ひと針ずつ作り上げていくのはとても楽しい作業です。傍らにはあたたかい飲み物、BGMは大好きなドイツのクリスマスCD。飽きない程度の簡単さと、目に見えて出来上がっていく満足さ。この双方がいい具合にからみあっているからクロスステッチは好きです。ドイツ語とモコモコっとした羊に魅かれました。同じ図案を白一色で作られた人もいましたが、我が家はただでさえ寒いので(笑)、あたたかみのある赤にしました。 こちらは2年前に作った壁掛けです。ノルディックなデザインがお気に入り。クリスマスが終わっても、こちらは冬の間中使えそうな図案です。暗いニュースが多いこの頃ですがせめてお家の中ぐらい、あたたかい色に包まれていたいな。冬の赤、大好きです。
December 21, 2008
パソコンが新しくなったので、周辺機器も総入れ替えし、なんとなく全体がすっきりとしました。これでパソ部屋もやっと人様にお見せできるレベルになりました。今までが本当にひどかったので(笑)、これでもずいぶん片付いた方なんです。余分なケーブルが少なくなったことが助かります。キーボードやマウスもコードレスだし。壁に貼ってあるワンコは何かの雑誌に載っていたもので、いつか飼いたいタイプのコをピンナップしています。ジェントルマンなおじいさんワンコが好き。シルクハットとステッキ(傘)と紅茶が似合いそうな(笑)。欲しいもの、行きたいところは常にイメージすることが大切だと思うので、こうして目につくところに写真を貼っておきます。わりと早く叶うように感じるのは気のせいだけでもないような・・・。
December 18, 2008
12月に入ってからのお楽しみは、毎年新しいものを1つずつ買っているアドベントカレンダー。今年は、ターシャのコーギビルのアドベントにしました。絵本のアドベント版で、コーギビルのメインストリートが背景になっています。ちゃんとコーギビルのいつもの雑貨店や郵便局がクリスマス仕様になっているのが嬉しい。池は凍っているので、スケートができたりとか、そういう些細なことの発見が楽しくて、私のようなちまちましたもの好きにはたまらないのです。りょんりょんは相変わらずレゴアドベント派。今年で3年目。毎朝、あっという間にひとつ作って登校しています。
December 17, 2008

村上開新堂さんの近くに、もう一つお目当てのお店がありました。「torinouta」と名づけられた雑貨屋さん。クラシック音楽ファンなら店名を聞いて、ピンとくる人も多いはず。ビルの1階と2階が店舗なのですが、1階には何も商品がなくて、半開きの扉から中を見ると、揺り椅子とクローゼット、オブジェの白い木とキャンバスが見えるだけ。そして扉の下にはアンモナイトがドアーストッパーがわりに置いてあります。 2階に上がる階段の脇には、楽譜(チェロ?)のコピーが無造作に貼られていて、ここだけでいかにも芸術系な匂いがぷんぷん。そういえばお店の看板ってあったのかなぁ。お店の存在を知らなかったら入れないかも。 2階に上がるとまずチェロが目に入り、もっと奥を見ると、コントラバスがどんと鎮座しています。「コレ売り物なんですよ~」とオーナーが笑っていらっしゃいます。華奢なお身体に似合わず、昔やっていらしたとか。まるでのだめのさくらちゃんのようですわ。商品はこれまたイノセントな雰囲気のものが多数ありました。繊細なジュエリー、純粋で濃厚な蜜蝋ロウソク、オーガニックコットンのタオル、フランスのお菓子や石鹸、ディスプレイには古めかしいドイツ文学系の詩集、(私が卒論に選んだマイナーな作家のものもありました)お洋服はビリティスの商品がたくさんありました。BGMは当然チェロで、バッハの無伴奏チェロ組曲。店内には灯りをともした蜜蝋ローソクたくさん並べられていました。私達が通り過ぎると、焔がゆらっとゆらめき、一瞬幽玄な表情を見せてくれます。商品説明がまた素晴らしく凝っていて、ポストカード風のカードにタイプライターのような文字で詩的な言葉が綴られていました。あの言葉が印刷されたカードがほしいっ!!!と本気で思ってしまうほど。私の拙い言葉ではあの素晴らしさは表現できません・・・。興味のある方はぜひご自分の目でお確かめになってくださいまし。きよさまはここでおメダイをお買い上げ。私は予算の都合上蜜蝋ローソクとタオルだけで我慢。この蜜蝋ローソクは普通のものよりも濃厚だそうでオーナーさん曰く「プロポリス多めって感じですよ~」。なかなかお茶目な方でした(笑)。この耽美さを何に例えようかと迷いましたが、ひとことで表すなら、「少女版長野まゆみの世界」でしょうか。ここでもまた時が止まってしまい、外へ出るともうとっぷり日が暮れていました。ちょっと神隠しにあってしまった気分の私達・・・。どうしましょう?まだまだ行きたい所はたくさんあるのに。
December 5, 2008

お食事のあとは、いよいよお買い物。今回はレトロ系なお店が中心となりました。まずは錦近くのタキノ酒店にて、修道院製のクッキーを2種類買いました。一見ふつ~の酒屋さんっぽいのですが、ウィンドウの「ミサ用ワイン」の張り紙にはじまり、店内にはストイックな香りの商品が多数。トラピストはもちろん、各修道院特製のクッキーが数種類ありました。まずは缶のデザインに惹かれ、京都カルメル会製の「ごふれっと」をお買い上げ。ベルギーワッフル風の焼き菓子の詰め合わせです。お味はとってもイノセントでした。あれこれ迷ってもうひとつは神戸トラピスト会のガレット。こちらは卵とバターの香りがいっぱいのママンの味。あぁもっと買ってくればよかった。お次に向かいましたのは、京都最古の洋菓子店、村上開新堂。お店にはロシアケーキと名づけられた、レトロなクッキーだけが5種類、お行儀よく並んでいます。当然全種類をお買い上げしたわけですが、私のお気に入りはぶどうジャムサンドでした。レーズンのものも美味しかったです。 以前母がお土産に買ってきた時は、少し時間が経ってからいただいたので、「???」って感じだったのですが、今回すぐにいただいて、やはり風味が違うと納得。個別包装されていても、買ってきてすぐにいただくのがベストです。できることならお店を出てすぐに食べたいぐらい(笑)。固すぎず柔らかすぎずという生地の加減は、クッキーとは異なり、ケーキと名づけられたのもうなづけます。静かな店内にいるとまるで時が止まっているかのよう。ロシアケーキに負けないようにと、私達もいつもより一層お行儀よくしてお買い物を楽しみました。
December 1, 2008
先週の休日。パパにやや大物のおつかいを頼みました。そろそろ年賀状も作らないといけないのにここのところずっとプリンターの調子が悪かったので、「プリンター、なんでもいいから買ってきて」と・・・。すると2時間後。パソコンの大きな箱を抱えて帰ってきたパパ。その脇に小振りのプリンターの箱があります。「パソコン買ったら、プリンターもらえたんだ」と大変嬉しそう。確かになんでもいいって言ったけどさ。こんなおつかいってありなわけ?そして突然にしてパソコンが変わったためデータの変換や移行で余計な仕事が増えてしまい、年賀状作成どころではないという、本末転倒な我が家。全く計画性がない面々です。この景気低迷の折に今年我が家が購入したのは、車にグランドピアノにパソコン(プリンターのおまけつき)ときたもんだ。へんっ!どんなもんだい!もう開き直っちゃうぜ。前々から思っていたことだけど、私と大きいダーリンの数少ない共通点は、世間に対してへそ曲がりなところです。
