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こんばんわ。正直、このブログまだあるのか不安になってログインしてみました@りえりんです。みなさまいかがお過ごしですか??最近、わたしが20年も前から愛読していた春樹さんが超ベストセラーになっていてなんとなく悲しく思っています。ひとりよがりな考えですが、急にファンになった奴等には「おめえら誰だよ?よく知りもしないくせに気安く読むな」と思ってしまう心の狭いわたしがいるわけで、それをどうすることもできない中年女になっちゃてる自分も悲しいかぎりですが。でもよくよく考えたら読書に対する価値観というか姿勢というのは人それぞれで話題の新書しか読まない人にもそのひとなりの哲学があるのだろうし、わたしのようにしつこく同じ本ばかり読む人にもそのひとなりの趣味があるわけだからまあ、なんにしても春樹さんヒットしてよかったすね。わたし、7月に誕生日がきて完全アラフォー突入しました。自分でいうのもなんだけど見た目は30台前半です。だったらもっと世の殿方にちやほやされてもいいはずなのにそんなことはない。なぜか?人生経験積んだ分だけの迫力あるんでしょうね?つまんない話に愛想笑いできない自分は男性からすればかわいくないのですよ。結局のところ。それをわかっているけど、この年になってあんまりにこにこぶりぶりやるとかえってみっともないんじゃないか?という変な勘ぐりが働いて、ポーカーフェイスを気取る日々。正直言ってそれはそれで疲れます。肉食系女子多いけど、わたしはバラエティー系女子なんで。。面白いこと言ってナチュラルハイな日々を送りたいけどこの御時世、あんまりハイだとドラッグと勘違いされますから~。。。ということでほどよく気品を保ちつつかわいらしさも残すにはどうしたらいいのか模索の日々です。
August 14, 2009
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ものすごーく久し振りな更新になってしまったので興奮してガンガン書いてたらウェブが落っこちて最初っから書き直しになって今すごーくテンション下がってます(悲うちのパソコン環境はマイクロソフト全否定の旦那のお陰でOSはリナックス。ブラウザはFirefoxで見えないホームページありまくりです。ブラウザのせいなのか、単にキーボードがガタきてんのか知らないけど時々予告もなく勝手に閉じられてしまい「セッション復元しますか?」なんて聞いてくれるから安心して復元しても書いてたものは残ってるわけもなく(泣愚痴言ってもしょうがないんでタイトル内容に戻りますけど私は仕事を辞めて1年、ただダラダラの中途半端な家事をしながらまたーりだかぐたーりだかを繰りかえしてきたけどなんだか太ってきたし(当り前)税金微妙に上がってるし、家にいるだけで光熱費上がるし(これも当り前)「ハケンの品格」見てたらまた働きたくなってきたし(笑)でそろそろまた働こうかと思って早3ヶ月。なかなかニート抜け出せないダメ女になってます。妊娠して子育て予定だったのに妊娠しないし(笑)旦那が海外カブレになって毎日スターアライアンスのホームページ見ては「世界周遊券買おうよ」とかアホなこと言うしで自由な時間が有り余ってるのも問題だなと思い派遣会社に登録しまくったのだけど今日ありえないことが起こりました。派遣会社って一口に言っても超有名どころからなんじゃそれ?ってのまであり、札幌ごときでも結構な数の会社がデカイインテリジェンスビルディングに集結しています。私は5社登録して全社に仕事をまわすように欲張りな要求(つうかムリな要求)をだしていたのだけど、今日3社同時に電話がありました(汗とりあえず単発2日間ってのを即行オッケーして(その派遣会社は昔から御世話になってて担当者も良く知ってるから)もう1社の長期的な内容の仕事は面接日が決まったら再連絡もらうことにして、手帳に色々書き込んでいたらマジでありえない最後の電話が鳴ったのでした。そのやり取りを下に書きます。マジ切れしてる私って心狭いですかね?「りえりんさんのお電話ですか?」「はい。そうです。」「こちら○○と申します。お久しぶりです。今時間いいですか?」「はい大丈夫です。」「お仕事依頼なんですが今何か進んでる話ってありました?」「ええ。明日から単発で。。。」「ぷぷぷ」ぷぷぷ?奴は私に予定を聞いて単発の仕事が入ってると言ったら吹き出しやがったのでした。しかも喋り方もフレンドリーを通り越してただの不快なおばさん状態。きちんとした教育を受けてものすごくちゃんとした担当者にしか今まで当たったことがなかったからこのおばさんはかなり衝撃的です。私のことを明らかにバカにしている感じの雰囲気満々なのに何故仕事を依頼する??ってカンジもちろん断りましたけどちなみに2度と電話してこなくていいですからーーーーと心の中で思いつつ何故か穏やかに電話を切ってしまい今めちゃくちゃ後悔の嵐です。最近年とったせいか戦闘モードになかなか入りにくくなったみたいでアホみたいな笑顔を浮かべていることが多く旦那はやっと20代の子と同じくらいの常識身につけたねと嬉しそうです。たばこもきっぱり辞めたし荒くれもののりえりんも引退か??
May 30, 2007
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今朝フジテレビのニュース番組を見ていたら、一週間シリーズでやっていた教育問題の最終話がやっていました。「国家の品格」の著者である藤原正彦さんのインタビューが取り上げられていて、私は藤原さんの言葉にとても共感し、色々考えさせられたので、履歴を残す為にも、ここに書いておきたいと思いパソコンをたちあげました。藤原さんが言うには「日本人はそもそも高教育水準を保った異常な国家であり、今更普通の国家でいいじゃないかと言うのはそもそもおかしい。初等中等教育水準が全世界の中で低下してしまったことは杞憂すべき問題であり、勉強に費す時間をわざわざ削ってまでゆとり教育で心の教育をする必要があるのか甚だ疑問である。」とのこと。私の私感を含めてまとめてしまったので藤原さんの言わんとする正確なところと、必ずしもぴたりとは来ないかもしれませんが、概ねこういう内容でした。今、日本の子供に一番必要な勉強は「国語」であると数学者の藤原さんはおっしゃいました。そもそも語彙が少ないということはそれだけ思考も少なくなる。たくさんの本を読み、たくさんの語彙を学び、語彙の分だけ思考を増やすこと。一冊のを読むという行為は語彙習得だけではなく、粘り強い人間を形成するのにも大事ことであると言うこともおっしゃっていました。藤原さんがテレビインタビューの中でおっしゃっていたこと全てが正しいとは思いませんが、一冊一冊本を読んでいくことの重要性を私も今の子供に問いたいと思います。パソコン、携帯電話の普及で、わからないことはグーグル様に聞けばほんの1、2分でなんでも解決する世の中、今の子供は一冊の本から得られる作者の思想を想像することすら困難になってきているように思います。便利で近道は決して心を豊かにはしないということを恐ろしく長い小説を読むことで見つけて欲しいと願って止みません。作品としての評価は別にして、恐ろしく長くて暗い「レ ミゼラブル」なんて本気でお薦め。
November 10, 2006
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北海道はもう冬って感じになってきました。今日の札幌はお昼くらいから激しい雨が降ってきて、ぐっと気温も下がりいつもの風景すらちょっとしょぼくれて見えます。って今はもう真っ暗ですけど。。買いものに出る気が失せたので今日は冷凍しといたイカを解凍してパスタにでもすることに決定。手抜き料理レシピならいくらでも思い付きます。(イヒヒっっ)我が家は夏はシャワーだけでお風呂に殆ど浸からないのですが、寒くなってきたので今はお風呂にスイッチして毎日ゆっくりとバスタイムを楽しんでいるものの、ケチなわたくしは残り湯を洗濯と掃除に使いたいので入浴剤を入れません。どんなに時間をかけても温泉に比べ、普通のお湯って湯冷めが早い上にリラックス度がいまいち(いやいまじゅうくらいか?)なので、キャンプに行かなくなる週末から日帰り温泉を楽しむのが私達夫婦の決まりごとのようになってます。温泉だったら何処にでもいいのがあるのが北海道のいいところ♪ でも、妊娠すると確か温泉ってよろしくないとか言う噂が。。(汗温泉とセットのビールももちろん飲めないし。。(悲とりあえずまだひとり身なので(笑温泉とビール。。。。楽しめるうちにたーっぷり楽しむこととします(ひとりで平日に。。イヒヒ)
November 9, 2006
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今日は無性にタイ料理が食べたくて困ってます。昔、高級タイ料理店で御馳走になったグリーンカレーやトムヤムクンは不味くて吐きそうなのを必死にこらえたものなのに、舌が変わっちゃったのか今年タイに旅行に行った時、なんでもぺろりと平らげてしまい以来時々無性にタイ料理が食べたくなるんです。タイ旅行には妹夫婦と一緒に4人で行ったのですが、妹もうちの旦那様も辛いものや香りの強いものがダメで、パッタイ(タイ風焼きそば)かサテ(焼き鳥)もしくはカオパッドというタイのチャーハンで割と日本人にも食べやすいものしか食べられないで苦しんでたけど、私と妹の旦那様はタイ料理にハマり、それ食べて腹こわさん?って心配になるようなボロい店<屋台に毛が生えたようなところ>でガツガツとカレーやら地元の辛くてすっぱい料理の数々を平らげていました。もちろん腹もこわさず、何故か虫にもあまり刺されなくなりすっかり地元の人のように元気に遊んでましたわ。北海道はこの時期既に寒いのでタイ料理って感じじゃないんだけど、その気になれば香辛料は手に入るしトムヤムクンでも食べたいなーなんて思って、今朝旦那様に打診してみたのだけど「絶対に嫌!!」とのこと。。じゃあ臭くしないようにするからせめて辛いものが食べたいと言っても「本当に嫌!!」とのこと。。うちの人、もともと韓国人のはずなのに、辛いものも熱いものも食べれなくて本当に困ります。。好きな食べ物は普通のカレー、ハンバーグ、とんかつって子供かよ? 仕方がないので今度こっそりランチに食べます 。。
November 1, 2006
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今世間を騒がせている履修問題。社会科の必修科目が足りない学校が続出ってのが有名ですが、世界史必修で、倫理も必修で、日本史か地理を選択する即ち、社会科は全部で3つは絶対必要なわけですよね。今思い返して見れば、私の学校は1年生で倫理をやって2年で世界史をやって3年で日本史をやってましたので当然セーフなのですが転校生ってどうなっちゃうんでしょうね??というのもうちの旦那様、1年生の時に他県に転校して、前の学校で日本史やってたのに、新しい学校では世界史やってて、どっちも中途半端にしかやってないっていうんですよ(汗まあ卒業してから20年近く経ってるし今更卒業取消にもならないだろうけどそういう風に世界史が中途半端に終了してる人って世の中にいっぱいいるんじゃないかと思われ。。。今頃冷汗かいてる人が全国で多発ですよねきっと。うちの旦那様の場合、それを理由に歴史がまったくわかってないっていうのが逆に問題ですが。。私は旅行に行ったときに「かつてここは。。云々。18世紀に。。云々。」なんて風に歴史上で何があったのかを語ってくれるような人が好きなんだけどそういうのは全然ムリ夫くんです。(涙
October 27, 2006
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昨日子作りについて書いたので、自分に子供が出来た時気になるなーと思ってることをもう一つ書いてみようかと思います。タイトル読んでなんじゃ?と思われた方、エビちゃんとはAB型の我が家族のことです(笑私はB型なのですが、何故だか私の家族はAB型だらけなのです。母親はB型ですが、理由あって今は遠くで暮らしているので囲まれている家族から除くこととすると近所で暮らす父:AB近所で暮らす妹:AB妹の旦那:AB私の旦那:AB私以外全員AB型です。。5人で会って食事をすることがよくあるのですが、人間5人も集まってるのにAB型が75パーセントを占めてしまうのってどうよ??ってカンジ。ご想像つくかと思いますが、その宴会はいつまでも終わりません。みーんな話し長いんですねー(笑これで自分の子もAB型だったらすごーく濃いーんですけど(笑血液型なんてなんでもいいじゃんって言われたらそれまでですが日本人に嫌われる血液型のワースト1、2ぶっちぎりなんで我ながら苦笑です。これは個人的な意見で、血液型だけで人を判断するわけでは決してないので誤解いただきたくないのですが、親戚に全員O型の家族がいるのですがそこに行くとどうも居心地が悪くて疲れます。みんなすごーく気のつくいい人間なのに。。。私はどうやら気の利いた褒め言葉が全然出てこないBとABワールドに長く居座り過ぎて、やさしい言葉のO型さんを偽善者扱いしてしまうきらいがあるので、反省しなくちゃいかんです。。でもどうーも合わない人多しO型。。
October 20, 2006
