PR
Calendar
Keyword Search
Comments
Freepage List
Category
★
本日早朝、内閣府国民所得計算から
2016年1~3月期のGDPのQE(四半期推計値)の二次推計が公表された。
一次推計時点では集計が間に合わなかった統計が追加されたためであるが、
個人消費では携帯電話、自動車販売が伸び、わずかに上方修正された。
企業の設備投資では、化学工業、小売業でマイナス幅の縮小はあったものの
停滞ぶりがみられる。
公共投資は下方修正された。
GDP総体としては、一次速報の0.4%増(年率1.7%増)から
二次速報は0.5%増(同1.9%増)の小幅修正となった。
★
同じく年度ベースの実質GDPも発表された。
GDPは対前年度比0.8%の微増となったが、
前々年度の水準には▲0.1%及んでいない。
減少項目は、
GDPの57.9%を占める個人消費が前年に比べて▲0.2%の減少、
GDPの4.0%を占める公的資本形成は ▲2.7%となった。
増加項目は、
GDPの19.6%を占める政府消費支出が1.5%増加、
GDPの13.6%を占める民間企業設備が 2.0%増加、
GDPの2.5%をしめる民間住宅投資が 2.4%増加
GDPの2.2%をしめる純輸出が 3.7%増加したことによる。
純輸出の増加は、輸入が▲0.1%減に対し、輸出が0.4%増加したため。
米国を除いて世界的に景気後退が広がる中で、
原油価格が安値であることが最大の貢献となっている。

(資料出所:内閣府国民所得経済計算から)
★
今回の改訂で、本日世銀が日本のGDP成長率を0.6%と改訂
(今年1月から▲0.2%下げ) しているが、
日本政府による2015年度二次推計値では0.8%であることを報告する。
ただし、これは閏年調整をした話でない。
試算的に2015年度(=366 Days)のGDPの通常年度(=365 Days)並の
閏年修正
529.044兆円は529.044x(365/366)=527.598であるから、
前年通常年度524.784兆円と比較すると
0.5%の伸びに過ぎない。
これだと、世界銀行の改定値の0.6%にも及ばないことになる。
閏年修正は極めて難しく、微妙である。
★
呆け頭の言うことだから気にしないで貰いたい。
★
日銀短観~景気悪化へ→今日は April FooL… Apr 1, 2025
3月31日は何の日❓→三井銀行の創業記念日 Mar 31, 2025
防衛予算案 最大の8.7兆円 トランプ政… Mar 27, 2025