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前回空中都市を目指す音楽少女メディと出会った。ある山のふもとで休憩していた少女はそこまで道を歩いてきた私に話しかけてきた。何やらこの先に空中都市があるらしい。そこにはたくさんの人がいるという。そもそも空中都市なんて始めて聞いた。物語か何かで読んだ事があるのは思い浮かんだけど、どうやらその話は本当らしい。少女の話に寄るとその空中都市には珍しいものが多数おいてあるとか。記憶がないと知った少女は私の手助けをしてくれるといい、その手始めにこの空中都市のどこかに眠る記憶のかけらという石を見つけようと言い出したのだ。そんなにこの空中都市は発展している町なんだろうか。本当にその石があれば私は記憶を取り戻すことが出来るのか。考えて答えは出なかった。分かるのはただ一つこの道の続く永遠の場所にこの音楽少女がいて、この少女は私に必要な存在だということだけだった。この少女と会わしてくれたのも私の道が導いた偶然なのだろうかなどいろいろな考えが出てきたが、考えても仕方なかった。ただ知っていることは今この少女と空中都市を目指しているという真実だけだた。そして少女と歩いて2日ほどたったある日山の頂上に何か上に上るエレベーターみたいなものが見えてきた。私はそれを見たとき驚いた。地上と空を結ぶ道がこうして完成していることにかなり驚いたのだ。私の他の友達の話でもそんなことは絶対に作れないというのが本音だったからだ。しばらくそのエレベーターを眺めていたら、「この上にこの国2番目の街、エルカレスがあるんです。エルカレスは空中に浮かぶ都市で機械工業の発達は一流を誇る人達があるまり、その下にいろいろな商人が集まったところから空中都市が出来始めたそうです。なんとその商人の中には闇組織に関わるやつらもいるという話もあります。私はまだ一度も闇商人は見たことはないのですけど、何やらレアアイテムに関わる話なら何でも知っているとかいう話は聞いたことはあります。」少女は新しい都市に向かうのに目を光らせながら、私にそう説明をしていた。「さっきの話にも出た記憶のかけらって何なんですか?」と私はふと感じたことを聞いてみた。少女はそうでしたと言わんばかりの表情で、「それでですね。その闇組織に関わる連中が何やら最大都市で作るものに必要なアイテムがあって、その名前が記憶のかけらと呼ばれているんです。街の間では闇組織のことをラーケンと呼んでいて、記憶のかけらのことをイン・キジョールと読んでいます。そしてその記憶のかけらがあればどんな願いでも叶えられると言われているのです。だからその記憶のかけらがあればジェアロさんの記憶も戻ると思うんです。」と話している少女に私はまた聞いてみた。「どうしてメディさんは私のことをそんなに考えてくれるんですか?そのかけらがあればあなたの好きなことも出来るのでしょう??」すると、「私のしたいことですか、それはもう叶っています。私はこうして音楽をやりながら旅をすることが私の願いです。一番叶えたい願いがあったとしても、それは不可能なことなのです。そう不可能のことなんです。」そう悲しそうに答えた少女に私は、「不可能とはどういうことですか?」と聞いてしまった。私は聞いてはいけないことを聞いてしまったような気がして、「言いたくなければ別に話してくれなくてもいいけど、良かったら教えてくれませんか?」と言ってみた。すると少女は顔を少しあげて、「私には兄がいたのです。その兄は回りの悪い人達にいつも殴られながら、私を守ってくれました。でも私は何も出来なかったんです。そしてある時、その悪い人達が兄をどこか遠くへとつれさって行きました。そしてそれから3日たったある日、兄が死んだという話題が流れました。信じられず私は兄の元に向かいました。そして、そのとき見てしまったのです。私の兄は屍のようになって生きているとはいえない感じで歩いていました。死んではいないけど、なんか兄がおかしかったのを見て私は兄が向かうとしていた施設を除いてみたのです。そしたらそこはゾンビの集まりの場所だったのです。そして兄もゾンビになっていました。何故そうなったのかは分からないけど、おそらく私のせいで兄はあんな姿になったのだと思います。あの時私が少しでも兄の手助けが出来ればあんなことにはならなかったのに・・・・・・・・。」と悲しそうに話してくれるメディを見て、私はこういった。「ゾンビは直せなくても、まだ心は生きているはずです。メディさんが心に兄を思っている限りそれはなくなることはないはずです。だからあきらめないで下さい。私も記憶を取り戻すために頑張って歩きますので、どうか元気を出してください。」と言った。すると少女は笑顔で微笑んで、「ありがとう、ジェアロ。その気持ちだけで嬉しいよ。でも死んだ人間はどうやっても生き返らないんだ。それにあなたの記憶を取り戻してみたいと思ったの。だから心配しないで記憶のかけらがなくても私は兄を救うことが出来るって信じているから。」そう言い張る少女を見て、「それなら手伝ってもらおうかな。私の記憶を取り戻してもらえないか?」と私はあらためて少女に訪ねると、「はい、ジェアロさんと会ったのも何かの縁だと思うしよろしくお願いします。」と今まで見せたことのない笑顔で笑って言ってくれた。そして私達は空中都市に入った。果たしてここでどんなことがあるのだろうか。記憶のかけらとは一体何なのだろうかなどと考えながら、歩いた。今見ているこの場所を私は永遠と続く道の一つとして今日も私は歩いていた。ーーーーーーーーーーーーーーーー終わりーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
February 6, 2008
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私は小屋を離れてもう随分と歩いた。私はこの剣も前の砂時計と同じ意味を持っているのだろうかという新しい考えも生まれた。しかし、考えても何も思いつかず私はとにかく歩く事にした。歩いていれば必ず全ての疑問や謎が解決するだろうと思ったからだ。私はある時一人の少女と出会った。その少女と出会った場所はちょうど次に進もうとしていた大きな大きな山のふもとだった。その少女はどうやらそこで休憩していたらしく、私を見てかなり驚いていた。そして、「あなたはもしかしてこの向こうの海岸から歩いて来たのですか?」と聞いてきた。私はその少女の持っていた楽器に眺めながら、「はい、私はこの向こうのお城があるところからずっと歩いて来ました。」と答えた。その少女はその答えを聞いてびっくりしていた。そして、「あそこの村やお城はすでに滅んでいたはずですけど、あそこに何か用があったのですか?」と聞いてきた。「私は私が何のためにこの道を歩いているのか確かめるために今まで歩いて来ました。前に訪ねたお城にはこの剣を届けるために行ったのですが、すでに敵の兵士にやられていたのです。」と答えた。そしてその少女は私が持っていた剣を不思議そうな感じで眺めて、「ずいぶんと珍しい剣ですね。ここの月下山にも何か用があるようですね。その剣はどこで渡されたのですが?」と聞いてきた。私はこの山は月下山という名前なのかと周りを見てから、「渡されたというかある島で託されたのです。