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お久しぶりです。去年の年末以来の更新なので、もう更新自体がないものだと思ってらっしゃった方もいらっしゃるだろうし、初めてここにいらした方もいるでしょう。私は現在、仕事をやめて専業主婦(ニート?)生活をしております。というのも、そろそろ子供でも。。と思ったからなんですがその前にもの凄く大変な難関が待っていることについこの間やっと気がつきました。禁煙です(笑たばこを吸って15年。一度も禁煙したことがない私が今日で禁煙一週間です。。3日を過ぎた頃、禁断症状が出たのか?夜ベッドの中でこのまま死ぬんじゃないか?ってくらい激しく息が苦しくなったり精神的に落ち込んで週末に出かけることもできないくらいになったりと大変でしたが、やっとなんとかたばこのない生活に慣れてきました。。たばこ代が浮くし、夜に切れた時にコンビニに走らなくて済むし万々歳なのですが、この難関を突破した後に待っているであろう妊娠ライフのことを考えるとまたまた憂鬱に。。。こんなこと書くと女性のみなさんは非難ごうごうでしょうが私、子供があんまり欲しくないのです。(汗もともと子供が好きじゃない上に昨今の学校問題や環境問題を考えると親として子供を幸せに育てることができるかどうか自信がまったくないのです。父親は、「案ずるより産むが易し」と簡単に言いますが高齢出産になるので色々心配なことも多いし。。。でも旦那様は当然子供が欲しいと思っており、もともと大の子供好きです。私も愛する旦那様の願いを叶えたいので、最近は、子供が欲しいと思う気持ちが高まるようにと、子育てブログを色々見てまわってます。 赤ちゃんのブログを見ているとやっぱりかわいいなあなんて思えてきてちゃっちゃと作って産んじゃわないと!なんて思えるようにもなってきました(笑夏はキャンプ、冬はボードにスノーシュー、年に一度は海外旅行とお出かけ大好き夫婦なので、妊婦になったらムリできないのは悲しいけど家族を増やす喜びの方がずっと大きいものと信じて禁煙きっちり一ヶ月過ぎたら親になる準備をしようかと思ってまふ。とりあえずちょっとダイエットしなくちゃースタートの段階で既におデブなのは問題ですからー(笑#仕事やめたらやっぱり太りました。悔しいーーー
October 19, 2006
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歳末になると、デパートの食品売場が異様に混む。常連客以外のお客さんがドシドシ詰め掛けてくるからだ。デパートの食品売場に常連客というものが存在するのか?と皆さんは思われるかもしれないが絶対に存在します。なぜなら間違いなく私はその一人だから。札幌の大手デパートは殆ど午後8:00に締まる。私のように仕事帰りに買い物して帰る人間にとって、20:00に締まるというのは若干早いものの絶妙な時間である。なぜなら最後の10分間の激しいバーゲン時間に合わせて行けば総額4,000円くらいの買い物が1,500円くらいでできちゃうからだ。毎日買い物して帰るわけじゃないし、我が家は夫婦2人だからそんなにたくさんの食材はいらないけれど、お魚が3パックで500円とか、野菜が全部半額とかは非常に魅力的に見えてしまうものである。しかもそれは高級デパートの高級食材なら尚更だ。常連客はバーゲン開始の時間をわきまえているので、多少早く売り場に到着しても最後の叩き売りまでパックを自分のかごに放り込むことなく静観している。声がかかった時に選ぶ3パックに目星をつけて一番に自分のものにできるようにイメージトレーニングしながら時を待つのである。19:40~19:50にかけての緊張と駆け引きの連続の10分間が私は好きだ(笑ところが、ところがである。歳末になると、お歳暮を買いに来たリッチなご婦人が、ついでに食材を買って帰るのか知らないが、たかだか20パーオフのシールが貼ってある状態のパックをヒョイヒョイと籠に放り込んでしまうのだ。しかも「あらー安いわあ。こんなに安いなんて知らなかったー」とか言っている。うわーん「奥さん、あと10分したら信じれないことが起こりますから 食材を売り場に戻してみませんか?」と言いたくてしょうがない私を尻目に、私にとってもっとも重要なお魚コーナーから、パックが全部なくなってしまい、叩き売りが実行されない。この時間に合わせてムダにウインドーショッピングで時間を潰した私の労力を返せーーーーである。とってもせこい話だけれど同じ味なら安く買いたいですよね??関西出身のダンナはパックのラップ部分に半額のシールがバシバシ貼ってあるのを見ても褒めてこそくれるものの責めたりはしないがうちのママリンは根がお嬢様なので「あなたが買ってくるものって殆ど全部半額なのね。いい加減に しなさいよ。」と家計に優しいはずの私をたしなめる。みっともないかも知れないけれど、もうプロパー金額じゃ買い物できない体質になっている。。。
December 27, 2005
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昨夜のフジテレビで放送された、フィギアスケート全日本大会女子フリーの平均視聴率は33パーセントを超えたそうだ。私はBSフジで録画していたのにも関らずきっちり見てしまった。だって私は昔っからの村主ファン。ミキティやら真央ちゃんのニュースばかりで、日陰の存在だけれどこの人の頑張りのお陰でオリンピック枠が3人に増えたってことを忘れてもらっては困る!!と常日頃思ってました。なんとしてもこの大会で優勝して村主の凄さを日本国民に見せ付けて欲しい!!と思っていたらやりましたねーーーー♪真央ちゃんのジャンプの方が凄いのに村主の点数が高すぎ!と思っている方に是非訴えたい!!彼女は今のところ所詮飛ぶだけのお子ちゃまです。ステップシークエンスの単純さとスピンの回転軸のイマイチさから言って、トリプルアクセルが入っていても2位で万々歳じゃないでしょうか?ミキティが点数低いのはクワドラプルサルコウがトリプルサルコウになっちゃってるからです。トリプルサルコウはルッツやフィリップより簡単なジャンプなので点数上げたければ何がなんでも4回転やらなきゃダメなのです。村主はルッツ+ダブルトウループのコンビネーションも決めたしフィリップも確か飛んだはず。八百長呼ばわりしている人がいてとっても腹が立ったので、ここについつい書いて見ることにしたのでした。ちなみに彼女の高速スピンは男子だって中々できません。フィギアはジャンプだけが凄いんじゃないのだ!!ちなみに私はアイスダンスが一番スキです。村主と関係ないけど。。。
December 26, 2005
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うわ・・・更新してから5ヶ月も経ってしまいました。今年ももう終わるっちゅうの。結婚しましたが相変わらず仕事は続けているし週末はキャンプ三昧だったので常に体調が今ひとつな1年でしたがお陰さまで南の島へ新婚旅行へ行ってきたので精神的にも肉体的にも今とってもふくよかです。(汗新婚旅行に行ってみて、ダンナが余りにも英語ができないことに愕然とし、ちょっとこのままじゃ愛し続けることはムリなんじゃないか?とまで思いましたが「海外旅行にすっかりはまった。来年もまた行きたい」と言い出し、しっかり英会話の勉強をスタートさせた姿を見てモチベーションをやっと取り戻したところです。そもそも国籍が韓国人だったというだけで英語がしゃべれるだろうと勝手に考えていた私がバカで、カレは英語どころか韓国語だってまったくしゃべれーず自分の存在意義の中途半端さに嘆く毎日だったようです。帰化に関してよかったのかどうかは、まだ時間が浅いのでわかりませんが、海外旅行で使う英語くらいはお互い不自由のないようにしたいものだと感じる今日この頃です。一生懸命禁煙していたのに免税店で安く手に入るものだから、旅行中は毎日、たばこと酒に溺れ、食事も朝・昼・晩としっかり取っていたので2kgも太ってしまった。プールサイドで焼いてばかりいる白人さんとは違って私たちはかなり泳いでいたんだけど(泳ぎに夢中になってるのは私たちくらいなものでした)そんな運動くらいでは体重の現状維持は難しかったようである。帰ってきてからは、ステップマシーンと自己流ヨガで1kg戻したもののお腹がぽっこりしている。正月にリバウンドするのはわかっているけどこれから仕事が忙しいからそれをいいことに家事をさぼり夕食少なくして2kg減らそうと目論んでいる。
December 15, 2005
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昨今ブログが流行り、日記HPのレイアウトがどんどん洗練されているので楽天の設定ではあるけれど、とりあえずレイアウトを変えてみました。貼り付けた画像と全然マッチしてないので綺麗に編集したいけどとりあえず時間がないので今日はここまで。結婚と誕生日についてお祝いのメッセージをありがとうございました。写真ができてきたので、これからハガキを作ったり親戚に送ったりとまだまだ忙しい日々が続きそうです。
July 13, 2005
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とうとうこの日がやってきてしまいました。今日は34歳の誕生日です。anegoも曲がり角も越えてしまいました(笑1月に日記を更新してからなんと半年以上の時間が流れてしまいましたがその間私はいつもと同じ忙しさと、いつもとは違う忙しさを抱えて暮らしていました。いつもと同じ忙しさというのはもちろん仕事のこと。なんだかんだとこの会社に3年以上勤めていますが、ありがたいことに相変わらず忙しい。キリがないので19:30には終わるように心がけてます。いつもと違う忙しさというのは、結婚準備と引越し準備。実は6月に、ここで発表した彼と挙式を追えついこの間、新居に引っ越したところなのです。まだ家の中はめちゃくちゃ。結婚のお祝い返しの手配も済んだと思ったら追加でお祝いが届いたりして、毎日のように会社の帰りにデパートに寄ってお返しの品を選んで歩いていて、正直クタクタです。今日も通販で購入したものが宅急便で続々と届く予定なので夜は食事に出かけずに家で過ごすつもり。誕生日と言っても普通の日と変わりません。ご主人様が不憫に思ってくれてるようなので週末にずっと我慢していたキャンプに行く予定。カヌーに乗ってゴージャスな肉で焼肉してくるのでとっても楽しみです。ママリンから去年同様にお祝いメールが届きました。文面も去年と一緒。「あんたが生まれた朝はカッコウがやたらうるさく鳴いていました」まちのど真ん中にある病院の窓からカッコウの鳴き声が聞こえたってのがなんともレトロです。最近カッコウの鳴き声なんてついぞ聞いてません。キャンプの朝に山鳩の鳴き声を聞くくらいです。最近はマナーの悪いキャンパーのせいで、カラスの鳴き声しか聞こえませんが…34歳って憂鬱な響きだけど、今年は世界遺産に登録される知床にキャンプに出かけようと思ってます。実質それが新婚旅行??いえいえ冬には海外の南の島へ行きたいっす。
July 7, 2005
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明けましておめでとうございます。と言っても、もう6日も過ぎてしまいました。年末は風邪をひいて年賀状も書かず、大掃除もそこそこだったので一念発起して元旦から禁煙中です。20歳からたばこを吸いはじめて早13年。禁煙したことは過去1度だけ。22歳のときに付き合っていた彼にやめろと言われ1ヶ月くらいやめたのだけど、どうしても我慢できなくて彼が帰った直後に部屋で1本銜えていたら忘れ物をした彼が突然戻ってきて慌てて隠すもバレてしまいthe end。ついでに彼ともthe endそれ以来、一度も禁煙はしていない。たばこをやめろと言う男とも付き合っていない。体によくないことは重々承知しているがこちとら不健康とけだるさを売りに生きてきたので長生きするよかハードボイルドな私。なんて、アホなキャッチコピー掲げていたのだが最近どうも胸が苦しい(失恋とかじゃないです)地下鉄の階段を駆け上がるとゼイゼイ言ったりする。もの忘れが激しい?風邪をひきやすい?単に”年”なのかも知れないけど、たばこをバカスカ吸うのも限界かな~?と思い、とりあえず減煙しようかと思ったのだけど、これって吸っても罪の意識とか芽生えず、続かないので、どーんと禁煙にしてみたのでした。が、が、が、やっぱり辛い。三が日は禁煙の辛さを忘れるために寝てばっかりいて体重2kgも増えてしまい、二重苦に。今日で6日め。体重は増える一方。ウイスキーすすりながらたばこ吸う夢みちゃったりしている今日この頃です。
January 6, 2005
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お久しぶりです。と言っても、もう私が知ってる方はいらしてないかもしれませんが…。日記の更新がなんと半年以上ぶりとなってしまいました。会社の仕事に関しては、2年前の入社時に比べると随分落ち着いて残業もそれほどひどくはないのだけれど、家事が多くて…毎日ぐったりしています。今年はゴールデンウイークから積極的にキャンプに出かけています。去年のような全道一周大急ぎで移動キャンプではなく、連泊滞在型で、購入したカヌーで遊ぶことが多くなりました。車で走れるだけ走って日曜日の夜遅くに帰ってきていた去年とは違い、日曜日は早めに帰ってきてゆっくりするという優雅なスタイルを取るようにしています。何故かというと、カヌーで疲れてしまうため、遠くに行くのがおっくうになってしまったというのもあるし、道の駅制覇は去年果たしているので、まあ連続でやることもなかろうというのもある。でも一番の理由は日曜日の夜は絶対に家にいてテレビを観たいからということなんだけど。前置きがとっても長くてすみません。そうです。日曜の夜はテレビの前にかじりついて「新撰組」を観るのです。正直言ってこんなにハマってしまうとは自分でも意外です。だってもともと「新撰組」って好きじゃなかったし、幕末の混沌とした世の中も好きではなく、歴史と言ったら戦国時代でしょう!という人だったんで。大体近藤勇を香取慎吾っていうのがミーハーな三谷らしいやなんてバカにしてたんですが、配役の中にオダジョーがいたので、見た目に釣られて(あたしもミーハーじゃん)1月の最初の放送から観ています(汗)さてこの「新撰組」色々勉強させていただきましたが、やっぱり「新撰組」自体は好きにはなれません。映画「壬生義士伝」で佐藤浩市演じる齋藤一は「烏合の殺人集団」と言っていたけれど、まあ、そんなカンジですよね。殺人集団とまで言わないにしても、特に思想もなく武士になりたい一心で腐敗した幕府にしがみついている人達ですからね…普通の現代人なら薩長同盟を成立させた坂本竜馬「勝てば官軍」薩長軍隊が好きなんでしょうかねでも私は思うんですけど、ヨン様ブームの裏側には「真摯な態度」「一生懸命さ」「一途な思い」みたいなものが全然感じられなくなった日本人よりも、徴兵制があって国のために物凄く男らしく生きているように見える韓国人がいい!みたいな、嘗ての日本を懐かしむ風潮があるように、幕末に最後まで武士らしく生きた男たちって美しいみたいな雰囲気があるのではないかと。NHK大河ドラマは「信玄」を境にして視聴率は落ちてゆくいっぽうなんですが、「新撰組」はとりあえずそんな中では奮闘している方なんじゃないのかな?連ドラの「天花」がひどい視聴率なんでとってもマシに見えてしまいます。オダジョー目当てで毎週楽しみにしていた「新撰組」が知らないうちに堺雅人目当てに変わっていた私。他にもそういう人多いんじゃないでしょうか?堺雅人て誰?っていう人も「山南さん」って言えばわかりますよね。カレの山南敬介はとてもよかったと思います。もう切腹しちゃったけどね。池田屋事件も終わり、山南さんも死んでしまった「新撰組」これからは悲惨な状況が続くので観るの気が重いのですがまだ「寺田屋事件」もあるし「鳥羽伏見の戦い」もあるんでオダジョーもずっと生きてるんで、はまりつづけようかと思います。9月の末に関西に旅行に行く予定なので新撰組ゆかりの地を見学予定。紅葉にはまだ早いのがちと残念
