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柿崎和泉守@ Re:『天と地と』 Heaven and Earth(04/25) 映画で残念に思ったのは、まず刀八毘沙門…
背番号のないエース0829 @ Re:『ベルリン 映画「風の電話」に、上記の内容について…
Jul 12, 2008
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カテゴリ: Movie



商用で車を走らせるデビッド・マン(デニス・ウィーバー)。やがて前方に旧型のタンクローリーが姿を現す。ノロノロ走っているので追い抜いたが、タンクローリーは猛スピードで抜き返してくる。闘いの始まりだった・・・。


日常が突然非日常となってしまった状況を描いたもので、 『トワイライトゾーン』 と同じ趣向である。物語の背景や登場人物を簡素化したことでリアリティが増し、明日、自分の身に起こっても不思議ではない、独特の世界を出現させた。

特に秀逸だったのが、タンクローリーとその運転手の描写。タンクローリーはまるで生
き物のように描かれ、ラストの転落でも爆発したりすることなく、まるで息絶えたようにタイヤが回転を止める。ホースから滴るガソリンは血液だ。そして運転手は最後まで顔を見せず、腕と靴しか見えない。運転手の異常性を際立たせると共に、ドライプインのシーンを盛り上げるのに効果的であった。


主演のデニス・ウィーバーが警部マックロードとは正反対の小心者を演じていたのが印象的。今でも数年に一度くらい観たくなる作品である。

田舎のおばさん役といえばこの人。ルシル・ベンソン。
同監督の 『1941』 『大陸横断超特急』 である。

監督:スティーヴン・スピルバーグ
製作:ジョージ・エクスタイン
原作:リチャード・マシスン
脚本:リチャード・マシスン
撮影:ジャック・A・マータ
音楽:ビリー・ゴールデンバーグ

1971年・アメリカ / 90分 / 評価:4.5点 / 子供:○






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Last updated  Jul 12, 2008 11:59:39 PM
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