November 30, 2008
昨夜ちょっとおもしろいことがあった。PC画面を見ながらオークションの発送準備をしていた時のこと。送り状の宛名を指差して、りょんりょんが訊いた。「この人、知ってる人?」「ううん、知らない人だよ」と私。すると彼は「それって出会い系じゃん」とひとこと残して立ち去っていった。確かにそう言われてみればそんなようなものだなぁとあえて否定もしなかったが・・・。こういう会話ができるようになるなんて彼もずいぶん大人になったものだと感慨ひとしおの母であります。
November 25, 2008

大山崎山荘でお庭などを散策しているうちに、すでに時はお昼近くになっていました。古い建物は時が止まっているかのように現実世界から遥か遠い処へ私達を誘います。でも、乙女旅はまだ始まったばかり。秒単位で動かないと今日のノルマは達成できなくってよ。優雅な時に別れを告げ、いざ現実世界へ戻りませふ。向かうは京の台所、錦市場。お昼に時間もお金もかけている余裕がない私達は(笑)、かわいいお値段で乙女なお食事ができる処をセレクトしました。おうどんの冨美屋さんです。店内に入った途端、あま~いおだしのよい香りが食欲をそそります。ちょうどお昼時だったので、待つことも覚悟していきましたが、ちょうど私達が店内に入った瞬間だけ、待ち時間なしで入れました。お店の方にも「この時間ですぐに入れて、お客さんたちついてはるわ~」と言われてしまったほど。確かにその直後からまたわんさと人が入ってきていました。世間もまだまだ捨てたものじゃないわね(笑)。冨美屋うどんというお餅入りの鍋焼きうどんをいただきました。世間でどんなに讃岐風のしこしこおうどんが流行ろうとも、やはり京都のおうどんはやわっこくなくっちゃねぇ。そんな気分にさせてくれるおうどんでした。きよさまに至っては、お召し物を1枚脱がれて召し上がるという気合いの入れよう。猫舌の私は、汗も鼻水も涙も流しながらはふはふいたしました。お餅はこんがり焼いたものが2つ入っていました。上にかかっている七味もほどよい山椒風味で美味しい。お土産用があったので、早速買って帰りました。量は最初少なめかなとも思いましたが、具沢山のせいか意外に食べ応えがありました。にもかかわらず、やはり乙女のシメは甘いものでしょ。と、きよさまと意見が一致したところで、クリームあんみつを追加オーダー。二人で仲良くいただきました。(来た瞬間から食べ始めたため、画像ナシです。食べ終わる頃気づきました。)さて、こちらのお店は老人以外に修学旅行生もかなりの割合を占めているようです。私達の隣のテーブルにいた高校生(やや偏差値高め)たちがお店の方にあれこれ質問しながらオーダーしているのが可愛かった♪(乙女ふたりは、男子高校生の会話にすっかり耳ダンボ状態)中でも一番イケメン系が、おうどんのあとにフルーツパフェを追加し、一人で幸せそうにたいらげていたことに目がクギ付けになってしまいました。わが息子も、将来彼のような優秀な男子に成長していただきたいものです。
November 20, 2008

昨日から季節が急に秋から冬へと移り変わり、半分憂鬱、半分そわそわなSEPIAです。晩秋。いい響きです。晩秋と聞いて何故か思い出すのは、中学生の頃、大好きだった「蔦のからまるチャペルで~♪」という歌。ちょうど今頃に歌っていたからでしょうか。さて、冬になる前に大慌てでアップいたしますのは、10月に訪れた京都から。今回のお供はりょんりょんではなくて、お友達のきよさま。「乙女の京都」と謳って、二人でお手紙をやりとりしながら(メールではないところがミソ♪)行き先等を決めました。まずは一人ではなかなか行きにくい、ちょっと郊外のアサヒビール大山崎山荘美術館へ。モネの絵もさることながら、私達の目的は建物とその内部のアンティークな造りでした。朝一で開門前から到着するという、気合の入れよう(笑)。ひたすら坂道を上りつづけ、門をくぐってからもまた上り、そうこうするうちに、健脚のご婦人に追いぬかされ、ようやく辿りつきました。お屋敷に棲むのも楽じゃないのね。三角お屋根と煙突が印象的な素敵な建物です。雰囲気は上高地帝国ホテルや万平ホテルのような、いかにも山荘という感じ。エントランスの傍には紅葉。この時はまだ紅葉していませんでしたが、きっと今頃は色づいていることでしょう。残念ながら建物の内部は撮影できなかったのですが、重厚感のあるどっしりした暖炉や黒光りした階段の手すりがたまりません。内部全体はコニャック色で、時代を経たものだけが放つ輝きがありました。そして階段から2階にかけてはステンドグラスが嵌め込められていて、館内を神秘的な光で照らしていました。ドアノブやトイレもいちいち素敵(笑)。テラスはティールームになっていたので、当然ティータイム。きよさまのオーダーなさったシードルの泡が光に反射して美しかったです。ただしワインケーキは、乙女の私達にとりましては少々アルコール度が低めなようでした。(笑)おほほのほ。(だからビールにすればよかったのに・・・。)
November 19, 2008

先日、大きいダーリンの所属する地元消防団の家族会でラグーナ蒲郡へ連れて行ってもらった。りょんりょんはクラスのお友達が7人も来るので、とても楽しみにしていたらしい。今一番の仲良しくんも参加すると聞いて、前日からDSの充電など準備万端の様子だった(笑)。彼らにとっては行き先よりもバスの中がメインかというぐらい盛り上がっている。SAで休憩するたびに、他のバスの人をトレードして後ろの長座席には5年男子がどんどん増殖していた。私はというと、ラグーナはできた年に1度行っているし、オフィシャルな集いはどちらかというと苦手なので、半分おつきあいで参加。現地で子どもは勝手に放牧して、私達は夫婦で仲良く・・・遊ぶことにした。でもさほど広くない園内なので、しょっちゅうりょんりょん達と一緒になる。5年生男子チームはカヌーで団結して楽しそうである。 私達もメタボ対策で足こぎボートに乗ってみた。ひじょ~に疲れる。次にりょんりょんは足こぎ自転車にラブなお友達と仲良く乗って幸せそうに笑っている。私達夫婦はかなり盛り下がりつつも、メタボ対策で一緒に乗ってみた。ところが隣のおっさんはペダルをこがない。さぼっている。なんてこと!疲れるし腹が立つ。嗚呼、私もりょんりょんと一緒に遊びたい。5年男子ご一向様を見失ったので、建物内のアトラクションに移動。FIRE!FIRE!というレーザーシューティングものをする。TDLのアレに似ている。乗り場へ行くと列の最前列にりょんりょんがラブなお友達と一緒に並んでいた。これは面白かった。1回では納得がいかなかったので、再挑戦。すいていたので、すぐできた。大人げないと思いつつも繰り返すこと6回。ようやく納得できたのでやめた。隣のおっさんも妙に盛り上がっていた。5年男子チームは10回以上やっていた。係のおねえさんに呆れられていたようである。園内はハロウィーン仕様になっていて、レストランのおねえさんはゴスロリミニワンピをお召しになっていた。髪の毛はオレンジのボブウィッグである。ゴスロリ系のカップルも見かけた。街では浮くけれど、ここではなかなか似合っている。そのほかに仮装のお嬢ちゃまを連れたステキなパパもいた。帰りのバスはモンスターの風船や音の出る剣を買ってもらったおこちゃまたちでもう大賑わい。子どもと一緒に遊園地に行くのもあと少しということを実感した1日だった。私達夫婦もいよいよ黄昏時に突入か。さて、その日の夜。家に帰ったりょんりょんがぽつりと「ぼくあの風船ホントはすっごく欲しかったんだよなぁ」おおおっ、あのキョーレツなモンスター風船のことか!なんだかんだいって君はまだまだママの子だねぇ。よちよち。