September 3, 2004
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最近、おしゃれ復活運動を自分の中で展開している。去年の夏あたりに新しい洋服を買って以来、新しい洋服はおろか、化粧品も少なめ、美容室にも殆どいかずにひたすらキャンプに金を注ぎ込んできたものの、通勤電車で見かける若い女性のファッションや、同僚のファッションを見るにつけ、なんとなく惨めな気分になってきたからだ。さて、とは言っても、ダイエットも思うような成果が上がらずにいると、洋服を買いに行くのは喜びよりも恐怖に近いものがある。今までよりもワンランク上のサイズの服を買うくらいなら買う必要なんてないと強がってしまうし…仕方がないので(何がだ?)手始めにエキサイズダイエットから始めてみた。1ヶ月で1kgぐらい痩せてウエストも2cmくらいダウンしたので、バーゲンを利用して新しい服を購入した。化粧品もちょっといいのを買い、髪型にも注意を払い会社に出掛ける。そうすると、なんとなく、自分がワンランク上の女になったような喜びが体中からこみあげてきて、すごく気持ちがいいことが久しぶりにわかった。会社と家との往復の毎日だったけど最近は少し早く帰れる時にはデパートに寄り道してウインドウショッピングを楽しんでいる。会社を出る前に化粧室でメイクを直したりしていると10年くらい前の自分に戻ったような気分でウキウキしてくる。なんというか、やっぱり女を続ける以上そういうのって大事なんじゃないのかなあ?と改めて思います。だからってわけじゃないけど日記もマメに更新している今日この頃。今夜はDVD鑑賞で心もグレードアップしようっと♪
January 18, 2004
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ある男が死んだ。地下鉄の駅で、走り出した電車に飛び込んで。いわゆる投身自殺で顔もわからないくらい、頭を強く打ち即死だった。直接面識のある男ではないが私の知っているある男。よい噂を聞いたことはなかった。芸術的才能があったのかなかったのか実務的才能があったのかなかったのか知る術もない男だったがとにかく、彼が自分の人生には満足してはいないようだったことだけは知っていた。彼の投身自殺により約8,000人の人間の予定が狂っただけのことだった。私が今まで出会ったことのある人間のうち自殺によって命を落とした人間は2人いる。そのうちの一人は私が勤めていた店のお客でもう一人は母が勤めていた職場の彼女の同僚だ。この人はいづれ自殺するだろうなんて考えながら会話をする人間なんておおよそこの世にはいないだろう。だってそんなことを考え出したら、その人とどのように親交を深めたらいいのかわからなくなってしまう。私が死のそばにいる時だって、私は考えないだろうと思う。彼の死も、彼女の死も、私の耳に入って来たときにはだびに付され親族が帰ったあとの完全な死であり、私は夢と夢の次の間のようなもどかしいまどろみの中で知ることになった。彼の死は、昼間の仕事の忙しさから疲れがピークに達しそれに加え客の入らない暇な夜に考え事をしていたときにママから聞かされたものであり、彼女の死は、寝支度を済ませ布団に入る前にぼんやりとたばこに火をつけたときに母親からかかってきた電話によってもたらされた。死から一番遠くにあると信じて疑わないようなときにもしくは死そのものについて考える余裕などないようなときにそれは運ばれてきたのである。それはある誰かの死であり、遠い昔に呼んだ童話の中で起こる出来事のように私には感じられたけれど死のそばにいない人間なんてこの世にはどこにも存在しないこともまた確かなことなのかもしれない。こないだの嵐の中、私は暴風に身を縮めへたをすると頭を打って死んでしまうことを何度も何度も考えた。私は自分の右手と左手を時々こすり合わせ自分の足に神経が通っていることを確かめるように地団太を踏むように前に進んだ。私の肉体がこの世にまだ繋がっていることを確かめなくては、気が遠くなってしまうほど怖かったのだ。地下鉄に飛び込んだ男はその時何を思ったのだろうかと2日経った今も考えてしまう。新聞に載った記事を何度も何度も読み返した。そんなことをしている人間は社内で私ひとりだった。みな、何事もなかったように業務に没頭しているけれど人なんてなにかのきっかけでどうにでもなってしまうもろい器しか持たされていないことに気づいているのだろうか?自殺は残された人間を深く傷つける最低の行為だと私は思うから、自殺する人間に対して共感を持たないが死についてまた改めて深く考えてしまうショッキングな出来事だった。ベランダのガラス窓から今日は外の景色がよく見える。街頭のオレンジに照らされた車道には、行く筋の線が深く刻まれた、真っ白なアスファルトが暖かく見える。私は今日も生きている。
January 16, 2004
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私が北海道に戻ってきてからこれが5度目の冬になる。雪が降ったり、気温が-15℃になったりと北海道らしい冬を経験してはきたものの、昨日から今日にかけての天候は未だ嘗て経験したことのないようなものだった。たぶん、旭川での18年間の間にもこんなことは1度や2度くらいしかなかったんじゃないだろうか?それはもう、一言で言うところの台風です。冬版台風。雨の変わりに雪が降ってるだけ。こんな天候でも会社がお休みになるわけではないので朝いつものように用意をして玄関にきたものの扉の向こうから女性の悲鳴のような風の音が聞こえてきて身震いを覚える。思い切って外に出ようと玄関の扉を押しても風圧の関係か重くて中々開かず、左腕を扉にあてがい全身を使って押して出ると、廊下の窓に大量の雪がこびりつき下界が地上から舞い上がる雪のためにまったく見えない。6階で暮らしていて外の景色が窓から見えなかったことは初めての経験だ。うんざり気分が恐怖に変わる。鍵穴に鍵を通してもこれまた風圧の影響なのかなかなか鍵がまわらない。半分泣き出しそうな気分でエレベーターを降りると玄関ホールの向こうに雪の砂漠が広がっている。傘を差したいけれど、そんなことしたら50メートル先のゴミステーションまで吹っ飛ばされるかもしれない。傘なしで表に出ると、下から舞い上がる風で髪の毛が逆立ち目のそばやほほに張り付き前が見えない。腰をかがめて人の足跡を探しつつ歩きだすも足跡なんてどこにもなく、吹き溜まりの雪の中をなんとなく地下鉄の駅に向かって歩くしかない。スキー場でも散々吹雪を経験しているけれどこんなことになったことはない。衣服が濡れないようにロングブーツを履いてきたのがかえって仇となりひざから下が硬いはヒールが高くて踏ん張れないわ、風が強く吹くたびに後ろに飛ばされそうな恐怖満載。ありえない天気の中会社にきたけれど既にぐったり。今夜になっても吹雪が続くなら今日の帰りに卵を買わないことだけは確かだろう。北の国からの羅臼ロケみたいな1日でした。
January 15, 2004
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新年あけましておめでとうございます。このHPも閉鎖宣言をしたもののデータの保存等ができておらず、新しい年を迎えてしまいました。時間を見つけて整理しますが日記もかけることだししばしお付き合いを…私の年末年始は例年になく慌しいものでした。29日が仕事納めだった為お休み自体も短かったせいもあるし昨年紹介した彼がもっと忙しく、30日まで出勤していたため大掃除を自分の部屋と合わせて二部屋分やったからかもしれません。1月2日はスノーボードに行ってきました。今年の北海道は5年振りくらいの雪不足で、未だに市内は道路が見えちゃってる為、山に行く気にならなかったのだけど新しい板をヤ○ーで落札したためどうしても試したくて行ってきたのでした。ボード歴も4年目の今シーズンはゲレンデでは満足できず深雪をたっぷり攻めてきたのですが、枝にバシバシあたり飛んだり跳ねたりしていたら、早速板の裏面に黒い汚れが…とはいえ、運動不足の自分にはやっぱり楽しいスノーボードなので、シーズン8回を目標に山に通うのでどうか雪よ降ってくれ!というカンジです。昨日より仕事再開。この業界、なぜか冬場は忙しいので風邪などひかぬよう明日は七草がゆを作る予定です。皆さんもお体には十分お気をつけて今年も良い年となりますように♪
January 6, 2004
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私が今お付き合いをしている人のことを書こうと思う。私が北海道に帰ってきてから今まで生きてきた中で彼との出会いはたぶん一番最良な出来事だと思えるしたぶんそれは、これから先の人生においても変わらないだろうと思えるから。彼は日系三世の韓国人である。彼の父も母も韓国人。彼の父は彼が小学生低学年の時に亡くなり、彼の母は去年亡くなった。姉がいるけれど、殆ど天蓋孤独なようなものだ。彼は住民票を持たず選挙権もない。日本名で暮らしているが小さな差別は当然ある。関西育ちで、よくしゃべりよく笑う。暗いところも日本人を恨むようなところもなく、とても気が合う。しかし私の父は結婚には大反対である。私の父は、人種差別をしている。それはショックなことではあるけれど娘を心配する父親なら当然のことなのかもしれない。でも私にとって彼は、普通の日本男児よりもよっぽど日本男児らしく思えるし、家族を大切にする韓国人のものの考え方は、物があふれ豊かになって擦れてしまった日本人よりもよほどまともなように思える。それに私にとって彼は、私がこの地で生きてゆくことに色彩を与えてくれた大事な人なのである。私が最初にという言い方もおかしいけれど結婚したのは今から5年前の10月。その結婚生活は1年しか続かなかったので離婚してちょうど4年になる。結婚した主人と出合ったのは23歳の頃で4年の交際を経て結婚したわけだが、どうしても結婚したくて結婚したわけではなかった。彼のことは当然好きだったけれど、彼の子供を育てる自分というのがどうしてもイメージできなかったし、家庭を持つということがよく理解できなかったように思う。恋愛と違って結婚は、お役所も家族も巻き込む問題なので離婚をしたときは、彼のこと、家族のこと、その他数えられないほどのたくさんの人間を悲しませたことが辛くて夜も眠れず、食事も満足にできず、8kg痩せた。私は離婚をしたとき、こう思った。どんなに注意をしても、どれだけ大丈夫だと思っても一生離婚することなく結婚生活を続けられるかどうか自信を持って判断することは、おそらく私には一生かかってもできないだろう。だから、このまま一生独身でいるべきなのかもしれない。一生独身でいるという決心は、ついたその場からグラグラ地盤が緩むように、私の中に不安と憂鬱をもたらした。一生独身というのは一生独身をやってみないことにはどんなものなのかわからないし、大家族で育った私にとっては最も想像しにくいことだったから。私が4年前北海道に帰ってきたときは、別れた主人とあちらの家族に対する罪の意識と人生の殆どを台無しにしてしまったような諦めの気持ちと、誰にも話すことのできない秘密と苛立ちと不安を抱えていた。そして、東京で生活できないことを心から悲しく思っていた。田舎臭くて無作法な人間ばかりが目につく北海道でまた暮らさなくてはいけないのだと思うと本当に憂鬱だった。そして自分にはこちらに殆ど友達がいないことを痛感した。あれから4年。私という人間は相変わらず堅物で、正論にこだわり、同じところに暮らし、この会社にお世話になっている。性格は殆ど変わらない。ただ一つ変わったことは、私は今は北海道を愛しているということだ。北海道の四季を生きる自分がとても自然に思えるし休日に出かけたいところ、やりたいことがたくさんある。4年前にはまったく不案内だったこの地で、今では人を案内できるほどだ。地図を眺めるのが好きになり、たくさんの国道・道道を憶えた。この4年間で今が一番幸せだと感じる。そして、そう思えるようになったのはやはり彼に出会ったからだと思う。私にとって彼は国境を越えた贈り物だ。これから先二人がどうなるのかはわからないけれど父親を悲しませてまで一緒になるような乱暴なことはしたくないので、のんびりお付き合いを続けてゆこうと思う。この日記は、今まで私が書いた日記の中で一番正直な日記だと思います。書けてよかった。データの整理をしたら、ここを去ることになると思います。またどこかで違った形でHPを作れたらいいなあと思ってます。「水物語」は校正をしてきちんと書き直したいですね。
October 23, 2003
