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スーパーカブ 6/トネ・コーケンいったいいつアニメになるのかわからん「スーパーカブ」ですが萌え要素がないわけじゃないけど萌えアニメではない。大丈夫かなぁって心配に(勝手に)なってます。そんなわけで、第6巻は高校生の小熊ちゃんが高校を卒業して山梨県は北杜市を離れるお話です。天涯孤独な小熊ちゃんは実家がないので、大学に行くために引越しをすると必然的に山梨との地縁がなくなっちゃうんですよね。それでもカブに乗ってできた絆みたいなもんはあって、それはカブに乗っていれば続いていきます。みたいな。どうもやっぱり三人称の使い方がたまに微妙な気分になりますけど、面白く読めました。5巻の怪我するところは人ごとではなかったのでちょっと身につまされるのでした。まあ、バイクを乗らなくなったあきらっくですが、流石に今の車に乗っている限りはバイク復活は無理だわな。だってバイク買わない代わりにあの車を買ったんだし。
2020年05月28日
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あきらっくは乗ったことがほとんどないスーパーカブを扱ったライトノベル。最近読んでいるやつなんですけど、アニメ化決定してPVできてました。PV見てもこれでファンがつくのか?っていうかクオリティは良さそうですけど、絶対円盤売れないだろって思う今日この頃。ゆるキャン△に続くご当地アニメになるかなーって思ったりもするけど難しいかなぁ?「私には何もない。と思っていた。」ひとりぼっちの女の子と、世界で最も優れたバイクが紡ぐ、友情の物語。山梨県北杜市の高校に通う女の子、小熊。両親も友達も趣味も無い、何も無い日々を過ごす彼女だが、ふと見かけた中古のスーパーカブを買ったことで、ちょっとずつ短調な毎日が変わり始める。角川スニーカー文庫にて刊行中のライトノベル『スーパーカブ』はTVアニメ化企画が進行中アニメ「スーパーカブ」サイトはこちらhttps://supercub-anime.com/「スーパーカブ」のスタッフ・キャスト■メインキャスト小熊役:夜道雪 礼子役:七瀬彩夏 恵庭椎役:日岡なつみ■メインスタッフ原作:トネ・コーケン/イラスト:博(角川スニーカー文庫 刊)監督:藤井俊郎シリーズ構成、脚本:根元歳三キャラクターデザイン:今西亨色彩設計:大西峰代/美術監督:須江信人/美術設定:多田周平/ボード制作:横山淳史/背景:草薙/3DCG制作:スタジオKAI/3DCG制作協力:TypeZERO/2Dデザイン・特効効果:チップチューン/撮影監督:浅川茂輝/撮影:Raretrick/編集:齋藤朱里/音楽:石川智久・ZAQ/音楽制作:バンダイナムコアーツ※ ※ ※ なお、「スーパーカブ」の協力・監修は本田技研工業株式会社、制作はスタジオKAI/ベアモータースが担当しています。
2020年05月07日
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スーパーカブ (角川スニーカー文庫) [ トネ・コーケン ]新型コロナウイルスのおかげ?で散歩をするようになって戸田書店さんに行ったらなんとなく面白そうだったから購入してみました。アニメ化企画進行中!ってことみたい。スーパーカブ (角川スニーカー文庫)[本/雑誌] / トネ・コーケン/著山梨の高校に通う女の子、小熊。両親も友達も趣味もない、何もない日々を送る彼女は、中古のスーパーカブを手に入れる。初めてのバイク通学。ガス欠。寄り道。それだけのことでちょっと冒険をした気分。仄かな変化に満足する小熊だが、同級生の礼子に話しかけられー「わたしもバイクで通学してるんだ。見る?」1台のスーパーカブが彼女の世界を小さく輝かせる。ひとりぼっちの女の子と世界で最も優れたバイクが紡ぐ、日常と友情。舞台は山梨県北杜市。北杜市かー。なんか山梨が賑わっているなぁ。とか思いながら北杜市自体はそんなに行ったことはないけど、行ったことがないわけでもない場所ということで若干の親近感を持って読み出しました。なんというか、三人称小説なんですけど視点がよくわからなくなる時があるのが気になったけど、抑揚を抑えた主人公と著者の書き方が「これでアニメ化できるのか?」って思った今日この頃。某ゆるいキャンプマンガはヤマハのスクーターだから、本田技研さんが対抗したんじゃね?と思ったり。とりあえず1巻を読みましたけど、2巻以降読むかは気分次第。読むと思うけど。
2020年04月23日
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プロペラオペラ(2) (ガガガ文庫) [ 犬村 小六 ]美少女艦長+天才参謀、死の淵へダイブ!!極東の島国・日之雄。その皇家第一王女・銀髪の美少女イザヤは18歳。同い年で幼なじみのクロトは、10歳の時にイザヤにとんでもない“狼藉”をはたらき皇籍剥奪された曰く付き。しかしふたりは今、タッグを組んで飛行戦艦「飛廉」を駆る国民的人気の艦隊司令官&超切れ者天才参謀である。互いを意識しているくせに素直になれないイザヤとクロト。イザヤと人気を二分する巨乳艦長リオ。彼女たちのためならいくつでも命を捨てたいファンもとい乗組員たち。その乗組員たちを我が手足として支配するために不謹慎で不埒な策略をこっそりと練るのが策略の天才クロト。ということで、何も起こらないはずがない南の島のビーチでの休日……の後は、敵国リングランド艦隊との決戦が待っている!!ファン待望の犬村小六真骨頂「空戦ファンタジー戦記」、スケール&面白さアップの堂々第二幕!!飛空士シリーズで有名?な犬村小六の空戦ファンタジー。なんだかんだと面白い。史実の太平洋戦争を下敷きにしていますけど、色々異なった世界になっています。完全ファンタジー世界だと入りにくい時があるのですけど、なんとなく想像ができる世界だと世界観に馴染みやすいです。良質なライトノベルだわな。
2020年04月04日
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「カフェ エル」さんは浅草の見番裏手にある喫茶店。雷門的なところからすると結構遠いので行った事はなかったのですが、一度行ってみたいと思っていたところです。なぜって?あきらっくの好きな作家さんでもうお亡くなりになってしまいましたが半村良の1988年刊行の小説「小説浅草案内」に出てくる喫茶店です。両国高校出身、直木賞作家で江戸っ子(正確にはちょっと違う)の半村良が北海道に移住して、戻ってきて新宿ホテルから浅草に引っ越してきた時に見番近くのマンションに住んだとのこと。そしてよく行くお店がエルさんでした。作品内では虚実混ぜてお店の紹介をしているのですけどエルさんは実在しています。わたし的には「焼肉 国木屋」(漢字は適当、ひらがなで読んでみると・・・。)とかちゃんこ屋さんの「八勝亭」が好き。1988年の作品で紹介されている喫茶店ですけど、今もいい感じ。店内はウッディで落ち着いた雰囲気。マスターとマダム?も落ち着いた雰囲気です。オーダーしたのはブレンド。あの世代の方はコーヒーといえばブレンドでしょう♪ちゃんと一杯一杯淹れるコーヒーです。うまうまー。もうちょっとゆっくりしたかった&パソコン開くわけにはいかんなぁ。うまうま。
2019年11月11日
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幼女戦記(1) [ カルロ・ゼン ]幼女戦記はもともとWEB小説として公開されていたものを角川さんが書籍化してアニメ化した作品です。アニメのほうを先に見ていたのですけど、冬~春のクールではちゃんと見た作品になります。お話としては転生ものなんですけど、元が会社の人事部で生産性の低い方の首を切るお仕事をしているような合理的な考え方の持ち主で、切った人に背中をどつかれて電車と仲良くなってしまったという人です。そんな人が「存在X」と呼ばれるモノによって転生するというお話です。転生したら第1次大戦のドイツ帝国に近い時代と場所で、魔法が使える世界で魔道適性があるので幼女で士官になってしまったというお話です。しかも性格そのまま。まあ、あんまり話をするとアレですけど、アニメのおもしろいところは第1話でライン戦線で描かれているのは第1次大戦の塹壕戦でした。格好も帝国時代のドイツ軍な感じで、頭にとんがりが付いているタイプの鉄兜?です。野戦砲も第1次大戦っぽいかんじになっています。それがアニメの最後の方になると同じライン戦線なのに恰好が第2次大戦のドイツ軍チックになって鉄兜もつるりとしたタイプに。野戦砲も88mmになってしかも3号戦車まで出てくるという。時間進みすぎって思う今日この頃。面白いけどね。さて、小説ですが厚いのが7巻まで出ています。印象としては余計なことを書いているので読みにくいという印象で、アニメを見ているので補正が入ってちゃんと読めるというかんじかな?とはいえ話自体は面白いので時間をかけつつ7巻まで読んでいます。ただね、寝る前に読むとよく寝れるんだわ。これって面白いのか面白くないのかわからんなぁ。なので、アニメの方がオススメというか、アニメ見てから小説読むといいかな。
2017年05月01日
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パパのいうことを聞きなさい! after 1 [ 松智洋 ]先日も書いたのですけど、ライトノベル作家の松智洋さんがお亡くなりになられまして、遺作となるのかな?『パパのいうことを聞きなさい! after 1』が刊行されました。集英社ダッシュエックス文庫さんの公式HPでは『松智洋先生を惜しむ』として特設サイトが設置されています。しみじみ。作品自体は本編のその後のストーリーとなりますが、最後にこういう〆にされたのもなんか印象深いものがあります。ネタばれになるので書きませんけど…。あれだけ多作な方でしたので天国ではゆっくり創作活動しててください。
2016年06月03日
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『遙か凍土のカナン7 旅の終わり』 [ 芝村裕吏 ]芝村裕吏の描くマジオペシリーズ。『遙か凍土のカナン』はその前史を描いています。現代からちょっと先の似たような世界から少しづつ現実から乖離している芝村ワールドなんですけど、実はそのまえ(マジオペ時系列)から変わってますよーということを証明する作品です。時に、一九一四年。最愛の妻・オレーナを失い、東シベリアの地でひたすら政務に邁進する新田良造に、世界大戦の激動が迫りつつあった──。物価は乱高下し、大規模な武器需要が東シベリアを急速に成長させるいっぽうで、ロシア帝国は揺らぎはじめる。そして、大樹のまさに倒れんとする時、歴戦の将軍たちが凍土に集い、遂に新たなる国・シベリア共和国が産声をあげる。だが、その前途には、元首のかつての祖国・大日本帝国が敵として待ち構えていた……。芝村裕吏×しずまよしのりが贈る『マージナル・オペレーション』前史にして、ユーラシアを股にかけた恋と冒険の旅路──ここに堂々完結!最後にこれかよ!いいのか?と思わなくもないような感じですが、基本的にはハッピーエンドで終わっているといえそうです。