October 7, 2008
先日、何か捨てるものないかなぁと押入れを整理していたら、りょんりょんが小さい頃に描いたお絵かきが出てきた。彼はあまり絵を描かない子だったので、このテの思い出ものはそれほど多くないのだが、きっと面白かったからとっておいたのだろう。中央のカワイイ女の子はもちろんママ♪その隣の人間はりょんりょん本人とパパ。りょん画伯に確認したところ、白目をむいた方がパパということであった。そして足元の生き物たちは、すべて3つずついる。(ちょうちょ5匹を除く)3人家族。たとえ祖父母と同居していても、小さい頃に彼が描いていた家族の単位は3人だったらしい。ちなみに中央の円形の物体はてんとうむし。(ほしのようなものが7つある)じょうろみたいなものは実はぞうだった。(そのわりに小さい)ひまわりのようなライオンはどこかのドーナツ屋のキャラとかぶっている。あんまりへたっぴでかわいいので、とうとう額に入れて飾ることにした。そして絵のレベルが現在とそれほど変わっていないという点もある意味ひじょうに興味深いところである。
October 3, 2008
久しぶりに朝から晴天。秋晴れ~という感じのからっとしたお天気。レッスンは夕方までない・・・。となると、当然忙しい1日になる。朝から洗濯、洗濯、そしてお布団ほし、もう1度大物洗濯。布団干している間に掃除機かけ。実は、2週間以上風邪状態が続いていて、それに追い討ちをかけるように3日前からプチぎっくり腰になった。(一応動けるのでちょっとかわいくプチってつけてみたの)正直、お布団干しはツライ作業だけど、昔、何かで読んだ一節がこういう時に限って頭をよぎる。「あたたかいご飯と日中よく干された布団で迎えられた家の子どもは不良にならない」なんだか妙に納得してしまったの。ご飯だけでなく、ふかふかのお布団が用意されていると眠るとき、幸せ~って感じるでしょ。愛されていると実感できるんだって。だからお布団干し、頑張りました。そしてその後、そのお布団でお昼寝もしてしまいました。てへ~幸せ♪(ってアンタが感じてどうする!!!)
October 2, 2008
のだめコンサートin秋の桃音祭に行ってきました。エスコート役はりょんりょん。8月の五嶋龍くんヴァイオリンコンサートに続いてのおデェトです。2日続けてあったのですが、私達が行ったのは2日目の指揮者編。ちなみに1日目はピアニスト編でした。母としては1日目にもキョーミがあったのですが、ヴァイオリン派のりょんりょんは、2日目のメインである、チャイコのヴァイオリンコンチェルトがお目当てだったので今回はこちらをセレクト。ちょっと早目の会場入りでしたが、これが正解でした~。開演20分前ぐらいに、待ってました♪のマングース登場。も、もしやと思ったら、予想とおりSオケTシャツ着用のお仲間を呼んできてラプソディ・イン・ブルーのピアニカ弾きを披露してくれました。むきゅ。嬉しい。まだお客さんは半分ぐらいしか入っていないところだったので、観れなかった人も結構いたみたい。コンサートは、茂木さんのお話をまじえながらすすめられ、オケのバックに設置されたスクリーンに曲にぴったりのマンガの場面が映し出される仕組みが面白かったです。楽譜を見ながら合わせているらしく、それはもう見事なシンクロぶりでした。天晴れです。ヴィエラ先生、ミルヒー、千秋、ジャン、ときて、おっと1人忘れてませんか~?プログラムには載っていなかったので、やっぱり無理かなぁと思っていたら、アンコールで何やら意を決した表情のもぎぎ登場。「カタイラ」(片平)でルスランとリュドミラ序曲、オーバーアクションな振りの最後はジャ~ンプ!で決めました。これでお客さん(私も含めて)、みな納得いたしました(笑)。演奏については、いろいろ思うところもありましたが、(たとえばラフマニノフのコンチェルトや「亡き王女~」の出だしとか)やはり生の音楽は楽しいなぁっと・・・。りょんりょんの感想は、「ぼくの聴いているチャイコンとはちょっとちがうところもあったけど、本物が聴けてよかった」そうです。ヤツはハイフェッツを愛聴しているからなぁ(笑)。チャイコン以外に気に入ったのは、ドヴォルザークのチェコ組曲ポルカだそうな。マイナーだけど、いい曲だよね。(これ聴けばすぐドラマの冒頭シーン、千秋のモノローグが浮かぶ)「すぐCDを探しておくように」との命が下りました。ちっ、生意気な。さて、画像は今回Getのグッズ。相変わらず私のミーハー志向は衰えておりませんことよ。開演前、りょんりょんに「ねね、トルコ行進曲バージョンのマングースいらない?」と聞くと「いりません」という冷たいお答え。「SオケTシャツは?」「着ません」「じゃストラップ・・・」「いらねぇってば!もうママ欲しかったらどうぞ」とようやくお許し(?)が出たのでいそいそと買いに走る私。まったくりょんりょんってば大人ぶっちゃって。ノリが悪いヤツはママ、キライだよ!もうのだめのマンガ、貸してあげないからねっ。こうしてただのいじわるっこと化す母なのであった。
October 1, 2008
先週のことになりますが、運動会が終わりました。雨で1日延びて平日だったため、親子競技や地域(公民館や老人会)の参加はなくなり、ちょっと淋しい感じに・・・。2年連続で親子競技なしというのは楽なようで、やはり味気ない!だって生徒数が少ないんだもん。あっという間に終わっちゃうでしょ。最初は親子競技めんど~と思っていた私も、5年間慣らされて、ずいぶんと変わるものです。今年は夫婦で「むかで競争」にエントリーしていたのですが、バッチリ気の合わないところを地域の皆様にお見せすることができず大変残念でありました。さて、りょんさまの競技ですが・・・彼は足が速い。はっきりいってものすごく速い。その速さは一眼レフのスポーツモードをもってしてもピントがあわないぐらい。というわけで、メインの全校リレーにはずっとレギュラー入り。母はひたすらその勇姿を追いつづけるのみ。今年もぶっちぎり速かったです。ストライドがあまり大きくないこともあって、ビデオを早送りしているようにも見えます。だからでしょうか、父兄席からも「はや~!!」と感嘆の声。私はずっと(アニメマンガみたいな走りだな~)と思って見てました。でも後ろを振り返ることなくバトンを受け取り、えいやと走り出していく姿は、なんてステキ(はぁと♪)。いつのまにか、私よりもうんと速く走れるようになってどんどん大きくなっていくね。うるうる。ところで、走りもの以外の競技ですが、ヤル気ないぞ、コイツ!って感じの場面多数あり。棒引き。へらへら笑ってますぜ。すぐ諦めるし、性格出てる。綱引き。まるで引っ張ってない!すぐ後ろのクラス一体格のいい彼にすべてを任せ、つかまってるだけ。楽器演奏。リコーダー吹きながら、カメラに向かってピースするのやめろ。応援合戦。あきらかに口パクっぽい。←音をはずして怒鳴るのはボクちんのポリシーに反するそうな唯一見所のあったのは閉会式の司会ぐらいか。マイクを持って嬉しそうだった。相変わらず、いいとこどりの気取りやである。10月には郡の陸上記録会が控えています。走り幅跳びとリレーのアンカーにエントリーされているらしい。このあたり、昔、三段とびと100mの選手だったパパの影響大かも。次はビデオとカメラの2台を首からぶら下げて、母は頑張ります。
