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卵の緒
を読みました。
長女が「学校の図書館で借りてきたけど、お母さん先読むなら
いいよ~」と手渡してくれた本です。ちょうど、長男の
習い事の待ち時間が1時間ほどあったのでその間に
読むつもりで借りていくことにしました。
「卵の緒」って何?カラザのこと?そう思いながら本を開いて1時間。
あっという間に読み切ってしまいました。
これは、「へその緒だ」と言って母さんが見せてくれた箱の中の
「小さな卵の殻」 のことでした。
前から自分は母さんの子ではないと思っていた僕にとって決定的な
証拠。学校で見たゴムチューブみたいな本物のへその緒よりも
確かにきれいだけど、やっぱり自分が見たかった親子の証の
へその緒とは違う。
へその緒はないけれど、真剣にものすごい勢いで息子を愛している母さん。
自分が愛されてることは当の本人だって十分にわかってる。
だけど、その証がない。
お父さんはいない親子2人の生活に母さんの職場の青ちゃんが遊びに
来るようになったある日、母さんが僕の赤ちゃんの時の話を始めるんです。
家族ってやっぱりいい。とってもいい。そう強く思いました。
この母さんが、きっぱりしてて潔いのが読んでいて心地いいんです。
今日もまた心が洗われました。
主人が今日から出張中。
家族は良いものだと言いながら・・・矛盾してるようだけど、いつも一緒だと
窮屈になるからね、ちょうど出張中のこの機会にもう少し読書しちゃおうかな
なんて思ってます。帰宅まであと2週間。相当読めちゃいそうです。