カテゴリ未分類 0
全82件 (82件中 1-50件目)
とある日に飲んだ白ワイン。スパークリング?どこが???こちらを購入したのは天城の『なかじまや』さん。いつもお世話になっています。いつもの如く面白いワインをって言ってたらお薦めいただきました。なんというかラベルがすごい。てっきり四恩醸造さんのシリーズかと思ったら酷い(褒めている)ラベルやった。ワイン自体はポルトガルのジョアン パトのワインになります。ワイン名:ジョアン パト クァーククァーク(Joao Pato Quaaaq Quaaaq)生産国:ポルトガル生産地:バイラーダ(ポルトガルの中央北部ベイラ地方)葡萄品種:ビカル50%、セルシアリーニョ50%醸造・熟成工程:ワインは人の介入を最小限に、自然に任せた造りを実践する。自社畑のぶどうは手摘み収穫後、除梗・圧搾。温度管理された栗の樽とフレンチオーク樽で自生酵母による自然な3週間の発酵後、木樽とステンレスタンクを半々で6ヶ月間、バトナージュを行いながら熟成。無清澄、無濾過でボトリング。全ての行程でSO2無添加。ラベルはアレですし、スパークリングか?って感じ(発泡性を感じない)だけど白ワインとして考えても美味しいです。ナチュラルワインらしい棘のなさ。ゆるい感じのワインに仕上がっていてそれがいいです。うまうま。
2024年09月27日
コメント(0)
一体どこで購入したのかさっぱりわからない、そんなワインwアルザスの自然派ワイン「エデル 2022 ローラン・バーンワルト」作り手さんはローラン・バーンワルト。インポーターさんの情報だと以下になるっす。1950年に父のローラン氏がはじめたこのワイナリーは、近年までごく普通のワインをつくっていましたが、息子のステファン氏の代になり自然派を意識したワインづくりを行うようになり、2007年にエコセールを取得しました。所有する畑の多くが泥土を含んだ石灰質の土壌で、これは特にゲヴルツトラミネールとピノ・グリに最適と言われています。クリスチャン・ビネールさんと仲良しらしいですけど、ってことで思いっきり自然派ですなぁ。。。ワイン名:エデル/Edel造り手:ローラン・バーンワルト/Laurent Bannwarthヴィンテージ:2022生産国:フランス生産地:アルザス種類:白ワイン品種:ゲヴェルツトラミネール、ピノ・ブラン、オーセロワ他味のタイプ:ミディアムボディ・辛口特徴:SO2無添加僅かに濁りのあるやや濃い黄色。熟した黄プラムやアプリコットのコンフィチュールのやや充実感のある果実香に、沈丁花など白い花や紅茶を想わせる魅惑的な華やかさが感じられます。加えてアロマティックな中にドライハーブやドラ イフラワーなど複雑性や深みを与える香りが伺えます。僅かに舌先をかすめるガスが溌剌とした様子を与え、若々しく 甘やかに薫るフルーツや華やかな花や紅茶の品のある風味が溶け込み、伸びやかな酸と共に広がります。口中に留まる 風味にはカモミールやエディブルフラワーのハーブティー、蜂蜜、乳酸的なまろやかさなどのコクや深みを感じさせる 風味が重なり、複雑な印象を残します。甘酸っぱく可愛らしいフルーティーな果実味に奥行きの感じられる仕上がりです。思いっきり濁っとるがなとか思って色調的にもやられてたらどうしようって思ったのですけど大丈夫でした。この夏は本当にワインのコンディションには悪いわー。美味しく飲めるかというよりも、ダメージ食らってないかが先に来るし。。。うまうま。
2024年09月21日
コメント(0)
クロアチアというと、サッカーくらいしか思い浮かばないのですけど言わずと知れた東欧?の国です。書いておきながら東欧って言っていいのかなぁって思って調べたら南欧だった。バルカン半島にある国で1991年にユーゴスラビアから独立しています。このあたりってむかーしからぶどう作りを行っているはずで、世界最初期のワインなのかぶどうなのかもシナイ半島とかこっちのあたりとかなイメージです。東側にいたのでアレでしたけど、気候的&歴史的にぶどう栽培に適しているはずなので、西側資本が入って急速に発展しているというイメージがあります。ここら辺完全にイメージなので1ミリも調べておりません。ほらなんか、昔はよく葡萄の収穫時期になるとこっち方面からイタリアとかフランスに出稼ぎに来る人がいて、その方々に手伝ってもらって収穫してたとかって聞いたことあるんですよね。それが西側資本も入って地元で葡萄栽培とかも行うと出稼ぎも減って、比較的安価なワインがリリースされて既存のマーケット的に困るとかって聞いたことありません?ないか。そんなクロアチアに関係があるんだかないんだかわからんことを駄々漏らしているわけですけど、このワインは正真正銘クロアチアだ。プラヴァッツ 2021 スカラムーチャ クロアチア ダルマチアプラヴァッツ=葡萄品種のことらしい。「プラヴァッツ・マリ」100%ジンファンデルやプリミティーボのルーツと言われるクロアチアの古代品種トリビドラゲと、ドブリチチとの自然交配品種。2021=ビンテージのことね。2021年の葡萄を使っているとスカラムーチャ=とっても辛いポテトスナックのことではなくて、作り手さんの名前。クロアチア=国の名前だねダルマチア=生産地のことらしい。【商品説明】ペリシャッツ半島に所有する5haの畑で栽培されたプラヴァッツ・マリを使用した、スカラムーチャのスタンダードキュヴェです。畑の土壌は、赤褐色の石灰質。植樹は10,000本/haで、収穫はおよそ1.1kg/本。丁寧な手摘みによる収穫で、8日間のマセレーションの後の発酵にはステンレスタンクを使用。発酵後は6か月ほどステンレスタンクで熟成されます。その後、フィルターをかけてボトリング。さらに2か月間寝かせて出荷されています。プラムやチェリーのスイートな香りとテロワールのニュアンスが共存。プラヴァッツ・マリを使用したスカラムーチャのスタンダードキュヴェです。畑の土壌は赤褐色の石灰質。6か月ほどの熟成後フィルターをかけてボトリング。購入したのは横浜は関内駅近くにある『世界のワイン 葡萄屋 関内店』さん。2回目の訪問で今回も「普段飲まないようなのおすすめして!」っていうことで出してもらいました。怪しいクロアチアな土着系品種ではあるのですけど、そんなに変じゃない。というか普通に美味しい。昔イタリアワインで土着系品種のを飲んだ時の「俺は昔っからこれなんだよ」感はないなぁ。お値段なりではあるのでコスパがいいかというとちょっとどうかなとも思いますけど円安だしなぁ。うまうま
2024年08月27日
コメント(0)
久しぶりに飲んだこちらのワイン。購入したのは小田原の鴨宮駅近くにある「鴨宮かのや酒店」さんで買いました。普段選ばなそうなワインを紹介してくださいというお題で出してもらいました。ブルガリアは選ばないなぁwと言うことでブルガリアのベッサ・ヴァレー・ワイナリーさんのエニーラ。ビンテージは2018年。オーナーさんはボルドーはサンテミリオンでカノン・ラ・ガブリエールなんかを持っているナイベルグ伯爵さん。ブルガリアのドラキュラ伯爵の故郷、トラキア平野で作っててメルロ80%、カベルネ・ソーヴィニョン10%、シラー10%だそうです。旧フレンチ・バリックにてMLF後、9ヶ月間の熟成。なんというかボルドー・サンテミリオンベースなメルローワインでフルボディで美味しいです。久しぶりにこのてのを飲みましたけど、ブルガリアという地価の比較的安いであろうところ思われるところのなのでコストパフォーマンスが高いですね。やっぱりお店で購入すると楽しいわ。っていうほど飲んでいないのであれなんですけど。
2024年05月19日
コメント(0)
先日飲んだワインのご紹介。ラベルを見てもどこかわからんかったんですけどオーストリアのワインです。モリヨン シーファーゲシュタイン[2021] シャウアー Morillon Schiefergestein 2021 Schauerオーストリアのシュタイヤーマルクでも最も標高が高いザウザルと呼ばれるワイン生産地帯にキツェック村があります。そこで代々、ワイン造りを営んできた家族がSchauer(シャウアー)家です。眩暈がするような高標高の急斜面に単一畑を複数有し、サステナブル農業とエレガントでフィネス溢れるワイン造りを追及してきました。 標高564m、山々に囲まれ、周りは急斜面の畑ばかり、そんなロケーションにセラーと畑があり、そのすぐそばでブッシェンシャンク(ホイリゲ同様、伝統的な居酒屋)とゲストハウスも営んでおります。 1757年からこの地でワイン造りを続けていますが、なんと耕してきた全ての単一畑が1763年のハプスブルグ家の土地調査で作られた地図に記載されており、長く名誉ある歴史は信頼できる資料でも証明されております。 現在はステファンとベルンハルトの二人の兄弟がワイナリーの中心人物。情熱ある二人は畑でもセラーでもいつも共に仕事をしております。畑は主に弟のベルンハルトが担当、兄は醸造をメインで担当しています。収穫等の季節労働者を除いてその他には父と一人の従業員が働くのみの家族経営ワイナリーです。収穫はもちろん手摘み、選果を厳しく行い、高品質でフィネスあるワイン造りを常に目指しております。決定的に異なるのはそのテロワールです。最大傾斜90度までなるその急勾配の地は(さすがに90度の急勾配の地に畑はありませんが)、300万年前の古生代に形成されており千枚岩と呼ばれるスレート土壌です。そして600m近い標高の特徴ももちろん畑に色濃く表れます。高標高からくる昼夜の寒暖差がブドウをゆっくりと時間をかけて育てます。バランスの良い良質な酸を保ちながらもブドウは良く熟し、土壌の影響で良質なミネラルとフレッシュ感、特徴的な深くスパイシーなフレーヴァーをも蓄えることができます。Googleマップ先生で確認すると思いっきり山の中というかよくわからん丘陵地?片田舎?にあるワイナリーさんでまわりは葡萄畑に囲まれています。標高600メートルくらいってことなので、今時の長野のワイナリーで作っているブドウがさらに高い標高でやってんのよねとか思ったり。んでもってこのワインで使っている葡萄品種はシャルドネのみワイン名の最初に入っている「モリヨン」はシャルドネのオーストリア名称みたいです。キツェックザウザル村の現在オーガニック認証取得中の数区画で育つモリヨンを除梗しステンレスタンクで4時間醸し後プレスし、500Lの古樽で11ヶ月発酵・熟成。グリーンイエロー色、カボスや瀬戸内レモン、わずかに樽香を感じます。エキス感に包まれたアタック、じわりと拡がる旨みにレモンピールのような心地よいほろ苦さが特徴。シャルドネらしさもしっかりあるんですけど、やっぱりというかオーストリアって気分的にドイツっぽいニュアンスがあるんでそっちに近いかな?標高の高いシャルドネだから酸がしっかり出ているかな?うまうま
2023年10月29日
コメント(2)