September 30, 2008
毎回おでかけの度に、厳正なる審査が行われ、旅のお供が決まります。それはお泊り旅行だけでなく、コンサートや映画などのちょっとしたおでかけの時も同じ。彼なりにTPOを考慮してセレクトしているらしい。今回は車だったので、お供も大所帯でした。でかモーリーを筆頭にチーム結成。途中で3匹加わり、さらにパワーアップ。ぬいぐるみたちには、それぞれ独自のキャラクターがあり、私とりょんりょんだけしか通じない会話が多数発生します。あきれかえる大きいダーリンを尻目に、物語を紡いでいく私達。最近では、ぬいぐるみ達が住んでいる地図もできたんだよ~。←りょんりょん作プーさんの本の扉に書かれているような地図です。お部屋に飾ってあります。どうぶつ新聞も時折発行されます。←内輪ネタ満載だがこれはかなり面白いクラシックブームにのっとって、どうぶつオケストラ♪も結成されました。常任指揮者は勿論りょん様です。指導はsepia先生。こうして妄想親子の日々は続くのであった。。。
September 29, 2008
私にはジンクスがいろいろある・・・。この日記に関してもある。たとえば、たまに結構力を入れて書いた日があったとする。写真もいつになくいっぱい入れようと思い、ちょっと小細工して、文章も「この言い回しは洒落ている」と自分で浸った時に限って、どういうわけかうまくアップされず、(たぶん何かボタンを押し忘れているだけなんだろう)次の瞬間に消えてしまっていることがある。実は昨日がそうでした。もういやになって、それきりリトライしませんでした。名文だったのにな~幻の日記。他にもいろいろあるけれど、決定的なのは、布団を干して、ていねい掃除をした日に限って、りょんりょんがお友達を家に連れてくるってやつでしょうかねぇ。昨日から今日にかけて、朝から晩までずっとお掃除&お片付けに専念。今朝は自分の顔を洗うよりも前に、2階の網戸を洗っていたという勢いである。まるで何かにとり憑かれたよう。そして決して長続きしないのが私の特徴でもある。すると、やはり連れてきてくれましたよ。体操服姿の男子ご一行様。1週間で唯一皆が遊べる木曜日。楽しそうだからいいんだけど、いいんだけど・・・。えぇ、別にいいんです。また掃除するぐらい。くすん。
September 25, 2008

自宅教室の発表会も無事終了しました。お友達3人と一緒に開催していますが、そのうちの一人が臨月に入っていて、しかも前日に陣痛らしきものがきたというので、急遽2人で切り盛りすることになりました。当日は朝から大忙し。納品、準備、リハーサルと午前中は慌しく過ぎ、本番が始まったらもう後はあっという間に2時間が過ぎていきました。さて、今回の爆弾はなんといってもりょん王子。夏休みに練習して出場する予定が、全く練習できなくて、2週間前、夏休み最後になってようやく練習を始めたというありさま。おいおい、本当に出る気ですかぁ?冗談だと思っていたら、本当だったらしく、とりあえず2週間毎日練習。1週間前に初めて最後まで通しで弾けたという情けない状態。大変心臓に悪い2週間でした。他の生徒たちは3ヶ月以上かけて仕上げて、万全の体制で臨んだというのに・・・。自分の子となると、ある程度自己責任で問題解決できるせいかつい力が抜けてしまうようです。反省。でもまぁ、なんとかやってくれましたよ。舞台上ではもう彼に任せたという気持ちだったので、私も比較的気楽に聴けました。多少のミスタッチはお愛嬌というところでご勘弁を。今年の王子のお洋服はスーツの上着なしの状態で、ベスト着用。ネクタイは普通のタイプ。本人曰く「サラリーマンみたい」。いえいえ、最近のサラリーマンは三つ揃いなど着ないってば。姫君たちのドレスは暑さが残る季節のせいか、オーガンジー系の軽いもの、色は白やブルーが多かったです。いつも直前になると発表会ってめんどくさ~って思うのに、終わるとまたすぐやりたくなる。そして出番を待っている時の生徒たちのカワイイことといったら!やっぱりハレ舞台は大好き!
September 18, 2008
楽しかった旅行の思い出を綴っている途中でなんだが、昨日ちょっとした事件が起きたので、書き留めておくことにする。昨夜、りょんりょんの英語のお迎えに行き、外灯の下で他のお母さんたちとしばし歓談していた。外灯には夥しい数の虫が集まっていて、口を開けると、飛び込んできそうなほどだった。とその時、私の首筋にチクチクっとした虫系の足の感触があった。田舎モノはこんなことぐらいでは動揺しません。その感じからバッタかなにか緑系の生き物と判断し、(一体どんな感じなんだ?)さらりと手でつかみポイっと投げやった。お喋り中だったので現物は確認していない。さてりょんりょんが終わったので、車に乗りしばらくすると・・・やや、この懐かしい?香り、いや匂いはもしや?えぇ?まさか!!!そう予感的中。アレでしたよアレ。カメムシ。この辺ではありったけの愛憎をこめて「ガメ」と呼ばれているアレ。緑色のものは茶色のに比べて幾分匂いがソフトな気もするが、密室においてはどちらも同じこと。しかも手と背中と首筋からくるものだからキョーレツで、2人でオエオエ言いながら道中耐え抜いた。家に帰ってからも皆から「クサイクサイ」と言われて、すっかり嫌われ者になっちまったよ、ぐっすん。人の首筋から髪の毛に中にもぐりこむとは、なんて失礼なヤツ。お陰で昨日の夜は大地震の準備に勤しめなかったじゃないかぁ!!!また今年も、カメムシの季節到来です。
September 11, 2008

最近、スキー場を利用した夏季限定ユリ園というのをよく見かけます。今回の宿の近くにあったので、あまり期待せずに行ってみたら、清々しくて思いのほかよかったです。 スキー場なので、リフトに乗って上の方まで行けるし、ちょっとしたハイキング気分で楽しかった♪ 私が行った時は晴れていましたが、霧の中の百合というのも、幻想的で美しそう。白樺と百合っていう組合せも素敵でしたよ。
September 11, 2008

