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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Aug 29, 2013
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カテゴリ: 中東地区






「シリア介入の正当性模索」

という文字が新聞に踊っている。

アサド政権による化学兵器使用疑惑で

英・キャメロン首相が

「シリアでの軍事介入に道を開く」

国連安保理決議案を

起草したと明言。



アサド政権に近いロシアは「安保理の

決議は時期尚早」、中国も反対であり

起草が決議される可能性は低い。



米・英・仏は決議抜きでも攻撃の正当性を

主張する方法を模索中。



人道的と言えば、

エジプト軍事クーデター

でモスレム同胞団の文民政権が倒され、

その後もデモ隊に大勢の死者が出ているものの、

欧米は調停が出来ないでいる。



モスレム同胞団は、その一派が隣国・パレスチナの

ガザで「ハマス」としてイスラエルと敵対している。

(パレスチナ自治政府としてアッバス議長が指揮する

ヨルダン川西岸にあるのはパレスチナ穏健派である。)

モスレム同胞団は、エジプトのキリスト教徒・コプト

教団を圧迫してきたこと、軍部との対立があり、

かつての王制を打倒したことで

王制をとる湾岸アラブ諸国と反目がある。



米国、欧州諸国がエジプトのどの勢力にも支援を

決められないのは、さらに、これ以上の複雑性がある。



シリア近郊は、かつて中世エルサレムへの

十字軍遠征で見られるような

キリスト教とイスラム教の激戦地である。



今は、イスラエルとパレスチナ問題が目を引くが

宗教戦争の色合いが複雑に絡まっているように見える。



シリア政府アサド政権はイスラム教徒シーア派に属し、

それに味方するのは東方の、最大のシーア派国・イラン、

東の隣国イラクのシーア派、

西の隣国・レバノンのシーア派武装組織ヒズボラである。



反対勢力は、反政府集団の自由シリア軍、イスラム国家樹立を

求めるイスラム過激派「ヌスラ戦線」、

シリアに自治区を求めるシリア系クルド人(ヌスラ戦線との

衝突激化でイラク北部クルド人自治区に難民として追いやられている)

など国内のそれぞれが目的を持つ分離派、

南の隣国イスラエル、北の隣国トルコ(トルコ、イラク、イラン、

シリアの国境山岳地帯などに跨る各国での少数民族のクルド人の

動向にも敏感)などである。



イスラエルの支援としては、米国、欧州のキリスト教圏が

いるのは判るが、シーア派に宗教的に対立する

イスラム教スンニ派はアラブ湾岸諸国のイスラム王制国家であり、

親シリア側か反シリア側か、立場が不明である。



このような複雑な様相を示すシリアに対して、米欧の「政府」は

強硬論をとるが、米欧の「世論」は武力行使に消極的である。



「世論」は、「財政負担・報復・泥沼化」を警戒しており、米英仏以外でも

北欧諸国、オーストリアは介入反対、イタリアでも安保理決議なしの

介入に疑念を表明している。



28日に開始された拡大アセアン国防相会議では、武力行使に

反対する声がイスラム国・マレーシア、インドネシアから

上がっている。



安保理では、米英仏と露中が対立して膠着状態が続いている。



十字軍時代には英、仏は関与していたかも知れないが、

その遥か後で、米はピューリタンが英国から渡り建国、

露は中国の元が東欧を席巻した後に成立した国である

ように浅学の小生は思う。



国連のパンギムン事務総長が「調査団は作業を行うための

時間が必要だ。平和、外交に時間を与えるべきだ。」と

述べている。



彼は歴史認識という言葉を使うが、人類の歴史というスパン

で物事を捉えないといけないのではないか。



今、銃を発射したのがだれで、発射した本人を射殺する

ことだけを目的にしてはならない。



そのようなことが二度と起こらない世界を構築することが

国連の役目であろう。



歴史に疎い小生だがリハビリの一環である。

★ ★ ★

少し次元が異なるが、長崎原爆の被害者の

意見があった。

オバマ大統領は長崎の原爆投下について、

大量破壊兵器が民間人に投下された事実を

シリアの化学兵器使用と同じ次元で考えないか、

と言うものである。



投下されたら反撃するようなやり方は、

同じような大量殺戮兵器の使用であり

意味のない報復に過ぎない。



戦争終結のために

大量破壊兵器の使用を、

避けるような

平和的な解決方法を

講じることを画策するのが

安保理5大国の務めであろう。









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Last updated  Aug 29, 2013 11:18:14 PM
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シリアでの化学兵器使用疑惑に絡んで米報道官も正当性の踏み絵?  
めいてい君  さん
化学兵器を大量破壊兵器として嫌悪することは人類共通の感覚であるが、その使用国を裁くことには困難がつきまとう。
 米国は世界の警察として「裁く」ことを選んだが、ひるがえって「広島、長崎への原爆投下は正当性があったか」「ベトナムの枯れ葉剤投下に正当性はあるか」などの具体的な戦争体験となると、面と向かっての回答に窮することになる。
 国際機関での共同制裁方法を考えることが正攻法であり、独断での制裁行動は自制すべきである。
 米報道官とプレス記者のやりとりからも明白である。
 現実の制裁はなくても、国際機関として化学兵器使用疑惑には違反レッテルを貼るくらいでも、当事国には打撃となることであろう。
 武力に武力で対抗するよりも、制裁の方法はほかにもあるかもしれない。
 特に、今回は、「脅し」の一部を使うことが目的であるから、武力行使を伴わない「精神的」「経済的」などの方法も模索されるべきであろう。 (Aug 30, 2013 10:05:14 PM)

