ルルルの国から帰ってきました♪

ルルルの国から帰ってきました♪

2002年01月24日
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 一度は耳にしたことがあると思いますが、海外危険情報というのを知っていますか。これは外務省が出している情報で、治安等の状況により数字で1から5までの5段階で、その地域の危険度 を表しているものです。ただしこれは拘束力があるというものではなく、あくまで参考情報として出されているものだということを知っている人はあまりいないようです。実は昨年の9月11日の米国における同時多発テロ以降、この数字がいろいろ議論されました。なぜならば、この拘束力のない数字が一人歩きしているからです。どういうことかというと、例えばある地域にこの危険情報が2(海外旅行自粛勧告)であるとして出されたとします。そうすると国土交通省の通達により旅行業界が計画するパック旅行は事実上実施できなくなります。つまり個人旅行はいいとしても、旅行会社が計画するパック旅行は事実上全て行えなくなるのです。いうまでもなくこれは観光業界にとっては生活を左右する大問題なわけです。

 実際問題、アフガニスタン周辺国、特に中東はこの数字が軒並み2になりました。つまり旅行業界はパック旅行を計画できないし、その時までに申し込んでいた人に対しても旅行をキャンセルしてもらうしかなくなったわけです。もちろん旅行業界にとっては死活問題ですから、文句は出ます。しかし外務省としては拘束力のない数字が一人歩きしているわけですから、そういわれてもという部分が当然あります。今後どうなるか分かりませんが、この危険度の数字化というのは日本独自の指標でもあるようですので、この数字化というのはなくなるのではという気がしています。

 個人的にいうと、こういう数字に踊らされるのはpuriにはよく分かりません。参考にするのはよく分かりますが、この数字だけで判断するという人の思考回路がpuriには全く分かりません。いうまでもないですが、この問題の背景には最終的な判断は自分がしたくなくて、国にしてもらいたいという日本人の御上感情が濃厚に出ています。自分で決めるのではなく、国に決めてもらう。そうすることによって安心するという日本人の一般的な意識が問題となっている気がします。

 puriみたいにあちこちの国を旅行した人間はそういう情報は参考にはするけれど、その数字が万能とは思わないし、かつ最新の動向を入手して判断しようとしますが、あまり深く考えない人はそういう情報を咀嚼せず、そのまま鵜呑みにして、判断しているのではないでしょうか。正直puriにはそういう思考回路が信じられません。いうまでもなく、一歩外国に出た以上、日本の常識は通用しないし、基本的には危険は個人負担というのが当たり前の発想だと思います。誰も助けてはくれないし、逆にいうとそれくらいの覚悟のない人間は海外に行くなという気がします。

 もちろんどうしようもない問題は大使館なり領事館がサポートしてくれますが、それはあくまで最後の手段であり、通常は自分自らで解決するが基本だと思います。現在外務省が取り組んでいる海外危険情報の発出が今後どういう形になるのかわわかりませんが、いずれにせよその情報に100%オンブにだっこするのではなく、自らが情報を集め、自らの行動に責任を持つという方向に向かわなければ意味がありません。国が何でもしてくれるなどというまちがった考えの持ち主は今後海外旅行など考えない方がいいのではという気がします。厳しいようですが、世界の常識という点からすれば全く当たり前の話です。
 ということでではでは。
 ルルルルルル~♪





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最終更新日  2002年01月26日 06時03分55秒
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