村上春樹さん大ファンの私。ついつい彼の著書を何度も読み返してしまいます。
読むたびに新しい発見があり、感じ方も変わっているので、厭きてしまうという
こともなく、旅行記も楽しいものをたくさん書いてらっしゃるので、小説が苦手
な方でも旅行記は楽しく読めるかも?ここでは春樹さんに拘わらずお勧めの本の
ご紹介をしたいと思います。(あくまで私の偏見と傾向に左右されますのであしからず)
書籍名:風の歌を聴け
著者名:村上春樹
出版社:新潮社
紹介:村上春樹氏のデビュー作です。
彼がまだ20代後半の時(今は52歳です)
「ピーターキャット」というジャズ喫茶を
国分寺で経営する傍ら執筆した小説です。
神戸出身の彼らしく、彼の経験に基づいて
書かれた部分も色濃く反映していると思います。
大学生の主人公が夏休みに実家に帰っている間の
出来事を中心に、啓示的内容も盛り込まれた
中編?小説です。新潮社「群像」の新人文学賞
受賞作品。読みやすいです。