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10月になると私がこのHPを開設して2年になる。毎日書いていた日記が飛び飛びになり自信を持って書き上げたいと思っていた水物語も最後は足早に仕上げてしまった感があり生活と執筆活動の両立の難しさを感じずにはいられない。私はここで、できるだけ正直に感じるままに書いてきたつもりだけれど、そのことで多くの人を不快にさせてしまかったのかも知れず、一時期はそのことを考えると夜も眠れないくらい悩んでしまったりもした。できるだけ正確に正直に文章を書くということは大変難しい作業だ。ここを訪れ同じように日記を書いている楽天HP仲間の皆さんもたぶん同じ焦燥感にとらわれたことがあるだろう。私が最近日記をさぼっていたのは、正直に書けなかったということと、もう一つ、きらびやかに格好よく見せても私はただの女で、好きな人と家族との間で揺れていたということが本音だ。私はこのHPを閉じる日が来るなら、私がどうして離婚をしたのか、赤裸々に書いてみようと思っていた。HP開設時にはそれは近々の出来事であり、生生しすぎてとても上手く書けないような気がしていたし、それを書くことにどんな意味があるのかよくわからなかった。文章には、ある程度の時間が経過しないと書けない種類のものがある。このHPを立ち上げて2年。ちょうど離婚をして4年になる。だから私は来月最後に書きたかったそのお話を書いてここを去ろうかと思っている。私が書きたいものは2つ。離婚に関することと今愛している人についてだ。そんなことに皆さんは興味をもたれないかもしれないけれどせめて、立ち上げ当時からのお付き合いの皆さんには読んでもらいたいな。
September 3, 2003
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会社の先輩が来月に入籍する。年も近く、入社した時から公私に渡りお世話になった先輩だ。旦那様になる人とも一緒にスノーボードに行ったりキャンプに行ったりと仲良くさせてもらっている。一番最初に旦那様になる人に出会ったのは今から約1年前で当時二人はお付き合いをしておらず、それどころか、彼女が彼氏のいない私のために彼とのお膳立てをするために行ったキャンプでの出会いだったのだけど、私は彼に恋に落ちる前にキャンプに恋に落ちてしまったのだから、皮肉な話でもある。私は、その時自然にキャンプを楽しんでいたのだけど私とくっつけようとしていた人と先輩がとても自然なカップルに見えたので、後日彼女にはっきりと、○○さんのことは恋愛対象には思えないけど、正直言って、あなたとはお似合いだし、二人の図がとても自然だったと伝えた。彼女は満更でもなかったようで、その後どのような経緯があったのかは計り知れないが彼とお付き合いを始めていた。彼女はそれまで、その場しのぎの恋におぼれ、私には無駄に思える大金をはたいて、年下の彼のために貢いでいたから、ほっと安心したのだけど…あれから1年、二人は近々入籍するらしい。もちろん祝福をする私。二人の永い幸せを願う私。スポーツとアウトドアという共通の趣味を持ち子供はできるだけたくさん欲しいと語る彼女。一度結婚に失敗しながらも、今度こそ一生の伴侶と寄り添いたいと思う彼。理想的なカップルだ。なのだけど…どうしても私にはわからに点が1点ある。彼女が過去の恋愛の一切合財を彼に秘密にして、清純な女を演じていることだ。彼も嫉妬深く、前の男の話でもしようものなら包丁がでてきてもおかしくないくらい激しい気性の持ち主なのだけど…彼と出会い、彼に愛される彼女というのは、過去の色々な経験の積み上げによって成立しているのだということを堂々と胸を張って言えない彼女にも、それをわかることができない彼にも問題を感じる。こんなことで偉そうになるのも筋違いだけど私は一度結婚に失敗している。二人で新しい家庭を持つのは簡単なことだけれどそのお城を生涯をかけて守るということがどれだけ大変なことなのかわかっているつもりだ。だからこそ離婚をして約4年悩みつつ一人で生きているのだから。私は愛する人には有りのままの私を見てもらいたいし愛する人に聞かれたのなら正直に自分の人生を語りたい。語ることで壊れてしまうことを当然恐れるし相手の顔色を伺わずにいられるかと問われれば正直、無理なところもある。でも、これから一生を共にしたい人が現れたのならせめて格好つけずにいたいと思うし、お世話になった先輩にもやはりそうしてもらいたと思う。彼女は仕事が暇な時でも理由をつけて早く帰ろうとはしない。料理の好きな彼に夕食を作ってもらうためだ。相手を尊重しているフリをしながら家事が嫌いなことを隠しているのだ。彼女は彼の友達の前でニコニコ笑いながら、次の日には必ず私に愚痴をこぼす。彼に結婚したら毎日お弁当を作ってねと言われたことにうんざりしている。私にはわからない。愛する人からやってもらえることと自分が犠牲にしなくてはいけないことを天秤にかけるなんて。私は愛する人のためにどんなにヘタでも愛情をかけて色々なことをしてあげたいと思う。だから私は甘いのだろうか?永い幸せはまだまだ遠いのだろうか?
September 2, 2003
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私は最近火遊びに凝っている。と書くと、いやらしい想像をされる方もいるかもしれない。まあ、それはそれとして、純粋に火遊びを楽しんでいる。キャンプに凝りだして、今シーズン、私は既にテントで7泊した。道具に凝るつもりはなかったものの、気がつけばコールマンに囲まれ、芝の綺麗なおしゃれなオートサイトでなんちゃってキャンパーを気取っていたけれど…3回キャンプをして私は思った。私はただ単に自然を愛する振りをして現実逃避しているだけなのではないかと。ただいつもとは違う環境の中でご飯の支度をするのがもの珍しいだけなのではないかと。その実、最初、トイレが汚かったり、炊事場が荒れているようなところ、蚊が多く、近くに温泉がないようなところには見向きもせず、多少お金がかかっても設備が整った有名キャンプ場にばかり出かけていた。道の駅スタンプラリーの途中であっても、15時頃にはつきそうなキャンプ場を調べあげ、一番条件のよいところに足を運んだ。それはそれでいいのだと思う。少しでも快適に過ごすためにエアーベッドを持ち込み電源をとって冷蔵庫を使うキャンパーだっているのだから。でも、自然を愛する気持ちがあるのなら、大自然の中で平気で洗剤を使って食器を洗ったり、ゴミ箱があることをいいことに大量のゴミを捨てたりするのはやはりおかしいと思う。それに気がついたのは、直火オッケーのところでどうどうと焚き火をしていた時だった。熱い炎は人の気持ちを安らがせ、暖をとることができ、優しい気持ちにさせるけど、その炎の熱で、信じられないような数の地中の微生物が死ぬのだ。一度焼かれた土地はしばらく元には戻らないし、芝生の上でなんてやったら丸はげ状態である。最近は直火禁止のキャンプ場も増えたが、キャンパーのマナーの悪さから、焚き火自体を禁止するキャンプ場が増えている。私は暖かい炎の光を眺めながらうつらうつらするのが大好きなので、これは本当に悲しいことだと思う。私はなけなしのお金をはたいて、地面に影響の出ないアルミ製の焚き火台を買った。それを使って焚き火をするわけだけどそれでもやっぱり綺麗なオートサイトでは禁止のところが多く、無料の林間サイトでしか使用できない。焚き火がしたくて、最近はもっぱらあまり綺麗とは言えない無料の林間サイトでばかりキャンプをしている。マナーさえ守れば心温まる焚き火が楽しめる。綺麗な芝のサイトでも焚き火台を使ってなら焚き火ができる日が来ることを望んでやまない。まあケチな私としては焚き火オッケーのところは汚い代わりに安かったり無料だったりで嬉しい限りだけど…ワイルドなトイレも多いけれどそれはそれでいいもんです。テントは燻製のような匂いがするけれどそれはそれでいいもんです。皆さんも火遊びしてみませんか?綺麗に燃え尽きさせるのは結構難しいですよ
August 21, 2003
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随分長い間ページの更新をしていないと、壁紙で雪が降っていることも気にならなくなってくる。このページを作成し始めた頃はあんなに凝りまくっていたのにさすが飽きっぽいB型の私。なので、(って何が?)とりあえず壁紙をバラに戻してみました。既にバラのシーズンも終わり、近いうちにここではまた雪が降るのだけど…今日は8月15日。世の中でいうお盆であり終戦記念日である。終戦記念日と言っても戦争を知らない私にとっては会社に出てきても暇でラッキーくらいな心持な訳だけど子供の頃は何故か神妙に原爆のことや空襲のことを考えていたりした。たぶん国語の教科書の題材に常に取り上げられていたからなのだろうけど、今の小中学生って国語の授業で「かわいそうな象」とか「母さんの木」とかやっているのだろうか?お盆はお父さんもお母さんもお休みで皆で楽しく過ごせる時間くらいにしか思ってないんだろうな。とにもかくにも今日は終戦記念日です。黙祷
August 15, 2003
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キャンプに行くと意気込んでから随分月日が経ってしまった。私は5月の末と6月の頭の週末を使って日高方面と道北にキャンプに行ってきた。メインは道の駅スタンプラリーなので、キャンプと言ってもテント張って食事して寝るだけのものだったのだけど…これからがキャンプの本シーズンだけど、人と虫が増えるので真夏は行く気がしない。来週あたり道南に行ってしばらく休憩となりそうだ。道の駅スタンプラリーは順調で、道南を制覇すると残るは北海道の右半分となる。オホーツク・道東方面は札幌からだと時間がかかるので2泊でまわらなくてはいけない。9月に入ってから行く予定である。さて、今日は久しぶりの休日出勤。先週うっかり熱を出して休んでしまったので遅れを取り戻すべく出勤。休日は電話が鳴らないので仕事が捗る捗る。あと2時間頑張ったらおいしいビールを飲むために帰宅しよう。札幌はすっかり夏だ。昨日一昨日は梅雨のようなお天気だったけど今日は快晴。何が悲しくて仕事なんかしてるんだろう。まあ、こんな日もあり。暑い夏は始まったばかり。
June 21, 2003
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今週末いよいよキャンプに行くことになった。皆さんから貴重なご意見をいただき、大変参考になりました。ありがとうございます。さて、今回の目的は十勝・日高地方の道の駅スタンプラリーとトネっこ(生まれたばかりの仔馬のことです)見物・温泉でキャンプは、そんなに力は入っていない。日帰りじゃきついから泊っておくかくらいのものである。オートキャンプ場はキレイだし、個別サイトが多く、自分だけの炊事場・電源まであったりするのだが、いかんせん高い。入場料600円+1泊1サイト5000円なんて書いてあると、ああ、わざわざテント張ることないじゃん。コテージに泊るよって気分になってしまうので、私は利用する予定がない。かと言って無料のキャンプ場は、荷物の運搬に不便だったり、炊事場・トイレが汚すぎたり、寂しすぎたり、熊が出そうだったりってことがあるので、キャンプ慣れしてない私としては入場料500円で泊れちゃう、「割とキレイなところ」に焦点を合わせて場所選びをしている。そんなに都合の良いところがたくさんあるわけではなく、あったとしても夏はすごく混むので、まだ寒い今の時期が一番キャンプをしやすい時だと思う。念のために宿泊予定場所に電話をすると、まだ1件も予約は入っていないと言われ、炊事場に一番近いところをキープさせてもらった。予約なんて必要なかったのかもしれないけれどアウトドアが大ブームなので、念のため…。この時期の日高は札幌よりも寒い。虫の心配はあまりないけど、寒さが気になるところだ。念のためにボードの時に着用していたダウンジャケットを持参の予定。夜はタカのつめを利かせたリゾットを作ってワインをがぶがぶ飲んで眠る予定。どうなることやら。ちなみに道具はヤ○オクでかなり安く揃えられた。この分だと、イスとタープを追加してしまいそうです。ははは。
May 22, 2003
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さて、今日も網走は置いておいてキャンプの話。私は実は子供の頃はこのキャンプと言う奴が嫌いだった。なんせ虫に刺されるし、なんとなく不潔だし、よく眠れないし…一体なんでそんなことをわざわざするのか良くわからなかったけれど、私が大人になったのか、都会の生活に疲れているのか、ただ単に流行りものに弱いだけなのか、よくわからないけれど去年からキャンパーです。今年は最低6回は行きたいな。ってこれではまるでボード宣言と一緒ですね。さて、キャンプって意外とお金がかかる。まず目的地までのガソリン代、食費そしてうんざりするくらいたくさんのキャンプ用品代。私は道具を揃えることには殆ど興味がなく、食事ができて焚き火が出来て、眠れて、次の日温泉に入れればいいのでコールマンとかスノーピークとかの立派な道具には興味がない。まあ、強いて言えば北海道は夏でも寒いので、シュラフは暖かなもの、テントの下には防寒マットをしっかり敷きたいけれど…クッカー(調理道具)に関しては炭火に耐えられるいいものが欲しいのでちょっとだけ奮発しようかと思っている。菜ばしやらまな板やら包丁やらは、今使ってるのをぶち込んで家用に新しいのを買おうかな?なんて…この家に越してきて3年目だが、調理道具を全然新調してないので、古いものをキャンプ用にまわして、新しいのを自宅で使うというアイデアは結構いけてると思う。パパリンは大のキャンプ好きなので、今年は家族でも楽しめるかも。結構シビアに見積もっているものの、もともと料理に凝る方だから結局ダッチオーブンとスモーカーまで購入。シーズンオフの置き場所に困るなんてことになりかねないけど…新緑の季節。皆さんはキャンプしませんか??
