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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Feb 27, 2014
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カテゴリ: 裁判/調停
★(その4からの最終回)

家庭裁判所は、被相続人が最後に居住していた「A」の住所を

管轄する家庭裁判所・支部である。

期日を定めて第1回の呼び出しが調停委員会から当事者に発送された。



この遺産分割調停< 平成B年(家イ)第C号>の

期日には、両者がそれぞれの時間を与えられて、

家事審判官の部下である二人の家事調停委員から質問を受けて答える。

相手側は申立人の調停質問時間には、別室(全く相互に逢わない)で



呼び出しを受けてから、調停室に入ることになる。

紛争が予想されるのであり、お互いが通路で逢うことは厳禁なのだろう。

当事者間の面談は一切ないままに、申立人が最初の30~40分程度、

相手側も同じような時間で説明し、意見を主張する。

それぞれ2回の面談で自分の主張を行い、質問に答える訳である。

小生は、脳幹梗塞なので話しづらいから、数ページの

主張文を3部持参して、それを基に家事調停員に説明を行った。

すると家事調停員に渡す書類は、相手側の求めに応じて

相手側にもコピーが行くことになっているという。

小生は、すでに「A」にはそのようなことを送っているのであり、

「どうぞ」である。



話しの内容からは、次のようなことが判る。

1.互いの主張を確認している。

2.当方には、自宅を処分する場合の、およその売却相場、

家財処分代、建物取り壊し費用などを見積もりすることが

課せられたようである。



特別な医療器具の費用などを明確にすることが求められていたようだ。



次回までに、不足している情報を用意して貰いたいとの指示が出た。



申立人としては、「生前贈与分」と、「自宅」を比較した場合に、

「自宅」が有利と相手側が判断するなら、両者をそっくり

取り替えても結構だ、の「代案」を出してみた。

「自宅」を無理に相続することが困難なら、

例え、少額でも現金の方が面倒でないようだし、

「A」 が看病で苦労したのだから、多く渡すのも良いように

思えた訳である。

次回期日を決める時に、

・・・・・
・・・・・

自宅を「A」に渡して、少ない現金Zを貰うことにしてもいい

・・・・・
・・・・・

という、代案の選択を家事調停員に「主張」し、退室した。

★ ★ ★

当事者「A」には、面談することなく列車に乗車したのである。

帰路の列車の中で、駅弁を食べていると、

携帯電話が鳴り「A」が逢いたいという。

近くの駅まで戻って、逢うと、

・・・・・
・・・・・

「小生の当初条件通りに調印するので、遺産分割協議書を送るよう」

・・・・・
・・・・・

にである。



なーんでか?



家事調停員に、年金額の推移、医療費・必要経費などの明細まで

提示することに脅威や面倒くささを感じたらしい。

/////

小生には、それなら最初から印鑑を押してくれれば苦労や、

費用は掛からなかったのにと思うが、お互いに後の祭りである。





早速、司法書士に連絡して、「遺産分割協議書」を作成して貰い、

郵送で、署名捺印、印鑑証明を受け取ったのであった。

/////

遺産分割協議書が完備したのを確認してから、

家裁には御礼を認めて、「取り下げ書」を送付した。



登記関係も原本還付して貰い、手続きには支障がないものと思われる。

/////

銀行に対しては、遺産分割書、印鑑証明書が有れば、次のようになる。

1.「相続預金通帳等の喪失届」=届出人名、住所、実印、被相続人名、
  相続預金の表示:種類、口座番号、所在不明の通帳など

2.「相続手続き依頼書」=被相続人名、死亡日、相続人名、住所、実印、
  払戻金代表受取人名、相続預金:種類、口座番号、照会日現在の金額

3.「相続預金等受取書」=受取人住所、氏名、実印、被相続人名、
  相続預金:種類、口座番号、金額

4.「振込依頼書」=振込先銀行名、支店名、預金種類、口座番号、
  受取人、依頼人、住所、電話番号

小生の口座への振り込みがなされて葬儀費用も返ってくることになろう。

/////

相続登記は司法書士にはお手の物であり、任せておいても

大丈夫である。

もっとも、小生が自分で収集したもの(家裁から原本還付されるもの)で

十分な筈であるが・・・



結局、小生が、思った範囲での「決着」であったが、其処に辿り着くには、

第三者の司法書士、家庭裁判所の仲立ちがないと出来ないことが

よく判った。

費用もそれだけ多く掛かったことになる。

仕方のない話しであった。

まさに、司法統計にある、 「取り下げ」 に該当する事件であった。



ながながと申し訳ない。






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Last updated  Feb 27, 2014 10:04:16 AM
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