麗慈と猫たち

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はつえさん0322

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2008.03.26
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2008年3月22日 午後4時7分

思い起こせばあれは・・・

そう、あれは2006年7月の事。そろそろ日が沈み始めた頃。
最初に見つけたのは彼(今は夫)でした。
岬公園の海岸でその子はいました。
その子の白い小さな身体ははやせ細り、毛は汚れていました。
その子とは小さな、小さな生後2ヵ月くらいの子猫でした。
足のパットは、皮が捲れて血が滲んでいました。コンクリートの上に血の足跡が点々と続いていました。

異臭が酷く、到底ちゃんとした世話をされている様には見えません。
小さなやせ細った身体から、栄養(血)を奪っていく蚤がたくさんいました。
それでもその子は、一人ぼっちで一生懸命生きて来たのです。
夜の海岸は恐かっただろう・・・・
昼間の海は容赦なく照りつけ、どんなに暑かっただろう・・・・
足のパットもコンクリートの熱で、焼け爛れたのだろうか・・・
可哀想に・・・・
私は車から降りて、その子猫の元へゆっくりと歩いて行きました。近づくと子猫は誰かにおいてもらったのだろう、プラスチックの箱にビニールシートを被されただけの家に、慌てて駆け込んで行きました。
私が箱を覗き込むと、隅っこで蹲っていました。
私は手を伸ばし、優しく子猫に触れました。少し怯えた感じだったものの、逃げようとはしなかった。
そっと、子猫を抱き上げると、彼の元へと戻りました。


この子を連れて帰ろう・・・・・

これがこの猫との出逢いでした。
子猫に「小白(こはく)」と名づけましたが、後に強くなるようにと「虎白(こはく)」と改名しました。愛称「はっちゃん」です。
小白と名づけてもらいました

この子がはっちゃんです






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Last updated  2008.03.26 15:38:56
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