2016年05月16日
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パパのいうことを聞きなさい! [ 松智洋 ]価格:616円(税込、送料無料)ライトノベル「パパのいうことを聞きなさい!」や「迷い猫オーバーラン!」を書かれていた松智洋さんが、先日お亡くなりになられました。仕事しすぎ!って思うくらい書きまくっていらっしゃった方ですけど、よく見れば同級生。2008年デビュー作品を出されていたので、結構遅いデビューとなります。それまではゲームシナリオとかを書かれていたり、高校生の頃からコミケの関係者だったりされたようです。働きすぎでお亡くなりになったかと思いましたが、ガンですってね。「迷い猫オーバーラン!」は読んでおりませんが、「パパのいうことを聞きなさい!」は今回の追悼の意味を込めまして全巻再読させていただきました。面白かったです。ご冥福をお祈りいたします。
2016年04月27日
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マージナル・オペレーション空白の一年(上) [ 芝村裕吏 ]マージナル・オペレーション空白の一年(下) [ 芝村裕吏 ]最近好んで購入している芝村裕吏さんのマジオペシリーズです。芝村裕吏さんは昔はだいぶアレでしたが、読みやすくなりましたです。ってえらそうなことを言えるようなキャラではないんですけど。なので最近はよくチェックしております。なんつーか、拡張未来的な作品があってシリーズは別だけどベースの年表は一緒的な作品が多いので全部読みたくなるというところかしら?マージナル・オペレーション空白の一年ではジブリールちゃんが主人公というか、視点になって作品を転がしています。本体作品ではアラタの語りになっているのでそこらへんの書き分けというか視点違いになています。一人称系は自分が体験したことを自分の主観を通して語るスタイルですので同じ事象でも人それぞれになるんですね。時間軸は1巻と2巻の間。シベリア共和国の影響が強くなっているのはその後の作品の都合でしょうけどwまあ、本体作品を読んでないとわからないですけど、読んでいたら面白いです。
2016年03月29日
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りゅうおうのおしごと! [ 白鳥士郎 ]「3月のライオン」は羽海野チカさんが書かれているマンガです。将棋マンガです。11巻が最近出ました。今度ドラマとか映画とかアニメとかよくわからんけどメディアミックス的な作品展開が行われるらしい。この前の代表作「ハチミツとクローバー」ではアニメ化されて最後の最後で竹本君役の神谷浩史さんが事故って代役が立ったことで有名です。いや、アニメとしてはとても面白かったです。映画ははぐちゃんが蒼井優でいい感じだったということくらいしか覚えていない。おそらくですけど、失敗すると思いますけどねー。動きがない&心象風景が多いから映像化するのはむずかしいと思います。これでできたらすごいわ。頑張ってほしいものです。「3月のライオン」は有名な作品なので知っている人が多いですけど、「りゅうおうのおしごと!」は知っている人は少ないはず。この作品は「のうりん!」の作者、美濃地方が生んだスーパースター白鳥士郎さんの作品です。ってライトノベルです。こちらも実は将棋のお話。共通点があって、どちらも主人公が数人しかいなくて必ず名人位まで到達しているという中学生プロ棋士のお話です。しかもこっちは最年少竜王というタイトル保持者だったりします。将棋の世界は3月のライオンでしか知らないあきらっくですので、りゅうおうのおしごと!は違う視点で描いてて面白い。3月のライオンは東京で、りゅうおうのおしごと!は大阪というのも比較になっているし。それと3月のライオンでは女性で棋士の方っていないんですね。香子さんくらいなんですけど、いまはやってないし。そこらへんのお話は3月のライオンではなにも語られていないのですが(お話的に関係ないし)、りゅうおうのおしごと!ではなんやら語られております。そこらへんの知識ギャップを楽しみつつってかんじで、いい作品です?ただ、この人の作品って嫌いって人もいるのよね。私は好きなんですけど。
2015年09月23日
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ガンパレード・マーチ2K未来へ 4/榊涼介この小説作品はもともとプレイステーション(!)で2000年に発売された「高機動幻想ガンパレード・マーチ」というゲームソフトをベースにした小説作品です。最初は「高機動幻想 ガンパレード・マーチ」として2000年に刊行されました。このときは広崎悠意さんが書いていたのですが、2巻以降は(というか、別物としてリスタートしています)榊涼介さんが書くようになって2015年に完結と、15年もの月日がたったのでした。怖いのが、この作品って15年やっているわりにほんの1年とか2年とかそんくらいのタイムスケジュールなんですよね。びっくりだ!あきらっく的には、最初はアニメから入ってゲームに行って、マンガも見つつ、小説に行ったというかんじです。長かったですけど、面白かったです。登場人物も多いのですがミリタリー物の群像劇としてちゃんと作ってありますし。九州撤退戦とかは地形を思い浮かべ、マップを見ながら読んだ記憶があります。まあ、最後の最後でこれか!ってかんじもあるのですが、ご苦労様でした。もう一回見直すのはつらいけどやってみよーっと。
2015年08月29日
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ゲート(1.(接触編) 上) [ 柳内たくみ ]二〇××年、突如として東京銀座に「異世界への門」が開かれた。その中から侵攻してきたのは「異世界」の軍勢や怪異達。陸上自衛隊はこれを撃退し、門の向こう側『特地』へと足を踏み入れる。およそ自衛官らしくないオタク自衛官、伊丹耀司二等陸尉(33)は、部下を率いて『特地』にある村落を偵察することにーそこには金髪エルフやゴスロリ神官など、夢にまで見た美少女達の姿が!?超人気の自衛隊×異世界ファンタジー。この夏シーズンのアニメで面白かったので小説版も読んでみました。もともとはWEB小説だったはずです。自衛隊が異なる世界に行ってどうのこうのというのに関しては、半村良の「戦国自衛隊」や、かわぐちかいじの「ジパング」が有名ですが、あっちは時代的にタイムスリップして作品で、こっちは門ができて異世界に行くって話です。とはいえ先の2作品との大きな違いは、異世界に行っても戻って来れるってことかしら。あくまでゲート(門)なので行って帰ってこれると、作品としての緊張感がすごーく下がります。そらそうでしょう。武器弾薬は使ったら減るものですので片道切符の場合は補給がないっていうところが最大のネックになります。残弾気にせず撃ちまくれるのと、飽和攻撃した瞬間に丸腰になっちゃうと思うのではだいぶ違います。この緊張感のなさがライトノベルっぽいと言えばいえるのかなー。あ、あと面白いのは戦国自衛隊だと、個々の戦闘能力は戦国時代の人の方が強いんですけど、この作品の場合は自衛隊の方が強くなっています。といってもそれも銃があるからなんですけど。作品的にはエルフだのドラゴンなどが出てくる作品ですけど、WEB小説らしく主人公(自衛隊)無双なところが深く考えなくてよくていいです。それでいいのかと問いたいところもありますけど、そういう緊張感のある作品は求められていないのでしょう。ってことでいいかな?面白いですよ。
2015年08月12日
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美森まんじゃしろのサオリさん [ 小川一水 ]都会の灯を離れた山すその美森町。美森さまという神さまと、それを祀る卍社を戴く、限界集落寸前の小さな古い町だ。若き肉体派なんでも屋・岩室猛志と、地元出身の美人女子大生・貫行詐織は、町役場からの依頼を受けて、住民たちが巻き込まれた事件の解決にあたる町立探偵“竿竹室士”というユニットを組んでいる。ところが、詐織には、猛志にも知らせない思惑があるようで…。民俗学+最新テクノロジー+不可解な謎の新ブレンド。今っぽい設定かと思いきや、微妙にSFチックなガシェットを放り込んで近未来感を感じるライトミステリーな作品。なんというか小川さんの作品って現代っぽいときな作品の時にこそふわふわ感がある。ふわふわ感というのが何かというと、現代を舞台にしたような時に特に何も書かれていないのに設定にゆるさがあるような気がするんですよねー。気だけなんですけど。そこらへんがどこかわからないまま読んでいくと「おやおや」って思えるところに出くわすみたいな感じです。なのですこし=Sふしぎ=Fミステリー♪
2015年08月08日
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のうりん(10) [ 白鳥士郎 ]最近いろいろございまして、農業方面のことを考えることがあったりなかったり。JAがどうのこうの、TPPがどうのこうのといろいろな問題があるようです。そんな、農業方面の問題を考えるときに参考になっているのが「のうりん」だったりしております。同じ農業系で「銀の匙 Silver Spoon」というマンガもあるのですが、あちらは北海道なので若干ニュアンスが違うんですよね。土地があるから大規模営農が可能ですし。駒場くんちの問題なんかもあるんですけど。たとえばTPPで酪農関係の農産品がニュージーランド(最強酪農大国)から入ってくるとするわな。生乳はさすがに遠いので、いまは結構高い輸入品の乳製品(チーズやバターなど)が安価かつ大量に入ってくることになるわけです。そうすると、消費地的に比較的遠いから&コスト的に安いからと乳製品の原料を供給していた北海道産の牛乳が打撃をうけます。余ります。そうすると生乳を売ればいいんじゃね?ってことで本州に本格的に参入することになります。そうすると、比較すると小規模が多い本州の酪農は壊滅です。生乳が売れなくて、加工もだめですからね。とかいう話を知ることができる作品なんですけど、一番びっくりしたのは農業就業人口の平均年齢。農林水産省の農業労働力に関する統計を見ると、平成26年の全国平均は66.7歳。平均の段階で年金がもらえてしまいます。そんな産業が、いまのままで海外の農産品に勝てるわけないじゃないですかってことです。じゃあ、新しい人は入っているかというとこれまたひどい。平成25年の新規就農者は全国で約50,800人。そのうち新規自営農業就農者は約40,400人。ちなみに「新規自営農業就農者」とは、農家世帯員で、調査期日前1年間の生活の主な状態が、「学生」から「自営農業への従事が主」になった者及び 「他に雇われて勤務が主」から「自営農業への従事が主」になった者をいうってことなので、実家の農業を継いだ人ってことでしょうね。はやっているんだかわからない農業法人への就農者は7,500人しかいなくて、完全?な新規参入にいたっては2,900人です。(それでも平成22年の1,700人にくらべたらましか?)こういう数字を見ると、農業で世界に輸出だ!とか言っているのがあほくさくなります。とはいえ世界に向けて動いている方もいるのですから、結局日本の農業っていうのは今あるのはもう知らん顔して、売れそうなやつだけがんばってもらうってことなんでしょうね。そこには日本人が思い浮かべる農業だったり農村だったりする「農業」ではないんだろうなーって思うんですけど、そこらへんは言わないようにしているんでしょうね。と、とっても暗い気持ちにさせてくれる作品であったりするのですが、作品としてはパロディ満載になっております。10巻のガンダムUCネタ(フル・フロンタル)は最高でした。偏ってはいるけど面白いですよ。あと、白鳥士郎の作品は『らじかるエレメンツ』から読んでますよ~。ホントに売れてなかったんだ…。
