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古代の中国は、特に秦の始皇帝の時代頃には 万里の長城 を築いて
北方の匈奴などの侵入を防いできた。
しかし、中国は漢民族だけで構成されているのではないことは
世界中が理解している。
中国の人口は2013年、13.57億人と世界第1位にあり、
いずれはインド」の12.52億人に追い越されそうであるが
この2国がダントツである。
・・・
中国は 多民族国家 なのである。
★
中国の北方民族である、 フン族 は騎馬遊牧民族として
気候変動に押されて西進し、ゲルマン民族の大移動をもたらし、
自身は、イタリアや東欧、北欧にまで
名を残している。
やはり北方民族の モンゴル帝国 は、
アジアはもとより、中東、東欧にまで
版図を拡大した。
その本隊の 元朝 は、高麗とともに
日本にも元寇として押し寄せている。
★
しかし、中国の勢いは清朝の時代に
アヘン戦争 (1840~1842年)で 英国に 敗北し、
英・仏には1856年~1860年のアロー号事件で
押し込まれることとなった。
この列強の危険を事前に察知して、
(キリスト教圏国の植民地政策のバリアとして)
1639年に鎖国政策で絶縁状態を構築していた日本も
1854年にはペリーの
黒船来航 で開国せざるを得なくなった。
★
その後、
資源の少ない日本は大陸への進出を図った。
第二次世界大戦(1939~1945年)という
大量の武器を使用する戦いでは
米国に対して日本の敗戦は目に見えていた。
日本は、対米敗戦に伴い、終戦を1945.8.14に対外向けに、
翌日に国内向けに宣言したが、
大陸からは、露、 中華民国 に押されて撤退となり、
終戦のドサクサにまぎれて、露に北方領土を占領され、
抑留生活をも余儀なくされた。
中華民国(国民党)は第二次世界大戦の戦勝国となったが、
世界の共産化の風潮に乗じた中国共産党との内戦に敗れて
台湾に逃れることとなった。
★
本来の第二次世界大戦の中国の戦勝国は中華民国であり、
中華人民共和国 は内戦の戦勝後にその地位を引き継いだ形式である。
地位を引き継ぐに際して中国は米国と太平洋を分割統治できると
考えていたようである。
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第二次世界大戦では独・伊・日などの侵略行為を
世界の連合国が挫いたのである。
戦後は世界平和のために国際連合を維持すべきであるのだが、
露と、にわか戦勝国の中華人民共和国は、
ふたたび覇権を世界に
主張しているように見える。
★
中国は古代、中世を通して、
強力な世界制覇を目指した多民族国家
であることは歴史認識として明白である。
その後は、 眠れる獅子 として欧米、日本の支配下にあったが、
今や立派に目覚めて世界に向かって咆吼している。
★
ただ、国力としては米国に次いでいるが、
国民単位( Per Capita )でみると中位以下にあり、
大気汚染などの対策では先進国の協力が必要である。
欧米への留学で、技術力は高まっており、
宇宙進出でも目覚ましい。
もうすこし、国内への環境保全、福祉厚生などに
目を向けて貰いたいものである。
人民のための共産国 なのだから、
人民のために国内生産力、国内環境などの
充実に努力して貰いたい。
★
いまや、 AIIB というアジアインフラ投資銀行の
主宰者としてアジア・インフラの改善に貢献しようとしている。
まだ、自らは世界銀行、IMFなどからの借入国であるから
他国の支援は早すぎるかも知れないが、
借金も資産の内かも知れない。
なぜならば、最強国の
米国でも純資産国ではないからである。
★
できれば、中国は自国のためにばかり
海洋を独り占めしないことが
世界を味方にできよう。
いまや世界は気候変動で海に沈む国が増えているから、
沈み逝く国 に対してインフラを強化して
沈まない国造り に邁進させてあげることを
AIIBの最大の「売り=Sales Point」にしてもらいたい。
現在のように西・南沙諸島の海洋埋め立てを続けると、
国際摩擦の波が高くなるだけである・・・
荒波に洗われる万里の長城も、
砂上の楼閣では意味がなかろう。
★
ツバルなどの地球温暖化 で沈み逝く国、


バヌアツなどの暴風雨 で逃げ場のない国など、
大地震・大津波で被害を受けやすい地域 を持つ国 などの
インフラ・ストラクチュアにその埋め立て技術を使い、
埋め立て骨材資材としては膨大な大陸移動で厄介物となっている
ゴビ砂漠などからベルトコンベアーなどで大量の砂 を
搬出することを考えるべきであろう。


<画像:WIKIPEDIAより>
★
お金と、資材と、豊富な人力などで
沈み逝く国々をまずは救って貰いたい。
・・・
おっと、そのまえに、
自国の大気汚染 を何とかして貰いたい。
日本こそ公害問題の先進国であるから
技術的支援は惜しまない筈である。
黄砂も一緒に韓国、日本に飛んでくるから、
砂漠問題は、沈み逝く国々の救助の資材として
使うことで、 一挙両得 で、 片づけて貰いたいのである。

<中国・青海省 超大型砂嵐:新華ニュース2015.4.1 10:47 より
http://www.xinhuaxia.jp/>
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大呆けの脱線である。
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