小淵沢の友人のお店は7年前に雑貨屋さんとしてスタートしました。それが今では商品の半数以上が海外で買い付けたアンティーク&ビンテージ商品に・・・。海外で買い付けるということ。それは限られた時間の中でオーナーが最大限の選択を行うということ。だからオーナーの好みがもろに反映されて、それが魅力であり、お店の個性ともなる。よくある繊細なだけのアンティークではなく(中にはそういうものもあるけれど)、もう少し力強くて、エッジのきいた商品があっておもしろいです。うん、いかにも彼女らしい(笑)。内容の充実したいいお店になったと思います。しかし彼女の語学力がこういう形で活かされるとは、大学時代想像しなかったなぁ。彼女のお店の中で、私が一番お気に入りのコーナーはこの窓辺です。カーテンを通した光の加減が大好き。このカーテンも好き。こんなカーテンが似合う出窓があったら、絶対買っちゃうのに。7年前には小さかったバラも、今ではこんなに大きくなっています。
September 5, 2008
ふぅ、やっと夏休みが終わりました・・・(涙)ラスト1週間は、お天気も悪くて、おでかけもままならず、暇を持て余したりょんりょんからは「ママさん、夏休み最後は思いっきりふれあいましょう」と宣告され、大変なものでした。小学5年生にしてこのべたべた加減ってどうなんでしょう?さて今更ながら、夏の旅行の思い出話など。今年は久しぶりに小淵沢~軽井沢の3泊4日旅行。小淵沢ではメンズチームが釣りに行っている間、私は友人のお店で懐かしいひとときを過ごしました。夕食は友人と一緒にバーベキュータイム。テラス席だったので夜は寒いくらいでしたが、お肉がとっても美味しかった~。友人おすすめの「シメのラーメン」にも感動~。2日目からは軽井沢。途中眠くなった大きいダーリンに代わり、小淵沢~軽井沢間のドライブは私の運転に!私がハンドルを握ると、まったりしていた車内がたちまち緊迫して、メンズチームの眠気も一気にふきとんだ模様(笑)。実は6月に新車をお迎えしたため、家の車にも最新の?ナビ子が搭載されたのです。それでこんな私でも、ナビ子の言うがままに運転すれば軽井沢まで行けちゃった。ま、こんなもんよ、運転なんてさっ。と、最近かなり自信過剰気味のSEPIAちゃんです。軽井沢ではお決まりのサイクリングをしたり、懐かしいお店をのぞいたりとのんびり過ごしました。今回サイクリングの途中で立ち寄ったティールームはりょんりょんの大のお気に入りとなりました。作家さんの経営するお店で、緑の中のテラス席がとても気持ちよかったです。スコーンもお紅茶も心がこもっていて美味しかった。(勿論私は浅見光彦氏お気に入りの紅茶プリンスオブウェールズをいただいた)りょんりょんはこちらで飲んだ山ぶどうジュースが忘れられず、結局次の日のお茶の時間にも来てしまいました。軽井沢に素敵なティールームはたくさんあるのに、どうしてももう1度行きたいと言い張るりょんりょん。しかも一口飲んでは溜息をついて、「あぁもっと飲みたいけれどなくなるのが哀しい~」と嘆く始末。帰り際には「どうしてもあの山ぶどうジュースを買って帰りたい」と言ってきかないので、思い切ってお店の方にメーカーをおたずねしたところ快く教えていただけました。「信州まし野ワイナリー」の限定山ぶどうジュースだそうな。最終日はその山ぶどうジュースを求めて軽井沢中のワイン系のお店を探す羽目になりました。何軒目かでようやく見つけましたよ、高級なおジュースを・・・。全く私もバカ親だなぁ。このりょんりょんの食べ物に対する執着は、誰に似てしまったのでしょう???2日も通った思い出のティールーム。テラスで過ごすティータイムは格別です。考えてみれば、普段の生活の中で、3人一緒にお茶の時間を過ごすということ自体、なかなか無いことだなぁと気づきました。お隣の「妖精の棲む森」の散策もお薦めです。途中に妖精語のたて札があったり、木の根っこに妖精が隠れていたりして童心に帰れます。りょんりょんの今年の夏休みの宝物はお店で買った、妖精語がわかる「妖精手帳」だそうです。(「夏の友」の思い出欄に書いてあった・・・。)なんかカワイイ。
September 1, 2008
トップ画像を変えました。今年の夏の旅で立ち寄ったお店の写真。大人のための雑貨屋さんといった雰囲気で、今の私の心理状況にぴったり。セレクトされた商品からはオーナーのセンスのよさが伺える。お店の奥にはあたたかみのある大きなテーブルがあって、お茶と手作りのお菓子をいただける。このテーブルから光溢れる外を眺めるのが好き。窓枠と木々の緑が作るコントラストの美しいこと。カフェカーテンも控えめで、この窓の真のカーテンはこの緑。まさに光と影の織り成す空間。BGMは何もなくて、周りのセミの声だけ。観光地で入るお店の大半でかかっているオルゴールものが最近私は許せなくて、しかもその曲がひと昔前のニューミュージック系だったりするとそのお店に哀れみすら覚えてしまう。どうせオルゴールをかけるなら、本モノのオルゴールからとった音にしてほしい。曲の最後に「ぎぃぃっ」というオルゴール独特の音が入ったあの録音。そして、もうひとつ許せないのが少々大人っぽいお店でかかっているジャズ。ジャズをかければそれで雰囲気が出ると思ってかけているような安直な感じがいや。音楽に頼るな。中身を作れ。そういう気分にさせるお店も最近はままあるようで。安易に音楽を選んでかけるぐらいなら、いっそ何もない方が自然で素敵だと思うのは私だけ?だってそれだけBGMが人に与える影響って大きいと思うから。昔、私がアルバイトしていた某アンティークショップはBGMにもこだわっていて古きよき時代のイギリスのラジオ番組を録音したものだった。音質は悪く、雑音も多いものだったけれど、かえってそれがお店にぴったりで、私達スタッフはそのざらざらっとした音の中で、少々アンニュイな気分を楽しみながら針仕事をしていた。アルバイトを辞める時、お店の思い出にと私はそのテープをダビングしてもらった。それぐらいお店とその音楽は一体化していた。BGMをかけるならそれぐらいの覚悟で選んでほしいと思う。今回のお店はそういう意味において大変潔かった。何もないというのも選択肢のひとつだと思う。昔、お花のお仕事をされていた人らしく、緑の扱い方も上手で、ちょっとした花のあしらいにもオーナーのこだわりが感じられて、久々に感激。「冬にはクリスマス用の商品を揃えています」と伺い、「絶対冬に来ます」と即答する私。私ったらスキーもしないくせに、行く気満々。今から計画たてよう。
August 27, 2008