2015年04月21日
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パパのいうことを聞きなさい!(18) [ 松智洋 ]2009年から刊行が始まった「パパのいうことを聞きなさい!」ですけどこの度18巻で本編は完結となりました。大学生だった主人公が、唯一の肉親である姉の残した子供たちをどうにかこうにか育てるというお話です。状況的に考えても「赤ちゃんと僕」クラスに泣けるぜ!っていうのが前提としてしまうものをうまいことまとめきったのではないでしょうか。ある意味設定段階でずるいなーとか思うわなくもないですけど、まあそこはねぇってことで。ちゃんと泣かせるのも技量がいるのよね。最終的には私が思っていたラストとは違かったですけど面白かったです。なんというか空ちゃんの成長をどうのこうの的な感じでいくかなーと思ったのですけど、最後まで読んでいくと「確かにこっちの方がいいのかなー?」って思わせてくれます。18巻までお疲れ様でした。にしてもこんだけドラマCDとかOVA付とかするとアニメ2期はないんでしょうねー。もったいないような…。
2015年03月24日
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タイタニア5 <凄風篇> [ 田中芳樹 ]1988年に刊行されたタイタニアが完結しました。1988年というと、中学生くらい?たしか高校生のころに銀河英雄伝説を2日くらいで読んだ後に2巻くらいまで出ていたのを読んだように思います。それが途中でストップしててっきり完結しないものと思っていたら完結しちゃった。すごいことです。なので改めて1巻から買いなおして読み返して読んでみました。3巻まではなんとか読んでいたみたいですので4巻と5巻が新たに読んだ巻でした。ネタばれになりますので中身に関しては話をしませんけど、どっかのネット上でいまいち否定的なコメントをみたんですね。けど、そんな人に言いたい。完結しただけよかったジャン。作品としても??年ぶりに書かれている割にそんなに書き方が変わっているわけではなくてそのまま世界観に入れました。けど、それってすごいんですよ。田中芳樹さんが現在おいくつか存じ上げないけど、想像力って言うのは年々落ちていくんですね。そのかわり書き方が洗練されていくんですけど。SFに限らず小説って言うのは、想像力だけで数多くの人間を動かしてかつ感情移入させないといけないのです。これってすさまじいことなんですよ。とある小説家さんとお話したときに、そこらへんに切り込んだときの反応がすごかったのがとっても印象に残っています。そこからも小説家さんって苦しんで作品を書かれているんだろうなと推察されて、そこから作品の悪口言うのはやめようと思いました(うそ)だから書いていただいただけで満足ですし、作品的にも面白かったです。おそらく不満な方って銀河英雄伝説と比べちゃうからなんだろうなーって思うんですよ。銀英伝は壮大な作品でしたが、タイタニアはお家騒動だからなー。ここらへんがスケールの大きい作品を求めていた読者にとって若干小さめな印象を与えたんじゃないかなと。いい作品なのにねー。あれはあれで、これはこれっすよ!とりあえず、完結していただいてありがとうございました。
2015年02月20日
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(10) [ 渡航 ]新しい年、新しい関係、新たなる想い。 冬休み。のんびりとした年の瀬、そして年明け。合格祈願の初詣や買い物など、予定外の外出が重なる八幡が新年の街で出会ったのは、雪ノ下陽乃と葉山隼人、そして……。教室で、部室で過ごしてきた時間で、お互いのことを少しは知ったように思えた。でも知らないことの方がたくさんあるのだろう。今も、そしてこれからも。冬休みが終われば、2年生とという学年ももうあとわずか。新学期にざわめく教室にはある人物の「噂」が流れていた。望むと望まざるとに拘わらず、同じ場所で過ごす時間は刻一刻と減っていく。そんな雰囲気だからなのか、奉仕部に持ち込まれた、ある依頼……その依頼は今までに知ることのなかった彼ら、彼女らの別の一面を映し出すことに。自分のしたいことが、相手の望むことは限らない。本当の気持ちが伝えたい気持ちとも限らない。誰かが知っているその人が、その人の本当の姿とは限らない。今を大切にしたいと思えば思うほど臆病になって、考えているのに答えは見つからないし、走っているのにゴールが見えない。彼ら彼女らの、新たなる季節、新たなる関係。『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』「このライトノベルがすごい2015」で2年連続作品部門1位 さらに 好きなキャラクター女性部門 1位(雪ノ下雪乃) 好きなキャラクター男性部門 1位(比企谷八幡) で3冠達成。という乗りに乗っている作品です。来春からアニメ2期もスタートして、3月にBD-BOXがでるという…。誰も言わないけどいわゆる高二病作品です♪高二病はたしか平塚先生が八幡に向けてのたまったセリフのはずなのですけど、どうだったかなー?中二病って妄想全開なお年頃を表した言葉ですが、ええかげん広まりすぎた感があります。高二病はちょっと進んで、目の前に社会というものがあって、そしてなんとなく自分の限界値(学力的なね)が見えてくる高校2年生ぐらいから大学生くらいまでの人に罹る病です。ようは限界らしきものが見えてきて(たいした限界ではないんですけどね)、それを素直に認めることができずに、とはいうものの妄想世界に逃げれるほど社会(=システム)というものが見えないわけではない状態で、とりあえず不戦敗をするふりをして勝負を逃げるという病気です。邪眼も前世も出てこないだけに結構めんどくさいです。けど、こういう人って結構いると思いますよね。なのでおそらく、中二病を経て高二病にいたる多くの人にとって八幡は好きなキャラクターになるんだろうなと。ある意味ヒーローです!けど、おまえら(=読んで共感する人)が八幡ほど頭は良くないはずだ(国語学年3位)し、部活の友達?にも恵まれていないはずだ!
2014年11月13日
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『掟上今日子の備忘録』 西尾維新 掟上今日子(おきてがみきょうこ)--またの名を、忘却探偵。すべてを一日で忘れてしまう彼女は、事件を(ほぼ)即日解決!あらゆる事件に巻き込まれ、常に犯人として疑われてしまう不遇の青年・隠館厄介(かくしだてやくすけ)は今日も叫ぶ。「探偵を呼ばせてくださいーー!!」スピーディーな展開と、忘却の儚さ。果たして今日子さんは、事件の概要を忘れてしまう前に解決することができるのか?化物語シリーズの西尾維新が送る新しいシリーズですが、すごい勢いで中古市場に流れていないか?本来的には新刊を購入するのが礼儀なのですが、ちょっと買い逃したと思ったら中古市場に結構流れてきてて思わず買ってしまった。本の帯に「化物語」「めだかボックス」の西尾維新がおくる新シリーズは探偵物語!今回は探偵ものってことですけど、いままでも結構でてるじゃん。つーかもともとメフィストとかのミステリー畑出身だから探偵ものは結構あるぞ。『掟上今日子の備忘録』ですけど、西尾維新らしいというかなんというか。普通、特徴あるキャラクターがあったとして第一話ってキャラ出し回でしょ。それなのに一話目から弱点を突こうとするするところがいいかんじ。物語世界でどんだけ有名なんだよ!って思わなくもないのでした。ただこれってシリーズで続くんかなー?
2014年11月12日
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男子高校生のハレルヤ! [ 一之瀬六樹 ]お嬢様だらけの学園に男子三人が潜り込み!?「そう、そこがポイントよ。あなた方は美少女であり男子でもある!」「理事長、日本語がおかしいです!」壮大な勘違いから、男であるにもかかわらず女子校に通うことになってしまった僕・・・山田真理(15)♂。しかもそんな間違いは僕だけかと思いきや、剣道バカの祐紀、男性恐怖症の桜という二人の男子もなぜか一緒に女子高生として通学中!?そこへ前代未聞の極秘任務が発令。「男女共学化の為、美少女にもてあそばれてきなさい」ってどゆこと!?それに、桜……君は僕と同じ男子を名乗ってるけど、本当は・・・!?淑女の園で男子<バカ>三匹が大暴走!!《GA文庫大賞受賞》のノンストップ女子校潜入コメディ、スタート!とある京都にいったおり、読む本がなくなったので延々歩いて本屋さんにいって購入した2冊のうちの1冊。購入した理由=バカっぽかったので頭をつかわなくていいかなーって思ったから。読んだら本当におバカ作品だったので大変満足致しましたとさ。けど、なんなんですか?ライトノベルでおバカ系作品というと主人公が男の子なのに女装が趣味というかデフォルトというかなモノなんでしょうかねぇ。といってもサンプルがバカテスくらいしか思い浮かびませんけど。主人公の真理(しんり)は男としていいとして(あまりよくないけど)、剣道バカの裕紀は小学生のころから女装しているのでなぜか胸あるし、桜はいまのところ自己申告的に男なだけだったり。現在4巻まで出ておりますけど、1巻が一番おもしろいかな?