May 7, 2003
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今日はヤリイカを買って刺身にした。今の時期北海道ではヤリイカが旬である。朝から食べたいなあと思っていたので会社帰りに購入しゲソは茹でてブロッコリーと一緒に芥子マヨネーズでサラダにし胴体は残らず刺身に。ゲソサラダは柔らかく刺身はコリコリしこしことした歯ざわりでとてもおいしかった。ヤリイカは身が薄く小ぶりなので何杯でも食べられる。これで値段がもっと安ければなあ。身の厚いモンゴウイカも大好きだけど残念ながら北海道では冷凍以外殆ど手に入らない。ヤリイカのシーズンが終わればもう少し大きいマイカのシーズンだ。こいつは焼いて食べよう。さて、網走流氷物語はちょっと置いておいて今日は烏賊料理のお話。皆さんは烏賊のゴロはお好きですか?猫に食べさせるとフラフラしてしまうほど油っぽいのだけど私は烏賊といえば墨よかゴロです。ヤリイカは残念ながら小さな体にふさわしくゴロも小さいのだけどマイカぐらいになるとゴロも結構大きい。胴体とゲソを離す時、ゴロが傷つかないように私はいつもとても注意を払う。ゴロはお酒とお醤油を加えておろし生姜を合わせ細かく刻んだあさつきを散らせてアルミカップに入れて炭の上で温める烏賊本体は皮なんて取らずに炭の上で一緒にあぶってグツグツしているゴロをつけて食べるのがなんと言っても絶品だ。私はキャンプに行く度に何処かで烏賊を仕入れてこれをやろうと思うのだけれど、ついつい肉に走って忘れてしまうので今年こそは新鮮な烏賊を仕入れて実行したいと思っている。お料理コーナーでも紹介したけれど烏賊はフライにしてタルタルソースで食べるものとてもおいしい。身の厚いモンゴウイカにタルタルソースを塗ってロール状にしてフライにすると揚げた後の切り口からタルタルがはみ出て食欲をそそる。イカは生でも、焼いても、煮ても(蛍イカ最高です)、揚げてもとてもおいしいので今年はギリシャ風カラアゲを山ほど作ろうかなと思ってます。イカはギリシャ語でカラマリというらしくカラマリのカラアゲは絶品なのだとか。今年は道の駅スタンプラリーにハマっているので日帰りの時は地元の特産品を購入し、海沿いに行った時にはたくさん烏賊を購入しようと思う。ちょっとコレステロールが高いので運動も忘れずに~ってカンジですが…
May 6, 2003
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ええっと…この連休は道の駅スタンプラリーにはまっている私はわざわざ日本海側を通って函館まで花見旅行に出かけてました。帰路は太平洋側を使い森でさらにスタンプを押し八雲のケンタッキーハーベスター館に寄って肉を食べ長万部でかなやのかにめしをゲット。スタンプのためにニセコをまわりルスツ中山峠を通る気合の入れよう。来週は室蘭まで足をのばします。免許はないけど…運転手サマすみません。さて、ずうっとお休みしてたけど記憶はきちんとしているので網走流氷物語の続きです。朝日に向かって車を東へ東へと進めると、それに準拠するように寒さも増していった。深川のサービスエリアでトイレ休憩を取った時、時刻は7:00前後。2月の7:00。信じられない寒さである。旭川で育った私は、学校に行くためにこの時刻にふとんから出ていたのだけど、ストーブの前にかじりついて、制服に着替えることさえも辛かった。今回は楽しい旅行だけれど、息を吐くたびに胸が苦しくなり早々に車に乗り込む。車のエアコンを28度くらいに設定して走ること2時間とうとう最初の難所石北峠にやってきた。この峠は層雲峡という温泉街から北見へ抜ける峠なのだけど、冬季には毎年何人もの人が事故で死ぬ結構危ない峠だ。峠だから当然カーブが多いし、道が細くガードレールがないに等しいような所があって、滑りやすい下りは危険なのである。ゆっくり走れば問題ないのだけれど、地元の命知らずな人間は冬でも平気で飛ばすので、あおられると結構苦しい。まんをじして(というとオーバーだけど)峠に入ると、道は空いていて、お天気が良く、気温が上がってきたお陰で、路面も氷結しておらず、風もない。スムーズに峠をクリアする。自分でいうのもなんだけど、私は飛びっきりの晴れ女で、楽しみにしていたイベント当日に雨だ降ったことは未だ嘗てただの一度もない。猛吹雪の峠なんて絶対越えたくなかったし、神様と自分の運の強さに感謝する。北見に入る頃には、太陽は頭上でカンカンと晴れ渡り気温も上昇してかなりリラックスしてきた。CDに合わせて歌う私の歌声もヒートアップし、寒さのことをすっかり忘れる。北見という町は、札幌に戻ってから初めて行ったのだけど大学があるせいなのか、小さいながらもショッピングセンターやカラオケボックスなんかが、真新しくそびえていて、ちょっとびっくりした。北見に住んでる人には申し訳ないけど、ホントしょぼけた町だったのに…北見は海が近いのに何故か焼肉やが多いことで有名で、しかもどこも結構おいしいらしい。北見に泊まる機会があれば行ってみたいけれど、今回の旅としては通過点なので、そのまま通り過ぎることとする。北見に来てしまえば網走まではそれほどの距離はない。13:00くらいには着けるかな?と計算しつつ道を進む。つづく
May 5, 2003
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北海道も春が来ようとしている。札幌の日中は最高気温で10℃近い日々が続いていて道路の脇に高く積もっていた雪の壁もすっかり影が薄くなっている。朝の通勤の地下鉄を降りていつもの階段を昇り、真っ青な青空を見上げながら大きく息を吸い込むと、ああ、春が来たんだなあと思う今日この頃。つい一ヶ月前までは雪に閉ざされた極寒の地だったのに…ボード大好きな私が、友達に誘われて、ボードを蹴ってまで行った先月の網走旅行の話を書こうと思う。そこは信じられないくらい寒く、それでいて懐かしく、驚嘆と感動の地だった。2月22日(土)私は朝の5時に起床した。布団から転がるように這い出てストーブに火を灯し貧乏旅行の少しでも足しになるようにおにぎりを握った。外は真っ暗。蛍光灯の下で開けきらない目をこすり半目でおにぎりを握り続ける。旅行の準備を全て整え、迎えの車に乗り込んだ午前6時30分もまだ空は暗い。車のエアコンの温風にうっとりしながら進むこと1時間弱、札幌から100kmくらい離れた奈井江インターあたりで空が赤く染まりだし、滝川あたりで日の出を拝む。自動車に取り付けられた気温表示のメータは車外の気温をマイナス10℃と告げていた。真冬の寒気の強い中、晴れ渡った空と希望の光が差し込む風景の美しさは、どんなに上手に撮った写真にも描写できないと思った。それは、それを実際に目にした人にしか味わうことのできない特別な朝なのだ。私は眠さを忘れ、タイヤスリップの恐怖も忘れただただ感動した。これから向かう網走は、私が生まれ育った旭川よりも更に寒いことで有名な土地。子供の頃、どんなに流氷が綺麗だと言われても、そんな寒いところにわざわざ行きたくはなくて、一度も見る機会がなかったけれど、友達の熱心な誘いに応えて良かったなと思った。まだ目にしていない流氷よりもこの朝焼けの美しさを見ることができただけで目標が達成したように思えたから。私は網走で目にするであろう流氷の美しさを期待しつつ、この寒い朝の懐かしい感覚に郷愁をおぼえた。つづく
March 26, 2003
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このホームページを開設してから、私は「水物語」の執筆にかなりの時間を割いてきた。なるべく具体的に、それでいて登場人物本人には絶対に気づかれないように、できるだけ面白く、テンポよく…読んで下さる皆さんに上手く伝わるよう努力したつもりだったのだけど、昨日、ふと思い立って全部読み返してみると、随分表現が稚拙でわかりにくかったことを痛感した。書いている時は興奮して気づかなかったことも、こうしてある程度の時間を置くと、冷静に判断できるものである。物語の先を急ぐあまり、説明の足りなかった描写・感情・キーワード等を盛り込み、自分なりの校正を加えてもう一度きちんと書き直したいなあというのが今の私の正直な気持ちだ。どれくらい時間がかかるのかわからないし、いつも上手く行くとは限らないけれど…水商売を離れた今だからこそ振り返ることができることもあるような気がする。うん。というわけで、構想がまとまったらまた書きます。すみません。いつも気紛れな日記で。
March 25, 2003
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最近、田○ランデ○(有名な小説家なのでボカしてます)のコラムを読んでいる。誰かから、面白いよ。と言われ、誰かから結構深いよ。と言われ、なんとなく気になったのでメルマガ通信で申し込んだのだ。正直に言うと最初、「この人コンナ文章で小説家って言えるの?」という驚愕と、「私とは明らかに考え方の違う人だ」という認識とが交差しただけで、読むのやめちゃおうかな?と思ったのだが、何故か出るたびに読んでいる。しかるに、共感を得られなくても読み続けられる読み物ってのもあるんだなあと、不思議に思う今日この頃だ。私が何故彼女に共感が持てないのか、色々自分なりに分析してみた。私が読んだのはあくまでもコラムだけなのでコラムだけに限定して分析してみた。その結果なんとなくわかったこと。私は彼女を「偽善者」だと思ってしまうからなのだろう。私にとっての表現者というのは、自分の核たる思想を確立している人間であり、例えばビートルズをくだらないと思ったら、ビートルズファンからカミソリを送られようともビートルズを糞だと言い切る人なのだと思う。彼女の書いたコラムで、万引きをした少年が店主に警察に突き出されそうになって、踏み切りを無視して逃げて電車に轢かれて死んだ話があったのだが、店主の取った行動を批判した世論のせいで店主はノイローゼになり店を閉めたという事実に対して、彼女は万引きした子はきっと何か「イライラ」を抱えていた。辛かったんだと思う。店主を責めた世論も「イライラ」を抱えていた。辛かったんだと思う。店主についても…誰も責められない。自分にも同じような経験がある。って締めくくりだったのだけど…私はそういうコラムにすごおおおおくびっくりした。コラムというのは、問題を提示し、それについての自分の明確な意見を述べるものだと思っていたから。皆の気持ちが同じようによくわかります。っていうのが彼女の意見なのかもしれないけど…私だったら万引きした少年を擁護するようなコメントは決してしないだろうなと思った。ものを盗めば警察に突き出されるのは、何歳であっても当然のことであり、それが嫌で逃げて死んだのなら、そんなのその子の勝手だろ。日本の法律にのっとってまっとうに生きている店主がノイローゼになって店を閉めるなんて全然正しくない話だと私なら考える。世の中は正しさだけでは語れない部分が多い。不条理で満ち満ちている。でも私は正論が言いたいし、できるだけ誠実に生きて行きたい人なのだと思う。とは言え、田○ランデ○さんのコラムは、それとは別に楽しく読めるものもあるので、今も読んでいる。5つや6つのコラムで彼女についてアレコレ言うのはそれこそ誠実ではないし…。読書から遠ざかっている私が最近一番読んでるものかもしれないので、つい書いてしまいました。
March 3, 2003
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もう1ヶ月も日記を書いていない。皆さんのページを訪問してもいない。楽天自体に殆どログインしていない。この日記HPを立ち上げてから、これほど徹底的に楽天から離れた生活を送ったのは初めてかもしれない。仕事が忙しかったのか?というとそういうわけでもない。年が明けてから、割と落ち着いていて、20時には毎日帰れている。時間がなかったわけではないのだ。ただ私は毎日猛烈に疲れていた。頭も体も心も。仕事に取られる時間よりも、その内容に問題があったように思う。はっきり言って全然得意ではない、楽しくない仕事にここ1ヶ月集中していたので、毎日ストレスで胃が痛かった。国文学科の私が物理学研究室で毎日実験を行っていたようなものだったのだから。そんなわけで、というのは多少強引だけれどストレス解消のために週末はスノーボード三昧だった。ここに長く来て下さっている方はご存知だと思うけれど私は先シーズンの2月にスノーボード中に転んで肋骨を骨折している。そういうひどい目に遭っているのにも拘らず、私は今シーズンも張り切って滑っている。山には既に8回行った。間違いなく2桁回数行くことになるだろう。スノーボードを始めたときからのテーマ。ワンメイク。不完全ながらも、世間一般で言われるところの「オーリー」という技を決められるようになった。まだ胸のそり具合、後ろ足の引き寄せ具合が半端でダサイけどとにかく小さなジャンプ台を使って跳んでることに違いはない。最初は凄く恐かったけれど、着地してみると、板がスキーより太い分、安定性があって意外と派手に転ぶことがないことが判明。捻りを加えたりすると、背中から転ぶ可能性もあって危ないのでまあ、ゆっくり少しずつ練習してゆこうかと思っている。仕事のストレスと張り切りすぎの週末のスノーボードによる体の疲れ。ああ、今年32歳。私はいまで飛ぶつもりなのだろう
February 17, 2003