ボジョレー・ヌーヴォを買うときに一緒に買ったワインです。ジョンティ[2020]ヒューゲル(白ワイン アルザス)品名/ジョンティ ヒューゲルワイン名(原語)/Gentil HUGELタイプ/白ワイン・辛口内容量/750ml産地/フランス・アルザス品種/ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、リースリング、ミュスカ、シルヴァネール商品説明伝統を復活させた、ヒューゲルの誇る高品質デイリーワイン昔のアルザスの、高貴品種の組み合わせからつくられたワインをジョンティと呼んでいたという伝統を復活させたものです。ジョンティにはゲヴルツトラミナーのスパイシーなフレーヴァー、ピノ・グリのボディ、リースリングのフィネス、ミュスカの果実味、そしてシルヴァーナーの爽やかさが見事に調和しています。アルザスって自然派のワインをよく飲むのですけど、そういうのでなくても普通の裾ものワインも実はいい感じ。ブルゴーニュだとコスパのバランスが悪いのですけど、アルザスだとそんなに値段が上がってないのも見つけることができる&自然派じゃないのは品質が安定しているイメージなので安心できるんです。アルザスらしい硬質なワインです。うまうま
2022年12月29日
コメント(0)
アルベルト・ナンクラレス(Alberto Nanclares)はスペインの海の方。ポルトガルの上の大西洋に面したところにあります。ワインの名前は「ダンデリオン」なのでたんぽぽ。ビンテージがどっかに書いてあったけど忘れた。葡萄品種はアルバリーニョ100%ですけど、アルバリーニョ種はスペイン北西部のガリシア地方にある「リアス・バイシャス」地域が最重要産地なんですって。そしてこのワインもガリシア地方。の海の近く。リアス式海岸のリアスってスペイン語なのね。。大西洋沿いで入江がくねくねしている土地らしいです。そんな土着品種のアルバリーニョですけど、このブドウは果皮が非常に厚くなるため、大西洋岸の非常に暑い場所でも栽培することが可能なんですって。この品種を使ったリアス・バイシャス産ワインの典型的な香り特徴は、桃や蜜たっぷりの林檎など、「木に生る、中心に種のあるフルーツ」系統の香りが前面に出てくること。やはり非常に暑い地域で栽培されているため、フレッシュな柑橘類系のアロマよりも、濃厚で甘い果実のイメージが第一印象として残ります。但し、味わい的にはこういった果物のあまーい印象を期待していると・・・そこは意外性を持って裏切られます。大西洋沿岸部の、塩を多く含む土壌で育ったブドウはミネラルが豊富で骨太、酸もしっかりと存在していて実にメリハリのあるクリスピーな印象です。ほのかな「甘塩っぱい」感じもあり、これが実に個性的。最近よく使われるテイスティング用語では、「Salty ソルティ」なワイン、などと表現されることも多く、その実にユニークな個性で注目を集め、人気が急上昇しています。って適当に引っ張ってきた情報ですけど確かに果皮のニュアンスは感じますけどミネラル感も結構ある。そして甘いワインじゃない。ちょっと一本調子だけど。夏らしさで飲むのにいいかな??
2022年08月30日
コメント(0)
週1本ペースくらいになっている最近のあきらっく。祖師ヶ谷大蔵でワインを1本買ったのですけど、すぐ飲む勢いで買った割に開けずにセラーにてお休み中です。とりあえず、前回?に行き続きジョージアのオレンジワインを飲んだのでご紹介。以下紹介サイトから引用します。ワインメーカーさんは『ヴィノ・マルトヴィレ』2012年、5人の友人で設立されています。10年前か。マルトヴィリ県のタルガメウリ村にあります。Googleマップで検索するとワイナリーが1発で出ます。川沿いにあるワイナリーですけどさっぱりわからないw近くに知った都市もないのでわからん。。設立初年度の2012年わずか400本のワイン生産量から始まって、2017年に総生産量がやっと3800本。2018年 は8000本を見込んでおり、しっかりと地に足を付けゆっくりとしたペースで成長していっております。ってか飲んだ2019年は何本やねん。彼らのワインの大きな特徴は、マセラシオン由来のタンニンや渋みが非常にソフトで繊細なことであり、とてもキュートで搾りたてのような果実味を有していることで、とてもシンプルかつ立体的です。まあ、オレンジワインとはいえ白ワインに近いかなーって思うのですけど、改めて値段をみると三千円台なんだよなぁ。円安もあるけどコスパ的に見た時にあっているかなぁ。。。美味しいんだけどね。
2022年08月16日
コメント(0)
いったいどのルートで購入したのかさっぱりわかんないワイン。ジョージアのワインです。VINO MARTVILLEI / Tsolikouri Krakhuna Qvevri 2019ヴィノ・マルトヴィレ / ツォリコウリ クラフナ 2019ジョージアといえば昔はグルジアと呼ばれていました。旧ソ連邦の国ですな。現在ドンパチやっているウクライナとロシアは黒海の北側あたりでウニャウニャしているのですけど、黒海の東岸に当たるところがジョージアです。ジョージアは世界最古のワイン産地の一つで「グルジアワイン」で有名です。伝統的なジョージアのワイン造りでは木樽でなく陶器の瓶を使います。その瓶の名前は「クヴェヴリ」と言ってジョージアワインの発酵、貯蔵、熟成に使われます。シリアとかだとアンフォラと呼ばれる土器を使うんですけど、それと似たようなもんですな。甕を使うと密閉性が落ちるので木樽とは違う感じになりますよ。と言うほど経験ないっすけど。醸造はこんな感じ。除梗し、クヴェヴリで1 ヶ月間醸し、少しプレスし、10hlのクヴェヴリで5 ヶ月間発酵(マロラクティック発酵あり)そのまま3 ヶ月間熟成。無濾過・無清澄さっぱりわからん。葡萄品種はツォリコウリ50%、クラフナ50%こっちもわからん。味わいもちょっと酸化したニュアンスが入っているのですけど、それが醸造方法なのかコンディションなのかよくわからん。酸化と言っても微妙な感じだし。うーん。この手のワインの経験値が少なすぎてわかんないー。
2022年07月24日
コメント(0)
久しぶりに開けたワインのお話。オーストリアの白ワイン。フローラ(白)[2020]ミヒャエル・ギンドル Little Buteo Michael Gindlです。オーストリアなのでドイツ系?ボトル的にはそうかな?このところワインを2日間で飲むこと自体が難しくなってきた。代わりに紅茶を飲んでいるんですけどね。このワインも開けてから2日くらい経ってから飲んだのでした。1日目はあんまり個性を感じなかったのですけど、やっぱりドイツっぽい辛口の味わい。ちょっと置いた時は酸がちょっと立ってくる感じですけど、これはしょうがないかなー。葡萄品種はリースリング、ショイレーベ、ゲルバー・ムスカテラーってリースリングしかわからん。ブドウを収穫する8月末にはまだ畑を覆う植物たちが花咲かせていることから「フローラ」。トラクターと馬で耕す畑で育った3品種をプレスし、ステンレスタンクで9ヶ月発酵・熟成。無濾過・無清澄で瓶詰め。クリーミーイエロー。金柑やムスク、オレンジのコンポートの香り。なんですって。
2022年06月22日
コメント(0)
この赤ワインポルトガルだからなかじまやさんかなー?って思ったけどおそらくそうでしょう。マデイラって書いてあったので、てっきり酒精強化ワインのことかと思ったけど生産者だった。ポルトガルよくわかんねーんだよね。生産者はルイ ロボレド マデイラって人で、産地は ベイラ インテリオールポルトガルで一番高い(山の中)にある生産地らしいです。スペインの国境にも近い内陸部ですね。葡萄品種はさっぱりわからないティンタ ロリス70%、トウリガ ナショナル30%インポーターさんの紹介的にはこんな感じ。畑は平均で標高600mの高台に広がっています。花崗岩とシストに石英の鉱脈が見られる土壌です。平均樹齢は20年、一部の畑は樹齢が高く混植されているため、一緒に摘み取り、一緒に醸造します。収穫は10月初旬から11月の第1週に行います。手摘みで収穫した葡萄は100%除梗、破砕します。発酵は天然酵母を使い、ステンレスタンクとコンクリートタンクを使い22~26度にコントロールしながら約7日間行います。ブラックベリーやブルーベリーの熟した果実のアロマとフレイバーが広がります。集約があり、まろやかなで親しみやすい口当たり、十分なタンニン、かすかにスパイスの要素も感じられます。飲んだ印象はお値段は高くないけどとっても素直で優しいワイン。瞬間「あ、このワインはいいね」って思えます。味わい自体はスペインとかポルトガルらしいワインですけど、変にとんがってないのでワイン自体久しぶりに飲んだけどいい感じだなーって思えました。うまうま
2022年02月15日
コメント(0)
これをどこで買ったかなー?ってさっぱり覚えていないんですけど、おそらく天城のなかじまやさん。天城エリアにあるワインショップで面白いのを紹介いただけるので好きです。とはいえ最近あんまり行ってないのはそもそもワインを飲んでいないから。ワインセラーに入れてないワインが8本あるので今のを飲まないと(特に日本酒)追加しにくい。ってことで「ポンテ ダス カナス [2014] 750ml モウシャン ポルトガル アレンテージョ 赤ワイン フルボディ」ってのを開けてみた。ポンテ ダス カナスって「Ponte das Canas」って書いてあるんですけど、Ponteって言われるとPONTET CANET(フランスはボルドーのワイン)を思い出す。ちょっと綴りが違うけどw産地はポルトガルのアレンテージョ。場所はポルトガルの中央部。リスボンから東にまっすぐスペインに向かうとある感じ。葡萄品種はトウリガ・ナショナル、トウリガ・フランカ、アリカンテ・ブーシェ、シラーってシラーしかわからん。醸造は品種毎に完熟させて手摘み収穫された葡萄は即座にセラーに運ばれ、全房のまま大理石でできたラガールに入れ、足踏みで破砕・抽出を行うっていう伝統的な手法なんですって。ラガールで5~6日ほど発酵させ225ℓのフレンチオークの新樽で12か月間熟成。ボトリング後、12ヵ月間瓶内で熟成させリリースされる。味わいに関してはこんなの?魅力的なガーネット色、スミレや黒い果実、ミントやスパイスのアロマ。口当たりは優しく、骨格があり、バランスが良い。アレンテージョのワインらしい果実味の強さを感じさせるが、赤ワインの味わいの要素が見事に溶合ってバランスするスタイルは飲み手を魅了する。原料の果実の素晴らしさとブレンドの見事さが合わさった秀逸なワイン。最初飲んだ時は南のワインだなーって思ったですね。けど、南仏じゃない。スペインのリオハ的なのとも違う。ポンテ-カネの名前を思い出した関係でボルドーの頭になっていたのですけど、そこよりも平坦なイメージ。色々な葡萄を入れているけど芯がいまいちわからないかなって思いました。とはいえダメっていうわけではなく、これはこれでと思ったら普通に美味しい。なんか面白いですね。
2022年02月09日
コメント(0)
とある日、天城の帰りに「なかじまや」さんに寄って、この季節に飲みやすくて安いワインをプリーズとお願いしたらお勧めしてくれたワイン。ポルトガルのアルトス ダ ベイラ 'Vinhos de Altitude' Branco2020です。詳しくはイマイチよくわかってませんけどぶどう品種はシリア80%、フォンテ カル20%です。ってなんだ???このワインとソーヴィニオン・ブランのワインとどっちかとか思いましたけど、こっちでよかったです。さっぱり目で深みはないけどフレッシュフルーティです。色味が薄いけどしっかりしているのです。うまうま。