2014年11月09日
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『佳麗なるソードマスターと最強なる不肖の弟子』蝉川タカマル価格:615円(税込、送料込)最近というか前からですけど、買っても読んでいない本がまた増えてきた。というか、本関係がもうやばい。さすがにある程度処分しないとこりゃあかんなーってかんじです。ただ、マンガだと買取もあるんですけど、ライトノベルってほとんどお金にならないんですよねー。今年中にスペースをあけるためにも若干処分しようかなー。というかしないとやばいなー。と、そんなわけですが新刊は家に届くのです。買ったからね。買わなきゃいいのに。蝉川タカマルさんは「青春ラリアット!!」のシリーズを書かれている作家さんで、なんかよくわかりませんが読んでいます。新しいシリーズと言うことで『佳麗なるソードマスターと最強なる不肖の弟子』というファンタジー畑の作品がリリースされたので購入。【内容情報】(「BOOK」データベースより)筏で大海を渡ってきた少年シロガネ。嘘みたいな体力と、無駄に熱い正義感の持ち主である。そんなシロガネが暴漢に囲まれている少女を見捨てるわけがない。果敢に飛び込み、のされてしまったシロガネを助けたのは少女のほうだった。硬い口調に凛々しい美貌、変わった少女だがそれもそのはず。剣神と謳われた武人の娘ハルカだという。ハルカは大陸でも有数の大流派、武王流の宗主争いに巻き込まれていた。当然助力を申し出るシロガネだったが、その結果はハルカにまず弟子入りすることになり!?痛快な剣客エンターテインメントが登場!よくあるバカ主人公とクール?なヒロイン(こっちの方が強い)な感じですけど、どうかなー。蝉川タカマルの描く主人公って基本バカなんだよなーw面白いけど、もう一歩こうなんというかなかんじがほしいかな?現代ベースだとそこに設定される舞台をひねらせて面白さが出てくるのですが、ある程度何でもアリなファンタジー世界だと逆に普通に見えてしまうと言った方がいいのかな?とりあえず、ヒロインのハルカは主人公にはデレないでほしいです。
2014年10月20日
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静岡県三島市の三島駅北口にある通信教育というか受験生用の通信教材をやってらっしゃるZ会さん。あちらさんが、アニメーション監督の新海誠につくらせた作品「クロスロード」Youtubeで120秒版が200万PVに迫ろうかと言う作品なのですが、なにげにノベライズされていました。120秒をどんだけ引き延ばすつもりやねんとか思うけどね。クロスロード in their cases/新海誠/桐山なると作品としては瀬戸内の離島に住む女の子と、東京で受験生なのにバイトなんかしちゃっている野球少年のお話です。ああ、カンタン。っていうか、映像を見直して「あー、東大だー」と確認したのですが、小説作品中では特に東大って書いてないんですね。けど、女の子の動きをみてて、・東京行きたい・けど余裕ないから公立ね・Z会のテストで満点取れるってなると東大しかないじゃんと思ったのでした。そう思ってみると確かにねってかんじ。にしても、寝る前にちょっと読んで、起きてからも1時間ちょっと読んでで読了してしまったので軽い作品(悪い意味ではないですよー)にしても軽いwそして、このネタは若干後に続くのでした…。
2014年10月11日
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知らない映画のサントラを聴く [ 竹宮ゆゆこ ]【内容情報】(「BOOK」データベースより)錦戸枇杷。23歳。無職。夜な夜な便所サンダルをひっかけて“泥棒”を捜す日々。奪われたのは、親友からの贈り物。あまりにも綺麗で、完璧で、姫君のような親友、清瀬朝野。泥棒を追ううち、枇杷は朝野の元カレに出会い、気づけばコスプレ趣味のそいつと同棲していた…!朝野を中心に揺れる、私とお前。これは恋か、あるいは贖罪か。無職女×コスプレ男子の圧倒的恋愛小説。私がしみじみと秀逸だなーと思う小説の最初のフレーズ。この世界の誰一人見たことがないものがある。それは優しくてとても甘い。たぶん見ることができたなら、誰もがそれを欲しがるはずだ。だからこそ、世界はそれを隠したのだ。そう簡単に手に入れられないようにだけどいつかは誰かは見つける手に入れるべき、たった一人がちゃんとそれを見つけられる。そういう風にできている。正しい文章か校正していないというか、ネットからアニメ版で拾ってきたものですが、こんなかんじ。これは竹宮ゆゆこによって描かれた「とらドラ!」に出てくるフレーズです。「とらドラ!」に関しては小説もアニメも秀逸で、下手すりゃアニメが勝つんじゃないかと思ってしまうくらいに、すごい作品(両方ね)です。そんな竹宮ゆゆこはその後「ゴールデンタイム」を描いていて読んではいるものの、どうしてもヒロインの言動について行けず…。そして、今回は新潮社の新しいレーベル?にてこの作品を敢行しました。どっちかというと、大人も読める的なニュアンスのレーベルみたいです。したがって、主人公は23歳のニートな女性。出てくる男性は女装趣味の変態w物語の中心はその二人の親友かつ元恋人の清瀬朝野。彼女がお亡くなりになって時間が停まってしまった二人が動き出すまでの物語です。1冊ものですけど、面白いです。それはそうと、そこって季一遊じゃないかなー?下田からバスに揺られて、目の前が砂浜で、テラスがあって、貸切風呂が3か所あって、ダイニングがあってってイメージ的に季一遊さんが一番近いかなーと。違うかったらごめんなさい。ちなみに、「とらドラ!」に出てくる川嶋亜美の別荘も伊豆なのよね。
2014年10月09日
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『ガンパレード・マーチ2K未来へ』1/榊涼介ガンパレード・マーチは2000年にプレイステーションソフトとして発売されたゲーム作品です。それのノベライズとして2001年からスタートしたのが榊ガンパレです。(その前に広崎版で1冊でましたけど)2003年にはJ.C.STAFFさんでアニメ化もされました。もともとはアニメを知って、ゲームに行って、ライトノベルに流れたというかんじなのですが、榊ガンパレはゲーム世界の九州を通りこして山口・九州奪還・東北・北海道・アメリカ東海岸・アメリカ西海岸を経て、とうとう始まりの熊本に戻ることになりました。2001年からですから足かけ13年。干支がまわってますよ。びっくら。作品数として偉い数になっておりますけど、なぜかしっかり読んでいます。某禁書とかは新しくなってから2冊ほど読んでから買っているけど読んでいないwガンパレを読めているのは3冊~4冊で1区切りするからでしょうね。小説はある程度長くないと面白くないので、長編が好きなんです。既刊で最初に5冊くらい読むとするじゃないですか。それから3か月後くらいに続巻が出るころには忘れちゃうのよね。なので買ってはいるけど読まない。読むためには最初から読まないといけないけど、長いから読めない。そんな負の連鎖が発生して読まないわけですな。それはそうとmこの作品は13年の時間をかけてとうとう熊本にもどってきました。最終のシリーズらしいので続巻を楽しみに待っております。
2014年10月04日
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先日『俺の教室にハルヒはいない』の3巻を読んでみたりしていたので、なんとなく盛り上がる?気分があったのかもしれませんけど、PerfumeさんのPuppy loveのMAD(上のやつね)を見ていたら、ハルヒのありえんくらいに表情描かれている度合いをみてしまって思わずDVDを見返してしまいました。長門が無表情なので対比してて面白い。ホントこのころの京都アニメーションさんは気合が入っていましたね。というかこの作品(第1期)が2006年っていうのが、すごいというか2Dでの描きこみに関してはこの時点からあんまり進歩していないというのがよくわかる。代わりに3Dオブジェクトの動かし方と言うか、ダンスに関しては別の進化をいましているんだなーと思います。エンディングのダンスは今見てもすごいけど何がすごいってちゃんと書いているんですもんね。俺の教室にハルヒはいない(3) [ 新井輝 ]「前日、ユウの家に泊まっていいかとか…」マナミさんは登校するにあたって、俺に意外な提案をしてきた。それは、恋愛禁止のアイドル声優にはあるまじき行動かもしれない。でも、俺はマナミさんの気持ちを大事にしようと、お互いの家族を説得することを選ぶ。一方、カスガは一緒に海に行こうと俺を誘う。忙しいマナミさんも来てくれることになったのに当日、呼んでなかった人たちも現れて!?あなたの夢を応援する青春ストーリー第3弾!あんまり涼宮ハルヒのような奇想天外が出るわけでない日常???系ライトノベル。声優がでてきて日常もねーだろって感じですけど。っていうか、とっとと主人公は自分になにもないって気が付いてなんかしろ!
