りぃ-子’s SCRAP BOOK

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2021.08.04
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仮想通貨はどうなるか バブルが終わり、新しい進化が始まる【電子書籍】[ 野口悠紀雄 ]

なんと!
仮想通貨って、投機の対象とする人が多くなると、不具合がおこるという。
本来、銀行より安い手数料で国境などにも関係なく簡単に送金できるところが、一番便利な点だったのに、仮想通貨自体の値段が上がると、手数料にも跳ね返り銀行より手数料が高くなって、利点が減ったりするんだって。

そうなんだ!?
実用的な手段であって、
投機で稼ぐものではなかった…という点が、最初にビックリしたところ( ゚Д゚)

確かに、世界通貨が無いからいろいろ不都合があるってのはわかる。


これから、グローバルな視点や活動がますます増えていくというのに、仮想通貨を利しないと現状では不便なんだろうな~。
今各国の中央銀行はすでに仮想通貨の導入に向けて取り組みつつあるんだって。

なんか、今まで持ってた、「リスク高いギャンブル」イメージと、ずいぶん隔たりがある Σ(゚Д゚)


**************
後、ブロックチェーンっていうのは、詳しくはわからないけど、
送金や仮想通貨の流れを記録して、後から上書き・変更等ができないよう固定してしまい、
そこに新しい取引をつなげて又固定する事を繰り返していく事で、
改ざんを防ぐ技術・・・・らしい。(あってるか、不安)

それって、仮想通貨だけの話ではないらしく、
様々な財産や、情報サービスをリアルタイムで共有する事にも利用できるものらしい。

そのサービスを特化した新しい企業などもできているらしいし、


あらゆる面で遅れ始めている日本を痛感した。

日本の大学は現実社会とズレていると、この本では指摘する。
現実の産業構造における比重と、学問の内容や分野の比重とが合っていないと。
・・・確かにそうかも。。。


Eコマースとか、プラットフォームとか、なんとなく聞いたことはあるけど、

フィンテックなんて言葉は初めて聞いた。


面白かったのは、中国のネット保険で、糖尿病患者の医療保険に加入する場合、
タッチパネル式の測定端末で血糖値のデータを取り、その数値によって保険料が決まるシステムまであるという。
なるほどねー。

こういうサービスが、とっくに日本の技術やアイディアを超越しているとしたら、
知らない間に自分も中国サービスにまみれていくのかもしれない。

日本は対抗できるのかなあ?

にしても、ブロックチェーンを利用した保険の変化は面白そう。
意味は良くわからないけど、例えば今まで損害が起こって、損失額を査定してもらって、申請してやっと保険金が支払われた訳だけども・・・
「P2P保険」ってものは、ある規模の地震が起きた地域に対し自動的に保険金が支払われるようなシステムなんだって!!

常識が覆るよね~\(◎o◎)/!
すごい進化かも。

そういう新しい保険を扱う保険屋さんをいち早く始めるのも、面白いビジネスかも?


ただ・・・そこにブロックチェーンがどう関係してるのかは理解できてない (-_-;)

又、新しいタイプのチェーンもスタートしたりしてるという。
うわ~@@
モーついてくの難しすぎる!


公文書改ざんもブロックチェーン(後から書き換えできない技術だからね)で防げるということなので、
{丁寧な説明があるので、なんとなくはおぼろげに理解できる?ところが、この本のすごいところ・・・)
それは大事な事だと思う。

もう、誰か権力者の都合の良いように、公であるべき事が捻じ曲げられないよう、
どんなに圧力をかけても、それはできないようにすべきだと、
強く、強く思う!!ホント、怒りは静まることなどない!
二度と許してたまるものか、と思う。
長い年月支持してきた自民党に、心底うんざりしたんだからヽ(`Д´)ノ


*************
そうそう!!
驚いたのはビットコイン、意外に感じるけど「先物取引」が始まったことにより、将来の見通しが将来の価格に反映されるようになった・・・。
その結果、今後価格が吊り上がるようなことは起きにくくなったということ。

そうだとすると、・・・じゃ、今後億り人目的では期待しない方がいいのかもしれないね?

仮想通貨を皆が利用しやすくするためには、ともかく投機目的で価格を動かされない方が、便利らしいのよね。
そうすれば、送金目的として超高速の少額取引が安い手数料で可能になっていく可能性があるという。


メガバンクが独自の仮想通貨を発行すれば、送金コストも極めて低く便利になる可能性があるんだって・・・

銀行が、仮想通貨・・・
手数料が高くなり、もうすっかり魅力がなくなってきているゆうちょこそ、そういう方向を考えても良いのでは!?と、個人的に勝手に思った。


三菱UFJ銀行では、実際2017年に独自の仮想通貨「MUFGコイン」の実証実験を始めたんだって。
全然知らなかった!
でも、余り上手く利用されてないってことかな?
最初は何でもいろいろ問題をクリアしていかなくてはならないってことだよね。


なんか、今後の展開が面白そう。
手数料がほとんどかからずに、少額の送金ができる意味ってなんだろう?
って思ったけど、その点もいろいろ例が挙げられていて面白い。

ただ、もう最後の1/3は斜め読み・・・意味良くわからない。

なんか、数値を求めるのにすごい時間と電力がかかるらしいけど、
結構大事なのは電力が安い場所?
そんなことが問題なんだねー・・・

この前読んだ、「数字であそぼ。」を、ふと思い出す。
なんか…宇宙的なとらえどころのない不安感を感じる~。


まだまだはっきり決まっていないものだらけみたい。
秘密鍵を失くしたら、一巻の終わり?
秘密鍵を他人に教えないまま亡くなった時も同じって、
・・・どゆこと?こわっ。


電子署名についてわかりやすく説明があったのも収穫だった。
結構、わからないまま放置していること、多いんだよね。。。



目が回りそうだけど・・・驚くのは意外と読めたこと。
理解してるとはいえないけど、野口悠紀雄さんの文章は、すっきりとして読みやすいと思った。

先日、「仮想通貨1年生の教科書」を読む前は、読み進めるのは無理そうだから諦めようと思ってたのに、1年生を読んだら、なんとか読めた!
驚き。
簡単なものから積み上げる方式、有効なんだな。


ともかく今、この一冊を読み切った(後半飛ばし読みだけど)ことに、大きな満足感を味わっている~♪





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最終更新日  2021.08.04 22:50:24 コメントを書く


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