手紙とともにこの剣の場所も書いてあったのでその人が渡そうとしていた殿様に届けようと思って持ってきたのです。」と答えた。 その少女はその話を聞くとなんだか私に興味を持ったらしく、「それは大変な旅でしたね。私の名前はメディ・スクローテといいます。外国の音楽家です。ここにはある空中都市があるとかいう話を聞いていたので、その場所に向かう途中なんですよ。ところで、あなたの名前は何ですか?」そのとき、私は思った。私の名前!?私に名前なんてものがあるのか??私はずっと歩いてきたがそんなことは一度も考えたことがなかった。ましてや自分の名前は何だろうとは思わなかったのだ。少女は困っている私を見て、こう言った。「もしかして、自分の名前も分からないんですか?それとも答えたくないだけとか。」私は正直に「はい、名前は私にも分からないんです。ただひたすら道を歩いてきただけですから。」と答えた。少女は一時考えてこう言った。「ということは記憶喪失なんですね。それは大変失礼なことを聞いてしまいました。すみません。」 私はあまりにもすまないという顔をしているこの少女を見て、「いえいえ、私も本当に思い出せないんです。良かったら好きな名前で呼んでもらってもかまいませんよ。」と急いで答えた。少女は嬉しそうに「えっ、私が名前をつけていいんですか?じゃ、それなら・・・・・・・・。」少女はいろいろと考えているような顔をしてからこう答えた。「あなたは記憶がなく剣を持ち旅をしているということでジェアロさんっていうのはどうでしょう?」私はこの少女を見て考えた。何故そういう名前になったのだろうかと不思議に思っている私を見た少女は泣きそうな顔をして、「やっぱりそんな名前はダメですか?」と聞いてきた。私は名前なんかどうでも良かったので、「いえ、それで結構です。それよりもメディさんは空中都市を目指して行っているということですけど、ここからその町は近いんですか?」「はい、私もここにやっとのことでたどりついたばかりだから良かったら一緒に空中都市まで行きませんか?」「えっ、案内してくれるんですか?」と急に一緒に行こうと言ってくれた少女にそう答えた。「はい、良かったら何ですけどね。」「是非、お願いします。ありがとうございます。」と私は少女にお礼を言った。「では、さっそく向かいましょうか?ここからそう遠くないので明日辺りつくと思います。」私はそしてこの音楽少女と山を登ることとなった。どうやらこの頂上に空中都市のある移動場所があるらしい。この親切な少女と山を登りながら、私は今日も歩いていた。この山の上にある空中都市で一体どんなことが待ち受けているのだろうかと考えながら、私は今日もこの永遠と続く道を歩いていた。初めての一緒に行くその少女と共に私は次に目指す空中都市へと向かっていた。 ーーーーーーーーーーーーーーーー終わりーーーーーーーーーーーーーーーー
February 6, 2008
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私はお城を出て一時歩いていた。前回お城で誰もいなくなった光景を見て、探すことを決意したのだが本当にどこかにいるという保証はないのだ。でも私はサイアが生きて子供を産んで、過ごしていると思っていた。本当に保証はないのだが・・・・・・・・・・・・。私は行くところも分からずただ歩いていた。でも道がそこにあるから歩いているのだ。そして私はこの道をちゃんと行くためにいろいろな試練があることも分かってきた。たとえそれが関係がない試練だとしても。私は永遠と続く道を見ながら、剣のこととかお城のこととかを繰り返して、思い出していた。初めは何も考えずに歩いていたはずなのに、今でもたくさんのことを考えて歩くようになっていた。本当に不思議だった。ある日、森を歩くと遠くの方に何か小さな小屋みたいなものを見つけた。初めは何だか分からなかったけど、大体影の形を見るにつれてそれが何を示すのかが次第にわかっていた来たのだ。これも経験の差なのだろうかとも考えた。そしてその小屋にたどりついたとき、私は思った。この小屋はかなり古いところを見ると移動した兵士達が休憩場所として使っていたのだろうということが分かった。そして彼女サイアもこの小屋を使い、またどこかへ行ったのだという考えも出てきた。ここは多くの兵士には知られてないが近くの兵士には分かる場所だったらしく目印みたいなものがたくさんあった。例えば、お城から見たときに見える薄い影とか。実際そこまではちゃんと見てはいなかったのだけれども私は結果的にここにたどりついた。道を歩く事でここに来たのだった。私はさっそく小屋の中に入った。中には特に何もいいようなものはなかったが、一つだけ目に止まるものがあった。それは砂時計だった。砂時計って言ってもかなり普通な感じの砂時計でその他に何も特徴がなかった。私はその砂時計を持ち、何に使っていたのだろうかと思った。砂時計っていうと時間を計るためにあるものなのに、ここには何も時間に関係しているって感じでおいてあるとは思えなかった。理由は一つだった。お城からかなり近くにある小屋だったので、砂時計があってもあまり意味がないような気がしたからだ。普通の人の考えでは砂時計というとお風呂のところのサウナーとかに使うっていうのが普通の考えだろう。私は一時砂時計を見ていた。そして時間は過ぎ、外に出てまた歩きだそうとしたときはちょうど夕方だった。私はこの砂時計は見ているだけで時間が過ぎていく普通だけど不思議な砂時計だなと思った。そして夕暮れのときに、その砂時計を空高くあげて見た。そのときは何も考えずにただ砂時計を夕暮れにあげて見たのだ。するとどうだろう。その砂時計の砂が夕暮れの日差しを浴びて色鮮やかな赤や黄色、緑や青などど入った砂のようにきらきらと光ったのだ。これは本当に普通の砂時計だと思った私は少し思い違いをしていたのだ。これは普通ではなく、ある旅する商人がこの夕暮れを見たときに砂時計を空にあげたときに綺麗だと感じてそこの小屋に置くことにしたのだ。私はこんな小屋にこんなにも美しいものがあったのだなとあらためて感じた。そしてその砂時計を元に戻し、また新たな気持ちで歩き出した。今日も私は歩いていく。新しい体験をした私は今度はどんな試練が待ち受けているのだろうという気持ちで永遠と続くこの道を歩いていた。 ーーーーーーーーーーーーー終わりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
February 6, 2008
