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北スペイン:ポルトガル へ
地味なお国柄ながら、緑豊かで、とても穏やかでした
2015:6:1~8
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( その7 )
6月6日 :リスボンの市内観光
「ベレンの塔」
「ジェロニモス修道院」
リスボンから、車で30分。
リスボンの中心地を流れるテージョ川河口に存在。
「ベレンの塔」は、16世紀マヌエル1世により、
ヴァスゴダガマの世界一周を記念して構築された要塞。
「ジェロニモス修道院」は、
エンリケ航海王子(1394~1460年)の遺業を
記念して建設された王家の霊廟。
当時のヨーロッパでは、カナリア諸島より南の海域は、
世界の果てがあり、煮えたぎる海が広がっているとの迷信があり、
航海者が尻込みする海域であったそうな。
エンリケ航海王子がその突破口を開き、大航海時代の幕を開けた。
「世界発見のモニュメント」
1940年、ポルトガルの国際博覧会記念の象徴として建築された、
大航海時代を讃美するモニュメント。
テージョ川に向かい、エンリケ航海王子を先頭にして、
表裏30名程の航海関係者の人物像を並べる。
1497年インド航路発見のヴァスコ・ダ・ガマ、
ブラジル発見のカブラル、
初めての世界一周のマゼラン、
1542年アメリカ到着のコロンブス、
1549年日本へのキリスト教宣教師ザビエル等。
その近くの地面には、ポルトガルが発見した世界地図のモザイク図。
そこに記された日本地図には、「1541」の表示。
1543年種子島への漂着でなく、豊後への漂着年が図示されている。
この日もまた、快晴好天。
遠い地平線の方向に、身体を聳え立ち上がるような人々のモニュメント。
それらの人々が見ているような遥か先には、
「障子を開けた世界」が広がる ようで、
個人的には、今回一番の見学希望観光物であり、感動的であった。

首都: リスボンの市内自由見学
市内中心部のロッシオ駅前広場で、ツァーは解散。
丁度土曜日の昼下がりであり、また、労働者のデモ集会と
記念マラソン大会の開催が重なり、相当の人出。
まずは、市内を眺望できるアルカンタラの展望台へ、ケーブルカーで登る。
中心部を流れるテージョ川を挟み、峡谷斜面びっしりの建築物。
その中心部には樹木に覆われた大通り公園、
右手前方にはサンジョルジュの古城。
城下町でもあるようで、
広い大通りと狭い路地がごちゃまぜの街でもある。
その中心部繁華街に南下する。ビル街の商店と道路を占拠する飲食店の隊列。
至る所で、大道芸人等のパフォーマンス。気温は35度とあまりにも暑く、
ご当地名水の「LUSO」を飲み干す。大変な賑わい。お祭り気分だ。
人々の服装もそれなりにお洒落で小奇麗だ。
タクシーにて、サン・ジョルジェ城へ。
市電と車の併用、狭く曲がりくねった坂道、
そしてお構いなしに歩く人々を何とか避けながら曲芸並に走るタクシー。
眼下、先程の街とテージョ川を見晴らす城跡台地。
公園の完全石造りのベンチに横になる。真上に広がる木々の合間から空が覗く。
リスボンは、「川に始まり、空に終わる」と言う。
時は、6月、快晴、快適。空は、真っ青だった、、、、
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(その8) に続く
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