昨夜は久しぶりのオペラ鑑賞へおでかけ。小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトによる「こうもり」。私の大好きな演目で観るのは2度目。1度目は学生時代のウィーンで。1ヶ月滞在していたので、お安い立見席だった。手すりに結んだハンカチがReservedのしるし。今思えばあれもいい思い出だった。そういえば同じ年にザルツブルクで人形劇のこうもりも観たっけ。幕間にシャンパンを一人で堪能していたら、(たとえ人形劇でもちゃんとシャンパンがあるところが文化の違い)T大在学中でお母様が声楽家(←いかにもウソっぽい)という日本人男性に声をかけられ、お食事を誘われたが、丁寧にお断りし、宿泊先のユースまで送ってもらってさよならしたというおまけもあった。そんな思い出の「こうもり」である。マエストロ小澤も元気に復活していて、力強いタクトぶり。オケ軍団も若さみなぎる演奏ながらぴしっと決まり、なかなか酔わせてくれた。なんといってもシュトラウスものは微妙なゆらぎ感がほしいと私は思っているので、このあたりのさじ加減はうまいなぁと思った。そう、音楽は本当に素敵。きらきらオペラの世界を観ていると、世の中のモロモロなどどうでもよくなってくる。ガソリン高がなんだ、灼熱の36℃がなんだ、地獄の発表会がなんだ、えぇい、みんなシャンパンの泡となってしまえ!という勢いである。嗚呼、音楽の持つ力よ。2幕の舞踏会シーンではシークレットゲストとして、荒川静香さんがトゥーランドットの曲で現われた。小澤さんが「あらかわさ~ん、イナバウアー見たい」とオケピットからおねだりしていたが、これは受け入れてもらえなかったようだ。そして、今をときめく名古屋のキャラクター、中日ドラゴンズのドアラもオペラデビューを果たしていた。生ドアラ、きもかわいくて感激したぞ。ここでも名物のバック転は出ず、ちょっと残念。さて幕間である。壮絶なトイレット争奪戦の後、スパークリングワインを一気飲みし、よろめきながら席へ戻ろうとしたら、「SEPIAさん♪」と私を呼ぶ声がする。ふりかえると、黒いドレスの美しい女性が立っていた。いや~またしてもびっくり遭遇。昔の職場の後輩で15年以上前に退職し、ヤ○ハの講師となったSちゃんだった。今や、私も同業である。「カ○イですよね」とSちゃんからも確認を受ける。私のことは噂で知っていたらしい。13年ぶりぐらいの再会だった。Sちゃんはすっかり素敵な大人の女性になっていて、思わず頭をなでなでしてしまった(笑)。お互いマイシート購入だったので、席を確認すると、なんと私の1列後ろ、しかもすぐ近くだったので、またしてもびっくり。向こう半年ぐらいはコンサート会場で必ず会えるというわけね。次はお互い所属の楽器店の愚痴大会となりそうな予感を残しながら、じゃまた来月のシエナでねvとお別れした。10時すぎ、名残惜しみながら会場を出ると、待ち受けていたのは熱帯夜。あぢ~っ!!!束の間の幸せ、シャンパンの泡のような一夜だった。
July 25, 2008
最近、家にレッスンにくる生徒が皆、「ポ~ニョポ~ニョ・・・♪」と歌っている。楽譜を出しながら、ノートを書きながら、どいつもこいつもポニョポニョときたもんだ。しかも皆、歌詞が間違っている(と思う)。たとえば「さかなのコ」の部分が「カエルのコ」とか「がけの上に~」の部分が「がけの上で死んじゃった♪」とか「丸いおなかの~」の部分がなぜか「青いウ○コ」に変わっているとか。私はポニョにも宮○アニメにもこれといって特別な思い入れはないが、皆が皆、違う歌詞で歌っているのを聞くと、むしょうにむらむらしてきて、「誰か私に正しい歌を教えてくれ」と言いたくなる。ここまで替えられる歌も最近珍しいのではと思ったが、これは覚えやすいサビの効果といえるかもしれない。誰もが1度耳にしただけで歌いたくなるようにできていて、にもかかわらずポニョ部分以外は歌詞がはっきりしないから適当にあてはめているうちに変わってしまうと・・・。だいたい世俗に疎い大きいダーリンですら「最近よく聞くこのポニョって一体なんなわけ?」と私に聞いてきたぐらいだし。だとすると、主題歌の効果ってすごいな。きっと作った人は毎日世間を眺めながら、にたにたしているにちがいない。でも私は映画はやっぱり観に行かないけどね。へそまがりですから。それから、りょんりょんよ、私の二の腕をさわりながらこの歌を歌うのはやめなさい。不愉快です。さて、今日のバーチャルおやつは冷た~い白玉ぜんざいです。しお昆布と一緒に召し上がれ。哲学の道の叶匠壽庵にて。
July 24, 2008
京都で買ったおみやげのひとつ。こんぺい糖と専用携帯ケース。ミントタブレットが出てくるような洒落たケースからこんな繊細なこんぺい糖が出てきたら、ちょっと素敵。お味は7月限定のスウィーティ。ちなみにこのケースはりょんりょんのもの。アメはキライだけど、こんぺい糖は好きという風変わりな小学生男子。きらきらきら☆彡なんて雅なお菓子でしょ。
July 23, 2008
ここのところ、連続で更新してきたが、もはやこの記録も今日で終りか。今日は終業式。明日から、とほほの夏休みが始まる。私の自由時間もしばらくおあずけ。考えただけでもぞっとする。この日本一暑い岐阜県で子ども会の行事多数(今年は役員さん)をこなし、お仕事では地獄の発表会5日間、スポ少野球のお車&お茶当番、DAYキャンプなども控えている。勿論、愛しの「三振王子」が出場する試合は朝から応援だし。9月は自宅教室の発表会も控えているので、そろそろ喝入れしないと間に合わない子もいる。そして何よりも大変なのが自由研究。昨年は6月ぐらいから長期戦で頑張ってみたら、なんと郡の最優秀賞に選ばれて、県の作品展へも出してもらえた。そのせいかどうかは定かではないが、2学期早々、りょんりょんは盲腸になり、初めての手術&入院まで経験するという、イタ~イおまけまでついてきた。授賞式には点滴の針を入れたまま、青い顔で参加させたっけ。ま、今年はゆるりといきませふと思っていたら、りょん様、今年も受賞ねらいでいくらしい。今年は「カビ」だって。お風呂掃除で思いついたとか。やだぁ~40日間カビと共に過ごすのかよ。また2学期早々、具合悪くなりそうだぜ。
July 18, 2008
母が不在のある日、ピンポ~ン♪とチャイムが鳴った。扉を開けると、ご近所の方らしきご婦人が立っている。らしきというのは、いわゆるボンネット風の農作業帽子を被られたうえ、首にはタオルで顔が全然見えず、誰だか判別できないからである。両手には大量のみょうがを抱えていらっしゃる。誰だかよくわからないまま、ありがたく頂戴した。そうでなくても、ある一定年齢から上のご近所さんは皆同じに見えてしまう私。同じような色合いの農作業の格好して、おじ(い)さんはたいてい作業用キャップかぶってるし、車は全員軽トラで、しかも早口で何喋ってるか聞き取れないためである。もうさすがに「えっとどちらさんで?」とも聞けないので、当り障りのない適当な挨拶をして、へらへらっと笑い、誤魔化している次第である。困るのは、何か物をもらった時。後からお礼を言わないといけないのに、誰だかはっきりわからない場合である。ありったけの特徴(といってもあまり役にたたない)を述べて推理するのだが、たいていしまいには、ちゃんと訊かなかった私が悪いと怒られる。人と人との距離が近い田舎では、物の行き来も頻繁なので、私のようなぼんやりさんは一人でお留守番もできないってわけ。めんどくさ~。ピンポン♪押してくれる人はまだよしとしよう。最も問題なのは、裏口に黙って、かさ地蔵の如く収穫物を置いて帰られる方である。外出先から帰ってくると、ドアが開かないくらいかぼちゃが積まれていたり、枝がついたままの枝豆の束や殴ったら人が殺せそうなくらいの太いキュウリなど、同一種類のものが大量に置かれていることがままある。名前が書かれていないので、誰だかわかりゃしない。日頃の畑の様子と育ち具合からだいたいの目星をつけて、おそるおそるお礼を述べるのだが、たまにはずれて気まずい思いをすることもあったりする。全くややこしい田舎暮らしであることよ。さて、みょうがは私の大好物。特に小さくてかっちりしているのは、味もしまっている。ええぃもう誰からでも構わぬ、食べてしまえ。というわけで、薬味として冷麦にざくざく入れ、ぬかづけにもしてみた。甘酢漬けにして、さっぱりお寿司にしてもいいなぁ。美味美味。