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私は船を使って、鳳さんが目指そうとした村へ行く事を決意した。話に寄ると前の協会からすぐ近くのところにあるとのことだ。残念なことに彼の乗っていた船は海の被害にあってしまい、村まで行く事はなかった。というところからかなり近くに村があることが分かった。でも他の人はその被害で死んでしまい、鳳さん一人しか残らなかったため、彼はこの協会から向こうへいくことができなかった。理由はおそらく海を泳いでいったとして、いつたどりつくか分からないからだった。もし、行ったとして水害にもあったら届け物は永久に殿様のところに行く事はなく他の兵士に見つかるだろうと思ったからだ。私が船に乗った3日くらいたったある日、前に大きな大陸が見えた。そしてそのすぐ近くにかなり大きな村があるのが見えた。あそこがおそらく彼が言っていた村なのだろう。私はその村を見たとき、その光景に驚いてしまった。なんとその村は廃墟となっていたからだ。私はこの村はかなり前に滅んでしまったのだろうと予想はついた。理由は近くの村の家の中はかなり荒らされており、家も誰かがあらそった後があったからだ。私は近くに鳳さんが行くはずだったお城を探した。その村にはお城はなかった。おそらくその村は航海するときに船を借りたところなのだろう。私はしばらく家の中に入り、なんとかお城の場所の地図見たいな物を探してみた。しかし、家はどれもあらそった後で、何も見つからないだろうと思ったとき目の前の家の中に 一つの書きかけの手紙を見つけた。その手紙には、「お殿様へ この村に敵の兵士が来るとの報告があり、3日が経った。その敵兵士はかなり大勢いるという話を耳にしていたので、この村に被害がないとも限りません。お城にはここから3つほど山を越えたところにあるので、今動くのは敵に場所を教えるのと同じことですので行く事が出来ません。私はあの使いの者達が戻って来る日まで待っているつもりでしたが村のものと相談して逃げることにします。あっ、さっそく近くに敵兵士が来たみたいです。殿様もし、この手紙をここに来たときに見たときはどうかあの剣が届くまでこの村を復興させて下さい。戻ってきたときにまた村で生活できるようにしたいのです。最後に剣が戻って来るまでこの村にいることが出来なくてすみませんでした。 殿様を愛する民 サイア 」という手紙だった。この手紙を書いた後彼女も逃げたのだろう。私が見つけたのも偶然家が壊れて、どこかに置いておいた手紙が落ちたのだと思う。というとおそらくお城も敵に落ちてなくなっているだろうと検討がついた。しかし私は一応確認をしようと思い、村の近くにあるというお城まで歩いて行くことにした。道を歩いていく度に、人の死骸が散らばっていたのを何度か見た。おそらくこの者達は敵の兵士と戦闘する際に負けたのだろう。なんともかわいそうな人だ。そして3日ほど歩いてときに、前に大きなお城が見えてきた。お城は予想していた通り、ボロボロになっており、元のお城の状態を保っているのがやっとという感じに見えた。中はかなり荒れており、人の死骸もかなり多かった。最上階近くに行くと二人の死骸が見つかった。おそらくこの二人の一人は敵兵士の隊長ともう一つはここの殿様だろう。ここで戦闘があった際に敵の隊長兵士は殿様に勝つことが出来たが、最後に死にかけた殿様に後ろを剣で突かれて傷をおい、どうやら命が尽きたらしい。なんとも残酷な話だ。私はこれでは剣を渡す相手が死んでいるのでは渡せないと考えた。そして私が来た道の試練の一つだなと感じていた。目的はまだ分からなかったけど、なんとなくだがそう感じていた。私はこの剣を持って来たのだが渡す相手がいないと知り、次に何かやることはないかと思った際に手紙に書いてあったこのサイアという女性を探す事にした。今は生きていればちょうど子供がいるはずだった。私は子供がいないとも限らないと思うことが出来ず、なんとかいると断言できたのが不思議だった。私はそしてまた歩いていく。今度はサイアの子供を捜すために歩いている。今までいろんな道を歩いていたが、明確になっていく道を一つ一つ味わいながら私は今日も永久に続く道を一つ一つ歩いていた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー終わりーーーーーーーーーーーーーーーーーー
January 16, 2008
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あれから私は日記に書いてあった通り、裏の墓場でその人が作った教会へ入るための入り口を探した。そしてちょうど墓場の真ん中くらいのところでその入り口は見つかった。私は恐る恐る中へ入って言った。そして食料倉庫の前に来た。一体この食料倉庫の中で何があったのだろうか?何故船に乗っていた二人が消えたのだろうか?と考えた。そして、しばらくしてここにずっといるわけにも行かないと思い、思い切ってドアを開けてみることにした。そこは普通の食料倉庫だった。あれほど自分が緊張して開けたのにただの食料が入っていた倉庫なのかと思うと急に力が抜けた。では、一体なんでそんな事件が起こったのだろうか?と思った。そしてその腐った食料倉庫を掃除して見ることにした。そうしたら何か手がかりがあるかも知れないと思ったからだ。そしてその予想は見事に的中した。その中には手紙が一切れおいてあったのだ。その手紙はなんと宝の地図らしい。その宝を隠した人の名は鳳 健之助という人だった。おおとり けんのすけ??何でこんな人がこんな場所にいるのか。その手紙の裏を見ると文字が刻まれてあった。「私はある殿様からある大陸を調査するために船に乗っていたのだが、突然の事故にあってしまいここにたどりついた。ここは教会しかなく、食料もない。こんな場所では生きていくことは出来ないのだろう。私は殿様に届けるはずだった伝説の剣ーヘルンソードーと言われる武器を手に入れた。ここに置いても悪者に取られるかもしれない。それならこの剣を別の場所に隠そうと決めた。この宝の地図を見つけたものにこの剣を授けよう。どうか大切に使ってくれることを願う。」と書かれていた。私はなんとなく二人がいなくなったのか予想がついた。おそらくこの二人はここでこの手紙を拾って、お互いの宝目当てであらそったのだろう。最初の人はこの手紙を見つけた後その場所を別の紙に書き取り、この場所へと戻した。次に来た人はおそらくある程度場所を確認するとそこにいるかも知れないと思い、その場所へと向かった。確かにそこに宝はあった。しかし、二人がそこで出会ったことで奪い合いがあって、一人を殺したがその相手もなかなかしぶとく最後に持っていた武器で相手の急所を狙った結果結局二人とも死んでしまい、そういう事件になったのだ。なんとも情けない。信頼していた相手を裏切り、最後には死ぬなんて。私は剣を持ち、鳳さんへの思いを殿様に届けてやろうとまた歩き始めた。永遠と続く道は本当に残酷だ。しかし、この道であったことは必ず私と関係があるか。ある人の願いがこもっているのだろう。と気づいた。私は今日も歩いている。船を使い、その先に村があることもなんとなく分かったからだ。もうすぐ村がある。次はどんなことが待ち受けているのだろう。そう考えながら、今日も私は歩いていた。 ーーーーーーーーーーーー終わりーーーーーーーーーーーーーーーー
January 16, 2008
