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「やっと お買い物マラソン だから、今回は絶対に安く買うぞ。」

そう思って数日前から買い物かごに入れていた日用品を開いたら、まさかの値上げ。

「え、あのときより200円高くなってるじゃん…。」

スマホの画面を見ながら、ため息が漏れたことはありませんか。

私はまさにそのパターンで、何度もモヤモヤしてきた一人です。

特に衝撃だったのが、子どものオムツをまとめ買いしたときのことです。

セール開始前にチェックしたときは、クーポン込みでかなりお得なはずでした。

ところが、いざ お買い物マラソン が始まってから確認すると、商品価格が少し上がっていて、クーポンも弱くなっていました。

「マラソンまで待った意味、あったのかな…。」

そのときの、なんとも言えない敗北感は今でも覚えています。

ただ、そこから何度も失敗と試行錯誤を繰り返して、今は同じような状況になっても「これは買い」「これは見送り」と落ち着いて判断できるようになりました。

結論から言うと、値上げされても損しないために大事なのは、この3つです。

① 自分の“基準価格”を持つこと。

② 価格ではなく「ポイント込みの実質価格」で見ること。

③ セールやキャンペーンの日程をざっくり押さえて、山場にまとめて買うこと。

ここでは、実際に私がやらかした失敗談と、そこから生まれた具体的なチェック手順を交えながら、値上げされても後悔しない買い方をスマホ前提でお話しします。

読み終わるころには、「次の お買い物マラソン こそ、気持ちよく完走できそう。」と、ちょっとワクワクした気持ちになってもらえたらうれしいです。

■先に結論。値上げされても「実質いくらか」が分かれば怖くない

値上げされたと気づいた瞬間、一番ショックなのは「安いのか高いのか、自分で判断できないこと」だと感じています。

私はオムツ事件のとき、ただただ「高くなった…。」としか思えず、結局どれだけ損したのかさえ分からないまま、気持ちだけが沈みました。

そこから、私は考え方をガラッと変えました。

「ショップの値札ではなく、自分の中のものさしで判断しよう。」

そのものさしが、 “基準価格”と“実質価格” です。

1. 値札より「自分の基準価格」を信じる

まず、私が一番大事にしているのが「基準価格」です。 基準価格というのは、「この商品は、だいたいこれくらいなら買っていい」と自分が決めておく目安の価格です。

例えば、我が家のルールはこんな感じです。

・2リットルのペットボトルの水は、1本あたり○○円以下ならOK。

・子どものオムツは、1枚あたり○円台なら迷わず買う。

・コーヒー豆は、いつものお店でポイント込みで○○円前後なら許容範囲。

この基準を作るときは、セールだからではなく、普段の価格を何回か眺めて決めます。

「いつもだいたいこの辺りの価格で見ているな。」

そう思えるラインを、スマホのメモにさらっと書いておくだけでもOKです。

2. 「ポイント込み」で見たら意外と安いことも多い

次に、 実質価格 です。 商品ページを見ると、どうしても一番大きく表示されている「商品価格」に目が行きます。

でも、楽天市場では、ポイントやクーポンが入ってくると話は一気に変わります。

例えば、同じ5,000円の洗剤セットでも、

・ポイント2倍、クーポンなし。
・ポイント10倍、さらに300円OFFクーポンあり。
この2つでは、手元に残るお金が全然違います。

私は今、「値上げされてる…。」と感じたときほど、意識的に実質価格を計算するようにしています。

具体的には、

・「ポイント10倍なら、だいたい10％引き」とざっくり計算する。

・クーポンがあるなら、商品価格からまずクーポン分を引いてから考える。

という感じです。

細かい数字は計算機アプリに任せればいいので、頭の中では「だいたい1割引き」「だいたい500円引き」くらいの感覚があれば十分です。