2014年08月11日
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のうりん(9) [ 白鳥士郎 ]岐阜県にある架空の美濃田茂市を舞台に繰り広げられる熱き農業高校生のお話なライトノベルです。アニメ化もされました。モデルになったのは美濃加茂市。長良川鉄道さんなんかも結構でてまして、この夏は聖地巡礼きっぷなんかも発売されております。むかーし、美濃太田駅に看板が設置されたときに、だいぶ後でしたけど寄る機会があったので寄ったなぁ。釜めしがおいしかったです。今年に夏に行きたいような行きたくないような…。いや、結構いくとめんどくさいんですよ。岐阜から乗り換えってだけで、意味が分からない状態ですから。たしか、むかし関西方面からの帰りに美濃太田まで行ったんですけど、京都から東海道線で岐阜まで行って、そこから美濃太田に行って、釜めし買って、本買って、電車にはのらなくて応援切符だけ買って、名古屋に戻ったらもう疲れてそっから新幹線で帰ったんですよねー。そんな美濃加茂市なんですが、先日全国最年少市長で有名?な藤井市長が事前収賄容疑で逮捕されました。なんでも、市長になるまえの市議時代に雨水濾過機設置の導入に関して業者さんから30万円もらったというお話です。市議時代ってのと、お金が30万円かよってかんじなのですが、市長さんは否認してます。そして、この事件の弁護団の弁護人さんがあの郷原先生!元東京地検特捜部の検事なんかをされていた方です!!さて、どうなっていくのでしょうか。ちなみに藤井市長は逮捕拘留期限を越えたので起訴されてしまいましたが、いまだに保釈はなし。美濃加茂市政はどうなってしまうんでしょうか。そして、立件のスーパー難しい収賄事件で検察は有罪に持っていくことができるのでしょうか?【収賄事件の立件が難しい理由】■関係者が少ない。今回は市長と、お金を渡したとされる社長と、その場にいた政策コンサルタントさん。市長とコンサルタントさんは明確に否定。社長は根本的なところで詐欺容疑で逮捕中。■証拠がない領収書を残せば別ですが、30万円ぽっち&わいろで領収書なんか残す人はいないので渡した証拠がない。ちょっと前に社長さんが10万円を銀行口座から引き出したらしいですが、西松事件のときもそうですが、それが、賄賂のためかどうかなんて立証できない。だいいち10万円くらいだからね。■市議時代の市長に雨水濾過機設置の導入の決定権限がない市の職員さんに紹介はしたらしいですけど、それを決定する権限はなかったそうです。市議会で発言とかしているってわけでもないです。(たしか)って、「のうりん」ぜんぜん関係ないやん。
2014年07月17日
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甘城ブリリアントパーク 4/賀東招二京都アニメーションさんでなかじまゆかさんの絵が動くっていうのが何気にすごいんですけどというどっちの方向性で暴走したいのか、わかる人にはさっぱりわからないあきらっくです。東京西部の遊園地「甘城ブリリアントパーク」で、高校生にもかかわらず支配人代行をしている可児江西也は悩んでいた。以前よりも集客は伸びてきたが、目標としている人数には全く足りない。ダメダメ遊園地を建て直すには、ゲストが喜ぶアトラクションの改装が今すぐ必要なのだっ!『お菓子ハウス』はメルヘンテイストからアクションに!『フラワー・アドベンチャー』はお花畑から血まみれに、…って、血まみれ!?なんでホラーになってるの!!待てよ、流血沙汰といえば、まさか面接の時に大量出血していた、あの女が原因か―!?遊園地を救うだけじゃなく、こんな難題あんまりだぁぁぁ!!今回は中編と短いのをってかんじで、全体のストーリーは進んでおりません。雑誌掲載の作品もあったりと、なんとなーく敷居を低くしている感がありますね。アニメ化もしたし、これで売れるぜ!的なところなのでしょう。にしても主人公のぼっち高校生活が泣けてくる…。そのくせ顔が良くて、元子役で、実はモテているという、リアルではありえないからみんなぼっちってだけで共感すんなよ!ってかんじですw
2014年06月22日
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僕は友達が少ない(10) [ 平坂読 ]リア充街道まっしぐらな主人公がなぜか自分にはトモダチが少ないと思ってしまう、そんなライトノベル世界のお約束作品な「僕は友達が少ない」です。なんと!次の巻で完結ということで、ハーレムエンドに向けて邁進中な作品となっています。慰安旅行がきっかけで、隣人部は生徒会主催のクリスマス会の準備に関わることになる。隣人部の面々がそれぞれ他の部員や生徒会メンバー、その他の生徒達との仲を深めていくなか、柏崎星奈はついに気づいてしまうー「もしかしてあたしって…人望ないのかしら」「いまさら!?」とツッコみながらも小鷹は星奈に協力し、自らも“本気で”変わることを決意する。そしてついに、リア充界最大の祭典、クリスマスが訪れるのだが…。大人気残念系ラブコメディ、激動の第11弾。少年少女達の気持ちが複雑に交錯する聖なる夜、今度こそ本当に、三日月夜空、復活!!今回は年少組ががんばっておりますというか、同級生組はなにかなんというか、このまま行ってくれと思えるような友情物語になっているので、これはこれでいいかー?!って思わせてくれます。っていうか小鷹がヘタレすぎてどうしようもないところがなにか身につまされるようなつまされないような感じでいいですね。まあ、そんなことなかったけどさw
2014年06月09日
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アルスラーン戦記 14 天鳴地動 [ 田中芳樹 ]【内容情報】(「BOOK」データベースより)シンドゥラ国王・ラジェンドラは空城となったパルス国の要衝・ペシャワール城に入った。押し寄せてきたチュルク軍と一触即発かと思われたそのとき、魔軍が襲来する!未知の脅威にさらされた両軍の運命は!?そして、魔軍を率いるイルテリシュの狙いは?ミスル国を掌握したヒルメスは南方へ進軍し、蛇王ザッハークの完全復活をもくろむ魔道士たちが暗躍する。パルス国土の再建に邁進するアルスラーンにも、兇悪なる魔手が迫る!!超絶ヒロイック・ファンタジー小説、驚愕の書下ろし最新作、第14弾!何年ぶりなんだ?って思って調べてみたら13巻は2008年だった…。よく考えてみると、よくまあこんだけ長い間おいておけるなぁと思った入りしました。というのが、この作品を読んでてキャラクターが動き出すまでちょっと時間がかかりました。けっこうすぐに思い出したのでそんなにアレではなかったですけど、久しぶりのわりに思い出しやすいというところが田中芳樹のすごいところのような気もする。読んでいる人間がこんなだとすると、書いている人にとってはどうなんでしょうね。キャラクターが頭の中で消えたり、輪郭がぼやけたりしないのかしら。キャラクターが自分で動いている間に、どんどん書いちゃう方が楽なような気がするんですけどね。そこらへんは創作能力のないあきらっくさんにはわからないところだなぁ。あまりに久しぶりだったので本棚をひっくり返してみたところ、光文社さんのノベルズ版が11巻くらいから見つかりましたが、角川さんで出ていた文庫版が見当たらない。どっか行っちゃったのかなーと買い直ししたくなった今日この頃。荒川弘のマンガ版も読んじゃうと、やっぱし小説版が読みたくなるだろうなー。
2014年05月24日
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『デスニードラウンド(ラウンド3)』 アサウラ ベン・トーを書かれていたアサウラの作品です。タイトルからしても、某舞浜にある某テーマパークを彷彿とさせる作品です。1巻では某ファーストフードのキャラクター。2巻では某警察のキャラクター。そして、3巻では本命の某舞浜のキャラクターです。ある日、組合から松倉チームに妙な依頼が入る。尋常ではない高額なギャラの仕事とは『デスニードラウンド』というテーマパークで夜な夜な行われている『何か』の調査だった。一般客に紛れてDNRへ来たユリ達は招待を受けたとある園内のレストランへと足を運ぶ。そこはDNRの真のゲストだけが訪れることを許された、秘密の会員制クラブだった。そこでユリ達は知る。DNRの真実と仕組まれた狂気のシステム、そして閉園後の禁断のイベントを。迫り来る、楽しげな音楽と笑顔に包まれた電飾で彩られたパレード、DNRの人気マスコットキャラクター達…。「愛夢と絶望の国へようこそ!幸福な死を君に―ハピデス!!」悪夢に占められた夜に、未来を求めて足掻く者達のサバイバルゲームが始まる!基本的にびっくりどっきりキャラクターとのバトルな小説なのですが、さすがに「ベン・トー」の作者さんだけあって、間に出てくる食べ物のお話がおいしそうです。とりあえず3巻で完結ですかね。あんまり長くなく、ちゃんとまとまっててよかったと思いますよ。
2014年05月20日
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新海誠『小説言の葉の庭』新海誠最大のヒット作となったと言われている(らしい)『言の葉の庭』私は2013年の梅雨ごろに渋谷の劇場でみたんだっけっかな?劇場で見る前にBDを買ってしまっていて、どうにかしてみないでおこうと心に決めて劇場に行ったことを覚えています。その前の作品2011年公開の『星を追う子ども』が若干微妙だったんですけど(あ、BD買ったけど見てないや…)あれは黒歴史にしてしまおうっと。そんなわけで黒歴史として葬り去ると、2007年公開の『秒速5センチメートル』になるのか。昔よく言われたのが、「セカイ系映像作家」さんというタグでしたが、たしかにセカイ系に定義される「いろいろな外部的要因によって翻弄されるけど、基本はそんなのしらないやい!ってかんじのボーイ・ミーツ・ガールストーリー」(あきらっく理論)に『ほしのこえ』や『のむこう、約束の場所』は広い意味では当てはまるかなーと思います。『秒速5センチメートル』なんかも含めて、お互いかどちらかが「大人になる」ことでその関係性が終わるとかいうかたちで作品も終わったりします。『星を追う子ども』を一個抜くと、その流れの延長線上にある作品かなーと思ったりするのですが、そこはどうじゃろーというのが読んでからのお楽しみ。この作品では映画では焦点をあてれていなかった主人公以外の登場人物のストーリーも描かれています。単体で読んでも面白いですし、映像作品と比較しても面白いですし、文字と映像のどっちのほうがこの場合の表現として、より伝わるかなんかの比較をするのも楽しいです。だって、ノベライズといっても作った本人ですからね。これほど研究しやすい作品はないっすよ。
2014年05月15日
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エロマンガ先生(2) [ 伏見つかさ ]『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の伏見つかさの作品です。今回は第2巻。っていうかエロマンガ先生と書いておりますが、えっちいマンガを書いたりはしているようなしていないような。主人公はライトノベル書きの高校生です。エロマンガ先生っていうのはその主人公の作品のイラストを描いている方のPNです。かつ、前作は血のつながった兄妹のらぶらぶ話だったのですが、今作では血のつながらない兄妹のらぶらぶ話です。伏見せんせーどんだけ妹好きだよ…。結構厚いような気がしましたがさくさくーっと読めてしまいます。作品のお話を1つだけ。主人公の妹ちゃんの同級生が、ライトノベルを読むってことで、書店員のおねーさん(主人公の同級生)にオススメを聞くんですけど。そのなかで「マリア様がみてるは10巻までしかないの」的なことを言ってらっしゃいまして、そのちょっとあとに主人公から心のツッコミが入っているのですが、確かに「マリみて」の10巻って『レイニーブルー』なんですよね。10巻までだったらそりゃ拷問だわ。11巻の『パラソルをさして』を読まないと死んじゃいますって。と、マリみてファンならうなずくことうけあい!(そこだけだけどね)『エロマンガ先生』お勧めです?