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私は前回洞窟で出た後、しばらく歩きボートを見つけた。そして向こうに見える教会の孤島へ向かったのである。私がついたその教会の場所は固く閉ざされたところだった。そして・・・・・・・。 私は教会の周りを歩いてどこか中に入れそうな入り口を探した。しかし教会の周りを探したが、どこにも入れそうなところは見つからなかった。こんなに硬く閉ざされたドアでは中に入るのは無理だろうと思ったときに、教会の裏の方の墓場近くで一つの日記を拾った。その日記には、(私はあるとき、他のメンバーと船で移動しているときにこの場所を発見した。初めはとても綺麗な教会だった。私は皆とこの場所を我らの秘密の場所として使うはずだった。しかし、ある時この教会で奇妙な事件が起こった。初めのうちは皆が疑い、そんなことはないだろうという意見が多かったのだが次第に騒ぎは大きくなった。その噂とはこの教会には悪魔が取り付いているという噂だった。そして教会について数日が過ぎた時に私達はこの教会を疑った。理由はある日食事当番で倉庫に行ったメンバーの一人がいくら待っても帰って来なかったのだ。船で逃げたのかと思ったけど、船があるのを確認した仲間がいてもう少し待つことにした。何日何時間待つけど、結局帰っては来なかった。次の日、待ちくたびれたメンバーがまた食事を作るために倉庫に向かった。しかし、またしても帰って来なかったのだ。私達は全員で6人いた。私はある時仲間に私がもう一度見に行くから待っていてくれと頼んで、倉庫に向かった。倉庫は地下にあった。私が食料倉庫に入ろうとしたが、仲間が死んだことを思って入れなかった。そして仲間にそのことを伝えようと上の方に戻ったが、誰もいなかった。船の方にいるのかと思ってドアを開けようとしたけれど、ドアは開かなかった。そして何か開けられそうな物は残ってないかと机を見たとき私は目を疑った。そこにこれ以上仲間を失うのは嫌だ。すまないが私達はここから出ていくことにした。ドアには木の板を張って入り口は封鎖する。最後に本当にすまない。と書かれてあった。おそらく私が中に入ったのを見て、私も死ぬと思ったらしい、私は裏切られたのだ。私は何とかして出ようと決心した。 そして無理だと知るとあらかじめ持っていたナイフで土を掘り抜け出す決意をした。そして数日やっと出ることが出来た。墓の真ん中に抜け道を作り地下を通って抜け出した。結局食料倉庫にはあれ以来行ってない。私がこの文を書いた次の日にはおそらく死ぬだろう。最後に一言私は仲間に裏切られて、ここで死んでゆくだろう。しかし、この日記を読んだ人に書く。食料倉庫に何があったのが、確かめてもらいたい。そして二度とこんな事件が起きないようにしてくれ。頼む・・・・・。)と書かれていた。そして私は食料倉庫へ行くことにした。 ーーーーーーーーーーー終わりーーーーーーーーーーーー
January 4, 2008
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あれから私はず~っと洞窟の中を歩いていた。ひたすら線の引いてあるかのような道を歩きながら、私は洞窟の奥へと進んでいた。あるとき、洞窟の中でいつになったら出られるのだろうと不安になることもあったけれど私は歩くのをやめなかった。何故ならこんな洞窟の奥で歩くのをやめてしまったら、誰も気づかずに死んでしまうかも知れないと思ったからだ。 私は歩いて歩いてひたすらまっすぐ歩いていた。そしてある日私はやっと洞窟の外に出ることが出来た。洞窟を出たときの感想と言えば、何かをやり遂げたような気分だった。今はまだ先にいけることが出来て本当に嬉しかった。でも私は周りの光景を目の辺りにして足を止めてしまった。ほんの一瞬出来事だったけど、私は一度足を止めてしまった。理由はなんと洞窟を出た先は周り一面湖だったからだ。私はなんとか向こうへ行くことが出来ないか考えてみた。そしてここで立ち止まっているのはなんだか悪いと思い、とりあえず歩いて何か向こうに渡れそうなものを探そうとまた歩き始めた。私はここは本当に湖が多い場所だなって思いながら、歩いていた。そう私が湖と関連したのはこれで3回目だからだ。最初はオアシスのところで。次に洞窟の中で。そして・・・・・・。だから本当にここは湖の多い場所だなと感じたのだ。しばらく歩いていると向こうの方に何か島みたいなものが浮いているのに気づいた。私は何があるんだろうと気になった。そこには何やら大きな家が一件あるだけの島だった。こちらからじゃ何の家だか分からなかったが、私の次の道はきっとあそこを通るのだろうという検討がついて私は近くに何か渡れそうなものがないか探した。そしたらちょうど近くの海岸でボートを見つけた。どうやら向こうの島のボートが流れてここの海岸にたどりついたようだ。私はこれで向こうの島に行けると思った。これで歩くのをやめずにすむという考えより今はあの家が何なのかというところに私はかなり興味を示していた。私はボートに乗り、さっそくその場所へと向かった。なんとそこは大きな教会だった。向こうにいたときは気づかなかったのだが、教会の上の方に大きな十字架があった。私は歩いて中に入ろうとした。そして入り口についたとき、教会の入り口はたくさんの木の板で囲まれてあり閉鎖状態だった。私は拒んでいるかのように教会の入り口は木が張り巡らされていたのだ。 そして私はこの家もまた私が通る道の一つなのだから、避けて通るわけには行かないのだろうと考えて近くに中に入れそうなところを歩いて探した。 ーーーーーーーーーーーー終わりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
January 4, 2008
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私はある街に住む一人の住人だ。私はいつも同じ空を見ていた。上がっては下がり、下がってはまた上がるそんな月を見ていた。月は時が回っているっていう事実を一番分からせてくれる。私はいつもそう思った。月が回ると時が進む。これは止まることのない永遠の事実だった。 私は毎日の嫌気がさしていた。何故なら、嬉しくもないときに笑顔を作ったり、未熟なのに完璧だなどという世の中だからだ。何故こんな世の中になったのだろう。私は今さら考えてみた。こんな世の中に救いの手はあるのだろうか。これは誰もが一度は考えるはずの内容だった。何故誰もが考えると思うのかというと世界の悪いニュースを見ていれば必ずそう考えてしまう人がいるという意味でのことだ。 毎日事件やら殺人の繰り返し。いつになったら平和な世の中になってくれるのだろうか。それはここを毎日回り続けているこの太陽や月でも分からないだろう。それを知っている者がいるとすれば、神だろう。人々はやる気をなくさずに行動をしていることが唯一の救いだ。その行為があるからこそまだこの世界は成り立っているに等しいからだ。あきらめたらそこで終わりと言っていた人がいたが、それは本当らしい。事実私もあきらめていたら、ここにこうして生きていることはないのだから。でもこの充実した世の中でもたくさんの人が命を粗末に扱う。生きてきたことをなくしたい。自殺をして自由になりたい。そういう人達もいた。本当に馬鹿な人達だと思う。死んでも自由になりたいなんて・・・・・・・・・・・・。そもそも死んだら何も出来ないじゃないか。だから私はいつもこう思うようにしている。人はやる気を出している。それはどこからもらっているのかというとそれは毎日のように出ては消えて、消えては出てくるこの太陽からもらっているのだ。 太陽は元気を与え、夕暮れはやる気を与え、月は安らぎを与える。私はそう感じていた。だから私達は朝は元気に活動し、夕暮れになると明日のために少しでも頑張ろうという気になり、夜は使い切った元気を寝て回復するのだ。 これはほんの一部の考え方だが、私はこういう風に活動していく人達をすごいと思う。人々がこんな生活を遅れるのも太陽や月があるからこそだ。 私は今日も沈んでいこうとする夕焼けを眺めながら、そう思っていた。 ーーーーーーーーーーーーー終わりーーーーーーーーーーーーーーーーー