2021年08月18日
コメント(0)
エウケニ チャコリ 2017 アルトマーニャ チャコリーナ Eukeni Txakoli Artomana Txakolina先日、天城のなかじまやさんに行った時に購入したワインです。なんかオススメないー?今の季節なので軽めの方がいいですねーって言ったら出してきた。美味しいけどボトルデザインとラベル的にあんまり売れなさそうなんだけど仕入れちゃったということで、確かに自分じゃ選ばないなと思って買ってみた。こちらのワインはさっぱりわからんのですけどスペインのワイン。作り手さんというかメーカーがアルトマーニャ・チャコリーナ(Artomana Txakolina)です。アルトマーニャっていうのは村の名前ですね。スペインのビルバオの南にある村でGoogleマップでArtomanaと検索すると出てきます。ビルバオって海沿いの町だから結構内陸に行くイメージなんであんまり近いってイメージにならないんですけどね。ただまあ、近い町がイマイチピンとこないからしょうがない。(基本サッカーチームで地名を覚えているので)エウケニっていうのがワイン名?チョコリっていうのはバスク地方のDOチャコリ デ アラヴァから来ているのかな?そんなワインのブドウ品種はさっぱりわからんのも含めたオンダラビ・スリ70% プティ・マンサン10% グロ・マンサン10% プティ・クリュブ10%です。マンサン系だけはフランス&スペインの国境付近で作られているような気がするブドウ品種なので知っているけど、オンダラビ・スリってなんじゃいな。ワインとしてはさっぱり目で果実味がしっかりあるタイプのワインです。南の方のワインってイメージですね。今頃の季節はいい感じです。
2021年07月16日
コメント(0)
最近なかじまやさんで買ったワインばっかり飲んでいるというか、そもそもそんなに飲まないから、たまにしか行かないなかじまやさんでしか買ってない。そんなこんなで飲んだワインカステロ アフルタード テンプラニーリョ [2020] ボデガス カステロ デ メディナ スペイン ルエダ です。さっぱり目で夏に美味しい赤ワインということで選んでもらいました。スペインなのにイタリアというかフランスというかなラベルwそして名前が呪文。カステロ アフルタード テンプラニーリョ→商品名+ぶどう品種名です(テンプラニーリョ→スペインを代表するぶどう品種) [2020] →ビンテージですなボデガス カステロ デ メディナ→生産者さんスペイン ルエダ→生産地ですルエダはマドリードから北西に行ったところにあるワイン産地。ワイナリーもいっぱいありますけど、パン屋さんとかケーキ屋さんもあるっぽいんですけどストビューだとお店が開いてないw「アフルタード(afrutado)」はフルーティという意味で、その名が示すとおり非常にフルーティでフレッシュなワインです。葡萄の樹齢は23~28年、仕立てはダブル コルドンです。収穫した葡萄は除梗せず房のまま密閉式のステンレスタンクに入れ、セミ マセラシオン カルボニックを3日間行い、フルーティでフレッシュなアロマを抽出します。少し紫がかった濃いチェリーレッド。ラズベリーやブラックベリー、チェリーのフレッシュなアロマにスミレやスイセンの花、リコリスのアロマが混ざります。口に含むとレッドベリーやブラックベリーの果実のフレイバーが感じられます。心地よい酸があり、非常にバランスのとれた柔らかな味わいです。8度から10度に冷やして飲んで頂くとこのワインの美味しさが十二分に味わえます。夏も暑さでえらいことになるとワインを飲む気力が湧かないのですけど、今頃は湿度が高いだけなのでフレッシュフルーティなミディアムボディの赤ワインがあいます。そう行った意味ではちょうどいい感じのワインですねー。
2021年07月05日
コメント(0)
先日飲んだのは天城の「なかじまや」さんで購入した「トカイ フルミント ドライ 2018 カルピヌス 750ml [白]Tokaji Furmint Dry Carpinus」です。トカイっていうのはマジック・マジャールで有名なハンガリーのワイン産地。マジック・マジャールはワインとは何も関係ないサッカーのお話で、1950年代に最強を誇ったサッカーのハンガリー代表(4年間無敗だったかな?)の愛称です。そんなハンガリーのトカイはとっても有名なワイン産地。記憶の中ではローマ時代にはぶどう栽培がされていたと言われる歴史ある場所で、史料的に遡っても12世紀くらいには作られていたようです。そしてワイン産地なのに世界遺産にも指定されています。ここのワインの特徴はとっても甘いワイン。ソーテルヌと同じ貴腐菌由来のとっても甘いワインが有名です。三大貴腐ワインとか言われているんでしたっけ?今は辛口の方がワインの主流なのですが、昔はワインといえば甘いものでしたからね。昔がそもそも甘いもの自体がそんな時なかったのでとっても貴重なのですわな。ステータスも高かったんです。そしてWWW2後は共産圏に入っていたので貴重な輸出品かつ西側にとって鉄のカーテンに遮られた神秘なワインとして、チェコのCZ75(前期型)と同じように神聖視されるに至りました。実際は計画経済のせいで品質向上が図られなくなって微妙になったとかいうお話も聞きますけど、飲んだことねーもんなぁ。1989年の民主化運動以降、いっぱいえらいことがあって大変苦労されたと思うのですけど、おそらくでいうと、トカイに残ったのは●歴史ある醸造地としてのブランド●安い土地●安い労働力●市場の自由化(EUに2004年加盟)だったと思うんですね。そこに目をつけたのはワイン大好きイギリス人。ワインは好きだが産地ではないので百年戦争するくらいの国ですからさあ大変。イギリス資本が東欧にバカスカ落ちてワイン造りのレベルを向上させます。っていう感じな東欧ワインの現在になっちゃったのですけど、トカイワインはそんな歴史あるワイン産地ですよと。ワインを作っているのはイギリス資本じゃなくて家庭経営のワイナリーさんだそうです。17世紀から続くカルピヌスがあるのは、ハンガリーの北東部でスロヴァキアとの国境にある世界三大貴腐ワインの産地として有名なトカイ。このエリアの最南端のトカイ山の麓の西側に位置します。Edit氏とIstv_n氏の兄妹でワイン造りを行なっている家族経営で、2人ともハンガリー国外で修行を積んでいます。フランスやドイツ、アルゼンチンなど世界に名だたるワインの本場に出向き、大手ワイナリーで研鑽を重ねました。 Editは12歳からワイン造りに参加。収穫前にして病に倒れた父親に代わって兄妹だけで収穫したのがきっかけでしたで、あきらっくが面白くて買ったのは「フルミント ドライ」ってところ。フルミントはトカイの土着品種ですけど、一番メジャーなぶどう品種。これに貴腐菌がつくと甘口ワインになるわけですね。それのドライ(=辛口)ワイン。ルミントはトカイ地方原産で最も主要な葡萄品種。畑は6ha。標高100-260mで樹齢は10~35年。土壌は流紋岩と凝灰岩が混じる粘土。栽培はオーガニックで収穫は全て手摘み。1.5気圧の非常に優しい力で空気圧プレス。野生酵母にて11~14℃の温度管理されたステンレスタンクで低温発酵。90%はステンレスタンク、10%は新樽にて6ヶ月熟成。濾過は3回に分けて丁寧に行う。柑橘に洋ナシ、白い花の香り。透明感のある味わいに非常に豊かなミネラルときれいな酸味。余韻も長く、土地のテロワールを表現したワイナリーを代表するキュヴェ。ちょっと湿度の高い日本の梅雨時にいいワインですねー。うまうま。
2021年07月02日
コメント(0)
こちらのワインは天城のなかじまやさんで購入したワインです。最近はもっぱらネットで購入しないでなかじまやさんにたまによっては買うくらいだなぁ。天城に温泉行くのでその帰りに寄る感じ。たまにはケース単位でワインを買いたいところではありますけど。日本酒が占拠しているとワインセラーが泣く。泣かないけどwさてさて、ジョアン・パトのワインですけど、生産地はポルトガルのベイラリトラル州にあるワイン産地「バイラーダ」です。ブドウ品種はバガ85%、トウリガナショナル15%となっています。さっぱりわからん。だから名前「ジョアン・パト バガ ダック」はジョアン・パトってメーカーが作るバガメインのワインで名前はアヒルってことね。バガ種ワインのスタンダードをベースに、新たなスタイルに挑戦したワイン。タンニンの強さを特徴としたバガ種ワインはすでに過去のもの。新世代は実にスムーズで飲み心地の良い味わい。果実味と酸味が絡み合うアフターテイストはこのワインの秀逸性を物語る。【醸造・熟成工程】プラスチック製のラガールとステンレスタンクで常温で発酵。約3週間、発酵とマロラクティック発酵を自然に実施。その後セメントタンクで1~4年、一部オーク樽で6ヶ月熟成。2014、2016、2018年のヴィンテージから各1/3ずつブレンド。ヴィンテージの特徴を超えてバガ種と産地の特徴を表現。ってことです。ビンテージブレンドなワインなんですね。味わいとしてはどうだったかなぁ?あんまり覚えていないのですけど、こなれて美味しいワインってイメージかな?複数ビンテージをブレンドしているからか熟成感というか、悪い意味じゃない中でフレッシュ感が少ない。ってフレッシュさがないからっていうネガティブな話じゃなくてなんか面白かったのよ。そこだけ覚えているんですけど、それがブレンドしたからなのかブドウの個性なのかはわからんけど。なんか昔にNV赤ワインを飲んだ時も似たようなことを思ったなぁ。
2021年06月22日
コメント(0)
ニーポートさんは1842年創業の歴史あるポートワインメーカー。ポートワインってことでポルトガルですね。近年ではスティルワインの生産に取り組み、世界にドウロのスティルワインの素晴らしさを広めるきっかけとなっているそんなワインメーカーさんです。そんなニーポートさんの干支ワイン。「さるラベル」ニーポート エト カルタ ホワイト 銀さる ラベル [2014] こちらの干支ラベルは、ベルリン在住のアーティスト清水麻紀さんのオリジナル書き下ろしイラストなんですって。ぶどう品種は「コデガ」「ラビガト」「ゴウヴェイオ」って聞いたことない。ワインは樹齢20~50年の多くの品種が混植されている。発酵はステンレスタンク75%、フレンチオーク樽25%でそれぞれ熟成させる。レモン、桃、白い花のような爽やかな香り。心地よい酸味、ミネラル感がうまくマッチし、とてもバランスよく仕上がっています。干支というネタ系ワインではあるんですけど、薄っぺらさのない、果実味と酸味がいい感じな爽やかワインになっています。うまうま
2021年01月22日
コメント(0)
