Qちゃん先生の子育てのヒント

美的センスの伸ばし方

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子どものセンスは簡単に伸ばせる!


本のタイトルと美しいカバー写真に魅かれて手に取った
子どものセンスは夕焼けが作る 」(山本美芽著)。
すばらしい本でした。
子どもがもっと幼いうちに出合いたかったです!!
(2006年5月発刊なので、仕方がないデス...)





著者は音楽ジャーナリズムに身をおくライター。
現在4歳半のお嬢さんのお母さんでもあります。
この本はズバリ!
日常生活のなかでセンスを伸ばす習慣や方法
について書かれた本。
ちょっとした親の心がけで感性の優れた子どもが育つ
というのだから、
ぜひぜひ話を聞きたいですよね。


著者は、冒頭で「 学力のもとになるのは、センスではないだろうか 」と
驚くような(笑)発言をしています。
そう、「学力をつけるには、毎日の家庭学習をコツコツやるしかない」と
毎晩子どもの尻をたたいて奮闘している、わたくしめにとっては、
「はぁぁ?!何をねぼけたことを...!」なんて言いたくもなります。
(失礼)


なぜセンスが学力のもとになると著者が考えるのかは、本書をご覧いただく
として、なるほど「 センスというのは、地道な日常の積み重ねで磨かれるもの
と強調されています。
私も、赤ちゃんが生まれたら白黒で脳を刺激をし、生後4ヶ月になったら
赤・黄・青の三原色で 色彩感覚を発達させると良い と聞けば、
(「 0歳からの脳トレーニング~頭のよさは幼稚園までに決まる~ 」)
せっせと絵本を開き、見せて話しかけ、読み聞かせをしたものです。


赤ちゃんの周りには、名画を飾り、きれいな色彩の絵や物で
いっぱいにするよう心掛けていました。
それがいつの間にか、このていらくです(涙)。
子どもたちが大きくなるにつれ、家中が「もの」であふれだし、
片付けもままならなくなりました。


観葉植物であふれ、緑でいっぱいだったリビングルームは
(子供が土を食べた!)、今では世話が楽なポトスさえありません。
まるで「砂漠」です。
部屋の掃除さえ満足にできないのに、ましてや、
部屋にお花を飾る心の余裕なんて全くありません。


でも、この本を読んで、変わらなきゃと思いました。
私も「部屋に花を飾ろう!」と思いました。
花を飾ることは、配色や質感、形や香りを無意識にインプットすることに
つながり、美的センスが磨かれるといいます。



さっそく近くのサティの花屋さんでミニブーケを買ってきました。
この店は愛想が悪いけれど(ホントに)、
安くてセンスのいいミニブーケが たくさん売られています。

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子どもたちはすぐにわが家の小さな変化を感じ取ります。
最初に娘が「これ、本物?」だって。
そうそう、本物! 399円で買えたのよ~♪
リンゴがかわいいでしょ!(本物)
「これは何の花?」 質問攻めです。


夕方、息子が片手に花を持って、公園から帰ってきました。
「この花、公園に落ちていた。」と言うのです。
本当に感激しました!
今まで花なんて持って帰ってきたことがなかったのに!
ミニブーケに感性を刺激されたに違いありません。


「きれいだね~!」と感激し合い、水にさしました。
旬の生花を飾る習慣は、なるべく長く続けていきたいと思いました。
うちは莫大な食費がかかるので(なんてったって、この私なので)
経済的余裕はないのですが、1ヶ月千円くらいなら続けられそうです。
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