Pussy Cat Sophie (子猫ソフィの猫物語)その他

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2016.01.30
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カテゴリ: 徒然猫物語
(2014年12月頃執筆)

ここ数日間、一日2時間から3時間ほど、
保護猫4匹(約7ヶ月の子猫)を猫ケージから出して、部屋で遊ばせている。
みんな、大喜び。はしゃいではしゃいで、部屋中を思い切り走り回る。
だが、それで部屋はあっという間にゴミ溜めと化した。
気がつくと、キッチンのスポンジが居間に転がり、
100本の楊枝が床に散らばっている。

しかも、
「あっ!本物のお手洗い見つけた!

 僕たち知ってる、ここならお掃除しなくていいんだよ!
 ここでするから、もう人工のお手洗い箱のお掃除しなくていいよ!
 今までお掃除してくれて、ありがと!」・・・

こんな感じで、観葉植物の鉢の土の上でお手洗いをしてくれるのだ。

「そこでしちゃ、ダメ~~~~!!!!
 ダメ!ダメ!ダメ~~~~~!!!」
 と叫ぶ私。

「えええ~~~!?ダメ!?何で~!?」
怒られて仰天しながら、吹っ飛んで鉢から走り去る保護猫たち。

でも、この子達は賢かった。
2回怒られて、少なくとも私が見ている時は、観葉植物でお手洗いをしなくなった。


そうやって、じっと注意して見ていると・・・

メス猫「さくら(桜)」(旧名:ゲイル)が嬉しそうに、
咲き終わった黄色のハイビスカスの花をちぎって口にくわえて行く。

花なんてどうするんだろう?と思ってみていると、
桜は窓際の特等席に座って、ハイビスカスの花を器用に小さく裂いて食べ始めた。


猫草不足やビタミン不足ではない。
猫草は1日10分間猫ケージに入れてるし
(それ以上入れておくと、 猫草の鉢を土ごとひっくり返されて遊び道具にされる)、
部屋にも猫草があるので、桜も猫草を食べていたのに・・・

でも思えば、昔、野良猫時代、公園でお腹が空いたとき、
この子達は、こうやって草や花を食べていたのだ。
それでも、お腹が空いて餌で釣られて罠にかかり、保健所行きになった。

もう花や草なんて食べなくてもいいのに・・・と思いつつ思った。
人間も、菊の花の「おひたし」なんて食べるよね。
ハイビスカスの花も美味しいのかもしれない。
春になったら、猫「さくら」に本物の桜の花をあげよう。
きっと気に入る。

WP_001990.jpg
(写真は、右が桜(旧名=ゲイル)、左がお母さん猫のティアラ。撮影は2014年12月当時)





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Last updated  2016.02.07 22:55:52


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