ここんとこ新しいワインをあんまり買ってないんですけど、天城地方には行くので「なかじまや」さんに寄る今日この頃。まあ、お金もないので毎回ってわけにはいかないけど。っていうことで、オススメを購入したのです。ヴォワユール [2018] ニーポート ポルトガル ドウロ アンフォラワイン ヴォワユールは商品名。2018年はビンテージ。ニーポートは1842年創業の歴史あるポートワインメーカーのお名前。生産地はポルトガルのバイラーダってとこ。以下はなかじまやさんサイトから。ドウロ渓谷でも高地に位置する異なる畑の樹齢40-50年のブドウから、6つのアンフォラで約8ヶ月間浸漬と発酵を行って造られる。6つのアンフォラの内、3基で赤ワイン、別の3基で白ワインが造られ、最終的に赤・白ワインをブレンド。個々の品種よりもむしろ数種のブドウのブレンドから生じる複雑さを表現している。菫色やオレンジ色をまとった明るい色。豊かな果実味で、低アルコールの繊細な味わいにエレガントで長い余韻。アンフォラワインの特徴を表現しています。Voyeurとは「覗き見る」の意味、アンフォラの中の状況が気になって覗き見たいとの気持、このワインの将来の熟成を覗き見たいという思いから付けられた名称。※アンフォラとは、基本2つの持ち手があり、首と脚がすぼまった独特の形をした素焼きの器のことです。アンフォラと赤・白ワインブレンドという変化球なワインですけど美味しいですね。なんというか柔らかい。うまうま
2020年09月23日
コメント(0)
いつ買ったかさっぱりわからない&どこで購入したかもわからないwそんなワインがワインセラーにあるもんです。銘柄をみたり産地をみたりしたらだいたいの購入店舗はわかるんですけど、これはわからん。おそらくリアル店舗で購入したと思うんですけど、結構セラーで寝ていたワインです。NVなワインでビンテージわからんからどれだけ寝ていたかもわからん。クルタキス、レッチーナ・オブ・アッティカ NV 白 750mlクルタキス=クルタキス社は1895年創業。ボトルワインでギリシャNo1を誇り、また英国市場で最も飲まれているギリシャワインのワイナリー。創立者ヴァッシリ・クルタキスはギリシャ人で初めてエノロジーの学士号を取得した人でもあります。また、その孫にあたり3代目は1990年代にEUのワイン生産者組合の会長を努めるなど、同社は国際的にもギリシャワインのリーダーと認められています。ぶどう品種はサヴァティアーノ。古代からからある白ワイン用ブドウ品種。かってはイリゴニと呼ばれていたそうである。ギリシャの葡萄畑の総エーカー数の15%を占め、広範囲に渡って栽培されている。アッティカ、ヴィオティア、エヴィアの主要品種。これら地方特有の高温低湿の気候に良く育つ。ブランド物テーブルワインやレッチーナワインの主要品種。収穫時期は遅く、酸味に欠けるきらいがあるが、最近は収穫時期を早めて、新しいヴァン・ド・ペイとしてフレッシュなタイプの物が人気だそうです。サヴァティアーノ種から造られる「レチーナ」は、松脂を加えて風味づけした伝統的なギリシャワイン。淡く明るい黄色の個性的なワイン。ギリシャワインのアペラシオンはEU諸国に準ずるヒエラルヒーで構成されているが、このトラデショナル・アペラシオン(伝統的呼称)のカテゴリーは世界でギリシャのみで独自のものです。主に、特有の特別な種類の白ワインに認められたものです。レチーナは白ワインと全く同じ製造過程を経て造られる。独特の風味はブドウ液に加えられた松脂によるが、この松脂は濾過作業の後でとりのぞかれます。EUではギリシャだけに生産が認められ、加える松脂の量は1ヘクトリットル当たり1000グラム以下とされている。と、テクニカルなテキストを入れてみましたけど、松脂ワイン?なにそれ?よくわかんないって感じですけど、ギリシャの伝統的な製法ということです。とはいえ、なんかすごく違うかというとそうでもない。普通の白ワインでちょっとスパイシーなイメージのワインです。思った以上においしいワインでした。けどどこで買ったんだろう。
2020年08月08日
コメント(0)
先日、横浜に行った時にスタジアム前にある「マルシェ・ディ・ジュール」に寄って購入したワイン。レジ袋有料化のおかげでカバンに無理やり入れて持って帰りました。ブルガリアはノースウエストにあるワイナリー「ボロヴィッツァ Borovitza」さんが作るピノ・ノワールのワイン「ギャムザ2015」。ブルガリアはトラキア人がワインを作ったと言われていて、世界最古のワイン産地の一つです。伝統的なのもありますけど、安くて栽培に適した土地を求めて近年ブルガリアのワインづくりに投資がされていて、おそらくこれもその一つ。だって国際品種のピノ・ノワールだからねぇ。そんなこんなでボロヴィッツァですけど、場所はブルガリアの北西部。セルビアとの国境近くにあるワイナリー。グーグルマップで調べたら言語設定でわけわからん。土壌は砂質で標高150メートルで南向きの畑。面積は1.1ヘクタール。平均樹齢は10年ってとこらしい。ギャムザ2015はピノノワールをスキンコンタクトで10~15日醸した後、ステンレスタンクで発酵、古樽で15~18ヶ月熟成しました。濃いめのルージュ色、香りから海苔やインキ―なニュアンスを感じます。ピュアな果実はふくよかで濃厚な旨みに溢れ、ピノというよりサンジョベーゼの風格です。ってことでしたが、確かにピノ・ノワールか?って感じ。土地によってこんだけ変わるかーって思えるんですけどそこらへんがぶどうの面白いところ。果実味がしっかりあるけど、重すぎなくて夏に向けて飲みやすい。うまうま。
2020年07月28日
コメント(0)
オリヴィエ・リヴィエールはのDomaine de la Combeの最初の醸造責任者。1978年3月7日パリ郊外のPaissy生まれ。 ワイン造りに興味があり、それも最初からビオディナミに興味があったと明確な目的を持っておりました。1998年から2000年までボルドー・リボンヌでワインの醸造を学び、研修先はボルドーのビオディナミの実践者、Cote de Marmande。 ボルドーの後に目指したのはブルゴーニュ。就職先に選んだのは、やはりビオディナミといえば天下のLEROY。しかしそこはたった1年で辞めることになりました。何故ならそれはBourgogneでChassorneyのワインに出会ったからだそうです。彼のワインを試飲し、あまりに感動しその足でDomaineを訪問。2001年の8月の事でした。それから1年間Cossard氏と一緒に働き、そして直ぐにDomaine de la Combeの立ち上げスタッフとして派遣されたのです。 そしてDomaine de la Combeを2年勤め、前からの夢、独立を目指して南仏へと旅立ちました。Ponseの醸造を手掛け、2006年いよいよ自分100%の力で独立しました。彼の選んだDOCは天下のRIOJAでした。 リオハは大きく3つの土壌に分けられます。その最上流、リオハ・アルタに位置する樹齢の古い畑1.5haと御縁がありました。通常この場所は土壌のPHが高く、酸が少なく重たいタイプのワインに仕上がりますが、彼の選んだ畑は標高600m、土壌もPHが3.10と理想的な為、酸のしっかりした葡萄が誕生するのです。この地は冬はしっかり寒く、雪も降り、夏は太陽がサンサンと照り輝き、1年中1日の寒暖の差が非常に激しいのです。その地で樹齢50年以上の葡萄から低収量で収穫された葡萄を、何と彼は1つ1つの土壌の個性を重要視する為、大きな発酵タンクで仕込みをしないで、小樽を利用して発酵をさせました。ガバチョのぶどう品種はGarnacha (ガルナッチャ), Graciano (グラシアーノ)です。2008年だとグラシアーノですけど最新の16だとテンプラニーリョなのかな?そこらへんよくわからん。2008年ということは12年前のビンテージ。だけど若いというか熟成している感がない?いい意味でね。ビンテージを改めて見るまで気がつかなかったわ。濃いのは濃い系なんですけど、強いアタックとかいう感じじゃない。ってことはそこらへんが熟成したところのニュアンスになるのかなぁ?なんしかあんまりスペインっぽくないのはフランス人醸造家だからかなぁ。
2020年04月05日
コメント(0)
とある日、あんまりお酒を飲まなくなって来たもののたまには飲みたいわけでってこんなのを開けてみました。メトード・アンセストラル ペット・セック・ロゼ?(2017)レ・カプリアード(パスカル) Méthode Ancestrale Pet' Sec Rose Les Capriadesこれ飲んでいる時も思ったんですけど、同じラベル?で白ワインとロゼワインがあってどっちかわからん。おそらくロゼかなと思うんですけど、イメージ的にはオレンジワインに近い。どっちかなぁ?ロゼとしておこう。ロゼだとしたらこんなセパージュロゼ泡:カベルネフラン40%、ピノノワール30%、ガメイ20%、コー10%白だとしたらこんなセパージュ白泡:ムニュピノ60%、シャルドネ30%、シュナンブラン10%ブランド名はレ・カプリアードで、作っている人はパスカル・ポテールです。パスカル・ボーテルは新井順子さんが、ドメーヌ・デ・ボワ・ルカを設立するにあたり、チュエリー・ピュズラから紹介を受け、ボワ・ルカの醸造長になった方です。場所はフランスのロワール地方。ロワール川沿いのトゥールって街から(IKEAが臨時休業中)分岐する支流のシェール川を遡っていくとモントリシャールって街だか村だかがあって、そっからちょいっと南下するとあります。新井さんところにいたくらいなので、自然派ワインです。柔らかめのスパークリングで結構好きです。シャンパーニュの硬さよりも普段はこっちの方がいいですわな。それよりもこれのワインの蓋?がいいですわな。何気に他のワインにも使えるし。うまうま。
2020年03月25日
コメント(0)
先日これの赤バージョンをいただいたのですけど、こっちは白。ポルトガルなワインです。"rules" of Nat' Cool (ナット・クールのルール)1. No rules (ルールはない)2. Always Respect the First Rule (常に第1のルールを守る)3. Less is More (より少ないことはより多いこと)4. Cooler = Less Alcohol, Less Extraction, Less Mess (よりクールに=低アルコール、低抽出、低介入)5. Authentic, Organic, Cool Attitude (本物の、オーガニック、かっこよく)6. One Litter Bottle (1リットルボトル)7. Cool Price (クールな価格)8. The Incredible Lightness of the Being (存在の驚くべき軽さ)葡萄品種はアザル、アリント、アヴェッソ、トラジャドゥラ、ロウレイロってさっぱっりわからん!糖分と澱を残した状態でボトリングを行い、ボトルの中で再発酵する昔ながらの製法で、この地のかつての”曇った/白く濁った”典型的なワインを再現した。主にサブリージョンのアマランテとロウザダのぶどうを使用。ステンレスタンクで6ヶ月間熟成させたのち、無濾過でボトリング。マロラクティック発酵も瓶内で行われる。ぶどうの受け入れの際に最低限のSO2を使用するが、それ以降は不使用。なんというか赤もそうでしたが、白も夏にぴったりのライトなワインとなっています。やっぱり夏はこういうのがいいよねってワイン自体の評価を何もしていないwうまうま。
2019年09月23日
コメント(0)
