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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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May 19, 2013
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カテゴリ: 栄養・健康




「学問のすすめ」に似通ったキャッチ・コピーである。

昆虫のバッタ、イナゴは爆発的に殖えて、

大平原を食い尽くしながら空を覆い

大移動する、と聞いたことがある。

蟻も大行列になって進路上の生き物を殺戮して

行軍する集団であり、集まれば

恐ろしい生き物である。

田舎ものの小生であるから、

蜂の子(幼虫)を魚の餌にするため

に屋根瓦の隙間にある巣を落として、

試しに食べたら「密味」もして、

少しなら美味しかった子供の頃の記憶がある。

イナゴを捕まえてフライパンで揚げたり、

串焼きなどにすると

美味しかった記憶もある。

田螺だって、

綺麗な所に棲んでいるのを煮て食べると、

鮑や、海の巻き貝のようにたいへん美味であった。

料理方法を工夫すれば、

雑食の人間には食べられないものは

毒物以外には無いと言っても良いだろう。

FAOによると、昆虫食は「タンパク質、脂肪、ビタミン、

食物繊維などが豊富な、健康的な食糧資源」と、

高く評価され、

現実にアジア、アフリカなど20億人以上が、

1900種類以上の昆虫を食している、という。

昆虫食を分類すると、

カブトムシなど甲虫(31%)、

イモムシ(18%)、アリ・ハチ(14%)、

バッタ・コオロギ(13%)などである。

肉牛を畜産業として飼育する場合は、

1kgの牛肉の収穫には飼料8kgが必要だが、

昆虫飼育の場合は1kgの収穫には2kg程度の飼料、

つまり1/4で済むので、「省資源化が図れる」。

課題としては、昆虫食の習慣のない西洋各国で

「抵抗感」を打ち消す広報活動や教育が必要だという。

しかし、広報活動までして、

無理に食べたくない方に、本当は美味しい

食物を与えなくても良いように思う。

食糧不足で死にそうに感じている境遇の人には、

昆虫でもありがたい食料である。

動物の世界では、

例えば猿の種類には果物・樹木などを、

種類毎に選ぶため、争いが少ないこともある。

昆虫と花の関係でも、

種を運搬してくれる昆虫は、蜜を吸う口形さえ

変えるべく進化している。

人間でも、

宗教的に豚を不浄のものとして食しないイスラム教の人々、

牛を神聖なものと崇めるインドの人、タコを悪魔のようにみる民族、

エスカルゴを食べる、などなどで食べ物でも一部には棲み分けが

存在している。

棲み分け自体はお互いに尊重しながら、

爆発的な人口増加をなんとか

吸収できる食料政策を考えないといけない

時期にあるのが現実だ。

わざわざ、教育までしてやらずとも、

人間も進化の生き物である。

昆虫食は生かじりでは危ないので、

殺菌作用のある熱処理など

の食品加工上の工夫が必要であるが、

小生は決して不味くて食べられない

ものではないと思う。

小生が心配するのは、

いままで害虫駆除で排除してきた昆虫を

増やして食料とする場合、

爆発的な増加で自然界が昆虫だらけになって

始末に負えなくなることである。

イナゴやスズメバチの大群が増えすぎて、

襲ってきたら食糧だけでなく、

人間が食べられる憂き目も

想定しないといけないだろう。

どのように家畜として昆虫を飼育、食用にするかを

FAOは研究し、「昆虫畜産家」を本気で育成していく

ことが必要であろう。

まずは、高校、大学、大学院に昆虫畜産業科を

新設すべきである。

誠に勝手ながら、

ゴキブリなどは日本人向きではないことを

お断りしておきたいものである。

イナゴ、ハチくらいまでにしておきたい。

ただし、もっと、食糧が不足するまでのことではあるが・・・

その前に、

日本ウナギ、クロマグロ、鮑などの完全養殖を完成させて、

歩留まりを上げることが先決であろう。

 ・・・・・・・・

戦後の食糧管理制度の下では

「米穀手帳」がないと

お米を買えなかった(小生が学生

で京都に下宿していた頃まで)が、

近未来には「昆虫手帳」がないと

食事にありつけない時代が

迫っているのかも知れない。

呆けの心配には限りがないようだ。






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Last updated  May 20, 2013 09:21:34 AM コメントを書く


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