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●2005年9月7日●
入院当日。
ずっと全摘の決断の出来なかった私に、主治医は
「とにかく手術はしないといけません。手術日だけは決めておきましょう。
どちらにするかは手術前日までに決めてくれたらいいから。」と言って下さった。
(有名な先生なので、常に外来と手術がいっぱいナノデス)
頭では、もう全摘しかない事は分かっていた。
でも諦めきれず、やっと全摘して下さい。と言えたのは入院直前だった。
それでも主治医は、
大事な事だから、よく考えて決めて。前日までなら変更も出来る。とまで言って下さった。
入院当日→
卵巣温存or摘出の迷い→
●2005年9月9日●
とうとう手術の日が来た。
朝、両親と彼が来てくれた。
彼の心遣いで、友人から励ましの電話ももらった。
でも申し訳ないけど、私は注射を打って、ホワ~ッとしてきたので、あまり覚えていない。
手術室に行った記憶もない。
気付いた時には、全てが終わっていた。
目が覚めて、傷が痛むのと信じられないけど、もう子宮がないのか。と思うと涙がまた出た。
両親と彼の顔がよく見えない。
まだモウロウとしている。
でも、彼に「結婚したら猫を飼ってね」とお願いした。
彼は分かった。と言ってくれた。
ちゃんと覚えているゾ☆
「広汎子宮全摘術」当日→