あきらっくがポルトガルワインを飲むということは天城の「なかじまや」さんに行ったということを意味します。なかじまやさんは天城にあるワインショップです。お隣にセブンイレブンがあったのに無くなってた。というのも、天城道が延伸して今まで降りてたところがもっと先になったので通過になったという。まあコンビニさんには厳しかろうと思われます。そんな?なかじまやさんですけどあきらっくも最近行ってなかったです。どっちかというと道というよりも、そこらへんを通る時はもう営業が終わっているという方ですけど。そんなわけで購入したワインはニーポート ナット クール バガ [2017] 1000ml Nat' Cool 顔ラベル ポルトガル 赤ワイン ミディアムボディ 自然派 BIO イケメンラベルです。なぜか1リットルボトル。作り手さんのニーポートはポートワインのメーカーです。何ですけど普通のステルスワイン。しかもこのワイン「ナット クール」のコンセプトは「低アルコール、低抽出、低介入、オーセンティック、オーガニック、クール、1Lボトル、手頃な価格」等をルールに掲げ、様々な生産者がこのコンセプトに共鳴し、軽快で飲みやすいワインを一緒に造り上げています。このワインは『ナット・クール』の最初のワイン。他とは異なるエレガントなバガを表現しており、驚くほど軽快で親しみやすい味わい。ステンレスタンクで5週間、炭酸ガス浸漬法で発酵。マロラクティック発酵と熟成をしたのち、無濾過でボトリング。ボトリングの際に少量の亜硫酸を添加するが、醸造過程での亜硫酸添加は行わない。赤系果実に様々なスパイスや大西洋の気候と石灰土壌を反映したミネラル。バガの品種とバイラーダ地方の個性を表現。少し冷やして、食事と一緒に楽しみたい。ですって。先日ローヌとかの濃いめのワインを飲んでいたんですけど、それだと辛かったので軽めのをってことでセレクト。薄めですけど、骨格はしっかりしてて、飲みやすくて夏に飲むといい感じ。白もあるんですけど楽しみですわな。
2019年09月14日
コメント(0)
こちらのワインはポルトガルのワインです。ポルトガルといえば天城のなかじまやさん。あきらっくさんはスペインはちょっとしか知らなくて、ポルトガルなんかはさっぱり詳しくないのでこっち方面はほとんどなかじまやさんにお任せ状態です。先方さんもそこらへんわかってくれているので面白いのをオススメしてくれるといういい関係wってなわけでオススメで購入したのがこちら。ポスト クエルクス バガ 2016 フィリッパ パト 500ml Post Quercus Baga Filipa Patoです。フィリッパ パトはポルトガルにあるワイナリー。場所はよくわからんけどそもそもポルトガルって行ってもポルトとリスボンくらいしか知らない。そのポルトとリスボンの間w。バイラーダって産地らしいですけど、グーグルマップで見てもよくわからん。主要品種はこのワインにも使われているバガって品種。バイラーダ地方の赤ワインの90%を産する主要品種。厚い果皮が特徴で、濃い色合いで高いレベルのタンニンと酸をワインにもたらします。優れたものは、北イタリアのネッビオーロ種のイメージに近く、長期熟成によりピノ・ノワールに似た風合いを持つといわれています。手摘み収穫されたバガ種はバイラーダ地方の特徴的な粘土で作られた素焼きの壺(アンフォラ)の中で発酵・熟成を行う。僅かな酸化を促すアンフォラ内でシルクのような艶やかなタンニンを持ったワインが造りだされる。フィリッパはビオによる葡萄造り、アンフォラでのワイン造りを彼女の祖母に話した。祖母は正に自分の両親が行っていたワイン造りに他ならないと驚いた。最も新しいワイン造りは祖先が造り上げたワイン造りに帰る事。自然な葡萄栽培、ローマ人が伝えたアンフォラでのワイン造り、まさにバック・トウ・ザ・フューチャーだ。ってなわけで飲んでみたのですけど、確かにイタリアっぽいと言われると近いかも。というかアンフォラに由来した特徴がタルのまま熟成させる伝統的なバローロとかのイメージに近いかな。うまうま。そういや素焼きの壺(アンフォラ)で発酵・熟成していますってところで、在庫のワインでアンフォラでどうのこうのなのがあったような気がする。
2019年05月29日
コメント(0)
いつやったか温泉に行くついでに天城の「なかじまや」さんにお伺いしてワインを購入しました。天城道が延伸したのでお店の前を通る機会が減ってしまいましたが、もともとあんまり営業時間内に天城に行かないから、あんまり意味がないかな?行くとだいたい赤白を購入するのですが、こちらはその時購入した白ワイン。エスポラン[2016]デュアス・カスタス ホワイト 750ml/自然派BIOワイン/ポルトガル/アレンテージョ/白ワイン/辛口/2300なかじまやさんは楽天にお店があってお店の存在を知ったのは楽天ですけど、楽天で購入したことがないという。デュアス・カスタスは、ポルトガルで「2つのブドウ品種」の意味。毎年、収穫したぶどうから2つのブドウ品種を選び他にはない個性と風味を備えたワイン造りに挑むという、独創的な取り組みによって生み出されるワイン。2016年は、Paus Altosヴィンヤードの平均樹齢23年の「ロウペイロ」と、Enoturisomoヴィンヤードの平均樹齢9年の「ヴィオジーニョ」をブレンド。いずれも自社畑。収穫したぶどうは空気圧プレスで全房圧搾。低温浸漬させたのち14℃のステンレスタンクで発酵。澱と接触させて澱からの成分をワインに移したのち、清澄し濾過。グレープフルーツや花の香り。瑞々しく芳醇で、軽いミネラル感を伴うフルボディのワイン。長い余韻が楽しめる。最初の印象は軽めですけど、しっかり熟しているからかボディはしっかりしています。シャルドネとかのボディ感とは違うのよね。ブドウ品種の「ロウペイロ」と「ヴィオジーニョ」ってさっぱりわからないのですけど、南の方の白ワインだなぁって思った次第です。ソーヴィニヨン・ブランで南仏の方で作ったやつみたいな。うまうま
2019年05月25日
コメント(0)
久しぶりに家でワインを飲もうかなと思いまして赤ワインを開けてみました。ポルトガルのワインなのでおそらく天城のなかじまやさんかなぁ?2012 Niepoort Vinhos Douro Bioma Tintoというワインです。2012がビンテージで、Niepoortがメーカー名ですよね。vinho tintoって赤ワインって意味です。Biomaはおそらくビオワインってことだと思う。下の方にビオでどうのこうの書いてあるし。Douroはドゥエロ川のことでしょうね。なのでニーポートってワインメーカーのDouro川の近くにある畑なのかなんかで作られたブレンドされたビオな赤ワイン、ビンテージは2012年です。ってことでいいのかなぁ。自信ないけど。とりあえず会社はドゥエロ川のそばにあるみたいです。もともとこの会社はポートワインを作っている会社のようでステルスワインも作っているという感じのようです。なのでこちらのワインの熟成樽はポートワインの樽ですって。Quinta deNápolesのブドウからのみ生産されるワインで、SATIVA認証を受けているとのこと。うーん、サイトを自動翻訳させているのでわかったようなわからんような。ブドウ品種がさっぱりわかんないですね。Tinta Amarela, Touriga Franca, Tinta Roriz, Sousão and Touriga Nacionalって書いてあるけど。樹齢は25年くらい。ワインの印象ですけど、まず濃い!光を通さない漆黒の(嘘)ルビー色って感じです。いかにもな南のワインの印象で酸からキレはないけど厚みはある。雑味もちょっとあるけど、全体の完熟度合いからくるタンニンの甘みもある。濃いわりに思ったほどパンチがあるタイプではないので、結構ほっこり楽しめます。いいワインですねぇ。
2019年02月24日
コメント(0)
こちらのワインは天城のなかじまやさんで購入したやつです。スペインとかポルトガルというとだいたいこちらだったりするようなしないようなw商品名:マルケス デ グリニョン グラシアーノ原語表記: Marques de Grinon Gracianoヴィンテージ: 2011タイプ:赤ワイン・フルボディ生産者名: パゴス デ ファミリア マルケス デ グリニョン産地:スペイン ドミニオ デ バルデプーサ葡萄品種:グラシアーノ畑はカスティーリャ ラ マンチャ州、トレドのマルピカ デ タホに位置しています。海抜500m、年間平均降水量は450mm。気候は大陸性気候のため、夏は暑く乾燥しており冬は寒い日が続きます。また昼夜の寒暖差も激しく、成熟した高品質の葡萄を得るには最適な環境です。仕立てはシングル グイヨ式。全ての房と、葉に均等に日が当たるようにしています。また、土壌微生物学の権威、クロード ブルギニョン氏の助言により、敷き藁をすることで土壌生物の活性化を促すなど、土壌環境のバランスを最大限に良好にするための栽培方法を取り入れています。土壌の表土は薄い粘土質、下層部は深さ2mの白亜紀の石灰質です。多孔性と水はけに優れており、ワイン造りに非常に適しています。収穫は、15〜18kgのケースを使用し、手摘みで行います。収穫後、人の手で丁寧に除梗。アルコール発酵は天然酵母と人工酵母を使い、ステンレスタンクで26-28度にコントロールしながら10日から18日間。熟成はアリエ産のフレンチオークで20ヶ月。独自の個性を持つと同時にヴァルデプーサの全てのワインに共通する明確なテロワールのキャラクターがあります。ヴェルヴェットのような滑らかな口当たり。洗練されたタンニンが、樽熟成によるオーク(非常に軽いロースト)のフレイバーと美しく絡み合います。爽やかで心地よいオレンジピールの香りとともに、様々な繊細なアロマが感じられます。程よい持続性があり、カカオやグラファイト(黒鉛)のニュアンスが全体を支えています。今飲んでも十分魅力的ですが、長期熟成可能なポテンシャルを持つワインです。「マルピカ デ タホ」はスペインのマドリードからA5にのって南西に100キロくらいにいったところにある村です。東にいくとトレドっていう街があります。この村に隣接してテージョ川が流れていまして、その川沿いにCastillo de Malpica de Tajoというお城があります。1300年代には記録が残っているお城だそうです。ブドウ品種のグラシアーノはスペイン固有品種。テンプラニーリョよりも晩熟でカベソーに匹敵する濃いワインができるためテンプラニーリョとのブレンド用で使われていたりします。おそらくグラシアーノ100%は初めて飲んだと思いますけど、なんというか濃い。ただ若干単一品種のためか複雑性がなくて一本調子なイメージ。個性のある品種なのでブレンドしたほうがいいのかな?けどまあ、まだぜんぜんって感じですね。10年くらいは確実に早い。しっかり熟成させた方がいいワインだなぁ。
2017年04月22日
コメント(0)