シリア制裁攻撃の米議会説得始まる。米政府は100ヶ国以上に話し、10ヶ国以上が協調の申し出。  
めいてい君  さん
米連邦議会では4日、上院外交委員会がオバマ政権の対シリア軍事攻撃を認める決議案を可決し、来週の上院本会議での審議に向けて前進した。
一方、ケリー米国務長官は同日、下院外交委員会の公聴会に証人として出席し、約10か国から対シリア軍事作戦への参加や協力の意志表明があったことを明らかにした。
 公聴会は、共和党が過半数を占める下院での議論の方向性を占うものとして注目された。
 ケリー長官は公聴会の冒頭、「100か国以上に話をし、31か国がアサド政権が化学兵器を使用したと判断した。軍事作戦への参加を申し出た国は、作戦に必要とされる以上に多い」と述べ、「有志連合」の体制が整いつつあると強調した。
 長官によると、作戦への参加・協力を申し出たのは、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、トルコ、フランス、デンマーク、ポーランドなど、10か国以上に上り、アラブ諸国から、費用負担の申し出もあるという。読売新聞
(Sep 5, 2013 07:14:06 PM)

中東シリア問題解決のためロシアはシリアに化学兵器禁止条約加盟を提案、国連も同兵器破壊を提案。  
めいてい君  さん
ロシアのラブロフ外相は9日、シリアのムアッレム外相とモスクワで会談し、シリアが化学兵器禁止条約に早急に加盟するよう提案した。 ラブロフ外相が会談後の記者会見で明らかにした。ロシアはシリアが化学兵器を保有しているとみており、ラブロフ外相は化学兵器を国際的な管理下に置き、最終的に廃棄することも求めた。 ロイター通信によると、ケリー米国務長官が9日、記者団に「アサド政権が1週間以内に化学兵器を引き渡せば軍事攻撃を回避できる」と述べた。ラブロフ外相の提案はこれを受けたものとみられる。 これに対し、タス通信によると、ムアッレム外相は同日夜、「ラブロフ外相の発言を歓迎する」と応じた。事実上、化学兵器の保有を認めたものとみられる。 これを受け、国連の事務総長は9日、国連本部で記者会見し、国連安全保障理事会に対し、シリアの化学兵器を国内の安全な場所に移動させ、破壊することを提案する意向を明らかにした。・・・読売新聞
(Sep 10, 2013 08:43:30 AM)

オバマ大統領もシリアの化学兵器を国連管理のもとで廃棄することを了承  
めいてい君  さん
ロシア外相、国連事務総長が推し進める、シリアへの米国軍事制裁回避策に、シリア政府が問題の化学兵器をすべて廃棄するという案が取り上げられている。
 オバマ大統領も、米国の軍事制裁警告がシリアへの圧迫となったからこそ、化学兵器の廃棄が出来るのであり、軍事制裁中止を考慮するという。 (Sep 10, 2013 05:49:18 PM)

シリアおよび周辺諸国への食糧支援対象が550万人(今年初め150万人)  
めいてい君  さん
 国連世界食糧会議(WFP)によると内戦下にあるシリアへの支援対象が400万人で、周辺諸国でも150万人をあわせて550万人に達した。
 シリア国内の小麦生産は4割減り、価格が過去の2年で2倍になるなど食糧事情が悪化、地元配布者が10人も殺害されるなどの、治安の悪化で食糧配布予定者の300万人のうち240万人しか配れず、5万人の難民がシリア北東部からイラクに移住した。
 WFP緊急活動責任者は日本のさらなる支援を求めた。・・・朝日新聞。 (Sep 21, 2013 12:56:57 PM)

シリアで複雑化した内戦模様:アサド政権、スンニ派武装勢力、自由シリア軍、クルド人勢力  
めいてい君  さん
 シリアのクルド人勢力とイスラム武装組織が26日、イラクとの国境付近で衝突し、クルド人勢力が国境付近を掌握した。シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)が活動家の話として明らかにした。この戦闘で、双方に複数の死者が出た。
 シリア人権監視団によると、クルド人勢力は明け方、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系イスラム過激派組織の「イラク・レバント(地中海東岸地域)のイスラム国(Islamic State of Iraq and the Levant、ISIL)」、「アルヌスラ戦線(Al-Nusra Front)」、およびその他の反体制派と衝突した後、イラクとの国境にあるAl-Yaarubiaの国境検問所を掌握したという。クルド人勢力は、イラク北部にあるようなクルド人自治区をシリア国内にも作ることを目指している。このことが、シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領の政権とイスラム教スンニ派主導の反体制派との戦いをさらに複雑にしている。
 反体制派は数か月前から互いに銃を向けあうケースが増加しており、反体制派が広い範囲を支配下に収めた北部では、イスラム過激派の各勢力がシリア反体制派の主流である「自由シリア軍(Free Syrian Army、FSA)」と戦っている。・・【翻訳編集】AFPBB News (Oct 27, 2013 11:13:53 PM)

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