3. 「買わない選択」を先に決めておくと心がラク

そして三つ目に、私が意外と効いたなと思っているのが、 「見送り基準」を先に決めておくこと です。

買うかどうか迷う時間って、地味にストレスですよね。 私は、次のどれかに当てはまったら「今回は見送り」と決めています。

・基準価格より実質で100円以上高い。

・ショップ買いまわりの上限ポイントに近づいてきている。

・その商品が「絶対今じゃないと困る」ものではない。

こう決めておくと、値上げに気づいても「はい、今回は見送り。」と淡々と判断できて、気持ちがラクになります。

これも何度も失敗してきたからこそたどり着いた、自分なりの防御線です。

■なぜお買い物マラソン前後で値段が変わるのか。モヤモヤを言語化しておく

「なんでセールなのに値上げなの。」 そう思ってしまうと、なんだか全部が信じられなくなりますよね。

ここでは、私が楽天市場を日常的に見ていて感じる「値段が動くよくある理由」を、ざっくり言語化しておきます。

1. ただ単に原価が上がっているパターン

まず、一番シンプルなのは「原材料や仕入れの値上がり」です。

特に食品や日用品は、ここ数年で少しずつ価格が上がってきている実感があります。

同じ商品でも、数か月前の価格と比べると、じわっと高くなっていることは珍しくありません。

私も、「よし、次の お買い物マラソン でまとめ買いしよう。」と思ってメモしていたお米が、数週間後に見たら全体的に高くなっていたことがあります。

このときは、他のショップも含めて全部高くなっていたので、「セールだから値上げした」というより、時期的な値上げだったのだと思います。

2. ポイントアップやクーポンを見込んだ調整パターン

次によくあるのが、 「ポイントアップ分やクーポンを見込んだ価格調整」 です。

お買い物マラソン や 楽天スーパーセール では、ショップ買いまわりや、ショップ独自のポイントアップ企画が重なります。

ショップ側も、その分を考えながら価格を決めていることが多いと感じます。

私が実際に見たケースだと、セール前より商品価格が200円上がっているのに、

・ポイント倍率が2倍から10倍に増えている。

・セール中だけ使えるクーポンが配布されている。

といったパターンがありました。

トータルで計算してみると、実はセール中の方が安くなっていて、「見た目の値上げ」に惑わされていた自分にちょっと反省しました。

3. 本気の目玉商品はルールで守られていることもある

一方で、 楽天スーパーセール 名物の「半額以下アイテム」や、大々的に「タイムセール」として紹介されているような商品は、かなり厳しめの条件で運用されている印象があります。

セール直前に価格をつり上げてから「半額」と表示するようなことは、基本的にできないように管理されています。

実際、私がスーパーセールで狙っていた家電は、1か月以上前から価格を追いかけていましたが、セール直前までほとんど動かず、本番でドンと値下がりしました。

こういう「本物の目玉商品」もちゃんと存在しているので、「全部が怪しい」と思う必要はないのかな、と感じています。

4. だからこそ「全部を疑う」のではなく、自分のものさしを持つ

いろんな事情が絡んでいるので、外から見て完全に見抜くのは正直難しいです。

だから私は、ショップの事情を全部読み解こうとするより、 「自分で比較できる範囲」をしっかり持つ 方が現実的だと感じています。

・セール前とセール中の価格を自分で比べる。

・他ショップの同じ商品と比べる。

・ポイントやクーポンも含めて、実質価格で比べる。

この3つさえ押さえておけば、「なんとなく損した気がする。」から「自分で納得して決めた。」に変えていけます。

そのための具体的な手順を、次でスマホ前提で整理していきます。

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■私が実際にやっている“値上げに負けない”準備とチェック手順