December 12, 2007
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オアシス出た私はまた一時歩いていた。私は今もこの砂漠を歩いているのである。私はこの永遠と続く道をまだ歩いていた。私は未来に少し近づけたのだろうか。本当にこれで私の本当の未来が完成するのだろうかと考えたこともあった。でも知っているのは神様だけだろう。今の私はこの道をひたすら前に前に歩いていくだけだから。でもそれは私にとってとても過酷だということは分かっていた。しかし、歩くのをやめる訳にはいかなかった。私は先にどんなことが待ち受けていようと今は乗り切られると信じていた。いや、行ける自信に満ちていたのだ。私は砂漠を歩いて、また何日か過ぎたときにずっと奥に砂漠の終わりと同時に一つの村が見えてきた。私は道は次はどうやらそこに続いているらしい。 私は歩いて歩いてやっとのことで村まで歩く事が出来た。村についた私はそこで一人何か訳を分からない商人と出合った。私は初めは聞いていた。その商人の話によると世界に一つしかないと行けれる不思議な壷を持っているというその壷はなんと不思議な力を持った壷らしい。私は回りにいる人と一緒になってその話を夢中に聞いていた。私は話を最後まで聞きたいと思って最後まで聞いていたのだが、回りの人達はある程度話を聞くと興味をなくしたようにその場を離れていった。最後に残ったのは商人と私だけになった。私は商人のその壷は私の未来と一体何の関係があるのだろうかと考えた。たまたま偶然その商人にあっただけで、意味はないのだろうかと思った。でもここにいるから何か意味があるのだろうと思った。私はその商人から壷を買うことにした。でもその壷を見るけど、どこにも変わったような感じはしなかった。私は結局騙されたと思いながら、歩き続けていると急にその壷が光出したのである。その壷の光は向こうにある山のふもとを指しているようだった。でも私は何故壷が光っているのかが分からなかったが、これも私に与えられた一つの試練だと思い、その山に向かって歩きだした。その山のふもとにあったのは、果てしなく続く洞窟だった。村の人の話に寄るとここは麗しの洞窟という名前らしい。何故、そういう名前になったのかを聞くと昔ある少女がある男性と恋に落ち、その悩みをこの洞窟の一番奥の湖に話していたのだという。湖というと先ほどオアシスを通ったとふと、思った。オアシスとは違う意味があるのかは分からないけど、これも私が進むための道に違いないと考えた。私は洞窟の中に入ってずっと奥の方へと歩いていた。そしてその湖の方に歩いていくとその壷は急に光だし、一人の少女を写した。その少女はこう言っていた。「私はその男性を本当に愛していた。しかし、あるとき一人の謎の魔道士にあの人は悪魔だと言われ、壷の中に封印されていました。私はそのことを伝えることが出来ず、その男性との恋は失われていきました。せめて、最後に会いたかった。」そういうとその少女は消えていなくなった。おそらくその男性は彼女の急にいなくなるのはきっと自分のせいだろうと自分を責めてこの町を去っていったのだろう。ある時代のある一つの恋の物語であった。私はなんともいえない気持ちになった。何故、私の未来のこのことを私に伝えたのだろうと私は思った。私は戻ろうとしたとき、私の永遠と続く道はこの先を示していた。私はここを通るためにこの壷はここを指したのだろうか。それとも彼女は私にこの事を伝えたくてここに導いたのだろうか。私はいろいろ考えたけど、なんかどうでもよくなった。とにかく私の未来はこの先へ行けとそう言っているのだ。理由はどうであれそれだけで十分ではないだろうか。私は今日も歩いていた。大地を超え、草原を超え、森林を抜け、砂漠を抜けることが出来た私が次に歩いている場所は途方もない洞窟であった。私は今日も歩いている。この暗闇の洞窟を。永遠と続くこの道を。そしていつか私の求めている本当の未来を見るために・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ーーーーーーーーーーーーー終わりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
December 11, 2007
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私は歩いていた。あの嵐の後はかなり静かだった。あの砂漠地帯の一部の出来事は何だったのだろうか。私は今日も歩いていた。果てしなく続く砂漠を。そして永遠と続く私の未来の道を。歩いてもう何日かが過ぎていた。今、思うとあの嵐の通った砂漠が遠い昔の出来事のようだった。私は今も前を向いてひたすら歩き続けている。前に何か見えるのを期待して歩いていた。そんなある日私は砂漠の向こう側に一つの島みたいなものを見た。初めは幻でも見たのかと思っていたのだけれども、歩いていくのつれてそれははっきりしていた。それは砂漠の中にたたずむ一つの休憩場所のようだった。私は聞いた事があった。砂漠の中には次の町に渡るために休憩場所というところがいくつもあったらしい。その場所は砂漠地帯の人はこう読んでいた。命の名水の場所、名はオアシスと言われていた。私は初めて目の前に幻と見えるオアシスを見ていた。本当に砂漠の中にある休憩場所だと思った。そこだけは緑の景色が広がっていた。永遠と広がるそこはまるで天使の楽園のようだった。私の道はそのオアシスを通っていた。私はふとのどが渇いて近くに見えた湖まで歩いていくことにした。私はそのとき湖が光輝いているのは太陽の光のせいだと思っていた。そして近くにいくと私は驚いてしまった。なんとこのオアシスは凍っていたのである。こんなに太陽に照らされても、こんな砂漠の真ん中にあってもオアシスは凍り続けていたのである。何かを縛り続けているように。私は疑問に思った。何故こんな熱い砂漠の中でこのオアシスは凍っているのだろうと。でもそれは何かが原因で凍っているの違いない。私は考えた何故凍っているのか。ここはそもそも私の未来につながる道なのだ。この凍っている原因も私に関係しているのだろう。私は一生懸命考えてみた。すると、ある一つのことを思い出した。そう、それは私は人を極端に避けて通ってきたのだ。人と触れ合い別れを悲しむのが嫌で人をかかわりを持つ事を私は避けていた。昔、仲が良かった友達とずっと一緒に仲良くしようねと約束して破られたときから私は心に誓ったのだった。こんな思いをするなら、永遠と人と仲良くしない方が私にとって一番の幸せなのだということを・・・・・・・・・・・・・・・・・・。私は今の光景から目が覚めて凍っていたオアシスに目を通した。きっとこのオアシスはそのとき私が決めて冷え切った氷の心なのだろうと私は思った。私はふと、近くに咲いてあった大きな大きな木の下の小さな花に向かって歩き出し、花の前でしゃがみ込んだ。そして花に向かって、「こんにちは、お花さん。私は今まであれからずっと一人で生きてきた。誰とも関わらないで進むことが私にとって一番の幸せだと感じていた。でも、それは間違いだった。必ず前を向いて歩いて行くためには必ず人と関わり合いにならないといけない。私は今をもって人とのつながりの大切さを感じた。お花さん、私とまた友達になってくれるかい?」と何故か考えてもいない言葉が口から出た。私は何故こんなにはっきりと言えるのか不思議だった。私はそれから凍っていた湖の方を見た。すると湖は凍ってはいなかった。きらきらと光を輝かせながらゆっくりと流れていたのである。私は歩くというのはとても大変なことなだなと感じた。私は明日も歩いていくだろう。永遠と続くこの道を。どんなことが待ち受けようとしているこの道を。そして見つけるのだ。私が探していた私の本当の未来を。そう、思いながら今日も残りわずかな時間を歩き続けていた。 ーーーーーーーーーーーー終わりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