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1月11~13までの3連休を利用して、ニセコにスノーボードをしに行ってきた。会社でお世話になっているご夫妻に、私と仲良しの会社の女の子が便乗して。スノーボードは3シーズン目だが、ルスツかキロロにばかり行っていたので、実はニセコは初体験だった。簡単な感想。ニセコは広い!!アンヌプリも東山もひらふも、全部滑りたかったけれど3日使ってもひらふにしか行かなかった。ひらふはいい山だけれど、まだまだスノーボード歴のない私にとっては、ところどころに難所の壁が立ちはだかり、泣きそうになりながら降りなくてはいけないところが多く、結構辛かった。しかも初日は「ホワイトアウト事件」が勃発したし。山頂に少しでも近づこうとリフトを乗り継いだ私たちは、あまりの風と雪、つまり吹雪に閉じ込められ、どこがゲレンデなのかわからなくなってしまう事件に見舞われた。あれは、正直言ってもう、ホントたくさんだ。本当に死ぬんじゃないかという恐怖に襲われたのだから。ボードの醍醐味は深雪の林をメイクしながら滑ることにあると誰かが言っていたけれど、私に深雪はまだまだ無理だということを痛感した。だって、吹雪の中、ゲレンデの方向を目指してちょっと小高くなっているところを横切ろうとしたとたん足をとられてひっくり返り、雪にずっぽりと埋まってしまったのだから。立ち上がろうとしても、腕が自分の腰よりもずっと深いところに埋まってしまって踏ん張ることができない。吹雪で前は見えないし、体は凍えてくるし、思わず叫びそうになってしまった。「事件は会議室でおこっているんじゃない。現場でおこっている んだ!!」ってこれは違う映画だった。織田違い。どうやてt起き上がったのかはよく憶えてないけれど、雪の中をなんとか抜け出し、ゲレンデらしきところを滑り始めるも、強風にあおられて、考えていた場所に降りてゆけなかった。まるで、初心者のサーファーが波に流されて、始めた場所とは全然違う砂浜に上がり、海岸線をとぼとぼ歩いて帰ってくるように私は、コースから何度もはみだしそうになり、文字通り泣きながら下へ、下と信じているところへ、滑っていった。初日は、その事件ですっかり意気消沈してしまい16:00にはスキー場を後にして、大宴会を開催した。食事をして、温泉に入って、それでも19:00からガンガン飲んだ私たちは疲れも手伝って22:30には就寝翌朝8:00の朝食まで誰も目を覚まさなかった。
January 16, 2003
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明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。私は31日~1日にかけて、父方実家で過ごし、去年同様初日の出をリビングから拝みました。去年は初日の出を拝んで職が見つかったので今年は男が見つかる予定です(笑)昨日から今日にかけて近場の温泉に父・妹と行ってきたのだけど企画監修?ガイド?担当の私が、ひどい熱に見舞われてホテルの売店で風邪薬を買い、ぼおおっとしてしまうという最悪の旅行になってしまった。とはいえ、しっかり食べてしっかり温泉に入ったのでいいんだけど。私達親子が仲良しなのは皆さんご存知だと思うけれど、今回の旅で新たにわかったこと。私の妹が忠臣蔵カルトだったということ。忠臣蔵はもう何度も何度も見ているけど、浅野内匠頭が吉良上野介を殿中松の廊下で切っちゃって責任とって庭で切腹。恨みを晴らすために大石蔵之助率いる47人の赤穂浪士が12月14日に討ち入りしましたとさ。ぐらいな知識しかなかった。五代将軍綱吉の時代で、赤穂ってのは今の兵庫県。塩が取れるのよね。確か。ぐらいの知識。しかし、妹は、47人の赤穂浪士について大変詳しく、「ああ、ここでお兄さんの着物を衣文かけにかけて別れの杯交わす のよね。」とか「ああ、こいつは女と心中して行かないのよね。」とか「安兵衛のたすきは縁起をかついで女房の腰巻なのよね」とか実に詳しい。「あんた、いつから忠臣蔵フェチになったわけ?」と尋ねると「だって、高校3年のお正月。私の人生において一番つまん なかった正月に3日かけて忠臣蔵見てるからね。 忠臣蔵にはちょっとうるさいよ。」とのこと。私達3人はああでもないこうでもないと言いながら忠臣蔵を観たのだけど「でもさ、浅野があそこでブチ切れて吉良に襲い掛かったり しなきゃ皆幸せだったのにさ。馬鹿だよね。 私だって毎日、うちの所長のこと切ってやりたいと思うけど、 毎日耐えてるわけだしさ。」と私が言ったところ、「いや、どうせやるんなら殺してしまえばよかったんだよ。」と父。正月そうそう物騒な家族だ。テレビの大石蔵之助が中々討ち入りしてくれないので、私は途中温泉に入ったり眠ってみたり。無事討ち入りが終わってから、私達父娘3人はしばらく武士言葉で会話をした。「わらわはもう疲れた。寝るとする。」と私が最後に言い電気を消そうとしたところ「お姉ちゃん。それ違う。それじゃあんみつ姫ジャン」となかなか寝かせてくれない。そんなこんなで、体調は相変わらずすぐれない。変な家族だけれど、今年の正月も大笑いでスタートしました。ははは。
January 3, 2003
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とうとう12月31日ですね。今年も無事終わりそうです。今年は春にリストラくらって、どうなるものかと思っていたけれど、今の会社に入り、しかも社員にまでなることができて本当に良い年でした。楽天も…忙しさにかまけて日記はサボリがちだったけれどこうして、今日も日記を続けていられて良かったと思う。来年もコツコツと、努力を続けれられたらなと思います。そして来年こそいい男見つけて再婚目指すぞ!!って去年も言ってたような気が…ははは。どうも仕事が楽しいうちは、恋愛どころではないのかも??
December 31, 2002
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大掃除してますか?私はダラダラやってます。基本的に神経質で綺麗好きな私は、台所もお風呂場も致命的な汚れに見舞われずに済むよう普段から気をつけて生活をしているのだけど…久しぶりにレンジフードを外してみて溜息が出てしまった。森尾由美の宣伝に習って、ティッシュの上からマジックリンを吹きかけてみたけれど、拭き取る時にティッシュがちぎれて汚れは残ったまま。ティッシュの無駄遣いと環境汚染が進んだだけだった。いや、森尾由美のせいではないです。汚れの種類がきっと違うのだろう。いらない小物を捨てようと、期限切れのクーポンや、絶対使うはずのないクーポンをごみ袋にどんどん詰めていると、支払い忘れていた住民税の納税通知書を発見。それもごみ袋に入れてしまいたかったけど、諦めて目につくところに移動させた。日本は豊かな国だと思う。私のように余分なものを殆ど持たないように暮らしている人間でさえも、ちょっと掘り起こせばたくさんのDMやらショップからのクリスマスカードやらが出てくるのだから。溜息をつきながら作業を続け、今45L用ごみ袋3袋使ったところで一休みしている。というか、今日はもうずっと休んでいたい。昔に比べ、全体的に根性なしになってしまった私。果たして大掃除完了するのだろうか?今年の汚れは今年のうちに…皆さんもう終わりました???
December 29, 2002
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香川県のことを高松県と書いてしまった。バカ丸出しですね。旅行にはまだまだ続きがあるのだけれど、気分が乗っていないので全然違うことを書きます。さて、さてさてさて、最近まためっきり楽天に顔を出していなかった私。理由はただ一つ。踊りつづけていたからだ。踊りつづけるって言ったって本当に踊っていたわけではない。あくまで比喩のようなものとして受け止めていただきたい。女も男も30を過ぎると、頭の中がだんだん固まってしまう。コチンコチンにならないように、踊りつづけなければいけないのだと思い、歳末に向けて精一杯やってきた。つまり何が言いたいかというと、忘年会が多くて大変だっただけのことなのだけど。こんなところに「ダンス・ダンス・ダンス」を持ち出してすみません春樹さん。去年の私は殆ど忘年会なんてなかった。会社がらみが一つと個人的なのが2つくらい??まあ、お店があったからほぼ毎日飲んでいたことに変わりはないが。今年は、会社がらみだけで4つあった。稼ぎが良くなると、飲み会が増えて、出て行くお金も増えるらしい。地下鉄の最終で帰ろうといつもいつも誓っているのに気がつけば1時過ぎ、滑る雪道をタクシー使って、信じられない金額を払って家にたどり着くという夜を何度経験したことか。こうなったら「すすきの」で暮らそうかな?ってそんな話ではない。馬鹿みたいにガブガブ飲むのをやめればいいのだ。仕事は相変わらず忙しく、連日連夜飲んでいたら、あっというまに体重が2kg近く減った。旅行で肥えた体も酒にて戻る。不健康きわまりないですね。まったく。さて、踊りつづけた私もやっと仕事収めを迎え、今日から年賀状と大掃除の毎日です。皆さんもきっと忙しくされていることでしょう。ここを訪れてくださった皆さん、今年も一年お世話になりました。来年はもっと頑張って更新します。そしていい文章が書けるよう努力します(笑)どうか良いお年を~。
December 28, 2002
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岡山から四国へは、瀬戸大橋を渡って移動した。瀬戸大橋は2度目の体験だけど、前回はJRだったので、自動車道路の下をくぐる形で、しかも鉄格子にはまったまま。風景を楽しむ余裕がなかった。今回は、パパリンの仕事関係の人が手配したレンタカーだったので瀬戸内の島々を眺めながらのドライビングだったし、横浜の大黒埠頭のようなスポットで一休みできたりして、中四国の美しさを満喫できたわけだけど…北海道とあの地方の違いって、山の形にもあるんだなあと感慨に耽ってしまった。それは四国は琴平に入って更に強く感じたわけだけど、山の形が柔らかなおわん型をしているんですねえ。山脈らしきものがなかったせいもあるけど、独立したお山が、まあるいのには驚きました。だって、北海道の山って、てっぺんはするどい形をしていて、いかにも寒いんだよ。文句あるかって言ってるような攻撃的な形をしているのが殆どだから。まあるいお山を見ていると、牧歌的気分になり、ああ、私は毎日、プロトコルがどうしたとか、DNSサーバがなんちゃらとか15時までに見積もり5本作って、こないだの会議の報告書をまとめなきゃとか、そういうことの全てが吹っ飛んで、ああ、日本ってなんて美しく、愛おしいのだろうなんて感じてしまった。奢り高ぶることなく、自然に生きているっていうのかな?一日3食うどんがいい。だっておいしいんだもん。っていう高松県人の心がなんとなくわかるような気がした。正直言って、岡山よりももっともっと田舎だし、産業なのだろうか?山の斜面を利用したかわいいみかん畑があるばかりのところではあったけれど。うどんに関して言うならば、文句なくおいしかった。今まで私が考えていたうどんの観念をひっくり返して地球を3回回っちゃうほどおいしかったです。しょうゆうどんというのを初めて食したのだけど、どんぶりに無愛想にどかっと乗せられたうどんの玉の上に自分ですりおろした大根と生姜、小口切りのあさつきのようなねぎ、すりごまを乗せて、生醤油をぶっかけて食べるだけの芸のなさそうな食事なのに、なんでこんなにおいしいのだろう?って感じです。春樹さんがすっかりうどんにはまって、新作「海辺のカフカ」の舞台を高松にしたのもうなづけます。皆さんも、もうお召し上がりになってるかもしれないけれど、まだの方は是非一度ご賞味あれ。琴平の温泉宿の夜が、この旅で一番のリラックスタイムになった。料理も良かったし、温泉も最高だったし、何よりも、従業員の教育が徹底されていて、大変居心地がよかった。残念ながら、北海道の温泉旅館は、ビジネスホテルに毛が生えたようなものなので、ああいう完璧な接客を受けることはできない。お部屋係のお姉さん。本当にお世話になりました。日本昔話にでてくるような風景の中、心の洗濯ができた私は本当に幸せです。仕事のメール読んでる場合じゃないなあとちょっと悲しくなるほど。
December 17, 2002