ここからは、私が毎回の お買い物マラソン や 楽天スーパーセール で実際にやっている流れを、そのまま書いていきます。

全部やろうとすると大変なので、まずは「これならできそう。」というところだけ真似してみてください。

1. セール1週間前〜前日：本命リストをスマホに集める

私が最初にやるのは、 「本命リストづくり」 です。

セールが始まってから探し始めると、時間も気力もあっという間になくなってしまうからです。

手順はシンプルで、次の3ステップです。

・いつも使っている日用品や食品を思い出して、楽天市場で検索。

・「これを買う可能性が高いな。」と思う商品を、買い物かごかお気に入りに入れる。

・そのときの価格と、気になる場合は枚数あたり・1本あたりの価格をメモやスクショで残す。

私はスマホのメモ帳に、こんな感じでメモしています。

「オムツ　1枚あたり○円前後ならOK。」

「水　1本あたり○円台なら買い。」

「コーヒー豆　実質2,000円台前半ならリピート。」

このひと手間をしておくと、セール当日に「安いか高いか分からない。」という状態から解放されます。

2. セール初日：キャンペーンページを先にチェック

セールが始まったら、いきなり商品ページではなく、 公式のキャンペーンページ を開きます。

たとえば、

・ お買い物マラソン のエントリーボタン。

・ショップ買いまわりの詳細。

・期間限定のポイントアップ企画。

こういった情報がまとまっているページです。

ここで私が必ずやるのは、

・エントリーが必要なボタンはすべて押しておく。

・「今日だけポイントアップ」など、日付限定のものがないか眺める。

・ 5と0の付く日 と重なっているか確認する。

この3つです。

ちょっとしたことですが、エントリーを忘れていてポイントを取り逃がしたときの悔しさは、本当に大きいです。

私は一度、それで2,000ポイント以上を逃してしまい、スマホの前でしばらく固まりました。

それ以来、「まずはエントリー」がセールのルールになっています。

3. 商品ページでは「価格・送料・ポイント・クーポン」の4点セットを見る

次に、いよいよ本命商品のページを開きます。 ここでチェックするのは、たった4つです。

・現在の商品価格（税抜か税込かもざっくり意識）。

・送料がいくらか、条件付きかどうか。

・付与ポイントの合計倍率。

・使えるクーポンがあるかどうか。

私はスマホで商品ページを開いたら、上から下にゆっくりスクロールしながら、「価格 → ポイント情報 → クーポン → 送料」の順にざっと目を通しています。

そして、セール前にメモした価格と今の価格を比べて、

・「あ、200円高くなってる。」

・「でもポイントが倍以上になってる。」

といった感覚を掴みます。

4. ざっくり実質価格を計算してみる

実質価格の計算は、難しく考えないのがコツです。 私は、こんなふうにざっくり見ています。

・商品価格5,000円、ポイント10倍 → 約500ポイント還元 → 実質4,500円。

・商品価格5,500円、ポイント20倍 → 約1,100ポイント還元 → 実質4,400円。

これだけ見ると、後者は「値上げされてる」のに、実質はむしろ安くなっています。

クーポンがある場合は、

・商品価格5,000円、300円OFFクーポン、ポイント10倍。

→ 価格は4,700円になり、ポイントはその10倍で約470ポイント。
→ 実質は約4,230円。

というイメージです。

計算アプリを開いてもいいですし、頭の中で「10倍＝だいたい10％引き」と覚えておくだけでも十分役に立ちます。

私はよく、「実質いくらなら心が動くか。」を先に決めてから、計算して確認しています。

5. 迷ったときは「大物より日用品」を優先する

それでも「高いのか安いのか、まだピンとこない。」というときもあります。

そんなとき、私は無理に決めず、次のように優先順位をつけています。

・まずは必ず使う日用品や食品を中心に買う。

・高額な家電や家具などは、できれば 楽天スーパーセール まで一度寝かせて考える。

・買い回りのショップ数を稼ぐために、消耗品をうまく組み合わせる。

「どうしても今じゃなくていい物は、今回見送り。」

こう決めておくと、「買わなかった自分」にもちゃんと満足できます。

本当に必要なものだけにお金を使えた、という安心感が残るからです。

■キャンペーンを味方にする「カレンダー思考」

ここからは、 お買い物マラソン や 楽天スーパーセール 、 5と0の付く日 、そして 楽天SPU の関係を、カレンダーの「山」と「谷」のイメージでお話しします。

これをざっくり頭に入れておくと、「いつ買うのがマシか」がかなり分かりやすくなります。

1. ベースは「お買い物マラソン × 5と0の付く日」

私が一番よく使うのが、 「 お買い物マラソン 開催中の、 5と0の付く日 」 を狙うパターンです。

5と0の付く日 （5日・10日・15日・20日・25日・30日）は、条件を満たすとポイントがアップする定番キャンペーンです。

ここに、

・ お買い物マラソン のショップ買いまわりポイント。

・ショップごとのポイントアップ。

などが重なることで、実質価格がストンと下がる“山場”が生まれます。

私の感覚では、

・同じ商品をセール外に単発で買う。

よりも、

・ お買い物マラソン 中の 5と0の付く日 に、まとめて日用品を買う。

方が、1か月単位で見ると家計へのインパクトが大きく変わります。

2. 楽天SPUで「いつも」の倍率を底上げする

さらに、日常的に楽天サービスを使うなら、 楽天SPU も見逃せません。

楽天SPU は、

・ 楽天カード で支払う。

・ 楽天モバイル を利用する。

・ 楽天トラベル を予約する。

・日用品を 楽天24 でまとめ買いする。

など、日常生活の中で使えるサービスを組み合わせることで、楽天市場でのお買い物のポイント倍率を底上げできる仕組みです。

私の場合、

・メインのクレジットカードを 楽天カード にしている。

・スマホは 楽天モバイル 。

・旅行のときは 楽天トラベル で予約。

・日用品は 楽天24 で定期的にまとめ買い。

という形に少しずつ寄せていきました。

全部いきなり変える必要はありませんが、無理のない範囲で利用サービスを増やすと、「ただ普通に生活しているだけで、楽天でのポイント倍率が自然と高くなっていく」という状態を作りやすくなります。

