前略　１０日の日経夕刊コラム

「あすへの話題」に、

作家・幸田真音（昭26生～）女史が

現下の国債のマイナス金利という

超低金利に触れていますので、

既に読了済みとは思いますが、

念の為、ここもと添付送信します。

　世の中、われわれの経験知では

割り切れないような現実が

現出しているような気がします。

　以上、閑話休題まで。　　草々

＜文字・画像拡大方法は下記＊＞

「CTRL」＋「＋」を3回押してください

☆

from Mr.Tigers

よくぞマイナス金利の長期化と　
銀行業界の凋落の問題を取り上げて
いただき感謝します。

私が　卒業後A銀行に入った頃　
都市銀行だけでも１３～１４行あり

A銀行は丁度真ん中あたりの銀行でした。

その後、合併再編が続き
今の数になったわけです。

　超低金利時代が継続して、
銀行が貸し出しの利ざやでは食えなくなり　
債券や株式などリスク債権に手を出し　
又　リーマンショック以降に
大きな損失を出して　

更に再編の機運が増しているのが
現状と思います。

ヨーロッパでは　
あのドイツ銀行まで窮地にあり
どこも同じです。

　金融業が必要なくなったとは
思いたくありませんが　
他の業態との提携とか
今まで考えられなかったことが
起こることは確かでしょう。

　我々のゼミ同期は　
金融界に進んだ人が多いので　
またお会いする機会に
皆さんの意見をお聞きしたいですね。

☆

・

☆

 ＜めいてい君の追加＞ 

１．寄稿者のファイルは「PDF形式」

　　なので

　　Tracker社のPDFXCViewerで

　 「JPG形式」 に変換してあります。

２．＊文字が見辛い方 は、

（１）．PCでは

　　　「CTRL」＋「＋」を押して拡大

　　　　できます。

　　　　3回で十分です。

　　　　あとで、「CTRL」＋「０（数字）」を

　　　　１回押して、元に戻してください。

（２）．スマートフォンでは、

　　　　二本指で拡大できます。

（３）．「HAZUKI ルーペ」なら問題なし。

３．めいてい君の感想
　（A.ラーナー教授＆X教授の思い出）

　貴兄の投稿文が昔の
「苦く甘酸っぱい記憶」を
　引き出してくれました。

・・・ある名誉教授Xの思い出・・・

　A・ラーナー教授が彼の招聘で来校し、
大学院生に混じって講演を聴いた後だった。

　誰も質問しないので、呆けの小生＊が、

ケインズの 「流動性のワナ」 という、

日頃疑問だったことを不得意な英語で

質問しました。
( ＊今は、脳幹梗塞でボケだが、当時は
　もう少しマシかも。)

X教授は
学生の幼稚な質問 にカンカンでしたが、

A・ラーナー教授は大変興味深く詳しく

お話ししてくれました。

残念ながら、小生は上がってしまい、

内容は良く分かりませんでした。

X教授の言動で、強権的な大学院の

姿を見たような気がしました。

ゼミの恩師は、後で、
「まさか君が質問するとは驚いたよ」、と
対応してくれたのでホッとした

のを思い出しています。

学者の道は荊路だと感じた頃でした。

亡きゼミテンにはこの暴挙を
よく揶揄われた？ものです。

　まさか、現代になって、
恥じらいもなく「Liquidity Trap」以下に
中央銀行が利子率を設定し、
それが世界的に成立する時代が到来するとは

思いませんでした。

　将来の期待を現在に割り引くのが
利子率がしめす自然の姿（または逆数）
としたら ＜＋＞

中央銀行は
「将来がマイナスで期待できない」 ことを
公言していることと同じであり、

中央銀行と政府はその「期待機能」を
停止したのです。

　彼等は、間接的にですが、
「年寄り、年金生活者が長くは生きて貰いたくない」 、

と公言しているのが、
国民には判らないのです。

　与党も野党も政治家は
どこを見ているのだろう。

　「国破れて山河在り」

の世相かも知れません。

　後期高齢者の小生は
「ガンジス河に佇み
座禅を組むべき時かも」・・・

＜＋＞

現在価値を将来価値に換算するときに、

使う金利（＝利率）は、収益率（＝利回り）、
利子の場合は 「利子率」 とう。

一方、将来価値を現在価値に換算するとき
に使う利率を 「割引率」 という。

・・・詳しくは、Webの
「第２章　金利計算に見る解析学」
　http://web.econ.keio.ac.jp/staff/
　ito/pdf06/MEI06rate.pdf
をご覧ください。

・A・ラーナー教授のプロフィル
　　（WIKIPEDIA）

☆

4. 幸田真音プロフィル

幸田真音（こうだまいん、1951年 - ）は、
日本の女性経済小説家。
NHK経営委員、日本たばこ産業取締役、
LIXILグループ取締役、
日本取引所グループ取締役、
三菱自動車工業取締役、
国土交通省交通政策審議会委員、
政府税制調査会委員等を歴任。

☆

幸田マイン氏の名前を書いたら
大学の案内が出ました。

☆

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Last updated Mar 31, 2020 02:38:17 PM
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