ストレコフ1075はスロバキアのワイナリーさん。ストレコフはスロバキアの首都プラスチラヴァと、ハンガリーの首都ブタペストの間っくらいにある村の名前だそうです。行くならブタペストからの方が近いです。プラスチラヴァからだと140キロくらいですけど、ブタペストからだと80キロくらいになります。と、地図をみるとドナウ川の近くなんですねー。すごく近くというわけではありませんけど。こちらのワイナリーさんのHPがあったので拝見しましたけど日本語版があります。日本語版の怪しい翻訳を見た感じではワイナリー名の「ストレコフ1075」の1075はストレコフ村が最初に歴史に記述された年(村について最初に筆録された 年)らしいです。そんな歴史ある村に12ヘクタールのブドウ畑を持ちRizling vlašský (ヴェルシュ・リー スリング)、Modrý portugal(ブラウアー・ポ ルチュギーザー)、Frankovka modrá(ブラウ フレンキッシュ)、Svätovavrinecké(サンク ト・ラウレント)という古くからある葡萄の 品種の栽培を好んで行っています。最近はDunaj( ドナウ)、Devín(デビーン)、Alibernet(アリ ベルネット)という新しい品種の葡萄も栽培 しています。ってさっぱりわからんw葡萄畑はPohronska丘陵に段々とした斜面に位置していて、独特な微気候は周辺の池や小 川によって作られます。(あ、ドナウ川はあんまり関係ないのね)土壌上層は、海洋堆 積物や砂岩や石灰岩の上にある粘土質ローム です。より深い層は黄色、又は、青灰色の粘土によって構成されていますってことなので基本は粘土質で保水力のある土地って感じですね。年間のリリース量は3万ボトル。そのなかには「NIGORI 濁り」っていうワインもあります。で、飲んだのはVINO SUR LIE 2012です。ラベルをよく見ると横の方にSUTO ZGOLTって書いてあります。けど、ホームページのラインナップに載ってない…。けど、ブドウ品種がRizling vlašský (ヴェルシュ・リー スリング)とOlaszrizling(オラスリズリング)のようです。どっちもリースリング系です。シュル・リー(Sur Lie)とは、Surが「~の上」、Lieが「滓」を意味しており、フランス語で「滓の上」という意味の醸造方法になります。どっちかというとあっさり目で個性の弱いブドウ(甲州とかミュスカデとか)を醸造するときに使われて、滓とワインを長いこと一緒にしておくことで深みを出すというイメージです。色調は若干濃い目の黄金色で、シャープなワインという印象です。南の方のリースリングといえるかな?リースリングらしいシャープな酸がありつつ若干緩いかんじになっているかな?
2017年02月19日
コメント(0)
昨年は毎週のように横浜に行ってまして近くに「マルシェ・ディジュール」さんというワインショップがあるんですね。なんですけど、水曜日に横浜に行ってたので定休日なのでした。で、いつだったか水曜日以外に行く日があったので、寄ってみた。買ってみた。こちらのワインはドイツのピノノワール。ドイツでピノノワールというと、大阪時代の南森町にあった某お店でオススメされて飲んで以来かな?すさまじく久しぶりです。ドイツとかアルザスとかってピノノワールの北限なので、どっちかというと酸度高めで色調も薄くて繊細なイメージ。ボリューム感がないとかね。私自身はアルザスのピノから赤ワインの遍歴が始まったので好きなんですけど。ところが最近は地球温暖化の影響か完熟しやすくなっていると噂を聞いていたでちょっと興味あって買ってみました。1000円代と安かったしね。飲んだ印象はきれいなピノノワール。ちょっと昔のよくできたACブルって感じかな?完熟とはいえすごいボリュームになるわけじゃないけど、酸味ベースに小ぶりのいちごのようなニュアンスが乗っています。結構というかだいぶ好き。あんまり飲むと飽きちゃうような気もしますけど、いいですよ。
2017年02月02日
コメント(0)
スペインワインのアルモディ/アルタビン・ビィティクルトール 2014です。こちらのワインですがどこで買ったか忘れちゃいました。おそらく天城か三島の某店舗ですけど、どっちかなぁ?スペインのカタルーニャ州といえばバルセロナのある地域です。バルセロナはどっちかというと東のほうにあるのですが、その西の端の方にあるDOテラアルタの中心地バテアにあるワイナリー。設立は2001年で当主のジョアンは代々ワイン造りの家系出身。父はカジュアルなワインを造ってましたが、自分の理想とするワイン造りを目指し、独立独歩でアルタビンをスタートさせたそうです。所有畑は標高350~550mにトータル27ha。地中海性気候。畑の標高は450~500mで東向きと日照豊富な西向きに約3ha。白亜石灰質土壌で、浸透性が低く、有機物の含有量も低い土地。ブドウ品種はガルナッチャ・ペルーダ。ガルナッチャ・ペルーダはこの地区の固有品種で葉っぱに白い産毛がびっしり生えているのが特徴です。通常のガルナッチャより収量が少なく色も淡いのですが、アロマや果実味が豊富、酸が高くフレッシュで繊細なミネラルのある品種です。ほとんど現存していませんが、ジョアンはこの品種に思い入れがあり、ワイナリーに残った2,3本をもとに3haまで増やしたそうです。アルコール度は14.5%で色調は光を通さない濃さです。タンニンも結構来ております。太陽の恵みで濃いワインとなっていますが若干一本調子。悪くはないですけど飲むのに体力要りますねー。
2016年11月15日
コメント(0)
フランク・マサール プリオラート・ユミリタ2012を飲んだのさ。生産者さんがフランク・マサールさん。フランク・マサールは91年ソーミュールのソムリエ学校を出た後、ドイツ、イギリスでソムリエに従事。イギリス在住中はマスターソムリエ、マスターオブ ワイン、マスターオブワイン、2010年世界ソムリエ選手権優勝の世界トップソムリエ、ジェラール・バセ氏の下で働く。96年に自身もイギリスのソムリエ選手権で優勝。98年にWSETのディプロムを取得。2000年の4月にスペインに移りトーレスで働きながら、04年に自分の畑を買いドメーヌをスタートされた方です。元ソムリエさんなんですねー。産地はプリオラートプリオラートはスペインのカタルーニャ州タラゴナ県にあるワイン産地です。カタルーニャ州といえばなバルセロナから西に向かいます。海沿いに行くとタラゴーナという街があるのでそこからちょっと内陸にいくとあるみたいです。畑は標高のあるポレラ、 ポボレダ、エル・モラルにあり、プリオラートの中でも比較的涼しいワインができ上がります。ユミリタがワイン名かな?カタロニア語で「謙遜」の意味があり、エチケットには畑の周りにあるアーモンドの木が描かれています。スペインらしいフルボディなワインでグルナッシュ(9月12日収穫)60%、 カリニャン(9月27日収穫)40%のセパージュです。収量は40 hL/ha。樹齢は21年~41年で、土壌は片岩がある粘土質な土壌と思われます。醸造はステンレスタンクで30日間(初めは6℃の温度で3日間コールドマセラシオン)したあとに温度24℃~26℃のステンレスタンクで27日間。熟成は70%ステンレスタンク、15%古樽、15%新樽で12ヶ月ステンレスタンク70%なので樽の感じとかのニュアンスはほとんど感じられません。グルナッシュもカリニャンもそんなに複雑さのあるブドウ品種ではないし、南のほうのワインだねーとしみじみ思うですけど、飲んでて若干疲れる。最近体力が落ちてて、飲むことを楽しめるだけのパワーが残って無いなぁ。
2016年10月18日
コメント(0)
天城のなかじまやさんで購入したワイン。ポルトガルのワインです。[2013]キンタ ドス アヴィダゴス ドウロ ティント 750ml葡萄畑はシストの硬い岩で覆われた、非常に日当りのよい場所にあります。葡萄はひとつの区画に混植されています。収穫は20kg入りの箱を使い、手摘みで行ないます。100%除梗し、発酵前のコールドマセラシオンを4〜7日間行った後、温度コントロールされたタンクで、毎日ルモンタージュをしながら、発酵させます。翌年の春まで澱とともに寝かせ、ノンフィルターでボトリングします。非常に濃い赤色、新鮮な赤い果実を思わせる濃厚で複雑な香り。タンニンはやわらかく、ソフトでなめらかな口当たりです。ブドウ品種は「ティンタ ロリス、ティンタ バロッカ、トゥリガ フランカ、トゥリガ ナシオナル」ってさっぱりわからんwお値段のわりにフルボディですわ。けど記憶があまりないw今週厳しかったからなぁ。うまうま。
2016年10月17日
コメント(0)
こちらのワインは京都は上七軒にある「わいん屋 おおきに」さんで購入したワインです。息子さんがソムリエさんだそうで、その方がお勧めするワインを数種類おいてます。お父さんとお母さんはあんまりわかってないけど、まあそれはそれでいいかなと。面白かったし。そんなわけで2本買ったうちの1本です。リンゲンフェルダー・バード・ラベル Q.b.A. 2012ひっさしぶりのドイツワインです。ブドウ品種はリースリング。産地はファルツのグロスカールバッハというところ。調べると、マンハイムの北西で6号線を行くといけます。周りはブドウ畑ばっかり。生き生きとした酸があり、フレッシュでほのかな甘みの飲みやすいタイプですって。確かにその通り。酸が立っていていいかんじです。チーズと一緒に飲みましたけどおいしかったです。うまうまー
2016年06月08日
コメント(0)
三島のルカワインさんに行ったら、明日生産者さんが来るよーということでオススメいただいたワイン。次の日的にお仕事だったので(というか行った日も土曜だったけどお仕事でしたね)ワインだけ購入させてもらいました。アルト・ランドンはスペインのブティック・ワイナリー。とあるサイトでは「マドリッドから約150km東の県郡クエンカ、D.O.マンチュエラのエリアにあるブティック・ワイナリーです」と書かれております。で、グーグルさまにお願いしたところピンポイントでわかりました。レアル・マドリードの本拠地の東というよりも、バレンシアCFさんの本拠地「バレンシア」からA-3を走ってN-330に移ってうんにゃらいくとつきます。130キロくらい?なんか周りにブドウ畑しかないってかんじですねー。なんとなく盆地?まわり山?標高1100mくらいだそうです。そんなアルト・ランドンですけど、畑が75haなんですね。75haでブティックワイナリーなのね。「アルト・ランドン・ティント マンチュエラ」はシラー50%、グルナッシュとカベルネ・フラン合わせて50%です。スペインですけどフランス系国際品種ですね。果実味がどーんときますが、そんなに複雑さはないイメージです。フランス系ですけど、なんかスペインですね。ブドウよりも土地のイメージのほうがワインに強く出ているような気がします。ってちゃんとシラーな味わいなんですけどね。うまうま。
2016年05月22日
コメント(0)
オリヴィエ・リヴィエールさんは、シャソルネのフレデリック・コサールさんところで修行をされてスペインで独立された方です。何本か飲まさせていただいておりますが、スペインらしからぬエレガントさを持ちつつも、ブルゴーニュよりもブドウが黒くて濃いのでエレンガントで濃い目になっています。ブドウはスペインなので、テンプラニ―リョ95%とグルナッシュ5%のブレンド。今回のはテンプラニーリョメインですのでパワフルなのですけど、なぜかブルゴーニュの自然派のような繊細さというか柔さが同居している印象です。どれだったかはえらい美味しいなーって思ったんですけど、どれだったかなー?たしか「リオハ・ティント ライオス・ウヴァ」だったと思いますけど、こっちのほうが好みだったかな?
