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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Nov 11, 2016
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  2016年9月度の本邦国際収支が公表されて、

 本年度上半期4~9月の国際収支が判明した。

  現在は新大統領トランプ氏のサプライズ選挙結果に沸いて、

 先行きは読めない国内経済(兎に角、儲けが目当ての無節操な?株式市況)

 だが、呆けなりに追いかけてみたい。

  2008年のリーマンショックや

 2013年の東日本大震災時の福島原発の水素爆発などで、

 日本の国際収支(=経常収支)の黒字幅は萎んだ。



 最近は原油価格がかなりの低位にあることで回復基調にあり

 今上期にはリーマンショック以後の最大値10兆円余を記録した。




 1.貿易収支は2015年度上半期まで赤字が続いていたが、

   同下半期には貿易黒字が9,400億円、今上半期には3兆円弱と増加している。

    これは、輸出も減少気味だが、輸入がそれ以上に減少している

   からであり、最大の理由は、原油価格の低位安定が最も寄与している。

    円高で輸入が金額で少なく抑えられたのも一因である。

    他方で、輸出は世界的な不況を反映し、また、中国の国内景気不振による

   鉄鋼等輸出ドライブに押されて、本邦鉄鋼等の輸出は振るわなかった。

   円高で、現地購買力に比較して高価となった本邦製品の輸出も不振となった。



   旅行収支が6,288億円の黒字となり、全体の赤字幅を多少は縮小させた。

 3.第一次所得収支は本邦企業の受け取る配当金・債券収入などであり、

   9兆3千億円弱の黒字で、毎期ほぼ安定し、経常収支の大黒柱である。

   ただし、円高のために多少目減りしている。

 4.第二次所得収支は、約1兆円の赤字が続いている。



  今後については、

 BREXITでの欧州不安材料、

 中国経済の輸出ドライブ、

 新興国、産油国などの景気の不振などで見通しは明るくない。

 米国ではTPP反対、保護貿易丸出しの新大統領が来春誕生する不安もある。

  しかし、新米大統領は、国内に蔓延するRust-Belt感覚を打破すべく

 ニューディール政策模様のバラマキ公共投資を断行し、

 米国経済を立て直そうとするであろう。

  米国経済が立ち直るのは日本経済にもプラスに見える。

  しかし、保護関税で日本の自動車を閉め出したり、

 メキシコに進出している米国向け本邦間接輸出産業などの存立基盤を

 崩壊させる政策を立案するなども懸念材料である。

  この場合は、米国を重要な輸出市場としている日本には大打撃であろう。

  また、昔のメキシコのように、

 「輸出する分を輸入させる方式」が要求されると

 対米輸入が増える可能性も予想される。

  幸いにして、日本は原油を輸入せざるを得ないから、

 「原油輸入先」を中東地区から北米のシェ-ルオイルに代替させるなどの

 抜本的な貿易構造変更が必要かも知れない。

  兎に角、今の中国のような独りよがりの「核心的利益の追求」ではなく、

 「 グローバルな互恵の精神 」の普及が再び重要となる時代が

 直ぐ迫っていることを理解し、アベノミクスは「変身!」すべきであろう。

  よく判らないが、現代の「 自由貿易主義 」から逆行した、

  「 重商主義(重金主義→貿易差額主義→産業保護主義)

 という言葉を調べ直す必要がありそうである。

  日本にも、平成の太平の世に、ペリー来航の黒船が現れそうである。



 呆けが危険を感じても仕方がないが・・・






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Last updated  Nov 11, 2016 07:04:29 PM
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