2014年05月06日
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トッカン the3rd おばけなんてないさ [ 高殿円 ]高殿円はもともとライトノベル出身で一般小説の方にシフトしている作家さんです。そういうくくりがいいのかどうかわからないですけどね。あんまり気にしないで読んではいるのですが、ライトノベル出身の方はキャラ立てがうまいので(それがないとライトノベル方面では活躍が難しいので)ちゃんと小説を書ける作家さんだと一般小説でも成功すると思うんですけど、あんまりクロスしていかないですね。某葛西さんなんかはおそらくライトノベルよりも一般小説の方に行った方がいいんじゃね?あの方小説は書けているけど、キャラクター造形がいまいちステレオタイプというか面白みがないというかって思うんですけど、そういう動きにはなっていかないですね。それなりに難しいっていうのもあるんでしょうけど、小説世界全体のマーケットが縮小しているなかで、ライトノベルだけはまあ、なんとか膨張しているわけですし、売れているフィールドから売れていないフィールドに移行するのも難しいかな?けど、売れたときはあっちのほうがいいですもんね。マーケットとして権威づけされるようになったら消費財としてはおしまいなんですけど、社会的な評価ってやつもあるので世の中難しいところです。さてさて、そんな高殿円さんですけど(ぜんぜん関係ない話を書いているのに「そんな」もないと思いますけど)トッカンはテレビドラマにもなった作品です。その3本目。文庫版になったので購入しました。特別国税徴収官(トッカン)の鬼上司・鏡とのコンビも2年目に入り、ぐー子も自身の成長を感じていたある日、鏡の故郷・栃木への出張が決まった。今回の相手は鹿沼にある運送会社と日光の霊水を使った霊感商法だ。滞納者たちが秘めた恐るべき事情が明るみに出たとき、ぐー子が宙を舞い、鏡の推理が冴え渡る。おまけに思わぬところで鏡の元嫁が現われて…人とお金の謎に迫る税務署エンターテインメントシリーズ第3弾!ネタバレしちゃうので書きませんけど、あんまり進展しねーなw推理はしても検挙ができない税務署さんっていうのがなにげにあってそこらへんが面白いかな。
2014年03月16日
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ベン・トー 12 デザートバイキングプライスレス [ アサウラ ]上の商品を検索して出したら作者のアサウラさんじゃなく、イラストの柴乃櫂人さんがでてきた。いいのかそれで…。外伝まで入れると15巻くらいの刊行となりました「ベン・トー」ですけど、アニメ化もされました。アニメのほうは適当には見ていたけどあんまり覚えていないなー。スーパーの半額弁当を巡る戦いを描いた作品なのですけど、いまだにスーパーの半額弁当を買うことができない…。あんまりこういうの得意じゃないんだよなー。けど、半額弁当を見かけると「狼はいないのか!!」とか思っちゃいます。思うだけですけど。ある意味スーパーの半額なお弁当だけで15巻までいくってすごいですね。これこそライトノベルだわ。一般的な小説ジャンルで「半額弁当」っていうのはないだろ。マンガならあり得るけど。アサウラさんは別作品も読んでおりますが、作品内に入れるネタ量が多いのでライトノベルのわりに読むのに時間がかかります。これからもがんばってくださいねー。
2014年02月28日
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【至道流星】『大日本サムライガール 7』「わがままになっちまうが、俺はこの人生を全うしてみたい」CIA東アジア支局長の愛娘、リリィ・レイエスもひまりプロに加入し、順風満帆に事業を推進する颯斗だったが、実家である織葉家が重大な岐路に立たされ、苦渋の決断を強いられる。一方、CIA・民政党と共闘することを決めた日毬は、いよいよ政権奪取に本格的に乗り出すのだが、思いもよらない強大な“敵”と対決することになる……。目的は政治の頂点、手段はアイドルーー。至道流星の“政治・経済・芸能”エンタテインメント、艱難辛苦の第7巻!!右翼な超絶アイドル「ひまりん」の政権奪取小説ですが、今回はアイドルって感じから政治の表舞台に打って出るかんじです。いろいろと紆余曲折がありながらも困難に向かって立ち向かっていきます。けど、明確な敵がいる場合はいいんですけど、世論をコントロールできないと難しいよねっていう7巻です。どうやって困難を乗り越えていくのか!8巻が楽しみです。っていうか、7巻は8巻に向けての前段みたいなかんじなので、主人公の颯斗の話もあったりしますけどまあ、それはそれってことで。至道流星さんは小説的な構成が根本的にはあんまりかわらないんですけど、なんか読んでしまいますねぇ。若干癖があるのですけど慣れました。けど、おそらくでいうと今までの作家さん以前の人生やらなんやらでなんとなーく、達観しているというか、「おまえら、こういうもん提供すればいいんだろ」的なものが見えなくもないです。そう思っても読むんですけどね。もしくは私の読みすぎかって思わなくもないですけど。
2014年01月19日
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夏海公司 『なれる!SE』平凡な社会人一年生、桜坂工兵は厳しい就職活動を経て、とあるシステム開発会社に就職した。そんな彼の教育係についた室見立華は、どう見ても十代にしか見えないスーパーワーカホリック娘で!?多忙かつまったく優しくない彼女のもと、時に厳しく指導され、時に放置プレイされながら奮闘する工兵。さらには、現場を無視して受注してくる社長のおかげで、いきなり実際の仕事を担当させられることになりー。システムエンジニアの過酷な実態をコミカルに描くスラップスティック・ストーリー、登場。ありえねー!!!まあライトノベルなのでいいんですけどね。これ見て「SEになりたい!」っていう若い子が何人いるのやらwライトノベルのジャンルでも数はそれほど多くない職業系ライトノベルの代表作品と言っていいでしょう。基本的には10代を中心とした若者をターゲットにしているライトノベルなので、会社員が主人公っていうもの自体が珍しいです。基本は高校生ですからね。竹宮ゆゆこの『ゴールデンタイム』は大学生が主人公ですけどこれは結構めずらしい。松智洋の『パパのいうことを聞きなさい!』は主人公は大学生ですが、ヒロインが幼女~子持ちの母親(?)までいるのでこれも除外かな?別に中高生でなければいけないというわけでもありません&読んでいるのがいい大人も多いので、別に職業や年齢の縛りはないんですけど、ライトノベルという名のファンタジーでは中高生くらいの方が扱いやすいといったところでしょうか。まあ、それでも中学生にしか見えない室見さんってかたがいらっしゃるんですけどね…。この作品のえらいのは読むのに1時間ちょっとというボリューム感。起承転結の分量がどの巻もだいたい一緒なんですよねー。なので読んでいると、「そろそろ●●●かなー」って思うとその通りってかんじです。って別に悪いわけじゃないですよー。SEっていう専門的な職業でこれだけ読みやすいっていうのは偉いと思います。
2014年01月18日
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谷川流 『涼宮ハルヒの憂鬱』2003年に刊行された『涼宮ハルヒの憂鬱』ですな。今回『俺の教室(クラス)にハルヒはいない』を読んでから改めて読み直してみました。それとそのまえに『涼宮ハルヒの消失』のBDなんかも見てしまったんですけどねー。さすがに京都アニメーションさん。普段に比べたら豊富な長門さんの表情にこだわるこだわる。そのうえで無表情ベースの長門さんのときも無表情のなかのこんまい表情の変化にこだわってらっしゃいます。アニメスタジオの特徴がでてて面白いですねー。どうしてもこの作品を見ていると途中でキョンよろしく寝てしまうのですが、面白くないわけじゃないよ!面白いんだよ!って思います。そんなわけで、最初の作品『涼宮ハルヒの憂鬱』は第8回スニーカー大賞を受賞した作品です。どっかの方が書かれていたのですが、基本的にはこの作品で物語は完結しております。うそ。そんなわけではないのですが、結構詰め込んでいるのでそのあとの作品とは情報密度が違うんです。なぞは謎のままなんですけど、それでもいいんじゃね?って思わせてくれる作品かつ、続きが見たいと思わせてくれる作品でもあります。その続きが見たいというところを頑張ったおかげで以降の作品につながっていくわけです。けど、改めてみるとやりきった感あるんだよなー。涼宮ハルヒに超常な力があるんですけど、それに対してこの作品では説明がありません。謎なパワーというか情報改変能力に関して落とし前はついていないのですけど、ここにつじつまをあわせようとしていたりするので難しくなっているんだろうなーって思います。しかも普通だったらそういうパワー的なものってインフレするんですけど、作品ではだんだんハルヒが落ち着いていく方向になっていきます。そうすると話を転がしていく推進力が弱くなって、ハルヒ以外で回していかないといけなくなった先が『消失』になっていくわけです。長門さんで転がすことを『消失』で消費してしまったので、『涼宮ハルヒの驚愕』では涼宮ハルヒにならなかった存在を使って回していこうとします。だけど、涼宮ハルヒ(とキョン)の物語なのでそこらへん無理があるというかなんというか。どっかでがつーんとインフレさせた方がいいんでしょうけどねー。けど、作品自体はたいへん面白いのでこの後も読んでみようかなーと思います。にしてもいとうのいぢのイラストってこんなだったっけ?とか思えてしまって面白いですな。アニメ版を見慣れているというのもありますが、今のタッチともだいぶ違うしw
2014年01月05日
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新井輝 『俺の教室(クラス)にハルヒはいない 2 』涼宮ハルヒシリーズを古典に追いやる本シリーズなのですが、年末に出て近くの書店で探したけどなくて楽天さんで購入。そしてお休み中に寝ながら読んだら1時間で読了してしまうというすごい作品です。1時間=1冊は「マリみて」シリーズだと普通にできるんですけどあの作品は基本的に1冊が薄いので分量的にはそんなでもない作品。この作品は普通サイズな分量があるんですけどねー。よく言えば読みやすい。悪く言うと…。まあ、読みやすいっていうのは基本的にはいいことだと頭を使わないで読みたい派のあきらっくは思うのですが、読んでて「中身ないから?」とか思ってしまったのは内緒です。内容的にはネタバレになるとアレなので書きませんが、タイトルに絡むネタだけ1つ。今回出てくる生徒会長が主人公に「『涼宮ハルヒの憂鬱』を読みたまえ」と言って貸してくれます。そこの会話が結構好きですね。思わず『涼宮ハルヒの憂鬱』を読んでしまいました。
2014年01月04日
