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母は年末より体調を崩し、お正月も熱が下がらず母と一緒に施設で過ごしました。
漸く、部屋からフロアに出ることが出来るようになったのもつかの間
椅子に座っていても母の体勢がどうも崩れてくる。
そのまま眠りに入ることも多くなりずり落ちる危険があると言うことで
母はベッドで横になって眠っていることが多くなった。
食事も目を閉じて食べている事も多く、時間がかかりいつも最終。
痰が絡んでいてももう咳払いをして自分で詰まりを除けない母。
母担当の職員の方が
「お母さまのご様子を見ていると生活全般に機能低下がかなり進んで居られるので
今後のケア方針を職員で集まって話し合うことになりました。
食事内容、日中の過ごし方、オシメ交換等をどうするかと言う事等又ご連絡します」
と言われた。
いよいよその時が来たのだと改めて耳に入る言葉は動揺を隠しきれず
涙となって流れ落ちた。
「しっかりしろ! りよえり」
母が施設にお世話になって半年が過ぎました。
その間に3名の方が亡くなられお見送りしました。
ずっと一緒のテーブルで食事等をご一緒し家族の方と色んなお話をさせて頂きながら
その方のご様子を見させて頂いただけに、母の変化が手に取るように判ります。
そして、母が今どの辺りに居るのかが判り母の顔を見る度に
辛いものがあり泣いてばかりいるりよえりですが、
一日一日がその時、その時が大切な時間となっています。
今年、100歳を迎えるにあたってしっかり心を留めて母のお世話をしなければと
気を引き締めた初頭。
そして今、与えられた時間、与えられた全ての事に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、「すべてを受け入れる」ことが、どんな場においてもそれが一番の
心の軸となって私を励ましてくれている。
全てがみ心の内にあると祈っています。
いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
すべての事について、感謝しなさい。
新約聖書
テサロニケ人への 第一の手紙
5章16節~18節