昨年のこの日、ついに手術の日がやってきました。
全摘( 広汎子宮全摘術
)・温存( 子宮頚部摘出術
)
2つの選択肢、そして卵巣を温存・摘出にも悩んできた私ですが、
結局、私の選んだ道は全摘(骨盤リンパ節郭清・卵巣温存)
円錐切除
から約1ヶ月。
長い長い道のりでした
朝、看護師さんが検温。
その後、浣腸をしにやって来る・・・
(コレがまた辛かった
)
「しばらくガマンして下さい。」
ってそんなの 無理
です
出し切れたのかどうかは定かではありませんが
どうにか出すモノ出して(汚い話でゴメンナサイ)
まだ、未だにコレから手術を受けるコトが夢ではないか
ナドと思いながら、ベッドの上でボーッとしていました。
やがて、彼が来てくれ、少し安心
両親はマダ来ず
(ちょっと!娘がコレから大掛かりな手術受けるって言うのに
何してんの)
看護師さんが何度か、ご両親は?と来られる。
どうやら、注射をするらしいです。
(この注射で、意識がモウロウとしてソコから記憶ナシ)
でも、とりあえず両親が来るまで待って下さるとのコト。
し・か・し。
いつまで待っても、来ない両親
もう手術の時間が迫っていました。
シビレを切らしたであろう看護師さんが、彼に退室を申し出る。
一人ポツンと残された私のオシリに筋肉注射
(オシリに注射って、けっこうイタイのね
)
でも、私はこの注射のオカゲで、
硬膜外麻酔の痛み(背中から麻酔の管を刺すそうですが
コレがまたたまらない痛みだそうです)を経験せずに済みました。
刺された時には、もう私の意識はありませんでしたから。
ソコへ、やっと両親到着。
「何しとんよ~
」と怒ったのと、
彼のハカライで、彼の親友の奥さんから頂いた電話も受けたのは
(その奥さんとは、私も仲良くさせて頂いているので)
覚えていますが、後は全く記憶ナシ
その電話は「今日手術じゃろ?頑張って」というモノでした。
とても嬉しかった。
「頑張って」という言葉は、時に残酷な言葉かもしれない。
同じような病気をされた方の中には、「頑張って」という言葉が
辛かった方もいらっしゃるそうですが、
私は、本当に嬉しかった。
どうやら、彼が「アイツが喜ぶと思うから」と
電話してもらうように頼んでくれていたそうです。
その彼の心遣いも、涙が出るホド嬉しかった。
(て言うか、出たケド。)
コレも後で聞いた話ですが、祖母が和歌山へわざわざ
婦人病の神様のトコロへ行ってくれ、買って来てくれた
お守りがあります。
ソレを、手術室へ持って行く!とゴネタらしい私
(そんなん記憶ナイもん。知らん
)
当然のゴトク、却下され手術室へ向かったそうな・・・。
手術の時間は、確か8時間弱?(だったハズ)
気付いた時には、全てが終っていました。
手術後、リカバリー室というトコロで一晩過ごします。
麻酔から覚め、たまらなく心細くて、
傷が痛くて、泣きながら「彼に会いたい」とまたゴネル
麻酔は、以前の 甲状腺の手術
と同じ気管へ管を入れての
全身麻酔+硬膜外麻酔(下半身の麻酔になります)
気管へ管を入れていた為、声が思うように出ない。
痰もカラム
ようやく来てくれた彼と両親の顔も、ボヤけて見えない。
でも、ちゃんと覚えている。
(甲状腺の時は、記憶マバラ・・・。)
私の左側に3人立っていて、枕モトに母・その隣が父・
そして彼が居た。
手を差し出すと、母も彼も強く握ってくれた。
(アレ?父ちゃんは・・・)
もう終ったんだ・・・。
もう子供、産めないんだ・・・。
声にならない声で、彼に「猫ちゃん、飼ってね。」
と言うと、彼は「分かった。」と優しい声で答えてくれたコトも
覚えてる。(彼は甲状腺同様、私が覚えてないだろうと油断したハズ)
ちゃんと覚えてるゾ~~~![]()
その晩、硬膜外麻酔が効いているのか、足が(特に右足)
動かせない(感覚が全くナイ。)
でも、動かしていないと床ズレになってしまいそうでコワイ
体温もかなり下がっているのか、タマラナク寒い
湯たんぽを沢山つめてもらいました。
全身麻酔の方は、完全に醒めてしまったのか、
眠れない。ウトウトしたと思ったらフト目が覚める。
(多分、チョコチョコと見回りにも来られるから余計・・・)
病室に戻りたい・・・
意識はもうシッカリしているので、リカバリー室が
苦痛だったコトを覚えています。
手術の結果は、手術の説明を聞きに言ってくれた、両親と彼の話では
リンパが腫れていて、腹水が溜まっていたそう
何ソレ・・・。
リンパが腫れてるって、リンパ節転移?
でも、そういうワケでもなさそう。
輸血もせずに済んだそうです。
(じゃぁ、あの 辛かった貯血
は何だったの~~~
)
安藤先生が、自信満々の顔で大丈夫だと言って下さっていたそう。
あの安藤先生が、大丈夫と言って下さるのなら、
もう私は大丈夫
この日のコトは、簡単に フリーページ
にも書いています。
その後のコトや、後遺症については、
また当時の日記ナドをモトに追い追い書いていきます
昨日の日記へ、コメント沢山ありがとうございました。![]()
まだまだ道のりは長いケド、
こうして、また来年も、再来年も笑って過ごせたらいいな。
と思っています
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