July 17, 2008
先月のことになるが、我が家に新しいピアノがやって来た。個人宅にしては少々大きいサイズなので、さすがにデカイ。何がって大きさよりも音量が(笑)。ちょうど今、ショパンのバラード1番が課題なので、鳴る鳴る鳴る、伸びる伸びる伸びる。でも気持ちいいっ!っていうのは私だけで、真夏に向けて近所迷惑このうえなし(だと思う)。すみませんねぇ。先生からは「夏に向かうからドビュッシーの『映像』なんか涼しげでいいじゃない?」とお薦めいただいていて、ちょっとかじっていたにもかかわらず、なんだかしっくりこなくて(まだるっこしくてやってらんね)、結局選んだのがバラード。先生から「今年は熱い夏になるわねぇ」と言われちゃいましたよ。またまたすみません。ドビュッシーは寒い冬にでもやらせていただきます。とにかく、今は骨太な気分。このピアノが来るにあたり、実に様々なことがあって、もめたり(家族と)、ケンカしたり(父と)、お金もなくなったし(私の)、いちいち書くのも面倒くさいのだが、すでに今となっては過去のことで、収まるべき所におさまったように思う。やれやれ、一件落着、めでたしめでたしである。こうやって大きなお買い物をしてみると、自分の価値観がよぉくわかってよい。何が必要で、何がいらないか、あらためて見直すことができる。意外とそんなものだったのかな、私の人生・・・って感じ。で、真っ先にやめたのが保険かい、SEPIAちゃん(笑)。結局前のピアノも別の部屋に移動して、たまに弾いている。このピアノは、私の念がすべてこもっているから手放せない。たとえ他の人に渡っても、全く音が出ないとか、毎晩ひとりでに音が鳴り出すとか、そんな怪奇現象すら引き起こしかねない代物なわけ。何よりも、控えめながら深みのある落ち着いた音が大好きだからさんざ迷った末、手元に置くことにした。さて、このおニューピアノが来てから初めてのオフィシャルなお仕事、それはシルバー合唱団の伴奏。ある意味、すごぉく濃い内容のお仕事で、勉強になった。ここで学んだ教訓「老人を老人扱いしてはいけない」ということ。プライドの高いご婦人方を相手にする時には、特に注意せねばならない。そしてこんなSEPIAちゃんでも、あの方々からみれば「あら大学生の方かと思ったわ」と軽く言われるのだから驚きである。おニューなピアノも、まさかショパンのバラードと青い山脈を同時に練習されるとは予想だにしなかっただろう。こんな私と一緒に仲良く音楽いたしましょうねv
July 16, 2008
京都のお土産といえば、八ツ橋。何を今さら・・・という感じだが、りょんりょんは八ツ橋が好き。まだ、「八ツ橋」という名前を知らなかった時、「あのギョーザみたいなお菓子、買ってほしい」と言っていた(笑)。ニッキ、抹茶が普通。最近では季節によっていちごやバナナなどもあるようだけど、なんか今ひとつ・・・?って感じ。しかし、これは違う、絶対お薦め。夏期限定ラムネ味。皮はほんのりラムネ色、お味はプレーン。白あんがラムネ風味なの。冷たくしていただくと美味です。遠くから見ていたアナタ、ぜひお試しあれ。
July 15, 2008

「そうだ(月に1度)、京都に行こう」これがりょんりょんと私の今年のテーマ。実は我が家から最速の手段を使うと、京都へは名古屋へ出るより速かったりする。(お値段は少々かかるが、シャトル切符を使えばまぁ許せる範囲だし)4月の桜、5月の新緑、6月はちょっと行きそびれて(笑)、本日7月度を実行しました。学校は振替休日のためお休み。朝7時前に家を出ると、8時前にはすでに京都駅に降り立っていた2人。まだ頭は眠ったままの状態で、ち~とばかり、早すぎたかな。毎回、神社仏閣をいくつか巡るようにしていて、今回のメインは石庭で有名な龍安寺。団体さんが来る前に到着したかったので、すぐに地下鉄とバスを乗り継いて現地へ。りょんりょんと静かに堪能しました。金閣寺派のりょんりょん(わかりやすいなぁ)と侘びさび派の私ですが、旅行中は仲良くどちらも楽しんでいます。他には仁和寺、下鴨神社、上賀茂神社をまわりました。どこも緑が濃くて、美しい。私はバラ好きのくせに苔フェチだったりもするので(笑)、苔むしたお庭を眺めているととても幸せになります。ついつい苔に向けてシャッターをきっていて、後から見ると、なんだこれは?という苔の写真も数多くありますが・・・。庭と一体化している日本の建築は素晴らしいの一言。 風が通りぬける心地よさは、身体が忘れかけている暑さの中の清涼感を呼び覚ましてくれます。暑いけれど涼しいっていう感覚。今更ながら、外人さんのように感動しています。少し、大人になったSEPIAちゃん哉。お昼ごはんは子どもと2人でもよさそうな日本料理のお店をあらかじめ予約。私は手桶弁当、りょんりょんは天ぷら御膳です。 ハモをりょんりょんに食べられ、ちょっと哀しかったけど、そこは母らしくぐっと我慢しました。途中、お抹茶席があるところでは一服いただきます。そのほかにも、食べ歩き大好きなりょんりょんとやれ、わらびもちだ、みたらし団子だ、豆大福だ、かき氷だと甘味ものを食べまくりました。これじゃ大きいダーリンがつきあいきれないわけだ。今回のお土産NO1は、五辻の昆布。こちらの「嵯峨野」というきくらげと生姜のしば漬け風がご飯のお供におすすめです。元々これは、東京の大叔母が6月に遊びに来た時に手土産として持ってきてくれたのがきっかけで知ったのですが、今回、龍安寺へ向かうバスの窓からこの昆布屋さんのビルを偶然見かけたのです。それで帰りにそのお店の手前でバスを降り、たんまり買ってきました。ちりめんじゃこやしば漬けもいいけれど、きくらげの歯ごたえとあっさり感がたまらなく美味です。食欲の落ちるこれからの季節にぜひどうぞ(笑)。それにしても、自他共に認める「地図のよめない女」の私が京都を歩けば、そりゃ何か起こるわけで、今回も2回、反対方向のバスに乗ってしまい、えへへ~ぽりぽり♪とばかりりょんりょんに謝りました。途中からはりょんりょんに地図を渡して、お願いしちゃったし。そうしていると、親切な京都の老人たちが可哀相なこの親子のためにあれこれ世話してくださるの。ほんにまぁおおきに。
July 7, 2008
