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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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May 12, 2015
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★ 

私は、X年からの4年間、ブラジルの企業に出向した。

以下は、自分が体験した、ブラジルに関する音楽のエピソードである。

(・・・宇治見氏はViolin奏者でもある・・・) 

ViolinCase

★ 

勤務は東京だった。

ポルトガル語を知らなければ仕事にならないので、

週1回、ポルトガル語の学校に通い、悪戦苦闘した。

そして何とか

「日本人ブラジル移民100年史」

翻訳できるまでに漕ぎ着けた。

この本は、ブラジル移民の苦難の歴史である。

ご関心のある方は、

「めいてい君の日記」

寄稿文

2013.11.14-15を

ご覧下さい。

★ 

ポルトガル語 は、

日本に最初に入ってきた西洋の言葉である。

京都の先斗町( ポント=Ponto 、つまり 先端、 点、地点、を意味する*)、

カステラ(=pao de Castelra)

襦袢(= gibão jubbah アラビア語

おんぶ (=ombro,子供を背中に背負うこと)、

カルタ(=Carta)

てんぷら(=temperar)

合羽(=capa)

ピリピリ (=Piripiri,唐辛子が辛いこと)、

ボーボラ (= abóbola, 九州でかぼちゃのこと)

コンペイトウ(=confeito)

メリヤス(=meias) など、

沢山日本語になっている。

(*先斗町については、「都の先端pontoの町」や

「四条大橋・三条大橋という橋ponteがある町」

 などの諸説がある。) 

★ 

ブラジルに出張の機会が訪れた。

片道24時間かかる。

成田で搭乗手続きをしたが、搭乗拒否された。

理由は帰りの切符を所持していなかったためである。

外国為替レートの関係で、帰国の切符は,予め、

ブラジル側で安く購入してあった。

従って携行できなかったのである。

出発2時間前であり、必死に交渉した。

ぎりぎりで、航空会社が妥協案を提示した。

結局、成田で、ブラジルから出国の際の切符を買い

(ウルグアイへの出国)、何とか飛行機に乗ることができた。

★ 

現地では、休日を利用し、アマゾンに飛んだ。

南米大陸

ジャングルの中に突然現れる大都市マナウス、

ここのオペラ劇場「テアトロ・アマゾナス」を見学した。

テアトルアマゾネス1

19世紀末、ゴム栽培で巨万の富を蓄えた成金たちが、

パリのオペラ座そっくりの劇場を、ここアマゾン河岸に作り、

夜な夜な、遠いヨーロッパの芸術を楽しんだ。

現在でもコンサート会場に使われている。

オペラ座と違う点は、各座席の下に円い穴が開いていることだ。

奴隷が、地下から扇いで、涼しい風を観客に送った名残である。

★ 

ブラジルの東部にペルナンブーコ州がある(州都はレシフェ)。

ここで採れる「 ペルナンブーコ」 という植物の枝で、

実はバイオリン の弓のスティック本体部分を作る。

皆さんの弓もこの材質のはずだ

(ビオラ、チェロ、コントラバスも同じです)。

現在、乱獲で少なくなり、輸出禁止である。

思わぬところで、バイオリンと関係があるのに驚く。

ペルナンブーコの花

 <Webよりペルナンブーコ(=英名:Brasilwood)の花>

・・・・・ 

植物の名前は、原産地の州の名でも呼ばれるが、

学名はCaesalpinia echinata、英名はBrasilwoodである。

弓としては、「Brazilwood」は安いもの、「ペルナンブーコ」が高級品に

使われるらしいが、本来は同じものを意味している。 

・・・・・ 

★ 

出張の帰路、成田空港で買った航空券を使い、

ウルグアイの首都モンテビデオ に立ち寄った。

タンゴ  ラ・クンパルシータ(注) 」 は、

実はここで作曲された。

タンゴはアルゼンチンだけの専売特許ではないのである。

作曲者(ヘラルド・エルナン・マトス・ロドリゲス)の家で記念撮影した。

★ 

La_cumparsita

 Wikipediaより

<注:「ラ・クンパルシータ」とはスペイン語で「小さな行列」を意味し、

ウルグアイの 作曲者・ロドリゲスが学生行列をイメージし作曲した。

ラプラタ・タンゴを代表する曲として、またウルグアイでは

「タンゴの国歌」として愛されている。

アルゼンチン・タンゴの代表曲で、最も普及している 歌詞

アルゼンチン人によるものであり、双方で自国の音楽であると

主張される。> 

★ 

★ 

 さて、ブラジルには関係ないが、

音楽教育での経験談をひとつ。

Y年5月、R国・A皇太子夫妻(現大公夫妻)が来日された。

ある日、バイオリン幼児教育の大御所、W先生宅をご訪問、

私に、英語通訳の役割が廻ってきた。

そのときの模様が、W先生の回顧録にある。

★ 

 「 A殿下は、わざわざ拙宅に足を運ばれ、

孫をはじめ4歳から8歳までの男女4人の幼児にレッスンする様を、

熱心にご覧になられた。(中略)

violin1

両殿下は、私の教え方について、いろいろご質問くださったりして、

感銘深いご様子に見受けられた。

そして、帰国後はこれを同国の音楽教育に役立てたいとのお言葉に、

大変名誉なことと感激した。 」

★ 

・・・国際親善のお役に立てて、光栄であった。

★ 

 2014年の夏、テレビで、

ノルマンデイ上陸作戦70周年記念式典の

模様が放映された。

 関係国首脳の記念撮影のシーンに、

R国・A大公が登場した。

 仏大統領が主催国ホストとして中央に立ち、

向かって左手に、英女王と米大統領、

向かって右手にA大公と露大統領という配列であった。

 実は当時、露のクリミヤ半島国有化で、

米国と露は緊張関係にあった。

 仏大統領が知恵を働かせて、

両大国首脳の距離を微妙に離したのではなかろうか。

 A大公の重みをあらためて認識した。

★・★・★

★ 

以上

★ 






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Last updated  Apr 29, 2020 04:01:05 PMコメント(0) | コメントを書く


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