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東日本大震災(2011.3.11)により地盤液状化現象などで
地盤が不同沈下し、上下水道がストップ、道路が罅割れ、
浸水や、建物傾斜などの被害が相次いだ。

そのなかでも、震災地から遠く離れた千葉県に 浦安 がある。
古地図を見なくても、「地名が浦安」というから
江戸川の河口の洲が(銚子沖の海底火山の潜り込みで?)
房総半島の隆起により沼地のようになり、
陸地化した土地で、地質の主体は海砂であろう。
今は、再建を意図して住宅地を 矢板 で
囲んで地盤を安定化しようとしている。

<住宅地の液状化対策着工 千葉 2016.2.3 NHK>
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中世ヨーロッパでは、超長期計画の下で、干潟に
丸太杭を打って陸地(島)を造成した
海洋強国があった
(「 ヴェネツィアを逆さまにすると森ができる 」)。
それは、ヴェネツィアであり、後背地(カンシリオの森)の
美しい森林に計画的な植林・伐採計画を
構築し、2m~10mの丸太杭を木の生長に合わせて供給してきた。
強国としての船の建造資材としての巨木も元より重要であるが、
潟の上に造る人工島の建設資材としての杭・巨石も重要であった
( 森を地中に埋めるが如き、巨石を土地の土台に置くが如き ) 。
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イタリアを文化面で捉えるのも美しさに魅せられてのことだが、
運河を利用して海運強国を作り出したヴェネツィアの
土木建設技術のほうが東日本大地震からの復興を
助けるものと思う。

< ヴェネツィアの潟での杭打ち作業図:「ヴェネツィアの都市計画」から
htt://www.recycle-solution.jp/doitu/turuya.html >
小生は、現地にも行ったことがないので不正確だが、
Webでの情報では、過去には海運国として繁栄したこと、
現在は地球温暖化での海面隆起で、観光面でも水との戦いが
続いているようだ。
ヴェネツィアであっても、
1.時間的な沈下は免れないこと、
2.地下水くみ上げによる地盤沈下 、
3.地球温暖化による海面上昇などが
次々に起こっている。
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小生のブログ(2014.8.8)も参照ください。
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なお、原爆投下で苦しんだ広島が
どのようにして復興(護岸整備、商工団地計画、高台団地形成など)
したのだろうか、
東日本大震災・原発事故での放射能灰などの処理については、
過去の対策を参考にするべきではないだろうか。
また、当時の対策が十分であったか、
問題は解決されたのかも
あわせて検討すべきであろう。
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浅学で呆け頭の妄想である。
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