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October 31, 2021

キツネの逆襲

カテゴリ：ファンタジー物語

今はまだ２０２１年ですが、１０月より２０２２年は始まっているようです。
（椿自身にはこれといった変化もなく感じられないのですけどね。本当かな？って思っちゃう。けれども本当みたいです。確かに狐さんたちが訪れ始めました。その変化はかなり大きいですね。これほどまでに狐の気配を感じるのは2011年以降で初めてかもしれません。）
２０２２年。大きな特徴の一つとしてはキツネの新たなる活動が始まります。
キツネたちは２０１１年からは大きな活動が出来ませんでした。
彼らの世界に訪れた恐ろしいまでの大災害によって活動が出来なかったのです。
例えるのであれば第二次世界大戦の広島や長崎と同じレベルです。
彼らの世界に死は存在しませんでしたが、死が彼らを襲ったのです。
それが、どれほどの恐怖だったのだろうかと思うといたたまれない気持ちにはなるのですが、
自然の摂理に背いた当然の結果なのだと思います。
彼らは戦後の焼け野原のような状態の中からようやく活動することが出来るようになったのです。

今までキツネに関しては良くも悪くも色々と記事でも書かせていただいてきましたが、
今まで、キツネの世界は偽物の狐が頂点に立っていました。
彼らが権力を手にすればするほど本物の狐も偽物にかしずくようになり、
本物の狐さえも偽物の狐の世界に流れていきました。
簡単に言えば欲に駆られて落ちぶれて行ったのです。
その結果、偽物の狐たちは巨大な帝国を作り上げ巨大な権力を手にしたのです。
キツネの世界は偽物と本物と言う２つの世界で成り立っていましたが、
本物の狐は社を追い出されて立派な社の裏に閉じ込められたのです。
キツネ版の天の岩戸です。
ちなみに人間が崇めた狐の多くは偽物の狐でした。
偽物の狐は願いを叶えてくれますからね。

人間と偽狐達との共依存によって日本が成り立っているといっても大げさではないと思います。
キツネは人間が想像している以上に人間世界に関与しているのです。
真実知ったら顎外れると思います。
でもその仕組みが崩れ落ち、新たなる一歩が踏み出されたのです。
焼け野原からの始まりではありますのでね。

人間にはどうにもできない見えない世界の法が平等になれば
人間の世界も確実に変わってくると思うのです。
もちろん、偽狐から運を享受していた人間にもそれなりの報いは訪れると思います。
残念ではありますが、それもまた致し方のない当然の結果となると思います。
受け入れる以外に道はないのでしょう。
受け入れながら進んでいくしか道はありません。
これに関してだけは抜け道は無いと思われます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　椿
追伸
偽狐の世界は完全なるピラミッド型で成り立っています。
偽狐の底辺に位置している狐達は偽狐と言う認識も無いと思います。
何も知らず分からずに上に言われたまま働くの繰り返し。
そんな狐さんたちをお前は偽狐だと罵倒しても仕方ないです。
自分が偽物かどうかなんて知らないからね。
現実には良い子たちもいっぱいいました。
椿が出会った狐達が今どうしているのかは分からないのですが、
これから色々分かってくるのだろうなって思います。
ほんの少し前まではね、人間が死んだ時に狐になりたいと言う方も多かったのよ。（マジで）
それくらい魅力的な世界だったのよね。
にしてもアニメだね。。完全に。
もしくは椿が狂ってるね。だから念の為に何もかもファンタジーにしておきます。