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俺の教室にハルヒはいない [ 新井輝 ]昔々の話。FLYING KIDSという、イカ天出身のバンドさんがありました。1992年に「君とサザンとポートレート」という曲をだしてました。FLYING KIDSのボーカル浜崎貴司がたしか雑誌のインタビューかなんかで、楽曲タイトルに当時というか今もだけど人気絶頂の「サザン」が入っているというのを受けて、サザンオールスターズさんやユーミンさんはすごくて尊敬しているけど、僕らはその方々を古典に追いやって今のシーンを作っていかないといけない的なことをおっしゃっていました。元ネタ自体が20年くらい前なのでぜんぜん正確ではないですけどごめんなさい。単純にネタや文体を真似されるだけなら流行っているでいいんですけど、タイトルまでに使われるとその段階で古典化されるんだなーって思ったわけですよ。神棚に飾られてしまった作品ってことですね。それがいいか悪いかはアレなんですけど、消費されつくしたってことでしょうね。そりゃ谷川さんも続編を書きにくいわけだよなー。そんな「俺の教室にハルヒはいない」ですけど、いい意味であんまりハルヒ関係ないんですけど、ガンダムUCとかでてきます。「今日も『涼宮ハルヒ』は来ないみたいだな」教室の一番後ろの席はずっと空席。全く登校してこない謎の美少女がいるって噂だ。俺は前の席に座ってるが、謎も何もない。俺には物語みたいなことが起こるはずはないー。なのに幼なじみのカスガは声優への道を歩み始め、送った帰り道、俺は偶然アニメ脚本家のマコトさんに食事に誘われ、気づけば色々な業界の人達に囲まれていた!?とてもミラクルで苦くて、少しだけ甘い青春の物語、開幕。ネタバレするとアレなんですけど、学校に出てこない教室の一番後ろの席の人がだれかっているのはわかります。その段階でハルヒはいてしまうわけで、わかったことによってハルヒ的な記号は存在感がなくなります。2巻以降はどうするんでしょうね。そのハルヒ的キャラがハルヒ的動きをすればいいんでしょうけど、そんなことはないわなー。それにしてもFLYING KIDSはいいなー。動画検索して見まくってしまっております。
2013年11月25日
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僕は友達が少ない(9) [ 平坂読 ]購入履歴を見てみたら3月に予約購入しているんですね。そっから伸びて伸びてで8月に出ました9巻です。外伝があるので計10冊となります。読んでいながら言うとアレなんですけど、あんまり好きかというと結構微妙だったりします。「僕は友達が少ない」と言いながら友達いるジャンっていうツッコミを100人くらいはしていると思うんですよね。だって部活動的には女子6人(顧問の幼女含む)に対して男1名な部活でどうのこうのって、いくら主人公=鈍感設定でもありえねー。って思うのですが、ちょっとだけ文脈的に面白かったのはわざと鈍感にしてごまかしていたという主人公というところかな?そのままにっちもさっちもいかなくなって壊れた関係をどうやって再構築させるのかどうするのかで、作者さんも悩まれたと思うのですけど、さらに壊しにかかっているようで面白くなってきました。とりあえず、理科がいい味を出しているので、幸村さんにももっと頑張ってほしいです。
2013年08月18日
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『魔法科高校の劣等生(11(来訪者編 下))』 佐島勤 USNAの最強魔法師部隊『スターズ』総隊長、アンジー・シリウス少佐こと、魔法科高校交換留学生・リーナ。彼女の訪日と同時期に発生した『吸血鬼』事件は、彼らによる魔法科高校の襲撃、達也によるその撃退という結末で幕を閉じた。しかし『パラサイト』本体は『宿主』から抜け出しこの世界を漂い続け、そして次の宿主を見つけ出した。ヒューマノイド型ホームヘルパーロボット。付近にいた光井ほのかのパターンをコピーしたパラサイト=ピクシーは、その出自から、達也に付き従うことを決める。ピクシーからの情報により、『パラサイト』を理解した達也は、深雪らを連れ、残りの『パラサイト』を退治すべく、夜の青山霊園へと赴くが―。『最強の魔法師』と別次元からの『来訪者』を巡る激突は、魔法科高校を舞台に最終決戦を迎える!主人公無双なこの作品。いい意味で中二病全開といってもいいんじゃないかと思うのですけど、ここまでアレだとすがすがしいwなんかよくわからないままお盆期間に最初から読みなおしてしまった。いったいぜんたいどうやってお話をまとめるつもりなんでしょうか。けど、なんか面白い。変な作品だw
2013年08月16日
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中野キッドナップ・カンパニー [ 森田陽一 ]【内容情報】(「BOOK」データベースより)非合法の人捜し、人さらいを行う“誘拐屋”で仕事をしている少年、深草斜。そこに、ある少女をさらうよう依頼がやってくる。「…彼女は危険すぎる」少女の名は六根雫。彼女は「人の欲望」を見ることができ、その欲望を暴走させることができるという。雫をさらった斜は、彼女を狙っている組織から匿うため、一緒に住むことに。次第に距離が縮まっていく斜と雫。斜は彼女の目的を知る。「ウチにとって、この世界っていうのは、酷く生きづらいんだよね」絶対的な“間合い”の能力を持つ少年、斜は彼女を守り抜けるのか?中野を舞台に、森田陽一×しらびが贈る異能アクションストーリー!!森田陽一は前作の「双子と幼なじみの四人殺し」を読んでいたので購入してみました。ちなみに「双子と幼なじみの四人殺し」は4巻で完結した作品で、買ったわりに結構読み出すのに時間のかかる作品でした。たしか1巻を読んで、2巻は新刊時に買って読んでよーわからなくなって、3巻は2ヶ月くらい放置してから1巻から読み返しました。最終の4巻は今年の1月に出ていたのですが、先日まで放置していて、この作品を購入してから「あれ?もしかして終わった?」とか思って読みました。いや、面白いんですけどね。双子で幼馴染ってなんというかキャラクター的には立っているような気がするのですが、それがメインヒロインになってしまうと、幼馴染で双子なキャラクターがかぶってきてどっちがどっちかわからなくなるという難点が生じます。単なる幼馴染だったらキャラクターは対比できるんですけど、双子でもあるので、見た目は似るし、エピソードも似通うし、髪形とかで差異をつけようにも文章じゃわかりにくいし。それ以上に主人公の認識が基本的に双子=おなじもん、幼馴染=おなじもんってスタートするので、一気に読めばいいんですけど間が開くとわかりにくくなる。物語的にも最初は同一視していたものが、大人になるにつれて違いが生じる的なストーリーになりがちなのでなおさらです。なので、ライトノベルを書くときは気をつけよう!!誰が???そんな前作はおいておきまして、今作では「絶対的な“間合い”の能力を持つ少年」が主人公です。なんでしょうね、面白いんですけどヒロインの女の子の「「人の欲望」を見ることができ、その欲望を暴走させることができる」っていうのが、なんともなんともで、悪くないけどどうよ?って思ってしまって終わってしまった。前作よりも読みやすいと思いますけどね。
2013年07月19日
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大日本サムライガール 6 [ 至道流星 ]「ありがとう、みんな……。頑張るね……。精一杯、頑張ってみるからね……」 ついにアメリカ大使館に足を踏み入れた日毬と颯斗。二人を待ち受けていたのはアメリカ諜報機関の要人たちだった。国策について熟考する日毬に対しCIA、国防総省(ペンタゴン)、自友党、民政党、公安警察がそれぞれ共闘を申し出る。日米同盟、日中関係、核武装化……国際社会の企ての渦中で、日毬が選び取る未来とはーー!?目的は政治の頂点、手段はアイドルーー。至道流星の“政治・経済・芸能”エンタテインメント、千客万来の第6巻!!毎回盛りだくさんなネタを突っ込んでくるこの作品。とうとう最終兵器のデビューです。と、ネタバレになるので書く気はないんですけど、相変わらずなにげに楽しい作品です。ちーと説明臭いというかひけらかみたいなところがあるのですけど、知らない中学生が読んだら真に受けそうでこわいなーwそうそう、網戸を掃除しました。ちょっと部屋を見渡すとすっきりしていいかんじです。あとは購入した本棚を組み立てて本の置き場所を確保しなければ…。このいたちごっこはどうにかならんかのー?電子書籍化するとスペースが劇的に改善するんでしょうけど、そんな気もないしね。ライトノベルくらいならそれでもいいのかなー?タブレットデバイスとかに拒否反応はないんですけど、本読みとしては紙の本がいいんだよなー。けど、某先生に言わせたら「作家はパソコンで書いているのに、読むほうだけは紙じゃなきゃって言うのは単なるエゴだ」ってことなんでしょうけどね。
2013年07月17日
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笹本祐一 『ミニスカ宇宙海賊(パイレーツ) 10』来年映画化されることが決まっているこの作品。タイトルは微妙なんですけど面白いから好きです。宇宙空間に放置された部の備品・超光速ブースターを探してオデット2世に乗り込んだ茉莉香たちヨット部の面々は、至近距離でワープアウトする一隻の宇宙船を見つける。その船の名は「太陽帆船、オデット2世」!?謎の船の正体をつかむ間もなく、茉莉香たちに「空間擾乱」の膨大なエネルギーが襲いかかる!劇場版アニメは2014年2月公開予定の快調シリーズ、第10弾!この作品のいいところはキャラクター的にライトノベルっぽいような気がするようなふりしてちゃんと記号ではなく造形されているところがいいかんじです。SFの設定やそのお約束もしっかり守ってくれているのでライトSFなスペースオペラという感じで読めるところです。そしてアニメもタイトルは変わっているものの原作に近く作っていて、どっちもちゃんと見れて読める作品になっているところです。結構すっとばかすことがあるんですけど、わかってやっている感があるんですねー。映画ではどこの話をするのか知りませんけど、それはそれで楽しみー。
2013年06月25日
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アクセル・ワールド 14/川原礫川原礫さんの人気シリーズ「アクセル・ワールド」も14巻目となっております。まだまだ謎は深まるばかりというか、よくわからん登場人物もいて終わる気配がありませんw第1巻が2009年2月ですので4年くらいになるのかな?4年でこれだけでているというところがライトノベルという消費財(ほめ言葉)の優秀性を物語っています。今の世の中ではよほどのビックタイトル(某ハルヒとか)でないかぎり1年も出さなければ忘れられてしまうんじゃないでしょうか?3か月に1回発売して3巻までで人気をとらないとダメというシステムがあるんだかないんだかわかりませんが、大概はこのくらいのハードルになっていると思います。ってことは9か月。なんだかんだと1年くらいのプロジェクトになるのですね。もともとは新聞小説から始まった近代小説ですから(まあ、ちょっとちがいますけど、大衆化という意味ではあっているでしょう)、読者に消費してもらわないと意味がないのです。昭和40年代以降にあった中間小説ブームの時には月産1,000枚というのが超人気作家の証だったですけど、今ではそれを軽く超えるようなスピードの方もいらっしゃいます。これも皆消費物として消費者を飽きさせないために存在しているからと言えます。けど、前も書きましたけど、ライトノベルの消費スピードって1か月が限界です。某インデックスの作家さんのようにスーパー多作の人でも1か月に1冊が刊行スピードの限界です。これは作品を書くスピードという意味ではなく、刊行できるのが月単位でしかないからです。そこらへんがアニメ業界やマンガ業界と似て非なるところですね。マンガやアニメも売れようとしたら週刊ペースで発信しないといけません。毎週なんらかの発表を行わないといけないって、根本的に無理があると思っているのですが、売れる作品というのはやはり週刊連載や放映のものです。以前西尾維新の『刀語』という作品がアニメ化し、月1回1時間放送枠で発表されたことがありましたが、すごく売れたという話は聞いていません。私もよく見忘れてしまっていました。おそらく伝達される情報量によっているところもあるのでしょう。もしくはより想像力を使わないと理解できない小説というメディアのおかげかもしれません。まあ、単なる週刊に慣れた自分たちの問題かもしれませんけど。そんなわけでアクセル・ワールドとソード・アート・オンラインを両方交互に刊行している河原さんはすごいなと。けど、登場人物がおおくて忘れちゃうけど読み返す暇がない。こまったもんだ。とりあえず人間関係はあまり考えずに「ハルユキハーレムだと思っておけばOK」という前提で読んでいます。