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北の国からのジュンくんと内田有紀が富良野で結婚式を挙げた頃私は休暇をとって、岡山・高松・東京に旅行に行っていた。火曜日に出発して、札幌に戻ったのが日曜日。5泊6日の旅行だ。ハワイの新婚旅行よりも長い旅行だなんて、これから先そうめったに行けるものではないだろう。ジュンくんと内田有紀は「慎ましく生きて行きたい」と言っていたけれど、岡山や四国は、まさに宣言なんかしなくても当たり前のように慎ましくささやかに暮らしている土地のように私には感じた。実は21歳の時に岡山・四国は旅行したことがあるのだが、10年経った今、改めて旅行しても、目新しい変化はさほどなかったように思う。変化があるとするならば、私の心の方だろう。私の物の見方や感じ方が変化したことの方がずっと大きいだろうと感じた。岡山は母親の生まれ故郷だ。今回の旅行は、父親の出張に便乗した形なので、行動にある程度の制約があったものの、自分ひとりで行動する時間がそれなりに取れたので、私は宿泊先の岡山のホテルからテクテク歩いて駅に行き、JRを使って倉敷観光に行ってきた。倉敷は母親が学生時代を過ごした場所。母に見せるために駅前の写真を何枚か取ってから、美観地区へ歩いて行き、白壁の建物が立ち並ぶ観光スポットを満喫してずっとずっと行きたかった「大原美術館」を見学した。大原美術館は過去2度門の前まで行っているものの、2度とも定休日の月曜日だったため、中に入ることができなかった。3度目の正直というやつで中に入ることができたのだが、これは、声を大にして言いたいけれど本当に素晴らしかった。圧巻でした。1000円払った価値はある。私が一番好きな画家はクリムトなんだけど、時代が新らし過ぎるのか、大原美術館にはなかった。しかし、2番目に好きなロートレックは1枚あったので、原画をしっかり眺めることができた。ルノワールやドガなど、有名ながらも好んでもいなかった画家の絵を目の当たりにすると、私は今まで自分は一体何を嗜好してきたのだろうと思うほどの衝撃を感じた。ルノワールの絵は、近くで見るとタッチが荒く見えるのに遠く離れて見ると、とても柔らかく奥行きがあるように見える。他の画家の作品もそのように感じた。良い絵というのはすべからくそんなものなのかもしれない。昔新宿の安田生命ビルでゴッホのひまわりを見たときは、ガラスが厚すぎて、絵本来の美しさを感じにくかったけれど、大原美術館のいいところは、希少価値のある絵でも、自分の家の居間にあるかのように飾ってあるところだと思う。私と同じ誕生日のシャガールの絵も、あの特徴のある青が大変美しい作品があった。大原を後にして、倉敷をブラブラしていると、写真のフィルムがなくなった。今回の旅行はメールをチェックするためにパソコン持参だったので、重くてたまらないからデジカメを持って行かなかったのだが、妹から借りたニコンのAPSカメラが大変役に立った。新しいフィルムの購入のついでに量販店でブラブラしようと駅に戻り、観光課お姉さんに「ヨドバシカメラやビックカメラのような量販店はどこに ありますか?」と尋ねたところ、眉根にしわを寄せて困った顔をして彼女はこう言った。「そういう大きな電気屋さんはないと思います。カメラのキタムラ が近くにありますけど、近くと言ってもバスで10分は かかりますし、お客さんが考えているような大きいものでは ないです。」なるほど。岡山駅前も倉敷駅前も非常に質素で、デパートも殆どないし、小さな町の電気屋のようなものしかないとは思っていたけれど…わざわざ聞かなくてもないものはやっぱりないのだ。岡山駅前は高島屋があるけれどデパートはそれだけ。倉敷駅前は三越があるだけ。札幌は西部・東急・来年には大丸もできるし、ちょっと歩けばパルコ・三越・地元の4プラ・マルサなど10個以上のデパートが並び、量販店だって、ヨドバシ・ビックカメラ・ツクモ・マツヤ郊外には山田電器・コジマ・ベスト電器と山ほどある。札幌に比べて岡山が不便というのではなく、岡山の人たちはなんというか、昔からあるものを大切に生きているような奥ゆかしさを感じるものがあり、私は逆に感動してしまった。物があふれ、ドンキホーテのようなディスカウントショップが流行る昨今だけれども、そういうものに飛びつかずに、昔ながらの商店街を大事に守って暮らしてゆくような生き方に胸を打たれてしまった。まあ、実際彼らにしてみれば、そういう気持ちで暮らしている訳でもないのかもしれないけれど…そういう思いを吸い込んで翌日四国に渡ったのだが、四国はもっと凄かった。
December 14, 2002
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岡君今日、あなたがエリザベス女王杯に騎乗して、見事一着を取ったリンデンリリーの牝が阪神ジュべナイルステークスで2着に来ましたよ。勝ったワールドオブピースは器が違うし、やっぱり強かったけどヤマカツリリーは、全然人気がなかったのに、2着に残って本当に嬉しかった。だってあの牝、お母さんのリンデンリリーにそっくりだったから私は、あなたのために買いました。あなたがもしも生きていたなら、乗っていたかもしれない牝だものね。もうすぐ34回目のあなたの誕生日がやってきます。今年のあなたの誕生日は、私もパパリンも旅行中だけど、私の妹が、ユリの花束を持って伺います。ヤマカツリリーの健闘で、あなたのことを多くの人が思い出したことだと思います。あなたは今も競馬ファンの心の中で生きています。本当にありがとう。あなたのお陰でワイド2着3着6270円の馬券を取れました。500円しか買ってないけど31350円ゲットです。火曜日からの中国四国地方旅行のおこづかいができました。この恩は忘れません。どんなに落ちぶれても、これからもヤマカツリリーは買いつづけます。
December 1, 2002
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村上春樹さんの「風の歌を聴け」という小説の中で、主人公の僕が、親友の鼠のこんな質問に対しこんな風に答える一節がある。「生きてる作家の本は読まない?」「生きてる作家になんてなんの価値もないよ。」「何故?」「死んだ人間に対しては大抵のことが許せそうな気がするん だな。」私は、生きてる作家の本ももちろん読む。好きな作家の本ばかりを読むけれど、時々はそうでもない作家の本も読む。そうでもない作家の本を読むときは、ある意味、許せるかどうか試したいという気持ちがあるからなのかもしれない。前に働いた会社の社長は、こんなことを言った。インターネットが普及し、誰もがブロードバンドを求める世の中になったけれど、便利な情報をほんの少しずつかいつまんでわかったような気になるよりも、一人の作家が書いた作品を最後まで読み通すことの方がよっぽど価値があることのように感じると。一冊の本を読み通すことは、その人間の哲学を読むことでもあるからなのだと。インターネット業界の有名人が口にするとは思えないようなこの言葉には面食らったがトップに立つ人間と言うのはなるほどその人なりの確固たる哲学があるのだと感心した。私が好きな作家の本を読むことはそれほど大袈裟なことではない。私はただ、その物語の進むリズムを愛し、自分の中にすっと吹き込んでゆく風のような手触りを感じたいだけなのだ。そういうのに触れると心がしっくりとする。当然私は小説だけを読んで生きているわけではない。私は当然新聞も読む。新聞と辞書は、私にとって、小説の次に好きな読み物だ。新聞と辞書のいいところは、余計なことを考えなくていいところだ。そこには、辞書は多少は違うけれど、事実がただ事実として書かれている。作家が好きだとかどうだとかを考えたりしない。書いている人の感情が絡む社説は、だから基本的には読まない。私が一番読まない読み物はHow to本だ。理由はただ一つ、それを書いた人をどうしても許せるような気がしないからだ。仕事の都合上、ビジネス本は読む。でも、上司に命令されたとしてもHow to本は読まないだろうな。まあ、そんなことを命令する上司のもとでは働けないことだろうとは思うけれど…
November 26, 2002
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ずっと書きたかったテーマがここにある。そしてこのテーマに今、私は答えを出せないだろう。もしかしたら、一生かかっても答えなんて出ないのかもしれない。私は、誰かを愛したら、何故その人のことを愛しているのか誰の前でも説明できる自分でいたいと思ってきた。誰かを愛するということは、なんとなくでも上手く言えないけれどもではなく、確たる理由がそこにはあるものだと思っていた。なんとなくとか上手く言えないけれどという感情は好意ではあるかもしれないけれど、愛ではないのだと。私がそんな風に考えるように、世の中にいる大抵の人は同じように考えているものだと思っていた。ずっと小さいころから、今に至るまで。でも本当のところはそうではなかった。というか、そうではない人が大半だったのだと言うことが最近は理解できるようになった。自分の人生において、それほど大袈裟な言い方をしなくても自分の生活において、恋愛感情の占める割合は人それぞれ異なっている。自分が求める人生の上に、一番大事なものを愛だと考えない人がいる。愛だと考えたとしても、私が考える愛の姿とは全然違うものを愛と呼ぶ人もいる。具体的な話をしよう。私は好きな人とはできるだけ多くの時間を共有したいと考える。まったく違う個性をもったまったく違う二人だけれど、上手く行く時もうまく行かない時も、一緒にいたいと考える。でも、私が愛した人たちは皆がそうではなかった。彼らの中には、毎日私のことを根本的には忘れて生活し、時々、ふっと理由もなく私に会いたくなってやってくる人がいた。そのふっとと言うのが私にはよくわからなかったので、私は、そんな彼らにどうして私に会いたくなったのか理由をついつい聞いていた。愛にはそれなりの答えがあるものだと思っていたからだ。彼らは皆んな答えを探すように天井を眺め、こう言った。「理由はよくわからないよ。」彼らは質問されること自体が不思議なことだと思っているようだった。「だって、理由がなければ、別に私ではない別の誰かと会った って良かったんじゃないかって思ったのよ。」私がそう言うと、「それはまた別の問題なんだよ。上手く言えないんだけれど ただ、君を思い出して、君に会いたかったんだよ。」という答えが判で押したように返ってきた。私は自分が都合のいい女にされているのだと、当時は腹が立ったけれど、何年もかけて考えて、今は彼らが言わんとしていたことがなんとなくわかる。彼らにとっての愛とは、杓子定規で計れるようなものではなかったのかもしれない。形のない愛を私に甘えてダラダラ続けることが彼らにとっての愛だったのかもしれない。それを受け入れられるかどうかは別として…私はたぶん、これから先もそういう守られていない寂しさを抱えて生きてゆくことは苦手だと感じるだろうけれど、逃げ道を残しながら、私と楽しくやりたいと考える男の弱さをなんとなく惹きつけてしまった自分に結構びっくりするとともに、自分の持つ本質のようなものを感じずにはいられない。男と女ってホント不思議だ。生活がともなわない関係がずっと続けられるのなら、思い出したときにだけ私のもとにやってくる恋人も悪くはないのかもしれない。追伸:このテーマの深層テーマは、たぶん、相手に求めるものの 違いなんだと思う。 上記のような、私に優しさを求める男に対して私自身 が同じように優しさを求めなければ、きっと話は早い。 何故なら上記のような男たちは、彼らに優しさを 求めようとすると、それだけで息苦しくなって、 逃げ出してしまうからだ
November 25, 2002
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この日記を読む皆さんは、私の素性を知らないし、ましてや私のパパリンのことも知らないと思うので、こんな日記を書いても差し支えないと思う。もしも知っている方は、どうか心の中に留めておいてください。まあ、それほど深刻な話でもないのだけれど…。私の父と母が離婚したのは、今から約10年前。正確なところはわからない。何故なら、私が東京で一人で暮らしている時に、突然音信不通になり、気が付いた時には、二人は別れていたからだ。それから今に至るまでに、二人がどのように生活してきたか、なんとなくはわかっているけれど、細かい交友関係や恋愛事情まではよくわかっていない。というか、正確に言えば、私は自分が生きることに必死だったので、彼らの細かい人生に気を遣う暇も気持ちもなかったのだ。私は高校を卒業するまでの18年間、親の目の届くところで大事に育てられた。そして短大に入ってからの1年間も学費生活費を親に助けられて生きてきた。でも、父親が事業に失敗した、短大2年生を目前にした春から私は、完全な親離れをすることになった。私は奨学金をもらい、足りない生活費を稼ぐためにバイトを3つ掛け持ちした。お金持ちのお嬢さん学校に通ってしまったばかりに、私の見栄とプライド、付き合いを存続させるためには、食べたいものを我慢して、ブランドものの洋服を買い、我が家が破産してしまったことを周りに知られないように必死に暮らしていたのを今でもよく憶えている。私にとって同級生の女の子と同等に付き合いということは何よりも大切なことだったし、我慢をしている自分の気持ちのはけ口は、私に夢中になっている男の子の犠牲によって成り立っていた。今思えば、なんてことをしたんだろうと思うけれど、当時の私にしてみれば、一食浮かすために、綺麗なプレゼントをもらうために、付き合っている男の子に金銭的な無理を強いることなんて朝飯前だった。私はただ、悲しそうな顔をしていればよかった。ガリガリに痩せた私を彼らはなんとか救おうと様々な努力をしてくれた。私は彼らに抱かれながらも心の中にある打算的な気分を追い払うことができず、全てはいづれ終わってしまうことなんだと思った。私が実家に戻ってから、父親と母親の双方の話を聞き、双方の生活を見て、私がなんとか一人でやってこれたことを二人が喜ばしく思っていることに少し身が縮む思いをした。彼らは、彼らなりにベストを尽くして生きていた。その結果、私のパパリンは今仕事で成功しつつあり、破産した時には考えられなかった余裕のある生活を送っている。ママリンは、どうだったのかというと、彼女の年齢でも雇ってくれる仕事をうまく見つけ出し、ギリギリの生活費を稼ぐために2つの仕事を掛け持ちしている。短大時代の私と同じような生活を10年も送っている。ママリンにとって心の拠り所は、彼女を頼って生きている私の二人の妹だった。彼女は遊びたい盛りの妹たちに、我慢をさせてアルバイトをさせ、それでも明るく楽しい生活を送ってきた。彼女は毎日とても疲れていたけれど孤独ではなかった。でも、時は誰の上にも平等に流れる。二人の妹は家をでて別の土地で自分だけの人生の新たなスタートを切ることを決断した。今、ママリンはひとりっきりで縁もゆかりも無い土地で生活している。彼女の故郷はこの北海道ではなく、中四国地方のある町だ。彼女はパパリンと24の時に結婚してから、たった一度しかその町に行ったことはない。今彼女には恋人がいる。その恋人には奥さんがいて、たぶん彼女はその人を家庭を持つことはできないだろう。それでも、彼女にとっては大切な人のようだ。昨日、その彼女の恋人が、私の家の近所まで来る用事があって彼女から言い付かった今年のボジョレーヌーボーを届けてくれた。私は深々と頭を下げ、お礼を言ってそれを受け取った。その人には前にも会ったことがあるけれど、私の父親とはまったく違うタイプの人のように思う。今回会ったときも、自分の父親と全然違うタイプに思えるその人と自分の母親がお付き合いをしていることに違和感を感じずにはいられなかったが…私に何が言えるだろう?一般常識的に、奥さんを持つ人を交際をすることは当然間違っているし、出口のない恋なのかもしれない。でも、アル意味、私は自分の人生のために彼女を捨てている。だから、パパリンには口が裂けてもその真実は語らないけれども彼女の恋愛を認めている。パパッコの私としては本当のところ、凄く辛い。でも、同じ女として、娘として、彼女の人生を守るために、パパリンが死んだ時には、彼女に生命保険の全てをあげたいと思う。何故なら、彼が子育てを放棄した何年か、彼女は必死で妹達を育てたのだから。ママリンが恋人の存在をパパリンに言おうかな?と私に言った時、私は思わずこう言ってしまった。「馬鹿ね。言わなくてもいいことは黙ってた方がいいのよ。 その彼とだっていつまで続くかわからないんだし、わざわざ 暴露して、今金銭的に調子づいてきたお父さんの逆鱗に触れる ことないわ。」私はズルい女かもしれない。でも、女はすべからくズルいものだ。そんなことは皆さんはとうに知っているとは思うけれど…。