December 11, 2007
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私はやっとのことで永遠と続く森を出ることが出来た。本当に永遠と続きそうな森だった。一時はあきらめかけた道もなんとか森を抜けることが出来て本当によかった。森を抜けた私は前に広がる砂漠を見ていた。砂漠はいろいろな人が渡るという話は聞いたことはあるけど、本当のところ私が歩くことになる道だとは思わなかった。この砂漠の道はさっきの森よりもかなり険しくなっているように思えた。私は今、また新たな道の前にいるのだと思った。そう思うと私はすぐに歩き始めようと考えた。この先にまた新たな道があるのだと考えてしまうといてもたってもいられなかった。私はまた歩いた。今度は永遠と続く砂漠を歩いていた。私はあるとき何故初めはこんなに厳しい道なのだろうかと考えた。私はそんなことを考えながら歩いていると、急にものすごい風が吹いてきた。初めはそれは偶然吹いたのだろうと思って、平然として歩いていた。でもそれは先に歩くにつれてかなり激しくなっていた。私はこの風を見て何かおかしいと感じた。いつもならこんなに激しく風は吹かなかったし、何より先に進むにつれて強くなっているということに違和感を感じていた。すると前の方にこっちに向かって来る何かとてつもなく大きな大きなものがあった。私はまだはっきりとは分からず歩くことを続けた。その影は宇宙を貫くようにしてまっすぐに続いていた。そのようにしてこちらに向かってきていた。私はそれを見たとき何か嫌な予感がした。どんな嫌な予感かというとなにやら近づいたら、もうこの世にとどまることすら出来ないと思うようなそんな予感だった。私の歩く方から強い風と何か大きな影があるのだと気づいても私は歩くのをやめなかった。だって、このような風と大きな影ごときに私の歩くのを邪魔されたくなかったからだ。永遠と続くその道の最期を見るために私は歩いているのだ。こんなところで止まるわけにはいかないのだ。とそういう風なことを考えながら、歩いていた。砂漠は本当は暑いところと聞いていたのに、この砂漠はかなり寒かった。こんな寒い砂漠は初めて見た。もう私の腕も動かないように激しい風が邪魔をしていた。もう近くに大きな風はいや嵐はグルグルと円を描き、こちらに向かってきていた。私は目の前の恐怖に一時動けずにいた。でも後ずさりはしなかった。どんな風が来ようとどんな大きな嵐が来ようと絶対に避けて通れない道というものがあるからだ。私は目の前の真実に立ち向かうために勇気を振り絞って歩き続けた。嵐は一時したら過ぎていった。私は嵐を無事超えられることが出来たのかと思って気絶した。あまりの安心感に起きたときどれくらい眠っていたのだろうと考えた。本当にあの強い風はなくなった。私はまだ続く限りの砂漠を歩くのを開始した。永遠と続く、砂漠の道を次なる場所を求めてまた今日も歩いていた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー終わりーーーーーーーーーーーーーーーーーー
December 4, 2007
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私は女神像を見てから、ずっと歩いていた。草原をひたすら歩いていた。最近は回り一面草原一色で、他には何も見ていなかった。初めは何もない道を歩いていたにしても、荒れ果てた大地を歩いていたとしても それほど退屈はしなかったのに今はこの草原を見ているだけでかなり疲れていた。大地を歩くよりも過酷で、何もない世界よりも険しい道。私は考えたこの草原の先には何が待っているのだろうかと。そして歩いていた。ふと向こうの方に大きい木がたくさんある森が見えたような気がした。私は近くに森か林があるのだろうか。と思った。急に私はその森が見たくなって歩く速度を速めた。先に何か見えるということはまた何か新しいことが起こりそうだと感じたからである。そして私はたくさんの木が立ち並ぶ木の前に立っていた。そして私が森の中に入ろうとしたときに、近くに大きな看板みたいな物がささっていた。私は木になってその看板を見た。看板には「この先無心で入るべきならず。無心は混乱の表し、 希望は先に道しるべの証。ここ誰も訪れなし、永久の扉。 誰も近寄るべからず、真に己を信ずるもの通る道なり。」と書かれていた。私は看板を見たときこの意味が分からなかった。そして看板の裏を見たら、裏にはこう書かれていた。 「さあ、進むが良い時の迷い人よ。新たなときが来たら先に進めるだろう。」と書かれていたのである。その看板を一通り読んだ私はとにかく森に入ってみることにした。森は普通の森らしく、あまり変わったところはなかった。私はこの分ならすぐに出られるだろうと思っていた。しかし、一向に抜けられる気配がなかった。何故か入って行けば入るほど深い森の中に入っていくようだった。私は森に入って何日かが過ぎた。私はそろそろ歩くのに疲れを感じていた。私はここで終わってしまうのか。私はこれ以上先に進むことは出来ないのか。と考えた時に、初めの森の入り口にあった看板のことを思い出した。看板には最初にこう書かれていたはず。この先無心で入るべからずと。ということは何か向こうへ行く希望の光が必要なのではないかと思った。次に無心は混乱の表しということは無心でいる限り他の迷いが起こるっていうことなのだろう。 そして永久の扉。誰も近寄るべからずというのは無心の心の持ち主は絶対に入ってはいけないということで、真に己を信ずるもの通る道なりとは、自分の信じた希望の光に向かってちゃんと進んでいけば、必ず出口に出られるということだと気づいた。そして私は最初に私が何故この道を歩いているのかを考えた。私がここを歩いている理由はそれは先にある私の本当の未来を気づくためである。私は今、初めて分かった気がした。私が信じたこの道は私の未来を気づくための道だということを・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。そしてこの道の結末には私の未来があるということを・・・・・・・・・・・・・・。その瞬間、ずっと前にいくつかの輝きを得た木がいくつか見えてきた。私はそれに向かって歩きだした。私はやっと分かったのだ。私が何故今までこの道を歩いていたのかということを・・・・・・・・・。そしてこの先どんな道にあるものに対しても負けずに歩き続ける事が出来るだろうと。今日も私は歩いていく。この果てしなく遠い道を。この永遠に続く道のりを。いつか気づき上げられる私の本当の未来を信じて、私は今日も歩いていた。 ーーーーーーーーーーーーーー終わりーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
