昼の顔・夜の顔・ホントの顔♪

昼の顔・夜の顔・ホントの顔♪

めざせ!銀色夏生さん!!



思いつきですが私の自作の詩をアップ(笑)
中傷カキコ募集中(笑)

りんご

言葉にできない思いを溜め込んで、隠し切れない想いの強さが
真っ赤に色を染めるのかな?
誰にも気づかれずに静かな冬に身を投ずりんごのように
私の心は
今 冬の中


誤解されないように気をつけても
一歩踏み込むのが怖かった。
注意深さも
時には仇と教えてくれたあなた。
あなたの笑顔の裏側にきづくべきでは無かったのですか?
流れては消えていくメロディのように
通り過ぎれば良かったのかな?


公正など誰も求めてはいなかったのに
あなたさえも
なのに私は正しいかどうかだけを
真剣に考えすぎて
青い夜にひとりぼっち。


質問されることが愛の深さだと。
言葉で伝えなければ不安だと
いつもいつも思っていた
あの頃の私。


立ち止まってはダメだと思った。
今は走る。白い道。
通り過ぎる景色の中に
大事なものを見落としたとしても
誰がそれを責めるだろう。
走る。走る。雪の小道を
あなたの背中が
私の全て。

そこにはきっと
目で見えるものだけでは足りないの
知っていることは
真実だとは限らない
私がそんなことを言ったら
あなたはびっくりするのかな?
びっくりの後に
引き伸ばされた沈黙が
とてもとても恐かった。
ねえ、私たちは、そんなに真剣に
向き合う必要がなかったから
大きな波が押し寄せて
そこで初めて
見えないものを探り合う
「熱っぽさ」を失って
格下げされた恋心
私たちはこれから何処へ行こう
私たちの心は何処へゆく途中なのだろう?


思いの深さを抱えたまま
あなたを見送る駐車場。
絶対こっちを見ないでね。
にっこり笑っていても
きっと気付かれてしまうから
さようなら。
さよなら。君と
過ごした1年は
この雪の中からはじまったんだよね
あの頃も小さくなるまで見送った君のワゴン
ポプラに邪魔されて見えなくなるまで
今日も手を振るよ
きっとまた誰かに恋をするから
きっと私は大丈夫
言葉を呑み込んで心配する君の癖
君の全てが好きだった
さようなら
さよなら。あなた。


白ウサギを笑ったね。
深いところにハマってもがく私を
大笑いしながら救出してくれた大きな手。
慣れないことも君と一緒なら
いつだって大笑い。
冷たい雪に真赤な頬。
全てを解かすのが
君の優しさ。
どうしてあんなに楽しかったんだろう。
どうしてこんなに離れてしまっても。



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