November 24, 2002
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ただ、ただ、嵐の中に身を任せてきた。砂埃が目に入らぬように、じっと目を閉じて、いづれこんなことは終わるのだからと自分を励まし、少しずつ前だと信じる一歩を歩んでここまでやってきた。日記を書く暇もなかったこの半年。嵐はまだ私の周りを囲んでいるけれど、今目を開けて、周りの様子を見ることがやっとできるようになった。目を開けたことで私とは違う様々の人の嵐が少し見えるようになった。嵐の中にいたのは私だけではない。様々の人が様々の嵐の中を良い方向を信じて進んでいるのだと思うと、今、少し緩やかになったこの空気の中で、私は思う。次のニュースだ。乗り越えたと思う仕事を本当に乗り越えられたのかどうかはわからない。それでも私は、自分の運命をかけたこのベンチャー企業の中で新しい目標を持って、もっともっと力を注ぎたい。とまどい。良い方向に向かうために、今私がするべき最良の道がわからずに、少し休憩モードに入っている最近。少しのんびりしてバチは当たらないだろう。実際、今少しのんびりして、リラックスして私は久しぶりに凄く楽しい自分だけの有意義時間を過ごしているのだから。私は、しかし、とまどいながらもまた嵐の中にもどってゆく。何故ならまだ光が見えないからだ。私は死ぬまで嵐の中をあるいてゆくことを喜んで受け入れよう。光の恩寵が一瞬訪れる刹那刹那を求めて。
November 21, 2002
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私の大好きな竹野内 豊のドラマ「サイコドクター」で彼が口にする言葉なのだけれど、私は過去(苦しい過去)を全て乗り越えてやってこれただろうか?少なくとも、今でもどうしても悔しくて、辛くて、うらんでいる人がいるとか、あの時どうしてもああすべきだったとか思うことがないから、まあ上手く年を取っているのだろう。私にはもともと執着心というのがあまりない。短い期間において猛烈に執着し、寝ても覚めてもそのことが頭を離れずに苦しい思いをしたことはあるけれど、時間が経つと、あの時はああするしかなかったし、他のやり方を貫いたところで、結局のところそんなに違いはなかったんじゃないのかな?とあっさり考えてしまう方だ。だから私は、20歳の頃に戻りたいとか、ある時点に戻って人生をやり直したいとか思ったことは一度もない。私はエゴイストでナルシストなので、今の自分の姿も自分の性格も結構好きなのだ。確実に老いているから、完璧なスタイルを維持できているわけではないし、強情でマイペースな性格のせいで、周りの人から嫌われたり、非難されることもある。この楽天世界においても、もちろん中傷を浴びたこともある。でも、思うんだけれど、誰もが自分とは全然違う個性を持った一人の人間なのだから、気が合わない人にはその人なりの言い分があるわけで、それを否定したり、悲観していたらそこから何処にもいけなくなってしまうんじゃないだろうか?自分がそう考えるからかどうかはわからないけれど、人がどう思っていようが私は私よ。っていう人が私は好きだ。それはイコール傍若無人ということではない。自分が正しいと思うことを誰かに押し付けるというのとは違う。正しいと思うことを、迷わずにコツコツ続けている静かな闘志が溢れている人が好きだ。昔、仕事仲間の女性に、「どうしてこんな年になって働かなきゃいけないのかわからない」「とっくに結婚して、家でのんびりしているはずの年齢なのに」と言った人がいた。彼女は当時32歳。今の私と殆ど変わらない年齢だ。私はそのとき27歳だったけれど、それでもとてもとてもびっくりしてしまった。だって、人間って、男であろうと女であろうと、社会に出たその日から、一生働いてゆこうという気持ちが前提としてあるものだと思っていたから。結婚して、出産して、外で働いてお金を持ってくるという生産的なことができなくなったとしても、家事という大事な仕事があるわけじゃないですか。旦那様が外から持って帰ってくるお金で生活をするのなら、そのお金を共有するに見合うだけの家事をして生活してゆくのも一つの仕事のスタイルのように私は思う。なんだか偉そうだけれど、誰かのせいにする人生なんてカフカじゃないけれど、禿鷲に食われてしまった方がいい。私には明らかに欠陥がある。明らかに誤ったことをした過去もある。素直に申し訳ないと思うことがたくさんある。でも、言い訳だけはしたくない。過去を越えるということは、結局のところ、その過去について都合のよい言い訳をやめることのように感じる。追伸:ハムで代用する元来鶏肉を使う料理の答え。 チキンライスです。卵を使うとオムライスになります。 ふふふ。単純でしょ。 ぺんぎんママさん、アタリです。
November 20, 2002
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曲がりなりにも一度セックスを経験したことがある人は多分、この人とは寝ることもありえる。この人とは寝ることはないだろうという境界線はもっていることだろう。とあくまでも線引きをしての話だが。今日、精神的同調を感じられる人と飲んだ。勉強になる話も聞いたし、共感が持てる話題もあったのだけど、じゃあ、この人と性的関係が持てるのかと言われれば別の話だと思わざるを得なかった。思うに私は視野の狭い人間なのかも知れないかもしれないけれど肌と肌を重ねあわせたいと思う人と言うのは心だけの問題ではなくタイミングとか、考える暇も無いほどの心の震えとか自分の感情を超えた本能が働く相手のような気がする。いくら愛されてるとわかっていても、一緒に眠れるかどうかはずっと遠い別のところで誰かが考えてることなのかも知れない。本能の赴くままに恋愛経験を積み重ねた私としては、じっと目を凝らして、耳を済ませて待つべき人がいると信じたいし、例え、どんなに楽しい時間を共有できたとしても心の震えを感じない人とはいづれ分かれてゆくのだろうとふと思いました。そんなものではないですかね?
November 19, 2002
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208ってなんの数字だと思いますか?208回?208番目?208歩?いいえ、208円です。何の金額だと思いますか?私が本日使った現金の総額です。ケチを強調しているのではありません。今日は、お弁当を作っていったので、お昼が0円。11時半まで会社で仕事をしていたので、疲れてしまって、ビールも買わず。たばこも切れそうで切れないので買わず。気がついたら、鶏肉の代用にするためのボンレスハムを買っただけだった。鶏肉の代わりにボンレスハムを使える料理ってなんだと思いますか??私は結構好きで、お金と時間がないときによく作ります。今日はそれを作り、ちょっとだけ食べた。残りは明日のお弁当にする予定。ヒント…(ってそんなの聞いてない?ってかなんでクイズにしてんだ)たまねぎを使います。場合によっては卵を使います。卵を使うと料理名が変化します。基本的にはハムではなく鶏肉を使用します。
November 18, 2002
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今年の12月31日までに72000円を収めれば、私の72万円の借金の全てを納めきることになる。カードの借金なんかがあるから、全ての借金と言うと語弊があるけれど、この72万円の借金は、10年かけて返済をしてきた息の長い借金だ。その借金とは何か。短大の時に学校から借りた奨学金である。正直言って、奨学金をもらいたくはなかったのだけどれど、2年生の時に、親からの仕送りが0になってしまったので、家賃対策として泣く泣く借りたのだ。にしても長かったな。10年間。私の現金がそのまま今修学中の学生の奨学金に当てられるなんて脅かされるととても滞納なんてできなかった。まあ、私の短大が今後もずうっと存続し続けるのかどうかはわからないけれど、とにかく、払うわよ。ここまできたら。って当たり前のことなのだけど。さて、東京で暮らしている時はそんなに欲しくもなかった自動車免許。この北海道においては、免許なしで生き抜くこと事態が問題であるので、借金返済を機になんとか取りに行きたいものだ。なぜ、北海道で免許がないと辛いのか。札幌にいる限り、地下鉄もJRもあるから大丈夫なんじゃないのか?って皆さんはお思いになるかもしれない。今の職場の私の立場は事務職。基本的に一日中事務所にいるわけなので、自動車に乗る機会がなからいい。でも、例え事務職であっても、こちらの求人は殆ど100パーセント要普通免許と書かれている。営業マンは殆ど全員社用車使って営業をしているし、事務の女の子も集金やら、買い物やらで自動車を使うのだ。今の私の立場と私の収入が続く限り、免許なんていらないけれど、こんなご時世。いつリストラされるかわかったもんじゃない。実際私はこの会社に救済される前にリストラされているし。あのリストラ事件で、働く場所があること事態がどれだけ恵まれているのかということを思い知ったので、今の仕事は、頭がおかしくなるくらい大変だけれど、死ぬ気でやることができている。まあ、収入が増えたことで、服やら靴やらも余計に買い込んでしまったし、交際費もかさんでいるわけだけど、ケチケチ精神で貯金を増やして、何かあった時のために自動車免許だけは取っておかなくては…今日、近所の自動車学校の費用を調べてみた。マニュアルで27万くらい。オートマで25万くらい。仮免落ちることを頭にいれても40万あれば取れそうだ。うううむ。これから大好きなボードの季節。毎週山に行きたいしなあ。免許取ったら車欲しいし、車買ったら、保険だ車検だ駐車代だで大変だしなあ。とりあえず奨学金を払い終わってからもう1度考えよう。
November 17, 2002
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ハードボイルドという言葉を想像する時、皆さん何を想像するだろう?単純和訳すると、ハードボイルド=硬ゆで卵半熟が美味とされる卵の常識において(常識ということにして)それは、美味ではなく、美しさに欠ける。しかし、その歯ごたえと、頑な姿勢にちょっとカッコ良さも感じてしまったりする。私のハードボイルドのイメージは、春樹さんのスプートニクの恋人の主人公スミレのイメージ。左右違う靴下を履き、真夜中の電話ボックスでたばこをふかしながら、今言わないと手遅れになると思う言葉を抱え込んでダイヤルをまわす姿。思念がどうとかじゃなくて、ただ単にビジュアル的に、真夜中になんとなく眠らずにたばこの数を増やし、バーボンのビンをあけていき、言い訳ひとつしない姿である。簡単に言うと、わざわざそんなことをする必要もないのに、生き急ぐ不健康さがハードボイルドな映像なだ。それが正しいかどいかは別として。私は離婚をしたその日から、自分が長生きするということに興味が持てなくなった。もっというと、早く死ぬべきだと思った。それは悲観的な意味合いではなく、そうならないことには自分の人生に辻褄が合わないんじゃないかと思ったからだ。今もそう思うけれど、少しずつ年を取っているので、そのうちに命根性が働いて200歳くらいまで生きたくなっちゃうかもしれない(笑)とにかく私は、健康フェチ、ダイエット大好きとうたいながらも痩せることはウェルカムだけど、健康についてはまあ、適当でいいやと生きてきた。好きな酒は好きなだけ飲み、禁煙してイライラするよりは、進んでパカパカタバコも吸った。私の肝臓と肺は壊滅的事態になっているかもしれないと想像し望むところだと思いつつも、あと何年持つのだろう?と感傷に浸ったりした。さて、今日、先月受けた健康診断の結果を受け取った。肝機能:A中性脂肪:A血液成分:A……全てA。つまり、肝機能はすこぶる上々で、体に脂肪分は足りないくらいだし、血液によどみもなく、何の心配もないとのことだった。自慢話みたいだけど、私は複雑です。だって、死ぬ思いで昼間の仕事をこなしながら水商売もやっていたというのに、どこもおかしくないなんて…一体どれくらいの無理をしたら私の体は壊れるんだ??再検査・入院・不治の病・感傷的な気分・自伝的小説の執筆という私の夢は30を超えて破れたり。なんなんだよ。私。薄命でないあたり、美人ではないのでと神様に言い訳されてるような気分になる。私を知っている誰か。私が薄命の美人だと言ってください。(笑)
November 15, 2002
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