2016年05月06日
コメント(0)
久しぶりにスペインワインをいただきました。リオハ・ティント ライオス・ウヴァ[2013]オリヴィエ・リヴィエール Rioja Tinto Rayos Uva Olivier RIVIEREというワイン。スペインのリオハというワイン産地で有名なところで自然派な作りで作ってらっしゃるところのようです。でね、飲んだ時にあんまりスペインらしさがないというか、スペインの情熱の国的な陽性だけど若干荒々しいところがないエレガントなワインだと思ったんですよ。なので結構な価格のワインかと思いきや2,000円台のワインということでびっくり。そして作り手さんがブルゴーニュのシャソルネにいたというので、なんというか納得。ブルゴーニュ的な作り方というか思想性が見えるワインです。そんな作り手さんのオリヴィエ・リヴィエールさんはブルゴーニュのドメーヌ・シャソルネでフレデリック・コサールの下で働いて、そっからスペインに行って2006年に自分のドメーヌを設立ということみたいです。したがいまして、ワインはブルゴーニュビオの作りで、果実味あるタイプですけど荒々しくない。テンプラニーリョ50%、グラシアーノ50%でこんなの作れるのね。で、これでカジュアルラインというところが恐ろしい。うーん。先入観なしに飲んだので結構びっくりしました。うまうま。
2016年03月05日
コメント(0)
あきらっくがリアルでよく行くワインショップってそんなにないのですが、そのうちの一つ。そんなにないというか、ワインショップが少ない。天城にあるなかじまやさん。楽天のお店もありますが、そっちでは買ったことがない。けど、たしか存在を知ったのは楽天だったような…。そんなこんなで先日行ってきたので何本か購入。そのうちの1本です。第2回SAKURA WINE Awards ダブルゴールド受賞[2013]ソアリェイロ 750mlこちらはポルトガルはミーニョってところのワインです。って書いてあるのが多いんですけどどこ?ミーニョってポルトガルとスペインの北側の国境にある川の名前っぽいんですけど土地だとするとどこなのかしらん。ブドウ品種はアルヴァリーニョ。スペインとポルトガルで作られる安い目の白でドイツのリースリングのクローンらしいです。ワインとしてはミネラル分の多めですけど、ポルトガルっぽくちょっとあか抜けないワインになってます。けど、これはこれで美味しい。リースリングってイメージはないですねぇ。面白いワインです。うまうまー。
2015年12月07日
コメント(0)
スペインの頑固おやじが作る(想像)自然派ワイン!実際はブルゴーニュのドメーヌ・シャソルネのフレデリック・コサールの下で修行をした人らしいです。ボルドーからブルゴーニュに行って、そっから2006年にスペインでワイナリーを開いたというのが「オリヴィエ・リヴィエール」です。で、スペインでワインと言えばリオハ。ラ・リオハ州はフランス国境から大西洋岸を西に行くとビルバオがあるんですけど、そこからE804を南下して50キロとかいくとある内陸の土地です。いまいちスペインワインの奥深さがわかっておりませんが、なんつーか陽気かつパワフルだけど疲れるワインってイメージがあります。こっちにもパワーがないとやられるみたいな。おかげさまでやられました。最初はよかったんですけどねー。だんだん飲むのがつらくなってくるのよ。美味しいけど。このわけわからなさがスペインの面白いところであり難しいいところ。最近パワー的なものがなにもないからねー。ちなみにブドウ品種はグルナッシュ100%でおまけに樽熟成15ヶ月。テンプラじゃないのね。
2015年09月19日
コメント(0)
最近更新してないんですけど、まあいろいろあるんですよ。今もオシゴトお願いしている方に作業をひっぱりまくりつつブログを更新しているという、見たら怒るよなーwネタがないわけではないんですけどねー。書く暇がない。暖かくなったためか、私が相手しないからキレたのか、これちかさんが脱走されまして困ったもんだ状態。2日目ですけど、家の周りから鳴き声が聞こえないのでちょっと心配。まあ、元気にやっているならいいんですけどねー。さてさて、そんなわけで先日というかだいぶ前に飲んだワインのご紹介。カルヌントゥム [2009]ムア・ニーポートCarnuntum 2009 Muhr Niepoort知らなかったけどオーストリアのワインなのね。オーストリアの東部の方にある首都ウィーン。ウィーンを流れるドナウ川を下流に下って東に移動するとカルヌントゥムっていうところがあります。ちょっと東に行くとスロバキアの国境に行ってしまうカルヌントゥムのワイン。ブドウ品種はブラウフレンキッシュ。その古木から採れた葡萄100%。ブラウフレンキッシュは白ワインがメインのオーストリアの中ではツヴァイゲルトの次に作られているブドウ品種だそうです。けど、全体で5%くらいだそうなので大した量じゃないみたいですね。色調は透明感のある美しい赤で、チェリーや土のテロワールを感じるアロマ。味わいにはしっとりとしたパウダー状の旨み成分があり、赤すぐりやプラム等の果実へと変化して村名ヴォーヌ・ロマネを想わせる、この価格とは思えないほど品の良いワインです。ワインの味をぜんぜん覚えていない!!!はははは。
2015年04月02日
コメント(1)
とある自然派系福袋的なかんじで購入したものです。あんまり情報がないのですが、オーストリアのRosi Schusterというワイナリーのワイン。よくわからんけど、ロージー・シュスターなのに作り手さんの名前はハネス・シュスターさん。だれやねんロージーってのは。まだ若い30歳くらいの作り手さんだそうです。で、ブラウフレンキッシュ・ブルゲンラント2008がワインの情報です。ブラウフレンキッシュというのがブドウ品種名。オーストリアの土着品種でけっこうしっかりしたタンニンがあるワインですけど生産条件が厳しいみたい。そのブラウフレンキッシュがよく植わっているのがブルゲンラントというオーストリアの州です。ブルゲンラントはオーストリアの東端で東側はスロバキア・ハンガリーおよびスロベニアとの国境となっているようなところです。平坦な土地で農業が盛んでワインが作られていると。このブドウ品種をのむのは初めてでした。ボトルの形状からブルゴーニュグラスを出したのですが、結構濃いめのタンニンが踊っておりまして、2日目はボルドーグラスにしました。思った以上にパワフルでしたがシラーみたいな暴れん坊ではないです。けど、単一品種だからか深い複雑さまではないかな?面白いワインだとは思います。
2014年10月31日
コメント(0)
このワイン購入したのはタカムラさんです。諸事情がございましてスパークリングのマグナムを探していたらちょうどいいのがタカムラさんにあったのでそのワインを買うとともに箱がいっぱいになるようにその他も買ったのでした。スパークリングのマグナムって見た目にインパクトがあるので、そんなにワインとかにこだわるでなく、日本酒を1升持っていく気分で集まりに持っていくといいですねー。シャンパーニュにしちゃうとお金がやばいのですが、スパークリングならそんなに高くなく手に入りますし。まあ、日本酒の1升のほうが安いとは思いますけどね。持って行ったときの反応が結構いいので実はおすすめです。まあ、「シャンパン、シャンパン」とシャンパーニュじゃないけど言われてしまうのでそこが心苦しいところではありますが。まあ、そんなことは関係なく、こんなワイン。ゼルナー / ゲージング・アー・ヴェルシュリースリング・ミューラー・テゥルガウ [2011]オーストリアのワインです。某サイトの資料からはこんなかんじ。■歴史:家族運営のワイナリー、15代目になる。1995年より有機栽培■栽培面積:15haは自社栽培畑、2haは近隣の農家が栽培する有機ブドウを購入■品種割合:60 % Grüner Veltliner, 10 % Roter Veltliner,10 % Riesling, 10 % Welschriesling & Müller Thurgau, 10 % Blauer Zweigelt & St. Laurent■プレス機:空気圧式■栽培方法:バイオダイナミックスの調合剤をつかった、有機栽培■醸造:野生酵母で発酵、赤ワインは、古いバリックにて1年間熟成、さらにもう一年を大きいオーク樽で行なう。白ワインは、ステインレスタンク、陶器でコーティングしたタンク、大樽で行なう。清澄はせず、ビン詰め時にKieselguhr(珪藻土)を使った濾過する。■亜硫酸 :醗酵段階のSO2添加はゼロ、ビン詰め時のみSO2添加。平均のフリーSO2は30-40p.p.m, 総量は80-110p.p.mラシーヌさんが入れているビオ系ワインみたいですね。ヴェルシュリースリングってなに?って思ったのですが、調べると面白い。実はドイツで栽培されているヴァイサー・リースリング種とは別物だそうです。原産は北イタリア。芯の方に結構硬めの酸があったのでてっきりドイツのリースリング由来だと思ってた。けど、スパークリングワインのベースに使われるブドウ品種だそうで、豊かな酸と、青リンゴやシトラスのフルーティーなブケ溢れるワインを産むそうです。乾燥に非常に弱いそうですので、日本でどうだ??ってだれがそんなマイナー品種をつくるんだか。ミューラー・テゥルガウのほうは日本でも北海道や山形で作ってますよね。こっちはドイツ系ブドウ品種だよな。ドイツ原産だけどスイス?オーストリア?よーわからん。どっちかというと、ドイツ系の辛口白ワインなかんじなのですが、若干ゆるいかな?というのがいい感じになっております。この季節にはとってもあいますねー。うまうま。
2014年06月27日