2013年06月09日
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない(12) [ 伏見つかさ ]価格:662円(税込、送料込)5年間続いた高坂京介氏の妹のろけ話ですが、完結です。なにげにいまやっているアニメのBDorDVDに10年後の話を乗っけているそうで、商売上手だなぁ。この作品のおかげ(?)で「○○の○○が~」なタイトルが増えたと言われています。それくらいに影響力のあった作品となりました。いまやっているアニメを見ていて思うのですが、後半戦(アニメでいうと第2期)になってくると、だんだん妹から京介氏に焦点が変わってきて、なんだそのリア充な兄貴はってかんじになります。まあ、しょうがないと言えばしょうがないですけど、小説だとそこらへんはスルーできるんですけど、アニメだとなんかうざくてというかこっぱずかしくて見れん。なのでBDorDVDの特典があるとはいえ買う気にいまいちならないのよね。ということで、小説も終了してアニメも佳境に入ってきたので改めて見直し読み直しすると楽しいかなと思います。伏見さんおつかれさまでした。
2013年06月07日
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暦物語 [ 西尾維新 ]西尾維新さんの作品は好きなのですが、読めていない作品なんかも結構あります。悲鳴伝・悲痛伝は買っているけど読んでないなぁ。物語シリーズも最初のころまではしっかり読み返したりしていたのですが、セカンドシーズンになったらついていけなくなった。作品自体は好きなのでいいんですけど、巻数が上がっていくと抜けているのか、抜いているのかわからん話が入っててわけわからん。とりあえず扇ちゃんの出会いって出てないよなぁ。虎ってなんだ??臥煙伊豆湖さんはどういうかんじだったっけ???などと思ったりしている今日この頃。なにげに本に挟まれていたTV版のセカンドシーズンのチラシ(?)に載ってた成長した八九寺がちょっとショック。
2013年05月20日
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(6) [ 渡航 ]最新刊は7巻なんですけど、6巻の文化祭ネタのなかで出てくるコトバが結構好きというか、しみじみしちゃった。なんというか、本当にその通りなんだよねー。『あれ? ヒッキー、仕事終わったの?』『仕事ってのはやめることはあっても終わることはねぇんだよ』『何言ってんの?』主人公:引企谷 八幡ヒロイン(複数いるけど):由比ヶ浜結衣そうなんだよね、仕事ってあきらめてやめて帰ることはあるんですけど、終わることはないんですよね。しくしく。
2013年05月08日
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【送料無料】やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 [ 渡航 ]今年の春アニメでやってて、アニメを見ていたら結構面白かったので原作ライトノベルを読んでみました。孤独に負けず。友達もなく、彼女もなく。青春を謳歌するクラスメイトを見れば「あいつらは嘘つきだ。欺瞞だ。爆発しろ」とつぶやき、将来の夢はと聞かれれば「働かないこと」とのたまうーそんなひねくれ高校生・八幡が生活指導の先生に連れてこられたのは、学校一の美少女・雪乃が所属する「奉仕部」。さえない俺がひょんなことから美少女と出会い…どう考えてもラブコメ展開!?と思いきや、雪乃と八幡の残念な性格がどうしてもそれを許さない!繰り広げられる間違いだらけの青春模様ー俺の青春、どうしてこうなった。青春ラブコメな作品として見ていても面白いか面白くないか微妙なところなのですがw千葉つながりで妹ものとして読むと「ありえん」としか思えない。けど、この主人公の微妙なひねくれ加減が痛くて面白い。思わず自分の学生時代を思い出してしまったわ。まあ、あきらっくさんの場合は高校いってないので完全一致とかはないんですけどね。けど、ひねくれた高校生を高二病っていうのはどうかと思うぞ。それと、何気にかわいそうなのは主人公がアニメ化されるにあたって、あきらかに残念な目つきになっていることが笑えました。小説内では容姿的にはスペック高いと何回か書いてあるんですが、アニメではセリフではあるものの、そうは思えない残念さ。扱いの悪さにちょっと泣けました。うーん、BDほしいかも。
2013年05月07日
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ライトノベルは好きですか? ようこそ!ラノベ研究会 [ 大橋崇行 ]うっとこの大学もそうですけどライトノベルやらアニメやらで卒論とかが書けるってすごい世の中ですね。指導教官さまのご苦労がしのばれます。あきらっくが大学生だったころはまだ現代文学をやるのも微妙なラインで、明治から戦前くらいが安全パイで、平安だとかの古典文学のゼミ生も多かったころです。それでも師匠のおかげで現役作家さん(当時)を題材にして卒論を書かせていただきました。現代作家さんはまとまった資料が少ないので大学3回生で「国会図書館」「大宅壮一文庫」「近代文学館」行くようになって、4回生の頃は親に「就職活動」と嘘ついて通いました。だって発表雑誌を漁らないと資料がないんだもん。他の論文や評論があれば参考にもなりやすいんですけどそういう比較資料がないというのは学生レベルではつらいんじゃないかなと思ったりしました。とまあ、20年くらい前の話だから自分自身のトシの取り方に悲しみを覚える今日この頃。さてさて、そんなうちの師匠のからみでリアルでお会いしたことはないんですけどお知り合いをさせていただいている某先生の研究会がらみで本が出るということで購入させていただきました。読まさせていただきました。だいぶ面白かったです。あきらっくの場合は「児童文学」→「少女小説」(姉貴の影響)→「大衆小説」「SF関係」→「ライトノベル」と流れているので、新井素子さんやら氷室冴子さんも通過しています。BLはよーわかりませんけどね。そういや、いいトシしてライトノベルに入るきっかけはコバルトの某作品だったですねお姉さま。作品中でライトノベルの定義をいくつか書かれていて、こういうジャンル論争って楽しいけどきりないのよねってSFをくぐっていたあきらっくは思うわけなのです。SFの場合は児童文学・SF専門誌・ミステリ寄生から大衆小説のジャンルに作家さんがステップアップするにつれて拡散することでSFとしての境界線があいまいになっていきましたが、ライトノベルの場合はまだレーベルくくりが残っているのでジャンル分けしやすいように思います。じゃあ、レーベルに書かれているものがすべてライトノベルだとすると西尾維新とかはどうなるの?っていうのは作品中にも書かれていましたね。そう考えていくと一番しっくりくるのは書かれていましたが「中高生を対象とした小説」かなーって思います。そこから派生して「主人公もしくは主要登場人物が中高生」で必然的に「学園もの」などが多くなるという感じかな?昔はジュブナイル小説というジャンルがそこにあたっていたように思いましたが、どこ行ったんだ??なんとなくジュブナイルというコトバ自体が衰退している前提で、ジュブナイルの対象年齢が低年齢化して、そこの穴埋めをライトノベルがしているような…。そう考えると、この作品『ライトノベルは好きですか? ようこそ!ラノベ研究会 』は青春小説ではあってもライトノベルじゃないってなりますね。主要登場人物が大学生で、しかも4回生とか大学院生とかだしw。けど、そこを外すと作品が成り立たないからしょうがないか。ってライトノベルとして書いてないからいいんですよね。これを読んでいて思ったのですが、ライトノベルの成立において、どこからがルーツなのか知りたいとか思いました。作品的なルーツではなくてジャンル成立的なルーツなんですけど…。ライトノベルって基本的に「書き下ろし」メインで雑誌発表はほとんどありません。あってもメインのお話ではなくて、派生する短編とかです。よくまあそれであれだけ売れるなぁって思うのですが、なぜにそうなったかのルーツとそれでも売れるための戦略戦術が知りたいかな。というのも、マンガの利益構造は雑誌掲載を広告宣伝素材として単行本で利益を得るという構造です。これはジャンPさんの発行部数が200万部代なのに某海賊マンガの単行本初版が400万部クラスというわけのわからなさにつながっています。ジャンP単体では利益は出なくて単行本化されて初めて利益が生じる形です。ちなみに今の深夜アニメも似たような構造ですね。1本2000万円くらいかかるアニメを地上波やBSで無料放送すると単純に1クールで2億6000万円。それをDVDなどのパッケージで回収しています。13話を+1話して7巻くらいで発売して、5000円で売ると1シリーズ35,000円。1万本売れるとヒットといわれますが、1シリーズ1万本売れれば3億5000万円の売り上げになります。ってまあ、そんなに単純ではないですけど。これは戦前より続いている小説の販売方法といっしょです。雑誌をベースに発表機会を作って→本を販売して回収する。ジャンルができて→雑誌が売れて→単行本が売れて→そのうち雑誌が売れなくなる→ジャンル自体が衰退するこんなサイクルが純文学→大衆文学→マンガ文化→アニメ文化が踏襲しているようなかんじです。ところがライトノベルの場合は核となるものが最初から単行本です。どちらかというと、広告宣伝としてはメディアミックスとして同一ジャンルのライトノベルの世界から引っ張るのではなく、マンガやアニメを利用してユーザーを引っ張ってきているともいえますが、あくまでスタートは単行本なのです。単行本が売れないとアニメ化もマンガ化もされないもんね。(例外ありますけど)雑誌自体にパワーがなくなっているのでというのもあるんですけど、ここらへんのビジネスモデルを行うこと自体のリスクってあるはずなんですよね。しかも出版社さんは小説で成功事例を持っている。これを利用していない(もしくは利用したけどやめちゃった)理由や経緯は知りたいところです。少女小説もたしか基本は書き下ろしだったような気がするので、そこらへんの影響かなーって思うのですが、それだけではないビジネスモデルがライトノベルにはあるなぁって思います。というか、少女小説があれだけ売れたのってなんで??って今になって思うわ。どうやってみんな情報を得てたんだろ。雑誌のコバルト一択か?というわけで、いろいろ考えさせられて面白かったですー。どうしても流して読むのが多いけどこういうのもたまにはいいなぁ。
2013年04月28日
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