December 4, 2007
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今も私は草原を歩いていた。永遠と続く草原を歩いていた。私はさっきまでいたウサギを思い出しながら、少しずつ先を目指していた。 ある日、私は目の前に大きなものがそびえたっているのに気がついた。まだずーっと先の方に何かとてつもなく大きなものだった。 今はまだそれがなんだか私にはわからなかった。しかし、それが終わりの場所だとも思えなかった。私は永遠と続く道のその間にある一つの物だと感じた。それは誰もが見てきて通ってきている場所。永遠と続くこの道の第二の場所だった。 空も果てしなく続いているように、この永遠と続く道も終わりはない。私はある日、その大きなものが何なのか早く見てみたいと思った。それは私に生まれた一つの感情でもあった。今までのところはただひたすらまっすぐに行ければ、それでよかったのだから。私は先にある何かを求めて今も歩き続けている。永遠と続くこの道を歩いているのだ。そして少し歩いていたときに、その前にあったものが何なのか大体分かり始めた。始めはかなり遠かったので、その姿はぼんやりとした見えなかったけど、今ではそれが何なのか。分かり始めていた。歩いた数だけその姿が見えてくる。なんとも不思議な光景だった。だから歩くのをやめられないと理由もある。 それは大きな人間だった。動いてはいないけど大きな人間。しかも女性だった。髪も長い感じで、形から見て女性だった。この女性は何故止まっているのだろうか?と私は思った。この草原にとどまる何かがあるのだろうか?とも思った。そして私はもう一つ考えた。動かないじゃなくて動けないんじゃないだろうかと。そうなるとこれは人じゃなくて石像だ。私があれからたくさん歩いてやっとはっきり見えてきた。なんとこれは女神像だったのだ。そうか、だから動かなかったのか。と少し楽しむようにして微笑んだ。歩くことをやめずに私はその女神像の前を通り過ぎていく。そして私はまた永遠と続くこの道をひたすら前に歩いていく。その間には何があるのだろうかと考えながら、今日も私は歩いていた。いつか私が求めているものが見つかることを信じて・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ーーーーーーーーーーーー終わりーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
November 14, 2007
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荒野を出たと思ったら、今度は広い広い草原に出た。この草原もまた果てしなく遠い道だった。荒野と違って色がまた増えた。荒野は周り一面茶色だったけど、この草原は周りはすべて草。荒野ともう一つ違うのはちゃんと空があるということだ。なんと見晴らしのいい景色だろう。見ているだけで歩くスピードが上がってくる。人から見れば、それは広い広い休憩場だろう。そんな感じがした。でも私はこういう場所は好きな方だった。私は歩くことをやめず、歩いていた。広い広い何もない世界から歩いてきた。ここは今、どの辺りだろう。今、どこまで進んだのだろう。私は考えた。 このとき初めて私は気づいた。なんとここには草原一面に兎がいたのだ。数は少ない方だと思うけど、初めて生きているものを見た気がした。 草ももちろん生きているが、動かないのでどうも実感が分からなかった。これで月が出ていたらなんと美しい光景だろうとも思った。今までの道はかなりけわしい道のりだったけど、道の間にはこんなに美しい光景もあるのだと思うと今まで歩き続けてよかったと思えてくる。でもまだまだ先は長い道。果てしなく先へ続いていく道だった。でもその道や場所には必ず意味があるのだろう。人はそれを知っているか、知らないかだけで変わるのだろう。道を歩き続けていた人だけが見ることができる光景だったのだ。私はまだまだ歩き続ける。先にあるすばらしいものを見るために・・・・・・・・・・・・・・・。この果てしなく遠い遠い道を。永遠と続くこの広い草原を周りを楽しみながら歩いている。ーーーーーーーー終わりーーーーーーーーーーーーー
November 12, 2007
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ここは遠くて広い中だった。回りは何も見えない遥かな荒野。前いた何も見えない世界から出たと思ったら、今度は広い広い大地に出た。まだ先は見えないところだけど、前と一つだけ違った。前はまっすぐ進んでいくだけだったけど、今度は色があった。まだ何もない世界にやっと一つの物が生まれたのだ。私はこの大地を見て、とても嬉しかった。 まっすぐ何もないところを今まで歩いて歩いて進んでいた私がやっと一つの色がついたところを歩いているのだ。 今やっと一つの試練が終わったような気がした。この試練はいつまで続くのだろうか。回りの人は私には気づかずに笑顔で楽しんでいた。私はそういう風景から目をそらしていたのかもしれない。でも私は進むしかなかったのだ。なぜなら足を止めたら、今まで歩いてきた道のりが無駄になってしまうような気がして。でもまだ一つの色が生まれたとしてもまだ先は長かった。この道はどこまで続くのだろう。この疑問だけはずっと解決しなかった。私はこの荒野は見た。歩きながら眺めていた。この荒野はかなり荒れ果てていた。まるで誰かが争ったような感じの大地だった。 いろいろな争いの結末がこれだというのか?私は疑問に思った。この荒野は土と枯れ木がいくつか生えているだけだった。普通に考えれば、誰も入らない未知の場所だろう。動物も植物も家もない、ただの荒れ果てた大地なのだ。私は歩き続けた。この先は一体何があるのだろうか。それは私も知るよしもなかった。もしこの道の行方を知る人がいるとすればそれは神様だけだろう。神様はいろいろなことを見ていろいろなことを知っている。そういう人がこの先のことは詳しいのではないのだろうか。昔、読んだ本で確か記憶にある。神様から力を授かったというある占い師が昔、人々の行方の一部を当てて見せたという。永遠の道のりのまだ初めの方に立っているのだろう。神様から見れば、私は今どこらへんにいるように見えるのだろう。 私はまだ先が見えない道を進んでいく。先が見えないこの荒れ果てた大地を永遠と進んでいく。次に見える新たなる場所を目指して・・・・・・・・・・・・。私は今日も永遠と続く道、いや荒野を歩いているのだ。 ーーーーーーーー終りーーーーーーーーーーーーーーーー
November 12, 2007