急に秋から冬へ季節が移り、寒くなってきました。自宅教室の発表会も無事に終り、ほっとひと息です。今年のりょん王子は、なんと燕尾服着用。いやがるだろうな~と思いつつ、お笑いモードで買ってみたら、これが意外にもお気に召したご様子で、毎日の練習でもジャケットだけ着て、シッポをたらす練習までしている。(椅子に座った後、テールの部分を後ろにたらすと見た目が美しいのё_ё)いやぁ~さすがコスプレ好きの母の血をひいただけありますなぁと感心することしきり。燕尾服でバリバリバロック弾かせるのが夢だったんです。私のささやかな夢がとうとう叶いました(はぁと♪)ま、この際演奏は二の次なわけで(笑)、私はシッポが優雅に垂れることだけを舞台袖でひたすら願っておりました。なのにあのニセ王子ってば当日に限って、そのまま座って弾き始めちゃった。シッポ、シッポとあれほど念仏のようにとなえていたのに・・・。こうして少々シッポのたれ具合には不満が残りつつも、王子の演奏は終わりました。曲は私の大好きなギロックで、宮廷バロック風のもの。終わっちゃった・・・、私の小さな夢。でもここ数日、とてもドキドキできて楽しかったな。ありがとね、私の王子。というわけで、今年の家族写真は偉そうに足を組んで座る、燕尾服姿のりょんりょんを囲んだ私達という構図になりました。ちょっと千秋様チックなの。年賀状、乞うご期待。ご希望の方にはりょんさま直筆メッセージつきでお届けいたします(笑)。
November 22, 2007

明けて2日目。今日は移動も予定も盛り沢山なので、朝から忙しいです。朝風呂も入らなくちゃならないし、ご飯もいっぱい食べたいしと、気ばかり焦っていたためか、朝食をいただいたテーブルで思い切り太ももを打ちつけた。・・・・・・!!!痛すぎてしばし絶句。みるみるうちに色が変わり、まもなく直系15cmぐらいの大きな楕円形のあざ出現。ス、スゴイ色だ。。。赤と紫と青の見事なグラデーション。もうこれでしばらく水着が着れないわ。登別では地獄谷を見学。硫黄のキョーレツな臭いにもめげず、ぐるりとひと回りしてくる。「これこそ地球が生きている証なのよ!」と私が熱弁してもりょんりょん、鼻をつまむことに気をとられ、聞いているのかどうだか。 さて、一同ニセコへ向かいましょう。登別を出ようとした道の途中で、こんな巨大なオニさん発見。 「か~つ!(喝)」もしくは「アンタ地獄に堕ちるわよ!」なる台詞が合いそう(笑)。信号待ちの車窓からパチリ♪ニセコへのドライブはナビ子におまかせして・・・思ったら、今回搭載のナビ子は、とんでもない食わせ者で、推奨ルートと称して、はぁ~???というような道を平気で教えてくれるヤツだった。これに気づくのが少々遅かったからさぁ大変。ラララ~快適なドライブ♪と思ったのも束の間、突然舗装されていない山道に入り、ぐねぐね山越えとなってしまったのです。対向車が来ないことだけを皆で祈り(まぁこんな所1台も通らないけどさっ!)、不安でいっぱいの道中。たまたま、今回の車は四駆だったからまだよかったけれど、そうでなかったらかなりツラかったかも。この一件から、私達のナビ子に対する扱いは最低ランクのものとなり、悪態の限りをつき出す始末。寄ってたかって悪口を言ういじめっこみたいだ。挙句の果てには「運転して1時間経ったんだから、『お疲れ様♪そろそろ休憩しませんか?(ダーリン♪)』ぐらい言えよな!」←昨年の優秀で慇懃なナビ子は、こう言って休憩に誘っていた。「目的地に着いたら『お疲れ様でした』ぐらい言えないのか、このボケ!」「道を間違えたら無視して黙ってないで、ちゃんと教えろ!どうでもいい時にはベラベラ喋るくせに!」と無茶苦茶なご主人様たち。ナビ子、あと2日しっかり働けよ!とんでもない山道だったけれど、まぁ一応最短距離であったらしく、お昼前にニセコに到着。アウトドアセンターへ向かって、午後のアクティビティの予約を済ませました。普通ニセコでアウトドアというと尻別川でのラフティングが主流ですが、こんな私とあんなりょんりょんが一緒だと、それもままならないわけで、3人で釣りに挑戦することに!大きいダーリンさん、一応趣味をフライフィッシングとうたってはおりますが、その成果が家庭に持ち込まれたことは殆どなく、家族にあまり理解されていないのが実状。さぁ今日こそ、この腕前を発揮して名誉挽回する時が来たぞ!今までさんざん馬鹿にしていたけれど、お前ら見てろよ!俺様の腕前を。そうだ、ついでに奥さんにもやらせてこの面白さを教えれば、ひょっとしたら今後、もっといいことがあるかもしれないな。。。よ~し、ぼかぁ~頑張るぞ~!!大きいダーリンの心情はこんなところだったのではないでしょうか。大好きな映画「リバーランズスルーイット」のブラッドピット気取りでLet"s Go!(身のほど知らずの短足メタボおやじで、ブラビ様許して。) ガイドのJさんと尻別川へ向かい、ポイントを教えてもらいました。このJさん、奥様が岐阜出身で、しかも私達の隣町にあたる所の出ということがわかる。北海道にいながら、何故か地元の話題で盛り上がる私達。最初は3人近くにいたのですが、だんだん自分の世界に入り込み、あのりょんりょんまではるか彼方で一人集中していらっしゃる。すごいなあ。 よ~し、私も頑張らねば。Jさんに教えを乞い、必死になるけれどなかなかうまくいかない。何度もあと少しというところでエサを持っていかれ、そのたびにミミズ箱に手をつっこんではつける作業を繰り返す。最初にJさんに「奥さん、ミミズ平気?」と聞かれた時、「はい、田舎育ちですから、これぐらいのイトミミズなら。」と答えてしまった手前、ミミズを触ってきゃあって言えないところがいとかなし。それに自称田舎育ちのプライドが、それを許さないわ。そのうちJさんが「奥さん、大物狙おうよ、でっかいサツキマス!」と言い出し、「ぼくね、サツキマスが釣れたら、その写真を今度のパンフレットに使いたいの。だから今日カメラ持ってきたから、奥さん絶対釣ろう!」って大はりきり。この時、すでにお約束の3時間はとうに過ぎ、すでに辺りは夕方の気配。追加料金払うのはちょっとな~と思いつつ「でもお時間いいんですか?」と訊ねると、「ぼくは大丈夫、センターには連絡しておくし。もうこれからは趣味の時間よ」という調子。それならやりましょうと私ももうひと頑張りすることに。夕方はお魚たちが活発に動き出すゴールデンタイム。いるんだよな~あそこにも、ここにも。手ごたえは十分すぎるほどあるけれど、食いついてから引き上げるまでのタイミングが遅いらしい。きぃぃぃっ!ぐやじいぃぃぃ。魚ごときにこんなにおちょくられるなんて!5時半まで粘りましたが、ついに断念。結局私はウグイを2匹と雑魚のハゼを釣ったのみ。りょんりょんはウグイとヤマメ。(おおっ!お見事!)注目のメタボ・ブラビ様はとみれば、やや、これはスゴイ。ヤマメ、アマゴ、ウグイがうようよ。やればできるじゃん。どうして今までヤマメの塩焼きが家で食べれなかったのよ!と責めていると、Jさんが「北海道の魚は人馴れしていなくて、バカだから釣れるんだよ~」とのこと。なるほどねぇ。。。妙に納得。全てリリースして、Jさんともお別れ。楽しいガイドさんでした。リタイアしてから北海道に移り、趣味の釣りをお仕事にしているJさん。釣りはともかく、老後に好きなことして暮せるのってやっぱりいいなぁ。そうこうしているうちにあたりはだんだん薄暗くなってきた。しかしここはまだニセコ。これから小樽まで行かねばならないのに、いいのかアンタたち。いったんここで終わるが今日の日記はまだつづくのであった・・・。(今、日記を書いていて気づいたこと。初めて私が釣りにチャレンジしたというのに、みんな自分のことに精一杯で、誰もカメラに収めてくれていなかった。)
August 29, 2007
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