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<Webのスキーバス旅行例>
しばらく、ブログを休みたいと思っていたが、
センター試験準備で休校となった大学生達を乗せた
スキー観光バス(乗員・乗客41人)が
碓氷バイパス入山峠付近で
対向車線から転落する事故(死者は乗員2人、乗客13人・・
2016.1.19現在改訂)が起きた。
斑尾高原温泉に向かって東京を出発した夜行日帰りのスキーバスが
関越高速道路から軽井沢方面に向かう途中で、
高速道を降りて迂回し一般道路で碓氷バイパスに入り
下りの勾配にさしかかった所で、
左側のガードレールにぶつかり、上り車線の追い越し車線、登坂車線を
斜めに横切り、ガードレールを突き破り、数メートル下の雑木林に飛び込んだのである。
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高速バスでは、乗客にシートベルト着用を要請すべきであるが、
事故当時は就寝中でもあり若者の多くは着用していなかったらしい。
高速列車、通勤列車などもシートベルトはないが、
たぶん着けていたとしても、衝撃の大きさから内臓破裂などの
危険もあり無駄な抵抗なのかも知れない。
ただ、シートベルトを着用した人の内には、反対側に投げ出されなかった人もいるので
高速バスではシートベルトの着用は少しだけ安全確保にはなりそうである。
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話代わって、
大昔であるが、小生の田舎では、四国山地が雪に閉ざされるために、
僻地の観光バスは雪の少ない市内に出稼ぎに出たような気がする。
ゴージャスな観光バスは車体価格が高額であり、
「減価償却費を賄い、多少の利益を出す」ためには
稼働率を上げなければならず、冬だからと言って、
休んではいられないのである。
今は、都会のTAXI待場は閑散としている。
あぶれた労働者はTAXI運転手として就職出来ない。
しかし、大型バスについては運転手募集の貼り紙が多い。
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TVには外人観光客を迎えてほくほく顔の旅館や、
リゾート地などが映る。
いまや、観光産業は花盛りであり、
都会の宿泊施設不足、一時滞在型マンションの宿泊所転用なども
問題化している。
タクシー運転手が吸収していた労働人口は、
代わって、バス、宿泊所などが吸収を始めている。
観光バス会社も次第に競争が激しくなりつつある。
格安運賃が
LCC航空機会社(関空~上海=¥999、東京~ケアンズ=¥14,000)
に存在するように、
国内スキーバスでもスキーリフト券込みで、
「都内夜行日帰り~斑尾高原スキー場」バスツアーが¥9,900~
などがある。
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事故を起こしたバス会社は、ツアー企画会社3社の運航委託契約先である。
ツアー企画会社の手配した運航ルートとは別の道を通過中の事故である。
バス会社の「運航指示書」自体に運航ルートが記載されていなかったらしい。
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観光バス会社の経営は、格安料金の出現で厳しいのではないだろうか。
国土交通省は長距離運転での事故を抑制すべく、
運転手交代要員の乗車を運航計画で決めている。
バスの運航計画は安全をもとに会社で「運航指示書」として策定されており、
余ほどのことがないと運転手には途中で変更することは許されない。
しかし、「運航指示書」に運航ルートさえ記載されていないというのは、
国土交通省の指導を逸脱してはいないだろうか。
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さらに、今回の墜落バスは安全ルートである高速道を外れて、
危険な一般道路の碓氷バイパスを越えていったように思う。
高速料金は高いとしても、ガソリン価格は原油価格の低落で
随分と下がっている。
わざわざ、ジグザグで距離の長い、危険な一般道路を
夜間に走行することは費用面でも無駄なような気がする。
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警察が調査中であるから、そのうちに違反行為は炙り出される。
危険で費用のかかるルートを
違反と知りながら選択した運転手2人の思惑はなんだったんだろう。
運転手の雇用形態(1人事業者?)などが気に懸かる。
< 高速料金はノルマ以上だと運転手の負担?らしい >
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少し前であるが、工員のほとんどが独立した事業者となり、
もとの事業者の事業所を借り受けながら、各工程を受注する方式を
とる個人事業主もいる世の中である。
このような場合は、受注を受けられない個人事業主は、
解雇でなく、倒産となる。
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脱線したが、事故を起こしたLCC観光バス事業者が、
「 違反ルート運航 」を日頃から認めていたのかも知れないから、
警察の調査で解明されるであろう。
しかし、この「違反ルート運航」が燃料安の
現在は会社にメリットがあるとも思えないのが
呆け頭には不思議である。
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前途ある大学生達が、
LCC観光バス事業者の曖昧な運航失敗で
輝かしいはずの前途を失ったことが残念で堪らない。
それにしても、呆け頭の小生には、軽井沢駅の南の方角に
向かって行くと、どちらが東京方面なのか判らないような
錯覚を覚えた記憶がある。
田舎者には、高原のように思っていたが、平らではなく、
随分と凸凹の地域であり、運転には注意が要るように感じた。
★
小生が大昔にスキーに行ったのは、
信越本線でトコトコと大学保養寮のある妙高高原駅まで
出かけたように覚えている。
途中駅の横川での「峠の釜飯」が楽しみであった。
横川駅から先の、スイッチバックの鉄路は廃線となっている。
そういえば、息子の軽井沢の教会での結婚式には
家族は宿泊したが、老犬と一緒の小生は
早朝に新幹線で上野を出発し、日帰りした。
便利になったが、釜飯を楽しむ余裕はなくなった。
/////
参考までに、
<< 新幹線&地元バス >>
<北陸新幹線>
東京始発 6:28 はくたか551号金沢行き ¥8,630
飯山着 8:21
<コミュニティバス>
飯山駅発 8:35 ¥500
斑尾高原ホテル着 9:07
同発 20:17 ¥500
飯山駅着 20:48
<北陸新幹線>
飯山終発 21:01 はくたか578号東京行き ¥8,630
東京着 22:52
<スキーリフト券>
1日券 ¥4,500
<合計費用>
¥22,760
対比する
<< 格安バスツアー(スキーリフト券込み) >>
¥9,900
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