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第一作 「目指すその先は」ここはどこだろう? 私はふとそう思って上を見上げた。でも高くそびえるその先は何も見えない先には何があるのか。などと考えなたら行く先もわからないその道を永遠と歩いていく。私は歩いていた。何かを求めて歩いていた。しかし、何を求めているのかもわからずに歩き続けるそして歩き続けて時が過ぎていくのをただ眺めて進むだけ・・・果たしてその先に終わりはあるのだろうか。私は永遠と歩いていく。その周りにはいろいろな人がいたのだろうか。ある日私はそう考えて見たけど、あるのは永遠と続く道だけ。歩き続けて5日目、一休みしようと足を止めようとした。でもまだ道は長く続いているのを見て、もう少しだけ、もう少しだけと思い、歩くのをやめなかった。私は今日も歩いていく。先の見えないその道を歩いていく。その道の間にはいろいろな物が見えるだろう。しかし、私はその風景を見てはいない。私が見ているのは果てしなく遠い遠いこの道だけだった。道と言っても簡単にまっすぐ歩いているだけ。歩いているだけで進むことができる道だった。あるときはこう思ったときもあった。歩くのをやめればそこに安らぎはあるのかと、・・・・でも私の足は歩くのをやめないで今も永遠と続くこの道をずっとずっとまっすぐに歩いていく。あのときなぜ足は勝手に歩いていたのかを考えて見たらそのときは分からなかっただろう。でも、今はなんとなく分かるような気がした。今日も私はいつものように永遠と続く道をひたすらまっすぐ歩いている。ーーーーーーーーーーーー終わりーーーーーーーーーーーーーーー
October 31, 2007
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初めまして、自由人です。一昨日久しぶりに友達とカラオケ行きました。だいぶ歌を決めていったのにさすがに3時間後には全滅状態・・・・・・。友達と自分とで合わせて3人。待ち合わせするとき大変だったな~。何故なら初めは12時からの待ち合わせだったんだけど、行く時間がもう一人の人が10時半出発を11時半にしたいって言い出して~。それでそれから軽くご飯を食べに行こうってことになり、遅れると電話したんだけど。その人はいつも携帯を持ち歩いてなかったから連絡が届いてなかったんだ。だからいつか電話して来るだろうと待っていたこっちは電話が来ないまま昼食を終えてそのカラオケ屋さんに向かったんだ。ついたのが12時10分くらいだったんだけど、そのときはその友達がいなくて家まで行ったんだけど自転車ごとなくてどこかに行っていたらしくてこっちは何にも連絡来てないからてっきり忘れてどっか行っているのだろうと思ったんだ。もう一人の連れが「もしかして12時ちょうどになって来ていたんじゃない」って行ったけど連絡が来てないから確認の使用がなくてとても困ったよ!!そして連絡があったのが1時前後。聞く話によると12時にちゃんと来ていたらしい。だけどこちらが来ていなかったからどこかご飯を食べに行っていたとか。本当に携帯を持っていって欲しいよって感じでした。まあ、そんなこんなで時間は4時くらいになり、その友達はバイトで抜けて結局4時半くらいにはカラオケ屋を出た。その後は赤江の喫茶店みたいな場所に行って、ビデオショップに行って帰った。あまり疲れないと思っていたのに、帰ってベッドについたとたんにすぐに眠ってしまったらしく私も疲れていたんだなと思った。 以上で終わります。
October 29, 2007
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久しぶりに書き込みします。最近、どうも調子が悪くて何もいい話題が見つからないときが多いです。それで私はブログの書き込みを一時休んでいました。最初に書き込みしたポエムストーリーの問題点があるんです。それは文字が小さすぎて他の人に見れないということです。良かったら、文字を大きく出すにはどうしたらいいか教えてくれませんか?こんな記事ですみません。またいろいろ書いたときは連絡しますので、楽しみにしていてください!!
October 25, 2007
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私はある国に住む一人の人間だ。私はいつもの生活に満足を感じておらず、いつもつまらない毎日を送っていた。毎日毎日見る景色が同じに見えて何もかもが嫌になってきた。ある日、友人から他の場所を見てこいよ!と誘われて他の国まで足を運んだこともあった。しかし、見る景色はほとんどうちの国と同じだった。ただ違うって思ったのは国のあり方だけだった。私はつまらないものを見るのが嫌で、家に引きこもるようになった。そのうち私はどうして生きているのだろうとか思いだしていた。ある日、ちょっと気分を変えようと思い近くの喫茶店に行った。私はいつものように指定の席に座り、コーヒーを頼んでいた。私はこんなつまらない生活はどうやったらなくなるのだろうと何度考えただろう。その日はでも少し違った。そこにバイトに来ていた少女が店長に怒られていたからだ。普通にすれば出来る仕事を新人のせいか何度も起こられていた。その少女がある日毎日来る私のところに来てこう言った。「毎日、来てくれてありがとうございます。」と初めはどうとなく、普通の挨拶のように聞こえたが、その後「あなたは毎日来てくれているのに何故か毎日が退屈だって言っている感じがします」と答えたのだ。実質私はつまらないと思っていたのだけど、ここまで顔に出ているのだろうか?と考えた。そしてそのバイトの少女は、「ちょっと気分を変えて星空を眺めてはどうですか?きっと気分が変わりますよ」と進めてくれた。私はどうせつまらない景色だろうと感じながら、こう返事してしまった。「へぇ~、そうなのかい?じゃあ、今度私も見てみようかな」と答えてしまった。その後私は何度も後悔した。理由はその後、思いっきりの笑顔で少女は言ったのだ。「はい、是非見てください。とても綺麗な綺麗な星空ですよ。まるで天国まで届くかのようなそんな一直線の星が散らばって綺麗ですから。」と言ったのだ。私は本当に見る気はなかったが、その夜眠れなかった。私は仕方なく起きて、どうやったら眠たくなるのかを考えていると急にその少女の言葉を思い出したのだ。どうせつまらない景色だろうと思いながらもその星を見るために丘へと足が動いた。私は空を見上げた。すると、それは本当に天空に届くような感じで星達が散らばってあり、天の空へと続いていたのだ。私はそのとき、新たな希望が見えたような景色がした。そして、その後から私はつまらないけど、希望を持つことが出来た。あの少女にお礼を言いにその喫茶店に行ったのだが、バイトをやめてしまっていて会うことが出来なかった。私は今でも思っている。その少女が私に希望という光を見せてくれたことを。そして私は希望を持ち、生きる楽しさを知ることが出来た。
October 17, 2007
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初めまして、自由人です。え~と、今日からブログを始めたいと思います。私は今、ポエムストーリーを書いています。それでいろいろなアイデアを出してくれる人とかこんな物語がいいよなんていうのがあればどんどん教えてください。私もまだまだ未熟者ですが、よろしくお願いします。※友達もぜんぜんいないので、よかったら仲良くして下さい!!
October 17, 2007
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