3. スーパーセールは「大物」専用デーにする

楽天スーパーセール は、年に数回ある大きなイベントです。

「半額以下アイテム」などの目玉商品が多く、普段よりも攻めた価格設定の商品が並ぶ印象があります。

私はここを、

・大型家電。
・家具。
・高めのファッションアイテム。

など、いつものマラソンでは手を出しにくい「大物」専用デーにしています。

逆に、

・オムツ。
・水や日用品。
・レトルトや冷凍食品。

などの消耗品は、開催頻度の高い 楽天お買い物マラソン をメインにしています。

こうして役割を分けると、「いつ買えばいいか分からない。」という迷いが、かなり減りました。

4. 1か月を通しての「お得リズム」を決めておく

最後に、私が意識している「お得リズム」をシンプルにまとめると、こんな感じです。

・月初：今月必要になりそうな大物がないか考える。

・月中： お買い物マラソン の予定をチェックし、本命リストを作る。

・マラソン期間中： 5と0の付く日 に日用品を中心にまとめてポチ。

・ 楽天スーパーセール の月：大物の候補を早めに決めておく。

ざっくりでもこうしたリズムを決めておくと、値上げに一喜一憂しにくくなります。

「今日は山場だから多少値段が動いても、ポイント込みならOK。」

「今回は山場じゃないから、見送って次のマラソンに回そう。」

そんなふうに、自分でゲームのルールを決められる感覚に近いです。

■今からできる3ステップ。次のマラソンで「値上げされてた…」を卒業しよう

最後に、ここまで読んでくださったあなたが 「じゃあ何からやればいいの？」 と迷わないように、今からできる3ステップをまとめます。

1. 今日：よく買う商品だけでいいので「基準価格」を決める

まずは、楽天市場のアプリやブラウザで、 ・よく買うオムツや水。 ・リピートしている食品。 ・ストックしておきたい日用品。 をざっと開いてみてください。

そして、いくつかの商品ページを見比べながら、「このあたりの価格なら許容範囲かな。」と思えるラインを、スマホのメモに書き出してみます。

いきなり完璧を目指さなくて大丈夫です。

ここでは、「自分だけのものさしを持つ」という一歩が何よりも大事です。

2. 次のセール前：本命リストを買い物かごかお気に入りに集める

次に、次回の お買い物マラソン や 楽天スーパーセール が近づいてきたら、

・買う可能性がある商品を、買い物かごまたはお気に入りに入れる。

・そのときの価格をスクショしておく。

これだけでOKです。

スクショを撮るのが面倒な場合は、

「今 5,480円。マラソン前。」

のように、メモに簡単に書いておくだけでも十分役に立ちます。

これが、セール当日に「本当に値上げされたのか」「ポイント込みでどうか」を判断するための土台になります。

3. セール当日：キャンペーンページ → 実質価格チェック → 買うか見送りかを決める

そしてセール当日。 スマホでやる流れは、たったこれだけです。

・公式の お買い物マラソン や 楽天スーパーセール のページを開き、エントリーできるものはすべて済ませる。

・本命リストの商品ページを開き、「価格・送料・ポイント・クーポン」をセットで確認。

・基準価格と実質価格をざっくり比べて、「今回は買う」「今回は見送り」を決める。

ここまでできれば、もう「なんとなく損した気がする。」というモヤモヤからはかなり距離を置けます。

むしろ、値上げに気づいたときに、

「よし、今回は見送りにして正解。」

「この実質価格ならむしろ買い時だな。」

と、自分の判断を少し誇らしく感じられるはずです。

もし今、「ちょうどキャンペーンページを開いていたところです。」というタイミングで読んでくださっているなら、いったん画面を閉じずに、そっとエントリーボタンを押してみてください。

そのうえで、本命リストを1つだけでもいいので作ってみる。

たったそれだけで、次の お買い物マラソン は、きっとこれまでと違って見えるはずです。

セールは、私たちの財布を苦しめる存在ではなく、暮らしをちょっと豊かにしてくれるチャンスにもなります。

値上げに振り回される側から、うまく使いこなす側へ。

あなたの次のお買い物が、「ちゃんと自分で選べた。」と胸を張れる時間になりますように。

そして、楽天市場での時間が、少しでも楽しく、軽やかなものになりますように。

私もまた次のセールで、スマホ片手にコツコツと実践していきます。

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