コメント(0)
なんかよくわかんないけどいつ買ったんだろう…。天城かな?三島かな?平塚じゃないと思うけど。そんなタリマ 2012 ボデガス・ヴォルヴェール アリカンテです。スペインのワインです。場所はアリカンテってところです。アリカンテはスペインのバレンシアからジブラルタル海峡のほうに地中海沿いに移動するとあるところ。直線距離で100キロ~150キロくらい?ブドウ品種はモナストレル種100%。スペイン南東部のムルシア、アリカンテ、イエクラ、フミ-リア、ブーリャスで多く栽培されている品種で、暑いところを好み、小粒で皮が厚くタンニンと高アルコールの赤ワインになるそうです。けど、フランスでは「ムールヴェードル」と呼ばれているブドウ品種です。こっちも南仏系のワイン用ブドウ品種ですねー。味わいはどっちかというとスペインというよりも南仏。ブドウ品種の特徴が私的になじみのムールヴェードルでているってかんじでしょうか。普通だったらスペインらしいパンチがくるところなのですが、そっちよりも甘味とかのほうが強いかな?面白いですねー。
2014年03月01日
コメント(0)
スキヤキを食べたときに、「好きなワインを1本選んだらそれをあけていいよー」というかんじで1本選んでもらいました。とはいうものの、これをすぐあけるのはアレなので四恩さんの窓辺あたりを1本あけてからこっちに移行。シエラ・カンタブリアD.O.Caリオハ『フィンカ・エル・ボスケ』2005です。スペインのエグレン・ファミリーのワインですが、有名なのはヌマンシアかなー?アマンシオかな?飲んだことないけど。そこの「フィンカ・エル・ボスケ」なんですけど、すさまじくボトルが重いです。飲み終わっても重いもん。リオハなのでブドウ品種はテンプラニーリョ100%だそうです(樹齢は35年くらい)色調は真っ暗。さすがにスペインワイン。そしてパワフル。なんですけど、エレガント!!どっかのインポーターさんのコメントで「アマンシオが“パワフル”ならこちらは“エレガンス”を極めたスタイルのテンプラニーリョです。アタックはクリーンで涼しい印象。ストラクチャーが豊かで赤い果実の風味の後にミネラルが口一杯に広がります。」ってこと黒くて凝縮感があって、アタックもどーんとくるんでパワフリャなんですけど、飲むとエレガントさというか、緊張感があります。いやー、さすがになワインですね。スペインのいいワインってこうなるのねー、スペインらしさのまま頂を目指したらこうなったってかんじです。いいもん飲んだ。
2014年01月14日
コメント(0)
安くて面白そうなのを買ってみようシリーズもだいぶ本数を飲んできましたが、今回はポルトガルワイン。スペインが脚光をあびておりますが、なかなかどうしてポルトガルもがんばっているぞというか面白いよってどこかで聞いたことがあったので購入してみました。ラパリーガ・ダ・キンタ゛ ルイス・ドゥアルテ・ヴィーニョス 2008ってワインです。さっぱりわかりませんが、ワイナリーさんは2007年に設立されているそうです。ワイナリー名が「ルイス・ドゥアルテ・ヴィーニョス」みたいです。ということは、「ラパリーガ・ダ・キンタ」がワイン名ってことか。ポルトガルのアレンテージョってところで作られているみたいです。アレンテージョはポルトガルの中部にある街です。コインブラって都市から東に行ったところにあります。そんなに高くない丘陵地帯というか山っぽいのにかこまれた土地みたいです。ワインに使われているブドウ品種はアラゴネス 40%、トウリガ・ナシオナル 30%、トリンカデイラ 30%という、さっぱりわからないコンボです。いやマジわからんわ。味わいなんですけどあんまり覚えていない。スペイン系に近いタニックなワインだなーという印象なんですけど、飲んでて疲れてきてしまってあんまり飲めませんでした。某サイトでは「完熟したブラックベリーや赤い果実の香りの中にバランスの良いトーストのニュアンスを持ち、非常にエレガントで上品な味わいと果実味が心地よいポルトガル・ワイン!」と書かれていたのですが、うーん。エレガントで上品さはなかったと思うぞ。完熟したブラックベリーはわかるけど。トーストのニュアンス?樽っぽいってこと?ワインの表現は難しいなぁ。2日で1本飲めなくて料理酒に回ったのでした。けど、今思うとそんなに悪くはなかったと思うんですけどね。おそらく今の体調でなにを飲んでもダメじゃろ。
2013年12月12日
コメント(0)
やっとこさデイリーのワインを購入したので一息つきました。今回はお金がないので1500円いかないようにがんがったぜ。[2009]イージー・バイ・エニーラはブルガリアのワインです。ブルガリアなんですけど、ボルドーのラ・モンドットのナイペルグ伯爵が手がけています。ベッサ・ヴァレー・ワイナリーっていうところです。東欧諸国は社会主義政権の時はとーっても微妙だったのですが、自由化したことで海外資本がどんどこ入って安い土地代+安い人件費というところを梃子に日常消費用ワインを作っています。南アフリカなんかはイギリスのスーパーマーケット資本が入ってどうのこうのっていうのが結構前から言われていたのですが、東欧もそんなかんじですね。そんななかで一番お得なラインのワインでメルロー100%です。確かに飲んでみると、ボルドーっぽい雰囲気があって、右岸と比べると楽しいかもしれません。1300円くらいでこの味わいならアリじゃないかな?同価格のACボルドーに比べたらこっちの方がクオリティが高いんじゃないかな???うまうま。
2013年10月27日
コメント(0)
三島にある某酒屋さんというかワインショップさんに「三島でワインがおいしいお店教えてくださいな!」という情報料として購入。ってのは冗談ですけど教えてもらったのは事実。ありがとうございます。京都でお店に困ると京都の酒屋さんに聞いてっていうのをそのまま三島でもやるのが私らしいというか…。そんなわけで、オススメしてもらったのですが、オーダーは「最近白ワインばっかりなので夏らしい赤ワインを!」でした。購入したワインが写真の「エメンディス デュエット バリエタル2010」です。スペインのワインですけどシラー80%、ウル デ リェブレ20%というセパージュです。シラーはわかるけどウル デ リェブレってなんじゃい。とおもったらバルセロナのあるカタルニア地方ではテンプラニーヨのことをウル デ リェブレって言うんですね。びっくら。そんなわけで、こちらはスペインでもバルセロナのほう。バルセロナから西に50kmくらいいったところかな?そこらへんで作られています。さすがに南のほうのワインだけあって、アルコール度がたかいっぽくてアタックはしっかりしています。けど濃いめに振っているわけではないので、飲みつかれるワインじゃないです。スパイシーかつアタックは強いけど後に引かないっていう夏には似合っているんじゃないかなと思います。うまうま。
2013年07月15日
コメント(0)
安めのワインを買おうと思って、スペインの赤白2本を購入。赤は先日飲みましたけど、こんかいは白ワインを飲んでみました。インフィニタス シャルドネ・ヴィウラ[2011]/コセチェロス・イ・クリアドーレスはつらつとした切れの良い、モダンスパニッシュタイプのワイン。シャルドネのコクとヴィウラのさわやかさのバランスが良く取れた味わいが特長です。 香辛料や白い花、更にはレモンを想わせる複雑な香りを持ち、フレッシュで切れがよく、飲みやすいながらも力強さが特徴のワインです。シーフード、パエリア、野菜煮込み料理等と良く合います。うーん、なんとなく久しぶりに安いシャルドネ飲んだなーって思った今日この頃。ボトルダメージがあったような気もしましたけど、ワイン自体がちょっと微妙だったかなー?うーん。あんまり楽しくなかったなぁ。
2013年05月09日
コメント(0)
先日リーズナブルラインのワインを購入したんですけど、気が付いたら白ワインばっかりでした。いつもこのくらいのタイミングで白ワインを買って、一番イタリア系白ワインがおいしい時期のちょっと前に飲みきってしまうのですけど、今回もそんな感じかな?そんななかでも数少ない赤ワインを今回飲みました。産地はスペインです。インフィニタス テンプラニーリョ[2011]/コセチェロス・イ・クリアドーレス お店のサイトにはマルテイネス・ブハンダ社の創業者ブハンダが求めたスペインの伝統と革新の融合による、INFINITUS「無限大」という名前のセンセーショナルなインターナショナル・モダン・スパニッシュ・ワインです。豊かな果実味とコクのあるエレガントな味わいで、大地と技術の無限の可能性を感じさせます。深みのある紫色。イチゴやラスベリー、ブラックベリーなどの果実の香りが力強く広がります。新鮮でフルーツキャンディを思わせる凝縮感とともに、酸とアルコールのバランスが心地よく調和しています。と書かれていますが、あんまりモダン・スパニッシュ・ワインという気はしないです。どっちかというと正統派リーズナブルラインのスペインワインと言えます。豊かな果実味がどーんときてがつーんとかまして終わりって感じもするんですが、2日目になるとなんとか落ち着いてきてちょっといい感じになってきます。この、どーんとか表現的にどうかと思いますけど、ここらへんが強いと飲み負けるんでしょうがない。スペインワインがコスパに優れているのはわかるんですけど、ここらへんのジャイアンさが積極的に選ぼうという気にならないところなんですよねー。とはいうものの、神の雫でもスペインワインだしいろいろあるんでしょうけどね。私の固まった偏見なのであんまり気にしないでください。(気にする人はいないとおもいますが)
2013年04月26日
コメント(0)
全82件 (82件中 1-50件目)