Qちゃん先生の子育てのヒント

家庭学習の成功法則10

mono15.gif 家庭学習の成功法則10


家庭学習の習慣化って、そうたやすいことではないですね。
「勉強しなさい!!」
親がヒステリックに怒っても何も解決しません。
怒るだけソンです!


なかなかやりたがらない困った当時年長の娘には、いろいろ工夫をしました。
わざと悲しい顔をして、「ママは悲しいわ」と訴えます。
また、私自身も仕事を持ってきて、同じテーブルでし始めると、
本人もあきらめたように、しぶしぶ取りかかります。
毎日タヌキとキツネのだまし合いみたいな感じですね(^_^;)。


当時新小2の息子が春休み3日間の林間学校から帰ってきました。
買い物をして帰ったので、帰宅が夜7時前になりました。
長時間のバス移動で疲れているから、学習はどうかな?と
思っていると、「やる!!」。


親の心配は、杞憂に終わりました。
全く、親は子どもに気を使いすぎですね。
譲れない部分はキッパリやり通す潔さが必要です。
いつものように、1時間半はできませんでしたが、
英語とチャレンジ3年生を30分ほど学習しました。


習慣化に成功すると、親が楽。
物ごころつかないうちから(笑)すり込んでおくといいですね。
それでは、今から家庭学習を始められる3歳くらいのお子さんを
お持ちの方のために、私のつたない経験からではありますが、
家庭学習のはじめかたの秘訣をまとめたいと思います。


1 毎日続ける決意をする

休みだからといって、疲れたからといって、親の都合で「今日はやめよう。」
なんて言わない。土日祝も毎日10分机に向うことを、まずは親が決意し、
子どもに宣言します。


2.gif スタート時間を決める

毎日同じ時間に始めるのが習慣化の基本。
逆に言えば、毎日決まって出来る時間帯を選ぶことが大事。
未就学児は、朝に取り組むのが理想。


3.gif家事の手は止める

お子さん一人だけにやらせてはダメ!
自立学習は、小学校高学年くらいから。
幼い子どもは親がそばに寄り添ってもらいたがるものです。
家事の手は休めて、つきあってあげてください。
問題文を読むのもお母さんの役目です。


4.gif姿勢正しく

姿勢を良くして丁寧に字を書くことは、集中力と根気力につながります。
きちんとけずったえんぴつと下敷きを使うことも最初に教えたい事柄です。
とにかく最初が肝心!!


5.gif 横並びに座る

向かい合って座ると、心理的に威圧感を与えかねません。
同じ目線で横並びに座りましょう。


6.gif 決めた量を守る

「もっとやりたい!」と言っても、1日1枚と決めた量を守りましょう。
それでも足りない場合、プリントやドリルの種類を増やしましょう。
毎日決まったドリルを決まった量だけ取り組むのも、習慣化への第一歩です。


7.gif ほめる

子どもは親にほめられると、「自分は認められている」
「ちゃんとわかってもらっている」「自分は大切な存在なんだ」という
無意識のメッセージを受け取り、存在価値を高めます。
どうして子どもががんばれるかというと、親を喜ばせたいからという、
けなげな理由もあるのではないでしょうか。


8.gif いやがったらやめる

始めるのや続けるのを嫌がったら、明日にまわしましょう。
幼児の集中力はそんなに続かないものです。
無理やりやらせても、身につきません。


9.gif どなる、ののしる、たたく、はご法度!!!

「わからなくて当たり前」のスタンスが大事です。
子どもが親の言う通りにならないのも当たり前のこと。
ぐずってやろうとしない原因は何か、冷静に見つめましょう。

わからないからなのか、むずかしいのか、気分がのらないのか、眠いのか、
疲れたのか、他にやりたいことがあるのか、きっと理由があるはずです。

親が怒ってばかりだと、学習そのものを嫌いになってしまう可能性があります。
身体的な暴力はもとより、言葉の暴力も子どもの心を傷つけます。


10.gif 100日続ける

習慣化するまで、100日は続けましょう。
1日も休まず、土日祝も取り組みます。
1日休んだら3歩後退!きびし~い世界ですよーーー!
そのころには、子どもの脳の質が変わって、親がガミガミ言わなくても、
自分から学習したがるようになるでしょう。



道具はとても大事☆はじめてのえんぴつ☆
2・3・4歳用
えんぴつけずり
やさしいもじ
やさしいかず

Designed by ennui

back.gif next


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: